【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

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Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by わりばし » 2021年2月27日(土) 09:02

おはようございます、yamanekoさん。

 久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。

私も水曜日の朝にここに車を停めて登り始めました。方向は違いましたが・・・
火曜日の休日も妙理山を考えたのですが、翌日もここに出向くからという取るに足らない理由で若丹国境尾根に向かってしまいました。

三重嶽の翌日のロングラン山行の起点がここでしたか。

横山岳
横山岳

> 白山妙理権現は白山の神である白山権現のことで、十一面観音菩薩の化身とされている。

そうだったのですか。
昔から湖北のこのエリアには十一面観音様を拝顔しに昔から数えきれぬほど足を運んでいます
渡岸寺はいうに及ばず、石道寺、それから医王寺の十一面観音は実に素晴らしいと思います。

いい十一面観音がありますね。
平安時代の十一面観音は、血が通っているというか人間味があって好きです。
時代が下っていくと妙によそよそしい感じがします。

satoさんのレポに対するコメントで紹介した伊吹山大平寺の円空仏も1m80の大きな十一面観音です。

>十一面観音の頭上には、眉を吊り上げ口を「へ」の字に結んだ顔、結んだ唇の間から牙を現した顔、大口を開けて笑っている顔などがあり人間味があって好きな仏だ。

大笑面が真裏にあるというのも意味深長ですね。
大笑面を拝顔することができる十一面観音は滅多にないのが残念です。

なかなか後ろから見れませんね。
大平寺の十一面観音も真裏は見れなかったです。
三重には多くの十一面観音があります。
飯高のスーパー香肌近くの東漸寺には鎌倉時代の十一面観音があり
津の閻魔堂には2m40の円空作十一面観音立像があります。


>分岐を南に一気に下っていく。稜線が細く雪庇が出てる所もあるが問題なく進む。あまり歩かれていないようで、ヤブがうっとうしく時たま出てくる放置植林も枝が伸び放題だ。横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。

この尾根は昨年の秋、無雪期に大黒山へと縦走した時に通過しましたが、尾根上の杉の樹が悉く倒れたのではないかと思うほど倒木の状態が酷いものでした。倒木が処理されたとは思えないのですが、雪のせいで倒木地帯の通過が楽になったのでしょうか?

あんまり変わっていないと思います。
枝が伸び放題の放置植林です。
積雪の分、楽にはなっているとは思いますが・・


七々頭ヶ岳
七々頭ヶ岳

>横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。

実際、風もなく、心地いい日和でしたね。ほぼ同じ頃、その上谷山からbiwa爺さん、kitayama-walkさん等と共に妙理山を眺めたおりました。

そうみたいですね。
皆さん同じようなことを考えているんですよね、ヤブメンは。
:mrgreen:

上谷山
上谷山

>上丹生では陶磁器を飾り付けた3基の山車が出る曳山茶碗祭りもあり、培ってきた文化レベルの高さがうかがえる。

茶碗祭り、滅多に開催されないですよね。一度だけ、茶碗祭りに足を運んだことがありますが、確かに長浜の豪奢な曳山祭りと異なり、非常に奥ゆかしい雰囲気の祭りでした。

茶碗祭り見られましたか。
いいですねえ。
木地師の多い山域での、茶碗祭りとは何か意味合いがあるのでしょうね。

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by yamaneko0922 » 2021年2月26日(金) 21:11

わりばしさん ご無沙汰です。

 久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。

私も水曜日の朝にここに車を停めて登り始めました。方向は違いましたが・・・
火曜日の休日も妙理山を考えたのですが、翌日もここに出向くからという取るに足らない理由で若丹国境尾根に向かってしまいました。

>1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、今回は妙理の谷を周回することにした。

先日、アオバトさんのコメントにレス返しながらこの妙理山の由来はなんだろうとふと疑問に思っていたのでした。

> 白山妙理権現は白山の神である白山権現のことで、十一面観音菩薩の化身とされている。

そうだったのですか。
昔から湖北のこのエリアには十一面観音様を拝顔しに昔から数えきれぬほど足を運んでいます
渡岸寺はいうに及ばず、石道寺、それから医王寺の十一面観音は実に素晴らしいと思います。

