あけましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。
早速ですが,正月4日間のうち3日を山で過ごしましたので,大した山行はしていませんがとりあえずアップさせていただきます。
【 日 付 】2021年1月1日(金)
【 山 域 】鈴鹿南部・高畑山
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】 鈴鹿峠 10:16 --- 11:55 高畑山 12:45 --- 13:51 駐車地
- 入道が岳から伊勢湾方面を望む
年始の天気予報を見ていると正月三が日はいずれも冬型の気圧配置で登山には適さないようだ。元日の朝のんびりと起きると外は雲ひとつない快晴である。家で駅伝を見ながらカウチポテトよりはマシだろうと思い,近くの山へ出かけることにした。目的地は南鈴鹿の高畑山。
国道1号線の鈴鹿トンネルを越えて側道を登ると一面の茶畑である。積雪は5cmほど。スノーシューを履くほどの積雪ではないが,目的がスノーシュー遊びなので無理やり履く。最初は植林だが,そのうち広葉樹の二次林となる。意外に険しいアップダウンをこなしながら1時間半ほどで高畑山着。先行の単独男性が一人。この方は高畑山を越えて向こう側へ向かって行った。
予想外に風は弱いが,それでもしばらくじっとしていると寒くなってくるので,頂上から少し下り,風下側の陽だまりに陣取ると小春日和である。昼食のあとはあっという間に駐車地におりる。適度な運動になったいい元日だった。
【 日 付 】2021年1月2日(土)
【 山 域 】鈴鹿・入道が岳
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】 椿大神社 8:00 --- 北尾根道 --- 10:45 入道が岳 11:44 --- 二本松尾根 --- 13:00 駐車地
- 高畑山から鈴鹿の山を望む
入道が岳にはこれまで何度か登っているが,沢登りのついでに登頂したことがほとんどで,椿神社から登るのは約半世紀ぶりである。自宅でカウチポテトしているよりはマシかと思い行ってみることにした。
椿神社の駐車場に車を停め参拝客に混じって神社に向かう。マスク着用率100%。北尾根道を登るが,積雪は予想よりはるかに少ない。それでも雪が繋がったあたりでスノーシューを履く。やはり人気の山なのだろう,トレースはしっかりしている。
北尾根の稜線に出るとあちこちに人の姿が見える。頂上は強風のためか雪がない。馬酔木を風除けにして昼食。日が当たると暖かいが,雲に隠れると途端に寒くなる。人が多いが,強風のせいで皆そそくさと下山しているようだ。私も寒くなってきたので,二本松尾根経由で下山。踏み固められた登山道のおかげで新幹線並みの下山だった。
帰りに椿神社にお参りしていこうかと思ったが,本殿の前は長蛇の列。列の脇から少しだけお参りして帰宅した。
【 日 付 】2021年1月4日(月)
【 山 域 】鈴鹿・藤原岳
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】 藤原簡易P 7:55 --- 10:08 白船峠分岐 --- 11:09 頭陀ヶ平 --- 12:04 昼食休憩 12.55 --- 13:27 藤原岳 --- 14:05 8合目大貝戸道分岐 --- 15:03 聖宝寺登山口 --- 15:39 駐車地
天気予報では今日は登山日和のようである。7時半頃に藤原簡易Pに車を滑り込ませると見覚えのある車の横で,見覚えのある男性が山支度をしている。山日和さんだった。聞くと全く同じルートだった。山日和さんが出発し,数分後に私も出発する。
送電線の巡視路から入る。意外に雪がない。それでもco 600mあたりまで来ると雪が繋がったのでスノーシューを履く。途端に荷物も足も軽くなった。木和田尾はスノーシュー遊びにはもってこいの尾根である。急登がないので,スノーシューで快適に登っていくことができる。ナラ類を主体とする広葉樹の二次林であるのもありがたい。
- 雰囲気の良い木和田尾
2時間ほどで白船峠への分岐。あっという間だった。時間が短く感じられるのは体調がいい証拠だろう。白船峠方面に明瞭なトレースがある。頭陀が平ら方面はワカンと山日和さんのものと思われるスノーシューのトレース。天気予報に反し,上空の雲の流れは早い。頭陀が平直下に来ると霧氷が綺麗に残っている。思わず写真を撮りまくって足がなかなか進まない。
- 神様からのご褒美
- 真っ白に雪をかぶった霊仙
頭陀が平に登るとこれまで流れていた雲が綺麗になくなって真っ青な青空が姿をあらわす。風も嘘のようになくなった。頂上台地の雰囲気はいい。御池のテーブルランドと比べても遜色ないだろう。これでもっと人が少ないといいのにと思うのは望みすぎか。霧氷の写真を撮りながらのんびりとスノーシューハイキングである。
- 頭陀が平直下
善右衛門谷源頭部の陽だまりに陣取って昼食。お定まりのカップヌードルにパンだが,こんなところで食べるものはなんでも美味しい。締めはいつものようにインスタント甘酒。甘さが心地いい。
- 大貝戸道8合目
昼食が終わる頃には霧氷も溶け始めている。避難小屋のあたりは登山者で一杯である。藤原岳恐るべし。頂上にはこだわらないが,久しぶりの藤原岳なので一応頂上は踏んでおくことにする。
頂上からはそのまま大貝戸道を下り,8合目から聖宝寺への道をたどる。意外にトレースがしっかりしており,歩く人が少ないせいか泥道にもなっていなくて,大貝戸道よりはずっと快適だった。聖宝寺からは車道を30分ほど歩いて駐車地に戻った。
- 藤原岳頂上方面
天候に恵まれた快適な山歩きとスノーシューを楽しむことができた。ただ,避難小屋以降は人が多いので,下山も木和田尾を使った方が正解だったかもしれない。