【日付】2011年10月30日(日)
【山域】鈴鹿
【メンバー】行き単独、帰り数名、最後5名
【天候】小雨、曇り、のち、雨
【ルート】黒滝公民館7:30---田村川林道---8:15橋、田村川起点---8:40割谷出合---割谷左岸尾根---10:00県境縦走路分岐---10:05御所谷分岐---10:35仙ヶ岳10:45---11:15御所谷分岐---12:00グミの木平13:00---13:10小太郎谷出合---13:25舟石---13:45ベンケイ---14:15ベンケイブナ---14:55惣王神社---15:00黒滝公民館
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今日は、ヤブコギネットオフ会の日。場所は、御所平の西側のグミの木平。天気予報は良くなかったので、中止かと思ったら、前日の予報の降水確率が、いったん20%にまで下がったので、決行になった。
どこから登るか?集合時間は11時30分。仙ヶ岳まで行って戻ってこよう。ベンケイからピストンするのは、面白くない。割谷右俣あたりを確認してみたい。とにかく、田村川林道を歩くことに。
黒滝公民館に車を停めさせていただく。すでに車が1台。本日の参加者。小太郎谷を登られるとのこと。
田村川林道を延々と歩く。小雨。傘をさして歩く。紅葉は、それほどでもないが、ところどころ、赤や黄色の木がある。歩いていて気持ちがいい。小太郎谷を越えたところで、車が1台、通過して行った。工事関係者らしい。
1時間近く歩いたところで、林道は、田村川右岸から、左岸に渡渉する。かつ、それまで、ほとんど平坦だった道が、少し傾斜して登っていく。ここからは一般車進入厳禁。ところどころ、道が崩壊した跡があるが、すでに、補修してある。工事関係者の車が2台通過。一台は軽。一台は重機を回収するらしい大型車。
橋から、3つほど尾根足の出っ張りをまわったところに割谷の出合があった。1時間10分。少し休憩して、割谷に入ってみたが、歩きにくそう。一応、沢靴だが、仙ヶ岳に寄るには、時間にそれほど余裕があるわけではないし、割谷左岸尾根の取り付きは、植林で、比較的、登りやすそう。谷歩きはやめて、尾根を歩くことに。
最初は、少々、傾斜があるものの、足場さえ確保してたどっていけば、踏ん張る必要はなかった。そうは言っても、急なので、汗が出る。しばらくで、傾斜が緩む。植林がいったん終わる。
古い鹿よけネットが、張ってあった。登るに従い、両サイド、鹿よけネット。最後は、はさみこまれ、行き止まりになっていたが、ネットが破れていて、簡単に通行できた。
そこからは、気持ちのいい自然林の尾根道。まだ、少し早いのか、もみじは緑色だったが、紅葉、黄葉している木もある。絨毯というほどではないが、黄色い落ち葉。
木々の間から、左には、仙ヶ岳。右には、遠く、能登ヶ峰、鹿の楽園が見えた。
ピークを越えたところで方向を変える。もうひとつピークを越え、次のちょっと高いピークは、獣道か、巻き気味にトラバース踏み跡があったのでそこを歩く。これがいけなかった。なにか方向がおかしい。自然と県境縦走路に入ってしまった。仙ヶ岳への分岐は、ピークの上だった。
もどって、ピークから仙ヶ岳に向かう。すぐに、御所谷分岐。あとは、仙ヶ岳に向かってがまんして登る。途中、上から人が降りてきた。やはり今日の参加者。野登から来たとおっしゃる。帰りは、自転車とのこと。オフ会に参加しないの?方向反対!と聞かれるので、仙ヶ岳に寄ってから会場に向かうと伝える。
仙ヶ岳、頂上。少々ガス気味。東峰はかすかにしか見えない。しかし、休憩していると、ガスが切れた。南尾根が見えた。そこそこきれいだ。時間がないので、急いで戻る。雨が降ってきた。カッパの上だけ羽織る。御所平にあがり、延々と歩く。能登ヶ峰はガスのなかにかすかに見える。
県境縦走路が直角に曲がるところのその先少し降りたところにタープが張ってある。みなさん集まっていた。30分の遅刻。幸い、主催者もちょうど来られたところで、これから始まるところだった。
残念ながら、雨が、それまでの小雨から、少々本格的になってきた。皆さん傘をさして、順番にご挨拶。予定では、13時30分、解散だったが、天気が悪いので、記念写真だけ撮って、お開き。あと、2時間ほど、雨が降らなかったらよかった。
皆さんと、雨の中、舟石、ベンケイ、惣王神社へ下山。ベンケイブナが本当にブナの木か話題になっていたが、ブナの実を拾ってくださった。本当にブナの木だ。
皆さんに、久しぶりにお会いできたし、田村川を詰めることもでき、天気の割には、充実した歩きでした。主催者、関係者に感謝です。