>十一面観音の頭上には、眉を吊り上げ口を「へ」の字に結んだ顔、結んだ唇の間から牙を現した顔、大口を開けて笑っている顔などがあり人間味があって好きな仏だ。

大笑面が真裏にあるというのも意味深長ですね。
大笑面を拝顔することができる十一面観音は滅多にないのが残念です。

>分岐を南に一気に下っていく。稜線が細く雪庇が出てる所もあるが問題なく進む。あまり歩かれていないようで、ヤブがうっとうしく時たま出てくる放置植林も枝が伸び放題だ。横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。

この尾根は昨年の秋、無雪期に大黒山へと縦走した時に通過しましたが、尾根上の杉の樹が悉く倒れたのではないかと思うほど倒木の状態が酷いものでした。倒木が処理されたとは思えないのですが、雪のせいで倒木地帯の通過が楽になったのでしょうか?

>横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。

実際、風もなく、心地いい日和でしたね。ほぼ同じ頃、その上谷山からbiwa爺さん、kitayama-walkさん等と共に妙理山を眺めたおりました。
上谷山から妙理山を眺めて
上谷山から妙理山を眺めて

>上丹生では陶磁器を飾り付けた3基の山車が出る曳山茶碗祭りもあり、培ってきた文化レベルの高さがうかがえる。

茶碗祭り、滅多に開催されないですよね。一度だけ、茶碗祭りに足を運んだことがありますが、確かに長浜の豪奢な曳山祭りと異なり、非常に奥ゆかしい雰囲気の祭りでした。

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by わりばし » 2021年2月26日(金) 06:03

おはようございます、アオバトさん。
久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。アオバトさんも妙理山に同じルートで登るそうだ、私は七々頭ヶ岳まで歩き周回するので先に行かせてもらった。
 この日は、当初は別のところへ行く予定だったのですが、いつも一緒のタイラさんが来れなくなって行き先変更で、MKさんを妙理山へご案内することになり、11日に続いて今年2回目の妙理山でした。
あ、誰か先客がいるなと思ったら、わりばしさんだったので、びっくりしました。リフターのないクラッシックがカッコいいなぁと思いました。

本当に偶然でしたね。
三重ナンバーの車を見てもしやと思いましたが・・

スノーシューを買い替える気は満々なんですが
クラッシックが丈夫なんです。

1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、
 そうなんですね。余呉トレイルクラブで何回も連れてきてもらいながら、あまり詳しく知りませんでした。でも「妙理山」というなんだか雰囲気のある名前に惹かれていました。

白山信仰が根付いている地なので、越美の山々には関連する所もおおいです。
横山岳が見えるが少し霞がかかった感じで、その奥の左千方が白く光っている。ブナの森が続く尾根には時たま大木が見られるようになり、白い稜線には獣の足跡が続き先導してくれていた。東妙理山まではまじかに安蔵山を感じ、青空とブナに癒されつつ歩みを進める。
 すぐに左千方の展望台が現れましたね。11日に眺めたときより、さらに白く光って見えました。最初は雑木だった森にだんだんブナの木が増えてきて、尾根が広がって波打っているところは、ほんとに気持ち良かったです。

ここから見える山々の中では、ひときわ際立っていましたね。
今年は除雪も早いようなので、行けるといいなあ。

P2210015.JPG
長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。
 わりばしさんに追いつかないかなぁ、なんて思っていたのですが、登っても登っても、ぜんぜん追いつかなかったです。

一度、アオバトさんの姿が途中で見えて追いつかれるかなと思いましたが。
山頂へ一番乗りだったが、すぐに椿坂から上ってきた夫婦が到着した。
妙理山から来た道をもどり七々頭ヶ岳への分岐のあたりで、アオバトさん達と出会った。
 なんとなく話し声が聞こえたような気がして、そのあとすぐにわりばしさんが下って来られたので、
このご夫婦とお話しされていたのが、風に乗って聞こえてきたのですね。
七々頭への分岐から先へ下って行かれる前に、お会いできてよかったです。

昔はバリバリ登られている感じで
京都の方のようでした。
いつまでも山と友達でありたいものです。


P2210020.JPG
メモ帳に到着時間を記入している姿が新鮮だった。学生時代からメモ帳に記入する習慣があったが、写真やGPSの記録で後から確認できるのでメモ帳を持たなくなってしまった。便利にはなったが、何か大切なものを置き忘れてきた気がする。
自分の手で直筆することが、本当になくなってしまいました。なんかちょっと寂しい気がしながらも便利な方へと流されてます。

