【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

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Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by アオバ*ト » 2020年10月19日(月) 23:30

 びわ爺さま、
レス返、ありがとうございます。

 yamanekoさんも、
二度もコメントくださり、ありがとうございます。
これですね! 巨樹怪木の乱立でどれかな?と思ったら、yamanekoさんのレポにありました。
健在…とはいえないけれど、老骨に鞭打って?屹立してました。

アオバトさんに聞かれて、どの杉のことかいなと探したら、yamanekoさんのヤマレコ投稿が出てきました。
境界尾根を少し西へ進んだ辺りですね?
それにしても、同じような大杉だらけで、一目ではわかりません。
びわ爺さま、
コウンド山951の板取大杉、探してくださったのですね。
ピンポンですヨ。これがいちばん大きな板取大杉ですね。
ずいぶんおじいちゃん杉になってしまいましたが、まだまだ元気でいてほしいものです。
近江、丹波、山城、若狭と東西南北の国の「押しくら饅頭」で盛り上がったような山地ですから、
行政境界も地勢も複雑ですね。由良川、桂川、安曇川の流域も地図を辿らないとわかりません。
雨の休日なんか、そんな地図山行してみるのも一考かもしれませんね。
いや、本当に、北山に最初に連れて来られた頃は、どこがどうなってるのか、さっぱりわかりませんでした。
それで、由良川、桂川、安曇川の三つの川はいったいどこから流れてくるのか、
三国岳959はどことどことどこの国境なのか、地形図広げて辿っているうち、夢中になってしまいました。
コウンド林道~小野村割~早稲谷林道の周回を考えてみました。
林道歩きが長すぎるかも? 尾根歩きにしたら時間が足りないかな?
下之町に車を停めて、コウンド谷を上がって951、小野村経由、781から広河原のバス停に直接下る尾根とかも良さげですね。
この尾根はどんな雰囲気なのでしょうね。わたしもいつか行ってみようと思います。

yamanekoさん、
コウンド山951のまぼろしの大杉、yamanekoさんも巻き込んでしまったのですね。
私もコウンド山から西に進んだところにある大杉のことかと思ったのですが・・・
もしかしてアオバトさんの仰る板取大杉はコウンド山から少し東側に進んでカズラ谷の源頭を見下ろすところに屹え立つ大杉でしょうか?
残念ながら数年前の台風で無残なことになっています。
二度目のコメントの大杉もピンポンです。印象的な大杉、コウンド山の西と東、両方に1本ずつありますね。
西のほうは板取跡がくっきりとあって、
東のほうのはyamanekoさん書かれていらしゃるようにカヅラ谷を見下ろすように立っていて、立地場所がすてきですね。
美しい雪の日、夏の雨の日、ここに立ってカヅラ谷を眺めた、どの時間もかけがえのない時間だったのだなと思いました。
P1080329.jpg
いつかこの大杉が朽ち果てて土に還ったとしても、再びここで過ごす時間はかけがえのない時間で、
大杉の発するテレパシーが風に乗って届くのではと思います。
わたしの他愛のないつぶやきが、びわ爺さまとyamanekoさんに届いたように。

yamanekoさん、「板取」についても教えて下さり、ありがとうございます。
全て、長い年月に亘る板取という人為的行為に対する杉の生命力の結果なのですが、
そのコラボレーションをこうして目の当たりにすることが出来ることに幸甚を感じますね。
わたしは、ただ単に木があまりに大きすぎて切断できないので、削り取るようにカットしたのだと思っていました。
それが長い年月にわたり、何度も人の生活の役に立っていたとは、驚きです。ただ単に大きいだけじゃなくて、ほんとに聖なる木なんですね。
早稲谷の源頭はコウンド山の北西に広がるなだらかな源頭です。
ここは地図の通り、非常に広い源頭にイワヒメワラビの草原が広がっています。
早稲谷の源流部のことは、なぜかあまり記憶に残っていないのです。
おそらくここは自分にとって間違いやすい場所だったので、地形図とにらめっこしていたからかもしれません。
927の南はカヤンド谷というのでしょうか。それともこれがフカンド谷?かけ降りて行くには少し急だったように思いますが、美しかったです。
いろんなことを、再び確かめに行ってみたくなりました。

