毎日朝5:00前から1時間20分ほど近くの山を歩いて体力維持に努めていますが、レポできるような山歩きができておりません。
7日(水)、午後はテニスがあるので丹波の篠見48滝へ様子見がてらヒカゲツツジの写真を撮りに行き、急いで帰って
テニスコートへ行くと、休館日でテニスができず。こんなことならもっと歩いておけばよかったと惜しむことしきりでした。
ヒカゲツツジは盛りだったので、もう4日も経ったからピークはかなりすぎただろうなと思ったものの、遠出の気力は出ず、
しっかり歩くつもりで出かけてみました。コースはいろいろ考えたものの、やぶこぎに投稿できるくらいは歩きたいと思い、
毘沙門山、八ヶ尾山、アサルガイチ山周回を予定し、しんどくなったらどこからでも降りるつもりのお気楽登山と考えました。
駐車地(八ヶ尾山登山口)6:45-7:04毘沙門山登山口ー8:24毘沙門山8:41-
9:31八ヶ尾山登山口ー11:37サルガイチ山12:16-12:59駐車地
- 本日のコース
家を5:30過ぎに出発、外気温は6度くらいでしたが、八ヶ尾山登山口に近づくと1度と結構寒かったので、レインウエアを
取り出しダウンのジャケットを着て出発しました。まず小原の集落の中を歩いて国道を越え、毘沙門山の登山口へ来ます。
駐車場には予想外に神戸の軽が1台止まっていました。100mくらいで登山道から離れ、小川を渡って南の尾根に取りつきます。
一登りで尾根に着き東へ登り、毘沙門山の南尾根に登りつきます。そこからはしっかりした道を北へ登って行きます。
途中でヒカゲツツジがありましたが少し終わりかけで遅かったかとがっかりです。途中の鞍部で登山道へ合流し、すぐに尾根
直登との分岐にきます。この尾根は岩場で少し危険ですが展望がいいのでいつも利用します。毘沙門山頂上直前で危険な
岩場があり、私は「ナイフリッジ」と名付けたいですが、定着するのかなあ。この尾根の上の方ではヒカゲツツジはほぼ満開で
ジャストタイミングで、今日来てよかったな~と気分が高揚してきました。
- ナイフリッジ
- ナイフリッジの東側 手前のステップの先の一歩が7~80cm下で踏み出せない
- ナイフリッジ手前のヒカゲツツジ 奥は雨石山
毘沙門山頂上から東へヒカゲツツジのトンネルを抜けますが今までで一番きれいでした。写真は撮っても撮っても撮り足りま
せんが、切がないし先が長いので戻ります。頂上からの下りには両側がヒカゲツツジの壁の間を歩くハイライトがあります。
送電線の下のところにも撮影スポットがあります。CA540のところで登山道は左下方へ降りて行きますが、八ヶ尾山へ最短で
行きたいので、まっすぐ小ピークへ登り、そこから北西の尾根を降りて行きます。その先は踏み跡ははっきりしませんが藪は
なく、左手に八ヶ尾山見ながら北西へ降りて行くだけです。下の方で落ち葉の下がガレで歩きにくいところがありますが大した
ことありません。国道を渡って府道に出、少し西北西へ行くと橋があり、川の西側を少し戻ると獣柵があり、針金を外して
通り抜け元へ戻します。
- ヒカゲツツジは満開
- ハイライト ヒカゲツツジの回廊
ここから南東に延びる尾根に登りつくまでがしんどく、毘沙門山だけにしておいた方が良かったかなと弱気なりましたが、
車に戻るにはとにかく八ヶ尾山に登るしかなく、踏み跡のない急な斜面をとにかくゆっくり一歩一歩に集中しました。
やっとの思いで尾根に登りつきましたが、そこから頂上まではやっぱり緩いですが登りの連続で、もう周回は縮小して頂上から
駐車地へ降りようと思っていました。頂上へ着くと若者が一人昼食を取っていました。頂上から見ると真っ青な、雲一つ無い
気持ちのいい青空が広がっています。今日はヒカゲツツジのタイミングもいいし、ここから西への尾根上にもヒカゲツツジの
ポイントが多いので、このまま降りるのも惜しくなり、足が重いですが尾根を西へ向かいます。やはり期待通りで写真を一杯
撮りながら鞍部へ降りたところで先ほどの若者が追いついてきて、昨年から山登りを始めたけれど、途中の岩場は結構怖かった
ですと言いました。それは慣れていないだけでこういうところを何度も歩けば、慣れてきてもっと上の山へ登れるように
なりますよと私の経験を話して励ますと頑張りますと言って、意外と早いスピードで去って行きました。若いということは
羨ましいですね。
- 遠くの目立つ山は小金ヶ嶽と御嶽
もうかなりしんどくなっていたので、途中の鞍部から谷を降りて行けば駐車地へ容易に下りられなあとまた弱気がもたげました。
しかし、以前歩いたときサルガイチ山の尾根にもヒカゲツツジがあったのを思い出し、このまま機会を逃すわけにはいきません。
老いた体に鞭打ち48滝への鞍部へゆっくり登って行きます。鞍部からサルガイチ山の北東をトラバースする道があり歩いて
いきましたが、以前の逆方向から登った記憶ではこんな道はなかったので、谷へ降りて行くと思い、道を外れて頂上へ登り
頂上へ着くと山名表示がありました。更に尾根を歩いて行くとまたピークがあり、そこを少し降りたところで昼食休憩しました。
ここまでほとんど休みになしでした。
- ヒカゲツツジ
さて歩き出そうとしてよく東を見ると、八ヶ尾山との間に明瞭な東南に延びる尾根があります。おかしい、以前の記憶では
間の下方には弁天池以外、こんな尾根はあったはずがない。地図を出して確認するも記憶と地図が合いません。散々検討した
結果どうやらサルガイチ山から東南の尾根を来たのではなく、西南西の尾根のP635の先へ来ていたようでした。危ない危ない。
サルガイチ山まで戻って確認すると鋭角に南東へ向かう踏み跡がありました。逆方向に歩くと記憶がかなり違いますね。
後は迷いなく弁天池の西の谷へ降りつき、池の脇を通って駐車地へ戻りました。疲れましたがヒカゲツツジのベストタイミングで
写真が撮れ満足の山歩きとなりました。途中で諦めて短縮していたらやぶこぎへ投稿できませんでしたが、これなら及第点を
いただけるのではないかと投稿します。