手帳がなければ。
串田孫一、上田哲農のような山の随筆も生まれてこなかったと思うんですが・・
持ちたい気持ちがあっても
たぶん持たないだろうな。
:mrgreen:
私のスノーシューの歩幅と合わなかったようで、お疲れさまでした。
 きょうは、トレースを使わせてもらえてラッキーと思っていたのですが、
MKさんとふたりで、「なんかぜんぜん歩幅合わないね」って話しながら汗だくになって登ってました。
上谷山も下谷山も見えていましたね。山頂直下では、横山岳、金糞岳、杉野富士、七々頭ケ岳、白い菅並集落と高時川がワンセットになった眺めがとてもすばらしかったです。

ライトニングアッセントとクラッシックの登り方の違いもあるような気がします。
アッセントをはいたことはありませんが斜面は面でとらえているように見えます
クラッシックは、キックステップのようにつま先に重心を乗せて上がっていきます。
ですので、おのずと大股になるようにも思います。

分岐を南に一気に下っていく。稜線が細く雪庇が出てる所もあるが問題なく進む。あまり歩かれていないようで、ヤブがうっとうしく時たま出てくる放置植林も枝が伸び放題だ。横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。
 私たちは山頂からやせ尾根を下ってきて七々頭の分岐を過ぎ、広くなったところの三周ケ岳がきれいに見える場所でベンチとテーブル作って1時間くらいも店開きしてました。

いい所でランチされましたね。
スノー衆以外では。1時間の休憩がなかなかできないですね・・
せっかちなのかな。
:lol:

二重山稜
二重山稜

神社まで降りてきたら、やっぱりわりばしさんの車はもうなくて、少し残念でした。降りたら、七本槍とサラダパンを買いに行くのだと、すごく楽しそうにお話しされていましたね。
お天気も穏やかで、静かですてきな一日でした。

書置きをしようと思ったのですが、書くものがありませんでした。
これじゃあ手帳なんて持てないよなあ。

七本槍にサラダパンを購入して、新規開拓のダイコウ醤油も買って帰りました。
どちらがメインかわからないなあ。

 

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by わりばし » 2021年2月25日(木) 05:44

おはようございます、シュークリームさん。

 久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。アオバトさんも妙理山に同じルートで登るそうだ、私は七々頭ヶ岳まで歩き周回するので先に行かせてもらった。

確かにここはヤブメンの人口密度高いですよね。かく言うシューも何年か前に同じルートを歩きました。

あらまあそうでしたか。
biwa爺にシュークリさんと考えることは同じですねえ。

長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。

はいはい,急登もなくてスノーシューハイクにはもってこいのルートですよね。

傾斜もすぐに緩くなり展望もいいですから、晴れた日には持って来いですね。

左千方
左千方

 妙理山から来た道をもどり七々頭ヶ岳への分岐のあたりで、アオバトさん達と出会った。私のスノーシューの歩幅と合わなかったようで、お疲れさまでした。

わりばしさんの歩幅には誰も合いませんわ。ラッセルしてくれてもあんまり意味がない :mrgreen:

ハハハ・・
スノー衆と同じ事を言われるとは・・
:mrgreen:

P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。

今度の土日は絶好の登山日和だったですね。私はテニスの練習に精を出していました。


元気に体動かしてますね。
花粉が舞いだしてから朝のランニングを中止しています。
1年で唯一の停止期間です。


 山頂には菅並から登ってきた70歳の登山者がいた。私も10年後にこうして雪山に登っていたいもんだ。

私はもう古希目前です。このところ体力の衰えを感じています。

山は釣りに山菜・キノコといろんな楽しみ方がありますからありがたいです。

マンサク
マンサク

トレースを使わせてもらい下る。登山道が東に折れ急激に下る地点にはマンサクが咲き始めていた。

へえもうマンサクが咲いていますか。早いですね。

咲き始めでしたが、きれいでした。
雪山にマンサクは映えます。


 江戸時代に徳川家の支援もあり、ここまでの伝統文化が引き継がれてきたのだろう。菅並から妙理の谷を取り巻く尾根を周回し、その痕跡にふれられた思いだ。地域に根差した文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない。

お疲れさんでした。それで帰りは「7本槍」買ったの?

