日 程: 4月10日
天 候: 晴れのち曇り
場 所: 六谷山、キラズ山
https://maps.gsi.go.jp/#15/36.458621/13 ... z0r0s0m0f1
コース: 杉山トンネル駐車場所(06:20)~六谷山(10:45)~キラズ山(13:50)~猪谷~杉本バス停(17:10)
昨日のオフ会で賞味期限切れでもって話でしたので、かなり古いレポですが、、、
本当は雪が溶けた後にしかったのですが、今の時期でしたら逆に池ノ山への周回コースを考えて杉山トンネルの南側に向かいます。
杉山トンネル南側にある駐車スペースに車を停めさせてもらって登り始めると、急斜面な斜面の中に石積みと杉林。
さらに進むと少し進むと道跡。この道跡はトンネルの向かい側まで続いているのでしょうか?
杉林を抜けると笹が生い茂っていますが、食べごろの根曲がりは見当たらないので、心配は少し減りました。
800m辺りの平坦地の末端辺りでは背丈ぐらいの笹の海でしたが、もう少し進むと丈が低くなり、密度も薄くなりました。
あたり一面は若いブナと薄い笹原で、奥美濃辺りの歩きやすいあたりとよく似た雰囲気です。
北側の高点800mがある緩めの斜面も少し気にはなっていましたがここから見る限りこちらと同じような感じに見えます。
P998を過ぎて1050m辺りを過ぎたところで左手側に折れます。
P1175への尾根よりもその西側斜面のほうが気になっていたのです。
1000mから1050mあたりの少し広くなっているところに寄り道します。
斜面の崩壊地跡って感じしませんか?
西側の展望がよいところがあったり源流の雰囲気は悪くなかったりしますが
わざわざ行くほどの場所でもなかったかなと思います。
途中大きめの岩がちらほら目につきます。
右手上方をを見ると、地面や植生の感じが水平線を境に変わっています。
ニンチバイアスってやつですか?
右手斜面を登って目的地だった1120mの平坦地。
分かってはいましたが、一面残雪。やっぱりフライング。
ただ、わずかに地面が見えたところでは期待していたとおりミズバショウの芽。
そういえば10年前のハンノキ平や2年前の三頭山南面もまだ雪の下でした。
もしかして私ってばイクノハヤイのですか?
その後は県境を進んで六谷山へ。この先はずっと雪の上を歩きます。
それほど期待していなかったのですが、きれいなブナの林がずっと続いています。
若いブナ中心ですが時々太めのブナが群れているところもあります。
反射板を過ぎて山頂に着けば、目の前には北アルプスの大パノラマ。
視界をさえぎるものもありません。
当初計画では、このまま県境を池ノ山までって考えていたのですが、南を見ると、池ノ山ははるか遠く。
休憩入れてしまうと、計画変更です。大池谷源流部を1050mあたりまで下って左手を登り返して再び県境。
ここで今からのコースを少し逡巡。キラズ山経由にした場合の一番の懸念は、杉山トンネルです。
スノーシェードのところは歩道ありますが、トンネル部分は車道しかないのです。
キラズ山は別コースからの予定だったのですが、計画変更して、県境を西に進みます。
獣道っぽいのを適当に進んでいくと途中から残雪。
六谷山では晴れていたのですが、だんだんと雲が広がってきています。
こっちでよかったかなと思いつつ進んでいくとキラズ山山頂に到着。
キラズ山は、猪谷の舟渡あたりにもでかでかと案内看板などもあり、
ちゃんと整備された道が延びています、といっても今は雪の下ですが。
左手は植林ですが尾根道にはブナ林が続いて、大きめのブナも点在しています。
赤マーキングに導かれて進んでいくと登山口到着。
途中の林道、ショートカットなどしますが、道路進みすぎたりなどあって舟渡あたりに下山。
この先、長い道路歩きにはなりますが、この時期の山里でしたらさして苦にはなりません。
まだ水の張られてない田圃のあぜ道にはつくしがいっぱい。
道祖神が道行く人を道端で見守ってくれています。
日が傾いてくるとこの谷間では寒さが強く感じられます。
駐車場までまだしばらくあるなと思いつつ横山トンネルを抜けたところでバス停。
時刻表を見ると次は17:19。時計を見ると今は17:10。テンユウですね。
気持ちいい締めくくりになりました。
oku