わりばしさん、こんばんは。
【日 付】2020年2月8日(土)
【山 域】鈴鹿
【コース】駐車地8:22---8:35一ノ谷小屋---9:53大黒滝---10:56大黒岩---12:44一ノ谷小屋---13:13駐車地
【メンバー】単独
この日 1時間後に同じコース登ってました(笑)
暖冬が続き滝が凍らない。気温がずっと高いので発達した氷瀑を県内で見るのは難しいだろう。最後の寒波が来るので御在所の本谷(一ノ谷)に出向いた。スカイラインのゲート前駐車場に停めて一ノ谷小屋まで歩く。あれっ中道駐車場に車が停まってるやん。湯の山温泉から駐車場に行けたみたい。
知らない人結構いますよ~私は温泉街通って中道駐車場に駐車しました(笑)
一ノ谷小屋といえば「山小屋とごはん」という本に98歳の小屋主が作るおにぎりとハヤシライスが紹介されたいたが、今は昔だ。小屋から本谷(一ノ谷)に入ると雪がついている。凍っている所も多いので、用心深く小滝をいくつか越えていくと不動滝が出て来た。ここで、先行者に追いついた、山岳ガイドとそのお客のようだ。不動滝は雪におおわれておりツララが垂れている感じだった。
不動滝が少しでも凍ってると ちょっとこの先を期待するんですよねぇ
巻き道は雪で白くなっているものの微妙な感じなので、ここでアイゼンをつけることにした。右岸を高巻いて沢に下りた。その先の畳岩は右側のロープを使って上った。畳岩の上はきれいな白いじゅうたんのようだった。
私は巻道を登り切ってからアイゼンをつけました。1時間遅い為かもう凍ってなかったです。
二俣を右俣に進むとすぐに崩壊地で倒れた木の間をよじ登る。このあたりから谷は立ってくる。まっすぐ進むとロープウェイの巡視路で、左に谷が曲がる地点にきた。
ここが難所、マーキングが消されておりテープも無いのでルートを知っているかトレースが無いと苦労するだろう。左から木の根たよりに上りバンドを進んで行くと鎖が設置されていたがしっかり雪に埋まっていた。そのまま進むと大黒滝で、氷柱とまではいかないものの凍っている。今シーズンに限ってはこの景色が見れただけでも価値はある。
何度登っても 毎回?って思います(^^;;
大黒滝を左から高巻いていくとロープ場がありここを上った。谷にもどりしばらくするとジョーズ岩で、パーティが上っている。ジョーズ岩の穴はふさがっていなかったので、これを上る。結構高さのある穴でアイゼンを岩にかませて登った。
ジョーズ岩潜るの苦労しますよね。
雪におおわれたゴーロの谷を進むと両岸が立ってきて六号鉄塔がきれいに見える。ただ山頂部はガスっており、ロープウェイ駅も見えない。白い世界に氷瀑があらわれ、いい感じだ。
ここまで来て氷瀑無いとガッカリします。
この日は、なかなかいい感じでした(^^)
大黒岩が見えてくると終盤だ。雪が多ければ谷を詰めればよいが、そうもいかない。大黒岩に向けてロープ場を上るが、ロープが雪に埋もれスベリ棒のようになっている。ピッケルを使いながら上ると大黒岩だった。岩に上るとロープウェイからよく見えるようで、子どもたちが手をふってくれた。
そのロープが氷でコーティングされているのが見えたので、そのまま谷を詰めました(^^;;もっと雪が欲しかったです。
大黒岩からは一ノ谷新道を下る。この道急激に下る道でよくこんな所に道をつけたなと思ってしまう。鷲見岩やきのこ岩みたいなのがあり面白い。一ノ谷小屋の裏手に出てスカイラインを下った。
激下りですよねぇ、松茸岩まで下りてくるとほっとします。
雪は少なかったが、氷瀑も見れたし、この時期なかなか楽しめる谷だ。帰りに御在所をながめると6号鉄塔から真っ直ぐに突き上げる白い筋が見える。これが本谷(一ノ谷)で、急激に登っているのがよくわかる。
雪少ないですけど、いいタイミングで登れましたよね(^^)ロープウェイから見ると本谷は強烈な場所に見えます お疲れ様でした。
しのやん