七本槍にサラダパンとダイコウ醤油です。

洞寿院が徳川家康にゆかりがあり支援を受けていたのは知っていたのですが
六所神社も徳川家のつながりですね。
バーチャリさんの岡崎にもります。

六所神社
六所神社

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by わりばし » 2021年2月24日(水) 06:06

おはようございます、biwacoさん。

余呉へお出かけとは、「七本槍」がお目当てかな(^_-)

七本槍にサラダパンとダイコウ醤油です。
店が近いので仕事が早い・・
:mrgreen:
六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。
ほんまにねえ(^^♪ ヤブウイルスの発信源でもあるんでしょうか?(妙な理屈でエビデンスはございませんが…)

マニアックすぎて、集団免疫はなかなかできないでしょうね。
 1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、今回は妙理の谷を周回することにした。
谷の中で岩塩でもとれるんでしょうか? わりばし民俗学には興味をそそられます。
写真の上谷山にもが集まってました。江越美国境jct一帯にヤブコギウイルスの非常事態発令!

昔は谷に泉が沸いていたんですかね。
白く輝く上谷にクラスターですか。
:lol:

獣のスクランブル交差点
獣のスクランブル交差点
東妙理山まではまじかに安蔵山を感じ、青空とブナに癒されつつ歩みを進める。
長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。
4年前の4月、不整脈の病み上がりでこの尾根から妙理~七々頭ヶ岳を周回しました。なんとか日暮れまでに下って来れて、ちょっと自信を取り戻したこと思い出しました。

4年前は周回でしたか。
ゆるやかな斜面が多いですが、長いですよね。
 白山妙理権現は白山の神である白山権現のことで、十一面観音菩薩の化身とされている。
己高山鶏足寺の十一面観音像も同じでしょうね。己高閣がオープンしたら見に行ってこよう。

是非行ってみてください。
近江の隠れた秘宝って感じです。
艶っぽいですよ・・

十一面観音が一番多く残っているのが三重なんですよね。
なんでかな?


P2210024.JPG
メモ帳に到着時間を記入している姿が新鮮だった。学生時代からメモ帳に記入する習慣があったが、写真やGPSの記録で後から確認できるのでメモ帳を持たなくなってしまった。便利にはなったが、何か大切なものを置き忘れてきた気がする。
時刻や軌跡はgpsやスマホで自動記録できますが、その場の感情や出来事はメモるしかないですね。レポ用にとボイスレコーダーを持って行ったこともありますが、結局使えず。メモ帳もポケットでお休みのまんまです。

ボイスレコーダーですか。
スパイみたいですね。
メモで到着時間を書いているのを数十年ぶりに見ました。

 時間があるので新谷山によろうかと思ったが、分岐から放置植林が続いており気がのらずに止めた。七々頭ヶ岳への稜線は、片側が植林だったり自然林があたわれたりとマダラ植林で意外に明るい。
この稜線は平坦な林道が続いていました。ショートカットしたりしながら山頂へ出ると西林寺の建物がありました。

林道も使われているかどうか微妙な太い杣道って感じに見えました。
雪でおおわれていて林道には見えなかったなあ。


西林寺の御堂
西林寺の御堂
山頂には菅並から登ってきた70歳の登山者がいた。私も10年後にこうして雪山に登っていたいもんだ。
私でもまだ歩ける(一応)んですから、わりばしさんなら80歳になってもラッセルできるんじゃないですか(^_-)

biwa爺は、スーパー爺さんだということを再認識しました。
すばらしい・・
洞吹さん元気ですかね。

菅並から妙理の谷を取り巻く尾根を周回し、その痕跡にふれられた思いだ。地域に根差した文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない。
春の日差しが温かい一日でした。人の暮らしあっての文化継承ですね。江戸の徳川幕府のように、今の政府も接待や供応に明け暮れてないで、伝統文化や暮らしにやさしくあってほしいもんです。

新自由主義と伝統文化の伝承とは相容れないでしょうね。
金以外の価値観がなかなか見出せませんね。  
       

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by アオバ*ト » 2021年2月23日(火) 23:57

