山日和さん こんばんは。
久々のご登場ですがな~
と言う不肖Sはrep寝たいやネタすらありませんが・・・・
【日 付】2020年6月21日(日)
【山 域】越美国境 滝波山周辺
【天 候】晴れ
【コース】荷暮川二俣7:35---8:35野々小屋谷出合---9:00二俣---11:30越美国境稜線---12:00滝波山13:30---
15:50林道---16:45駐車地
嬉しいrepですね。
やさしい渓を探していてみっけたこの渓の最新情報!!ありがとうございます。
九頭竜川の支流、荷暮川上流の野々小屋谷。24年振りに訪れたこの谷には苦い思い出がある。
遡行の序盤、釣り師に遭遇して一触即発のトラブルになったのだ。
このお話 よく覚えてますよ!!この渓だったんですね
相手は「谷を歩くな。尾根を行け。」と言う。
お~ そこまで言いましたか!!
こちらも大阪からわざわざこの沢を登りに来たのだから、すんなりと引き下がるわけにはいかない。
「川はおたく一人のために流れてるんじゃない。」と口論になった。
そやそや!!
結局、「しばらく釣る間待っててくれ」と、30分ほど待機して、上流へ向かうことができた。
今にして思えば、彼もわざわざ浜松からスクーターに乗ってここへ来て、入漁券を買ってこの谷を割り当てられ
たのだから気の毒だった。
私もまだ若く、人間ができていなかったのだろう。(今でもできていないという噂もあるが)
イヤ、この頃でも十分できたお人でおます。(今はもっと~。付け足しではなく、あ、蛇足でしたか )
ちゃんと相手のことも客観視してますもんね~
しかし、ちゃんと折衷案で収まりましたね。沢や寄りの案とも思えますが・・・
林道は荷暮集落跡(廃村だが、夏の間は人が住んでいるようだ)の先の二俣を少し入ったところで崩れており、
ここから4キロほどの林道歩きを強いられる。途中でクマと遭遇、こちらの姿を認めると一目散に逃げて行った。
この日はその後も、カモシカ、シカ、モグラ、アナグマと、いろんな友達に出遭うことができた。
カモシカ以下はともかく、最初の熊見たとき、一瞬たりともビビリませんでしたか?
この野々小屋谷は穏やかな谷だ。二俣を過ぎるまではまったくの平流が続くが、サワグルミを主体とする豊か
な自然林の中を悠然と流れる明るい谷は、沢登りの興味とは違う次元の喜びをもたらしてくれる。[/color]
いいですね~
不肖S、今やこれこそが沢登り(歩き)だと思い込んでます。
左俣に入ってしばらく進むと様相が変わった。穏やかなことには変わりがないが、それまでのサラサラと流れ
る小川というイメージから、岩床を滑るように走るナメ床が延々と続く。
あまりにも傾斜が緩いので、本当に山頂に着けるのかと思ってしまうが、スタート地点の標高がすでに800mを
超えているので、獲得すべき標高差はたいしたものではない。
フェルトソールを浸す程度の緩やかなナメをヒタヒタと歩く感触は格別のものがある。
この谷のナメの特徴は、赤い岩盤にある。赤石沢のラジオラリアではないだろうが、どういう岩質なのだろう。
入渓点から行程の6割ばかり消化したところで、やっと初めての滝らしい滝と対面した。
3段15mほどはあるだろうか。フリクションがよく利く岩で、簡単に直登することができる。谷幅一杯に流れる
滑り台のようなナメ滝も、ど真ん中から通過した。
ここまで言われると、渓行きリストで一気に優先順位トップクラスに躍り出てしまいますね。
これで、不肖S唯一の友が居れば最高ですが、24年の年月で消えてしまってるでしょうね。
さすがに道のない越美国境の山だけあって、それなりのヤブを楽しませてくれた。ところどころに
明瞭な踏み跡が現われて喜んだのも束の間、次の瞬間にはシャクナゲのヤブに消えてしまう。
それでも激ヤブというレベルでもなく、30分ほどの我慢で、完全に岐阜県側にある滝波山の頂上に到達した。
2メートル四方に切り開かれた山頂からは、南側の展望だけが得られる。
4度目の滝波山。その内3回は沢からの登頂である。
老体でも耐えられそうですな・・
9年前にふ~さんとホーノ洞を遡行してここに立ったことを
思い出す。ふ~さんはどうしているのだろう。
ヤブオフででも出会えれば嬉しいのですけれども~
まだ1時間ばかりの林道歩きが待っているのだ。
えっ 荷暮川野々小屋谷出合の近くまで林道伸びてるんじゃなかったんですか??
では また 梅雨の晴れ間の木漏れ日射すインゼルで(長~)
SHIGEKI