山日和さん こんばんは。
【日 付】2021年1月16日(土)
【山 域】鈴鹿 雨乞岳周辺
【天 候】曇り時々雨
【コース】鳴野橋8:15---9:25蓮如一夜籠りの小屋---10:15雨乞岳西尾根---11:55雨乞岳---12:20杉峠---13:00シデ並木13:56
---14:10蓮如小屋15:00---16:05鳴野橋
あらっ これは我がご近所までお出ましでしたか~
前夜まではまあまあの予報だったが、当日になってみると曇り時々の雨に。
なんとか降られなければいいと出発。鳴野橋の駐車地には先着が1台のみ。行き先は雨乞かイブネか。
無雪期はこのところ、平日でもたくさんの車で駐車地に困るほどです。
ひと?昔前には考えられない鳴野橋盛況ですわ。
ここまで車で入れるということは、雪はあまり期待できないだろう。ほとんど雪の消えた千種街道を歩く。
ところどころ凍結して、油断しているとツルッといってしまうので危ない。
ですね。
で、雪なし凍結林道を桜地蔵さん参拝歩きされたんですね。
よくD吹さんが羊羹をお供えされてました。
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蓮如一夜籠りの小屋まで来ると、やっと雪が繋がったが、10センチあるかないかという程度である。
今日の雪で5cm位の上乗せでしょうか?
少し進んだところから雨乞岳西尾根に向かって支尾根を上がった。が、この尾根上にはまったくと言っていい
ぐらい雪が無い。背中のスノーシューが空しく揺れている。
想定内でしょう。
冬季の山では、使うも背中にあるもスノーシューは大切な相棒ですもんね。
とにかく少しでも高い方へ向かうが、まったく平坦になるとどっちが山頂かわからない。
ガスの中、あらぬ方向から先行者だろう単独の登山者が現れた。GPSを手に方向を確認しているようだ。
目の前をトレースが横切っている。このトレースの先が山頂だろう。右折した50m先が雨乞岳の山頂だった。
ガスと風の上に、今度は雨まで降り始めた。雨乞岳とは言え、雨乞いをした覚えはないのだが。
山の女神は、いつも気分屋さんでごわす。
ま、現世の女神もそれに習ってるようですが・・・
とてもランチどころではないので、すぐに杉峠に向かって下山開始。
もっともこの日は好展望とは無縁だが、ガスの向こう
から浮かび上がるブナの姿が幻想的で、これはこれでいいと思わせる。
目に映る景色としては、ピーカンよりはとても美しいでしょう。
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小谷を横切りながらトラバースして行く道の風情と、ミズナラの大木が並ぶ伸びやかな源頭部の広がりは実にい
い雰囲気である。「一反ぼうそう」と呼ばれるミズナラの巨樹が枯死してしまったのは残念だが、美しい風景は
そのままだ。
「一反ぼうそう」の看板ができて一〇数年の命でしたね。
長い間、その名を知らずにこの木に寄りかかって一服してましたが・・・
景色を見ながら食べたい。鍋をつついていると無情の雨が降り始めた。
今さら撤収もできないので食べ続けるしかない。雪山で雨中の鍋ランチもオツなものである。
オツ さを極めておられますね~
ちゅーか 無理矢理でも前向きな想い、ええでんなぁ~
ようやく雨音が静かになったので腰を上げた。
散々な雪山の一日だったが、駐車地へ向かう頃には薄日が差してきた。これも登山あるあるだ。
ですね~ きたる 雪山日和に期待しましょう。
SHIGEKI