わりばしさん、こんばんは。
久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。アオバトさんも妙理山に同じルートで登るそうだ、私は七々頭ヶ岳まで歩き周回するので先に行かせてもらった。
 この日は、当初は別のところへ行く予定だったのですが、いつも一緒のタイラさんが来れなくなって行き先変更で、MKさんを妙理山へご案内することになり、11日に続いて今年2回目の妙理山でした。
あ、誰か先客がいるなと思ったら、わりばしさんだったので、びっくりしました。リフターのないクラッシックがカッコいいなぁと思いました。
1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、
 そうなんですね。余呉トレイルクラブで何回も連れてきてもらいながら、あまり詳しく知りませんでした。でも「妙理山」というなんだか雰囲気のある名前に惹かれていました。
横山岳が見えるが少し霞がかかった感じで、その奥の左千方が白く光っている。ブナの森が続く尾根には時たま大木が見られるようになり、白い稜線には獣の足跡が続き先導してくれていた。東妙理山まではまじかに安蔵山を感じ、青空とブナに癒されつつ歩みを進める。
 すぐに左千方の展望台が現れましたね。11日に眺めたときより、さらに白く光って見えました。最初は雑木だった森にだんだんブナの木が増えてきて、尾根が広がって波打っているところは、ほんとに気持ち良かったです。
長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。
 わりばしさんに追いつかないかなぁ、なんて思っていたのですが、登っても登っても、ぜんぜん追いつかなかったです。
山頂へ一番乗りだったが、すぐに椿坂から上ってきた夫婦が到着した。
妙理山から来た道をもどり七々頭ヶ岳への分岐のあたりで、アオバトさん達と出会った。
 なんとなく話し声が聞こえたような気がして、そのあとすぐにわりばしさんが下って来られたので、
このご夫婦とお話しされていたのが、風に乗って聞こえてきたのですね。
七々頭への分岐から先へ下って行かれる前に、お会いできてよかったです。
メモ帳に到着時間を記入している姿が新鮮だった。学生時代からメモ帳に記入する習慣があったが、写真やGPSの記録で後から確認できるのでメモ帳を持たなくなってしまった。便利にはなったが、何か大切なものを置き忘れてきた気がする。
自分の手で直筆することが、本当になくなってしまいました。なんかちょっと寂しい気がしながらも便利な方へと流されてます。
私のスノーシューの歩幅と合わなかったようで、お疲れさまでした。
 きょうは、トレースを使わせてもらえてラッキーと思っていたのですが、
MKさんとふたりで、「なんかぜんぜん歩幅合わないね」って話しながら汗だくになって登ってました。
上谷山も下谷山も見えていましたね。山頂直下では、横山岳、金糞岳、杉野富士、七々頭ケ岳、白い菅並集落と高時川がワンセットになった眺めがとてもすばらしかったです。
16140837058392(横山、金糞、墓谷、七々頭) - コピー.jpg
分岐を南に一気に下っていく。稜線が細く雪庇が出てる所もあるが問題なく進む。あまり歩かれていないようで、ヤブがうっとうしく時たま出てくる放置植林も枝が伸び放題だ。横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。
 私たちは山頂からやせ尾根を下ってきて七々頭の分岐を過ぎ、広くなったところの三周ケ岳がきれいに見える場所でベンチとテーブル作って1時間くらいも店開きしてました。
16140840471211(三周ケ岳) - コピー.jpg
神社まで降りてきたら、やっぱりわりばしさんの車はもうなくて、少し残念でした。降りたら、七本槍とサラダパンを買いに行くのだと、すごく楽しそうにお話しされていましたね。
お天気も穏やかで、静かですてきな一日でした。
あ、ひとつ書き忘れ、七々頭ケ岳の名前の由来も初めて知りました。地形図広げて、七々頭ケ岳の尾根を数えてみました。

 アオバ*ト

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by シュークリーム » 2021年2月23日(火) 18:35

わりばしさん,こんばんは。

 久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。アオバトさんも妙理山に同じルートで登るそうだ、私は七々頭ヶ岳まで歩き周回するので先に行かせてもらった。

確かにここはヤブメンの人口密度高いですよね。かく言うシューも何年か前に同じルートを歩きました。

長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。

はいはい,急登もなくてスノーシューハイクにはもってこいのルートですよね。

 妙理山から来た道をもどり七々頭ヶ岳への分岐のあたりで、アオバトさん達と出会った。私のスノーシューの歩幅と合わなかったようで、お疲れさまでした。

わりばしさんの歩幅には誰も合いませんわ。ラッセルしてくれてもあんまり意味がない :mrgreen:

P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。

今度の土日は絶好の登山日和だったですね。私はテニスの練習に精を出していました。


 山頂には菅並から登ってきた70歳の登山者がいた。私も10年後にこうして雪山に登っていたいもんだ。

私はもう古希目前です。このところ体力の衰えを感じています。

トレースを使わせてもらい下る。登山道が東に折れ急激に下る地点にはマンサクが咲き始めていた。

へえもうマンサクが咲いていますか。早いですね。

 江戸時代に徳川家の支援もあり、ここまでの伝統文化が引き継がれてきたのだろう。菅並から妙理の谷を取り巻く尾根を周回し、その痕跡にふれられた思いだ。地域に根差した文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない。

お疲れさんでした。それで帰りは「7本槍」買ったの?

