山日和導師、お疲れさまです。
雪を探しに北の国まで遠征とは、イジワルなお天道様がニクイですね(@_@。
辺り前ならこの辺り、2mを超える雪で山も道路も埋まってるはずなのに、今季はいったいどないなってんの?!と、グレタ・トゥンベリ嬢でなくても叫びたい心境です。
独立峰のように見える部子山と、分水嶺の冠山が尾根続きという事実は意外に感じるのではないだろうか。
はい! ヘコさんの南にヘ~コんな山があったとは驚きではありました。が、考えてみれば(地図を見てみれば)、あって当然の山岳地帯。1昨年のスノー衆で連れてってもらった堂ヶ辻辺りからも視界に入ってたのかも?
冬の山に向かう時、朝の身震いするようなキリッとした寒さが、山に入る実感を感じさせてくれる。
ブルルル…、オ○ッコしとけばよかった(@_@。
林道の先には牧場があり、シーズン中には牛が放牧されているらしい。
この林道、部子山のてっぺんまで来てますね(゜o゜) 一度、無雪期に行ってみよう。車で(^^♪
高度を上げるにつれ、空は晴れるどころかガスの濃さが増して来た。こうなるともうあきらめの境地である。
開き直って、霧にむせぶブナ林を楽しもうと腹をくくった。
キリヶ平山ですから~(^^♪
霧の中から現われるブナは、何かを語りかけているようだ。晴天の下のブナは、風景の一部としてその大きさに感嘆したり、美しいと思ったりするのだが、霧の中に立つブナは、風景としてではなく、それそのものの存在を感じることができるような気がする。
ブナの枝先に光るものがあった。霧氷だ。日が当たればすぐに消えてしまいそうな、小さな儚げな霧氷だが、それがかえって心の襞に沁みてくるようだ。
グーさんが絶賛しそうなシーン表現♪ sato先生と同行されてると、山日和文学も少しニュアンスの変化が窺われますね(^_-)
びわ爺はブナフェチじゃないけど、それにしても、ブナはどんなシチュエーションにも似合います。朝陽が雪上に足長のブナの影を伸ばす尾根、足元を落葉で埋めつくし青空に屹立するブナ…そんな空間では立ち止まって、大きく一息入れブナの声を聴きたくなります。
最初から岳の谷山への周回はあきらめて、山頂先の地形の妙を楽しむつもりだったが、その時間もなくなってしまった。
ブナ林の中に腰を降ろして、少し短めのランチタイムとしよう。
「岳の谷」って?と地形図でみたら南側の三角点ピークですね。せっかくなら周回してみたくなりますが…(@_@。
短めのランチ? と言いながら1時間以上のタップリやないですか(^^♪
昼から気温が下がってきたようだ。登りでは見なかったところに霧氷の花が咲いていた。それも登りで見たものより発達している。午後からできた霧氷というのも初めて見た。
近江でも日曜日の朝はヒンヤリ冷え込んでました。
雪は本当にあるのか。スノーシューが背中の重しになるだけではないかと危惧を抱いてスタートした山だったが、久しぶりに雪山らしい雪山を楽しむことができた一日だった。
スノーシューの使い初めですか? 私はまだ担いで行ったこともなしです。当分、近場は雪は期待できないようです。ひょっとして、Part1はこの界隈になるのかな(^_-)
遠方まで下見(?)お疲れさまでした。<m(__)m>
~びわ爺