びわ爺さま
イチゴダンやp909の尾根も一度歩いてみたいものです。
909は、もうもうもう、ほんとに素敵です。雪のときはさらに格別です。福井や岐阜の雪山にはかなわないかもしれませんが、
わたしにとっては抱きしめたくなるほど素敵な場所でした。

 アオバ*ト

Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by yamaneko0922 » 2020年10月19日(月) 13:15

biwa爺さん レス返ありがとうございます。
もう一度、アオバトさんのコメントにレスさせて下さい。

>>コウンド山951の、板取大杉は健在でしょうか。倒れちゃったかな。

私もコウンド山から西に進んだところにある大杉のことかと思ったのですが・・・
biwa爺さんの写真の反対側から
biwa爺さんの写真の反対側から

もしかしてアオバトさんの仰る板取大杉はコウンド山から少し東側に進んでカズラ谷の源頭を見下ろすところに屹え立つ大杉でしょうか?
残念ながら数年前の台風で無残なことになっています。
コウンド山東側の大杉
コウンド山東側の大杉

>>927南の源流部のことでしょうか。右手眼下に広がる源流部、下って行きたくなる感じ、しましたね~。

早稲谷の源頭はコウンド山の北西に広がるなだらかな源頭です。ここは地図の通り、非常に広い源頭にイワヒメワラビの草原が広がっています。
p927南のフカンド谷源頭.jpg

p927の源頭も雰囲気が似ていますが、実に素晴らしいところですね。
早稲谷源頭部.jpg

Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by biwaco » 2020年10月18日(日) 10:52

yamaneko先生、おはようさんです(^_-)

biwa爺さん 渋いところに来られましたね〜


もう、心身ともにクタクタですわ…(>_<)
支幹の一本が倒れていたかと思いますが、板取大杉はご健在です。
アオバトさんに聞かれて、どの杉のことかいなと探したら、yamanekoさんのヤマレコ投稿が出てきました。境界尾根を少し西へ進んだ辺りですね?
それにしても、同じような大杉だらけで、一目ではわかりません。
この早稲谷の源頭はなだらかな斜面の一面いイワヒメワラビが繁茂しており、魅力的な光景を作っているところですね。この源頭に魅せられて早稲谷を遡行してみたのですが、源頭部に至るまでは植林が続く、この源頭部一番良かったです。
コウンド林道~小野村割~早稲谷林道の周回を考えてみました。林道歩きが長すぎるかも? 尾根歩きにしたら時間が足りないかな?
フカンド谷の源頭もイワヒメワラビの繁茂する草原で、確かに下降してみたくなりますよね。まずはフカンド谷を遡行してみようと思っていますので、歩いたらご報告させて頂きたいと思います。
レポ、お待ちしてます。なんだか、yamanekoさんのトレース泥専ばかりみたいですが(^_-)
送電線鉄塔が左に見えるので、p909ではなくてその南のp865でしょうね。
なるほど! イチゴダンやp909の尾根も一度歩いてみたいものです。
毎年、稀少な蘭の花が咲く季節にこのあたりを逍遥することが多いのですが、これからの季節も良いですね。最近、ご無沙汰していたので、私もまた足を運んでみたいと思いました。
エビネや夏の花の季節に何度か由良川源流域を訪ねましたが、ヒルの被害はありませんでした。でも、最近はどうでしょう?
やはり、ナメコなど実利?もある、これからの季節の方がオススメかも(^_-)

