【 日 付 】2022年11月22日
【 山 域 】 熊野市紀和町
【メンバー】会社の山友おB2名+家内+自分 計4名
【 天 候 】 快晴 降水確率0% 気温平年より高め
【 ルート 】 津~紀勢道~R42~R311
会社をリタイアして第2目。
さあ、これからは当分自由に過ごさせてもらおう
以前から気になっていた熊野の風伝おろしと雲海。
雲海の見れる条件で、1)と前日に雨が降る 2)夜気温が下がって冷え込み当日は晴れる
この程度しか調べていないが、とにかく自然現象は現地へ行ってみないと分からない。
高速を走らせている車中で、もし見えれなかったら熊野の観光に切り替えようと考えていた。
丸山千枚田、赤木城址、湯ノ谷温泉、トロッコ列車などが候補だった。
R42からR311に入って山に向かっていると、突然目の前に風伝おろしが現れた。
道路の少し広めの路肩に車を停め写真撮影。
後ろを走っていた車も私の後ろに駐車してカメラを構えて外に出てきた。
皆さん撮影場所に歩いてカメラに収める。
やったー
空振りではなかった、良かった。
ニュースやネットで見ていたが、やはり生で見るべきだ。
周囲の天気は快晴で青空。
雲が山の稜線に沿って流れている、不思議な自然現象に感動。
気分を良くして今度はメインのツエノの雲海へ車を走らす。
R311は数年前に木津呂のUFOを見に行った時に走っている。
ある程度と土地勘は分かっていたがツエノの雲海絶景ポイントまでなかなかたどり着かない。
これだけ有名な観光スポットなのに道路案内は一切何もない。
しばらく走るとなにやらガスの中を進むことになる。
あとでわかったが、雲海の中を走っていたのだ。
やっと目的地のツエノ峰に向かう林道を見つけて高度を上げながらダート道を上っていると、突然雲海が出現する。
なるほど、ここの雲海は盆地の中に沸き上がった雲なんだ。
もう遅くて無理かと半ばあきらめていたので嬉しくて飛び上がりたくなる。
絶景ポイントはパラグライダーの飛び出しポイントとなっている。
下の地面は飛び出しやすいようにけっこうな斜度がついている。
小さい子供はもし転んだら下の林の中に落ちてしまう危険あり。
パラグライダーが飛ぶので柵やロープ類は一切ない。
雲海を十分に満喫していると、なんと徐々に雲海が消えていく。
消えかけて20分程度で雲海は完全に消えてなくなり、盆地の下には田んぼや住居が見えてきた。
なんと不思議な自然現象なんだろう~。
今日は念願だった風伝おろしとツエノの雲海の両方を見ることができてラッキーな一日だった。
これを見るために何度も訪れている人にはなにやら申し訳ない気分だった。