【山行日】2021年1月4日
【山域】湖北・余呉中河内周辺
【天候】雪~晴れ~雪
【メンバー】Mさん、タイラ、アオバ*ト
【ルート】中河内廣峯神社10:10、県境稜線の峠11:40、中河内集落13:15
正月休みの最終日、長浜市の豪雪地帯、中河内出身の山友Mさんよりお誘いあり、中河内の積雪状況を見に行った。
biwacoさんが悪天候に諦めて行き先変更された日である。
八日市辺りまではよく晴れていて、比良の山々も、霊仙山の真っ白な姿もくっきりと見えていたが、
米原ジャンクションから北陸道に入ったとたん空模様は変わり雨が降ってきた。
あ~あ、やっぱり余呉は雨かと思ったが、私たちは約束していたので、引き返すわけにいかない。
長浜インターで降りてMさんをピックアップして中河内へ向かった。
雨はしばし止んだものの、柳ケ瀬を過ぎたら雪が降ってきた。
やっぱり今日は下見で終わってしまうなぁと、三人でぼやきつつ、豪雪地帯中河内に到着。
タイラさんのFF車で大丈夫かと思ったけれど、この先のスキー場のために国道はけっこうしっかり除雪されているので、大丈夫だった。
しかし雪が積もりすぎて、車を停めるところがない。Mさんの実家の駐車場は雪に埋もれて入れない。
仕方なく向かいのお姉さん宅玄関前、国道沿い路肩に停めさせて頂く。それでも30分程度除雪作業。10時過ぎに、やっとこさ歩き始める
地元の方々がこんな雪の日にどこへ行くのかと訝しげに声をかけて下さるが、
それがMさんだとわかると、なんや、まーちゃんか、物好きやのぉと呆れられながらも、きいつけていって来なされと、あたたかい。
廣峯神社の横から細道に入っていく。
最初からラッセル。水気多くて重い。でも久々の豪雪、楽しい。
いつの間にか雪は止んで、青空広がってきた。ウソ~、晴れてきたじゃん。
順番子にラッセルするが、予想外のお日さまを全身に浴びて、みんないっぺんに汗だく。やっと県境稜線の峠。
どこまで行く?今日は黄金清水の谷下りはムリだね。12時半か、1時になったら帰ろ。汗かいたし、明日から仕事だし。
県境稜線を少し進むとブナもちらほら。枝越しに敦賀の町と敦賀三山が見えてくる。う~ん、キレイだ。
峠から河内山との中間地点のピークまで来た。雪重いし、こっから帰ろっか。青空は一時。栃の木峠は鉛色。網谷に向かって下る。
シャーッと滑りたいけど、重くて引っ掛かってぜんぜん滑れない。最後にちょっとした難所。橋のない川を渡る。
2メートルほどの段差を木の枝たよりによっこら降りて、川幅5メートルほどをスノーシューでジャブジャブ渡り、
また対岸2メートル段差をツンツンと階段作って登り返す。
集落に着いたら、また雪かき。実家隣の離れ一階の入口に入るのも一苦労。
薪ストーブ焚いてもらって、カップヌードルとコーヒーを頂いて、豪雪地帯をあとにする。
楽しかったね。また行こうね。
アオバ*ト