            ~びわ爺

Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by yamaneko0922 » 2020年10月17日(土) 22:07

biwa爺さん 渋いところに来られましたね〜
次いで少しアオバ*トさんにもレスさせて下さい。

雲が低い日はついついこのあたりの稜線に足が向くので、私がよく足を運ぶエリアです。

>「怪人」や「ぞうさん」のような奇木を眺めながら台地状に出て右へ進むと、スギ古株の根元に遠慮がちな「光砥山」のプレート。

この尾根が素晴らしいですね。まさに畸形の大杉のオンパレード。

>>いったいどうやったら、こんな「怪人」や「ぞうさん」に変身するのでしょうね。

全て、長い年月に亘る板取という人為的行為に対する杉の生命力の結果なのですが、そのコラボレーションをこうして目の当たりにすることが出来ることに幸甚を感じますね。

>相変わらず続く巨樹のオブジェに目を奪われながら、気がつくとちょっと様子に違和感が…。GPSで確認すると早稲谷の源流への尾根に入っている。時間的にここらで撤退かな?

この早稲谷の源頭はなだらかな斜面の一面いイワヒメワラビが繁茂しており、魅力的な光景を作っているところですね。この源頭に魅せられて早稲谷を遡行してみたのですが、源頭部に至るまでは植林が続く、この源頭部一番良かったです。

>この辺り、リボンなどの目印も少ないが、ピークに山名板がほとんどついてない。このフカンド山が一番賑やかだった。

写真の木彫りのプレートは数年前の台風の後は吹き飛ばされていて、応急処置で私が近くの樹に掛けたのですが、その時のままのような気がします。
全くの余談ですが、最近、桧塚奥峰でこの作者によると思われるプレートがイーゼル型の山頂標に新たに架けられていて、驚きました。

>この辺り、フカンド谷の源頭はなだらかな草付きで、そのまま下って行きたくなるがガマンガマン、予定の尾根を辿る。

フカンド谷の源頭もイワヒメワラビの繁茂する草原で、確かに下降してみたくなりますよね。まずはフカンド谷を遡行してみようと思っていますので、歩いたらご報告させて頂きたいと思います。

>東側の眺望が良い。比良の手前は県境尾根の・909ピークか? 場所によっては蓬莱山など比良南部まで眺望が楽しめる。

送電線鉄塔が左に見えるので、p909ではなくてその南のp865でしょうね。このあたりからの比良の展望も良いですね。

>京都北山はしっぽりと静かな山の良さが味わえる。入山許可の要る芦生まで入らなくても、この界隈はこれから紅葉黄葉に埋まる。

毎年、稀少な蘭の花が咲く季節にこのあたりを逍遥することが多いのですが、これからの季節も良いですね。最近、ご無沙汰していたので、私もまた足を運んでみたいと思いました。

Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by biwaco » 2020年10月17日(土) 18:54