 

Re: 【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by biwaco » 2021年2月23日(火) 12:10

わりばし大将!余呉へお出かけとは、「七本槍」がお目当てかな(^_-)
六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。
ほんまにねえ(^^♪ ヤブウイルスの発信源でもあるんでしょうか?(妙な理屈でエビデンスはございませんが…)
 1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、今回は妙理の谷を周回することにした。
谷の中で岩塩でもとれるんでしょうか? わりばし民俗学には興味をそそられます。
写真の上谷山にもが集まってました。江越美国境jct一帯にヤブコギウイルスの非常事態発令!
東妙理山まではまじかに安蔵山を感じ、青空とブナに癒されつつ歩みを進める。
長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。
4年前の4月、不整脈の病み上がりでこの尾根から妙理~七々頭ヶ岳を周回しました。なんとか日暮れまでに下って来れて、ちょっと自信を取り戻したこと思い出しました。
 白山妙理権現は白山の神である白山権現のことで、十一面観音菩薩の化身とされている。
己高山鶏足寺の十一面観音像も同じでしょうね。己高閣がオープンしたら見に行ってこよう。
メモ帳に到着時間を記入している姿が新鮮だった。学生時代からメモ帳に記入する習慣があったが、写真やGPSの記録で後から確認できるのでメモ帳を持たなくなってしまった。便利にはなったが、何か大切なものを置き忘れてきた気がする。
時刻や軌跡はgpsやスマホで自動記録できますが、その場の感情や出来事はメモるしかないですね。レポ用にとボイスレコーダーを持って行ったこともありますが、結局使えず。メモ帳もポケットでお休みのまんまです。
 時間があるので新谷山によろうかと思ったが、分岐から放置植林が続いており気がのらずに止めた。七々頭ヶ岳への稜線は、片側が植林だったり自然林があたわれたりとマダラ植林で意外に明るい。
この稜線は平坦な林道が続いていました。ショートカットしたりしながら山頂へ出ると西林寺の建物がありました。
七々頭ヶ岳から余呉湖を見下ろす
七々頭ヶ岳から余呉湖を見下ろす
山頂には菅並から登ってきた70歳の登山者がいた。私も10年後にこうして雪山に登っていたいもんだ。
私でもまだ歩ける(一応)んですから、わりばしさんなら80歳になってもラッセルできるんじゃないですか(^_-)
菅並から妙理の谷を取り巻く尾根を周回し、その痕跡にふれられた思いだ。地域に根差した文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない。
春の日差しが温かい一日でした。人の暮らしあっての文化継承ですね。江戸の徳川幕府のように、今の政府も接待や供応に明け暮れてないで、伝統文化や暮らしにやさしくあってほしいもんです。

           ~びわ爺

【湖北】妙理の谷を周回  妙理山・七々頭ヶ岳

by わりばし » 2021年2月23日(火) 10:26

【日 付】2021年2月21日(日)
【山 域】湖北
【コース】六所神社駐車場 7:05---10:05妙理山---13:05七々頭ヶ岳---13:55六所神社駐車場
【メンバー】単独

 久々の菅並に向かい六所神社の駐車場で準備をしていると、アオバトさんとMKさんが到着した。ここでは以前にもkasayaさん・副館長御一行とも出会ったことがある。ヤブメン遭遇率の高い場所だ。アオバトさんも妙理山に同じルートで登るそうだ、私は七々頭ヶ岳まで歩き周回するので先に行かせてもらった。

上谷山
上谷山

 1406年に恕仲禅師が白山妙理権現より塩泉をほどこされ塩谷山洞寿院を建立した。ここから妙理山・妙理川の名前がきており、今回は妙理の谷を周回することにした。

 六所神社裏の取りつき点にテープがある。植林を谷沿いに上っていくとすぐに自然林に変わり、ブナが出始める。眼下の白い河原に高時川の豊かな水がとうとうと流れている。400m付近の尾根が広がった所は獣道のスクランブル交差点のようになっており、豊かな自然が守られていることがわかる。