アオバトさん、こんにちは。さっそくの返信、ありがとうございます。
なのに、いまごろお返事とは、申しわけございません<m(__)m>

京都北山のレポといえば、山日和さんかyamanekoドクターくらいかな? 御本家?のkitayama-walkさんは中国山地へ貼り付いておられますしね(^_-)
山の数では鈴鹿を上回る山域ですが、幸か不幸か1000m超の山はひとつもない! そのせいか大都市圏に近いのに観光登山の渦にも飲み込まれず、静かな山歩きが味わえる聖域が残されています。
若い頃、ずっと京都近辺にいながら、ほとんど近寄らなかった山域(ま、そのころは山歩き自体ストップしてましたが)、体力が落ちた今になって、たまに訪ねる対象になっています。
ここが京都府なんだか滋賀県なんだか、よくわかっていませんでした。「久多」も「平良」も同じに思えました。
久多はクタ、平良はヒラかと思ったらヘラでした。県境尾根で引き裂かれてます。
近江、丹波、山城、若狭と東西南北の国の「押しくら饅頭」で盛り上がったような山地ですから、行政境界も地勢も複雑ですね。
由良川、桂川、安曇川の流域も地図を辿らないとわかりません。雨の休日なんか、そんな地図山行してみるのも一考かもしれませんね。
もっと下って光砥橋から「コウンド谷道」を気に入って何回か歩きました。ここにはとんでもなく大きなトチノキがあって、その足が(根っこ)がやたらなまめかしくて、その足に絡め取られそうでした。
にょろにょろ、ぎゅっ。
今回はフカンド山の尾根を周回したかったので、コウンド谷林道は早稲谷林道とセットにして小野村割岳へ、と思ってます。(いつになるか?)
ちょっとセクシーな「大トチノキ」にも逢って、たしなめてきますね。(^_-)
コウンド山951の、板取大杉は健在でしょうか。倒れちゃったかな。
PA020201.jpg
これですね! 巨樹怪木の乱立でどれかな?と思ったら、yamanekoさんのレポにありました。健在…とはいえないけれど、老骨に鞭打って?屹立してました。
雷杉と佐々里峠の間だったかには、すごくかわいい恐竜みたいなトチノキがいて、この子のことは「トチノキザウルス」と呼んでいました。
佐々里峠~小野村割岳間を歩いたのは10数年前で、すっかり忘れてしまいましたが、黒く焼け、空洞になった杉大木の下半身は記憶あります。それが雷杉?
 
927南の源流部のことでしょうか。右手眼下に広がる源流部、下って行きたくなる感じ、しましたね~。
この区間、何本かの源流が登ってきてますね。いずれもなだらかな草付きで、おいで、おいで、しています。(^^♪
フカンド山の手前の板取杉のあるピークも眺めも良くて落ち着ける場所だったのではないでしょうか。ここでランチすることもありました。
これかな?
PA020265.jpg
それにしても「深洞山」という漢字ははじめてみました。
コウンドが光砥、フカンドが深洞。近くにカヤンド谷、コクンド谷とかありますが、どんな漢字を当ててるんでしょうね?

ワンダーランドはこれからがシーズン! Go-To 久多~♪(ちなみにクーポンはございませんが)(^_-)

          ~びわ爺

Re: 【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by アオバ*ト » 2020年10月12日(月) 22:20

びわ爺さま、こんばんは!アオバ*トです。

久多峠、光砥山!何やら懐かしく、嬉しくなるような地名です。
久多川エリア、大好きなんですよ!三国岳959を頂点に久多川を取り巻く周りの山々。
どれも味わい深いですよね。
安曇川の梅ノ木から久多へ。こんな山中なのに京都市左京区とは、わかってはいても違和感を禁じ得ない。
わたしも、いつも梅の木から入るのですが、最初に連れて行ってもらっていた頃は、
ここが京都府なんだか滋賀県なんだか、よくわかっていませんでした。「久多」も「平良」も同じに思えました。
舗装された府道を久多峠へ。さらに下ったところが能見川(フカンド谷)出合で、橋を渡ればフカンド林道が谷沿いに延びる。橋の横に駐車。もう8時半を回ってしまった。林道を少し進み左の尾根への取り付き口を探す。
かなりの急斜面だが雑木を掴んで50mほど我慢すると斜度が緩む。尾根芯は、倒木には悩まされるが、ササや灌木のヤブも無く、弱足の私でも快調に歩ける。
・857m近くまでくれば平坦な尾根道。杉の巨樹怪木の陳列街道で、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか通り過ぎてしまった。
尾根が向きを北寄りに変える・856mには10:50。なんと30分前に通過した・857mピークと1mしか違わない平坦尾根だった。光砥山・951mへは標高差100mほど。あと1時間もあれば着けるだろう。
久多峠から少し能見側に下って857、856に続く尾根を登られたのですね。951一帯は、ほんとに巨樹怪木が多いですね。
わたしはこの尾根はたぶん登っていないのですが、もっと下って光砥橋から「コウンド谷道」を気に入って何回か歩きました。ここにはとんでもなく大きなトチノキがあって、その足が(根っこ)がやたらなまめかしくて、その足に絡め取られそうでした。
にょろにょろ、ぎゅっ。
「怪人」や「ぞうさん」のような奇木を眺めながら台地状に出て右へ進むと、スギ古株の根元に遠慮がちな「光砥山」のプレート。
いったいどうやったら、こんな「怪人」や「ぞうさん」に変身するのでしょうね。
コウンド山951の、板取大杉は健在でしょうか。倒れちゃったかな。
正午までにまだ30分ほどある。先にオプション予定の小野村割岳へ行ってこようか? 
境界尾根の分岐には大きな倒木が横たわる。そこを左へ進む。相変わらず続く巨樹のオブジェに目を奪われながら、気がつくとちょっと様子に違和感が…。GPSで確認すると早稲谷の源流への尾根に入っている。時間的にここらで撤退かな?
ここから小野村割岳に行くときは、わたしもいつも間違ってました。でもこの迷々するのが、すごく楽しかったです。
佐々里峠まで、こんな道探しが何か所かあり、それが楽しくて何度も来たくなりました。
それと、少し離れますが、雷杉と佐々里峠の間だったかには、すごくかわいい恐竜みたいなトチノキがいて、
この子のことは「トチノキザウルス」と呼んでいました。
光砥山へ戻り山頂でランチに。東側の樹間が開け、比良の釣瓶岳~武奈ヶ岳の稜線がクッキリ拝める。よいシチュエーションだ。ミニ冷麺にサケハラミオニギリ、アワワ付き。今日は体調も良く、完食!
コウンド山の東側は開けていたのですね。それはすっかり忘れていました。山でおいしくご飯を食べられるのがいちばんですね。
わたしはいつも、ここからカヅラ谷の源流部を眺めながら927まで歩く時がいちばん気持ちが高揚してました。緑の時も、雪の時も。
フカンド谷の源頭はなだらかな草付きで、そのまま下って行きたくなるがガマンガマン、予定の尾根を辿る。
927南の源流部のことでしょうか。右手眼下に広がる源流部、下って行きたくなる感じ、しましたね~。
北山にはこんな稜線からちょっと下ってみたくなるような源流部、たくさんありますね。
フカンド山の手前の板取杉のあるピークも眺めも良くて落ち着ける場所だったのではないでしょうか。ここでランチすることもありました。
909もたぶんここから見えますね。
それにしても「深洞山」という漢字ははじめてみました。
京都北山はしっぽりと静かな山の良さが味わえる。入山許可の要る芦生まで入らなくても、この界隈はこれから紅葉黄葉に埋まる。
いや~本当に。すてきなレポ、ありがとうございました。足の腫れが治って良かったですね。
わたしも、また行きたいなぁと思いました。久多のワンダーランド。

 アオバ*ト

【京都北山】久多峠から巨杉怪木の光砥山~深洞山を周回

by biwaco » 2020年10月11日(日) 11:30

【日付】2020年10月2日(金)
【山域】京都北山/コウンド(光砥)山
【ルート】フカンド谷林道出合(駐車)~コウンド山~フカンド(深洞)山~久多峠~林道出合
【天候】晴れ
【メンバー】単独


10月は晴れから始まった。やっと秋らしくなるかな?
振り返れば9月はなんだかタイヘンな月だった。「コロナ」の第2波がきてるのか?と思ったらGO-TOなんやらで自縛は解かれ、首相交代劇と野党再編劇の2本立て劇場。お天気まで猛暑一変、台風騒ぎに振り回された。
締めくくりのように東証のコンピュータまでパンクして10月に突入…と、先行きを心配させるセプテンバークラッシュ。