P2210012.JPG

 横山岳が見えるが少し霞がかかった感じで、その奥の左千方が白く光っている。ブナの森が続く尾根には時たま大木が見られるようになり、白い稜線には獣の足跡が続き先導してくれていた。東妙理山まではまじかに安蔵山を感じ、青空とブナに癒されつつ歩みを進める。
長い尾根だが、青空と自然林にいだかれながらのスノーシューハイクなので時間を感じさせないいい所だ。稜線が細くなり再び広くなった所が七々頭ヶ岳の分岐で、この三又を北西方向に進み最後の急登を上り切れば妙理山だった。

 白山妙理権現は白山の神である白山権現のことで、十一面観音菩薩の化身とされている。妙理の谷をつめた妙理山からは白山の優美な姿も見られるのだろうが、今日は霞んでいて見えない。十一面観音の頭上には、眉を吊り上げ口を「へ」の字に結んだ顔、結んだ唇の間から牙を現した顔、大口を開けて笑っている顔などがあり人間味があって好きな仏だ。

 山頂へ一番乗りだったが、すぐに椿坂から上ってきた夫婦が到着した。メモ帳に到着時間を記入している姿が新鮮だった。学生時代からメモ帳に記入する習慣があったが、写真やGPSの記録で後から確認できるのでメモ帳を持たなくなってしまった。便利にはなったが、何か大切なものを置き忘れてきた気がする。


P2210022.JPG

 妙理山から来た道をもどり七々頭ヶ岳への分岐のあたりで、アオバトさん達と出会った。私のスノーシューの歩幅と合わなかったようで、お疲れさまでした。

 アオバトさんから和菓子をいただき、分岐を南に一気に下っていく。稜線が細く雪庇が出てる所もあるが問題なく進む。あまり歩かれていないようで、ヤブがうっとうしく時たま出てくる放置植林も枝が伸び放題だ。横山岳の全容と七々頭ヶ岳につながる稜線が見え、上谷山もきれいだ。P710のあたりから植林が増えてきそうなので、左千方を眺めながら休憩をする。風もなくなんて心地いい日和なんだろう。


横山岳
横山岳

 時間があるので新谷山によろうかと思ったが、分岐から放置植林が続いており気がのらずに止めた。七々頭ヶ岳への稜線は、片側が植林だったり自然林があたわれたりとマダラ植林で意外に明るい。歩き始めからここまでの稜線の先達を獣たちがしてくれていたのだが、植林が増えるにつれ無くなってしまった。エサの少ない植林は獣たちにとっても無用の長物なのだろう。地図ではわからないのだが、アップダウンがある長い尾根をとにかく進むと反対側に余呉湖が見えてきた。

 白いくぼ地になった瑠璃池をすぎ、ひと上りすると西林寺と七々頭観音のお堂のある七々頭ヶ岳だった。上丹生・菅並・摺墨の七つの尾根を集めた頂であることから山名がついた。今でもその年に生まれた赤ちゃんを背負って参詣し、子どもの健やかな成長を祈願する「成子参り」が続いているようだ。七々頭ヶ岳への表参道のある上丹生では陶磁器を飾り付けた3基の山車が出る曳山茶碗祭りもあり、培ってきた文化レベルの高さがうかがえる。北国街道ができるまで、高時川沿いに続く道が越前・近江・美濃をつなく重要ルートであったことが関係しているのだろう。


七々頭観音のお堂
七々頭観音のお堂

 山頂には菅並から登ってきた70歳の登山者がいた。私も10年後にこうして雪山に登っていたいもんだ。トレースを使わせてもらい下る。登山道が東に折れ急激に下る地点にはマンサクが咲き始めていた。474標高点からは急な夏道をはずして尾根ずたいに下る予定でいたところトレースも同じ所を下っておりラッキーだ。最後は植林を下り民家の横に降り立った。

 江戸時代に徳川家の支援もあり、ここまでの伝統文化が引き継がれてきたのだろう。菅並から妙理の谷を取り巻く尾根を周回し、その痕跡にふれられた思いだ。地域に根差した文化が今後も続いていくことを願わずにはいられない。

 

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