降水確率0%の2日、「厄払い」ではないが、久々の京都北山に足を運ぶ。
安曇川の梅ノ木から久多へ。こんな山中なのに京都市左京区とは、わかってはいても違和感を禁じ得ない。
久多峠
久多峠
舗装された府道を久多峠へ。さらに下ったところが能見川(フカンド谷)出合で、橋を渡ればフカンド林道が谷沿いに延びる。橋の横に駐車。もう8時半を回ってしまった。林道を少し進み左の尾根への取り付き口を探す。
かなりの急斜面だが雑木を掴んで50mほど我慢すると斜度が緩む。尾根芯は、倒木には悩まされるが、ササや灌木のヤブも無く、弱足の私でも快調に歩ける。
・857m近くまでくれば平坦な尾根道。杉の巨樹怪木の陳列街道で、写真を撮ったりしているうちに、いつの間にか通り過ぎてしまった。
尾根が向きを北寄りに変える・856mには10:50。なんと30分前に通過した・857mピークと1mしか違わない平坦尾根だった。光砥山・951mへは標高差100mほど。あと1時間もあれば着けるだろう。
ぞうさんのスギ
ぞうさんのスギ
「怪人」や「ぞうさん」のような奇木を眺めながら台地状に出て右へ進むと、スギ古株の根元に遠慮がちな「光砥山」のプレート。写真で見た印象より小さい15cmくらい?
PA020190.jpg
正午までにまだ30分ほどある。先にオプション予定の小野村割岳へ行ってこようか? 
境界尾根の分岐には大きな倒木が横たわる。そこを左へ進む。相変わらず続く巨樹のオブジェに目を奪われながら、気がつくとちょっと様子に違和感が…。GPSで確認すると早稲谷の源流への尾根に入っている。時間的にここらで撤退かな?
光砥山へ戻り山頂でランチに。東側の樹間が開け、比良の釣瓶岳~武奈ヶ岳の稜線がクッキリ拝める。よいシチュエーションだ。ミニ冷麺にサケハラミオニギリ、アワワ付き。今日は体調も良く、完食!
PA020224.jpg
小野村割岳は次回に譲ったというものの、あまりゆっくりできない。ここから巨樹街道の境界尾根を・927mピークまで進み、フカンド谷右岸尾根を久多峠へ下る。初めてのルートなので、ネットで見た他人のレポと地形図が頼りだ。もちろん強力助っ人のGPSあってのことだが。
・927までは標高差はないのだが、いくつかアップダウンがある。尾根を間違えないように確認しながら進むので、30分以上かかってしまった。
この辺り、フカンド谷の源頭はなだらかな草付きで、そのまま下って行きたくなるがガマンガマン、予定の尾根を辿る。
PA020241.jpg
東側の眺望が良い。比良の手前は県境尾根の・909ピークか? 場所によっては蓬莱山など比良南部まで眺望が楽しめる。
登り下りをこなしてフカンド山△853.5m。ここも初めての訪問だ。山名プレートの1枚に「深洞山」。そうかそうか、そんな漢字なんか!
PA020269.jpg
この辺り、リボンなどの目印も少ないが、ピークに山名板がほとんどついてない。このフカンド山が一番賑やかだった。

地形図を見るとここからの下りルート取りが難しそうだ。と、考え過ぎて早く稜線を離れ過ぎてしまう。すぐ気付いて東向きの尾根に戻り少し進むと降り口が判明。さすがに目印もある。
急な尾根はすぐ平坦になる。相変わらずルート標示は少ないが、思い出したようにテープがあったりする。最後の2つのco690mの辺りでピークを避けたため、へつった急斜面に手こずるハメになったが、無事復帰。16:25、久多峠へ降り立つ。

峠から車道を歩いて下る。ほんの1kmほどだが、舗装道路は足によくない。自転車でも置いとけばよかった。
今年、白倉三山と県境尾根の経ヶ岳~三国岳へ行ったが、京都北山はしっぽりと静かな山の良さが味わえる。入山許可の要る芦生まで入らなくても、この界隈はこれから紅葉黄葉に埋まる。
次は、今回パスした小野村割岳と天狗峠へでも?

          ~近くのやさしい裏山がお似合いのびわ爺

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