【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

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Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by アオバ*ト » 2020年2月03日(月) 23:56

雨子庵さん、こんばんは!
レス、ありがとうございます。


昨日の朝、おちょぼ岩で「サンライズ」(日本語で「日の出」といいます)を見てきました
尾鷲側。昨日歩いた九鬼も、先々週歩いた矢ノ川峠も見えてます


「オチョボ岩」登られたんですね!
それも「サンライズ」!!!
わたしは日の出の時間に行ったことはないのですが、
きっととってもすばらしかったことでしょう!


アサメシも食っていない身にはこたえました

オチョボ岩の直下、とんでもない激登りですよねえ。
でも、超絶すばらしい景色が待ってると思えばアサメシ前でもがんばれますね。

そして午前中には矢ノ川峠の明治道を歩きたかったので天狗倉には行かずショートコース(ボケシールート)であわてて下山しました。
天狗は次の目標です。


天狗倉山の山頂もいいですよ~。
わたしは、次は「矢ノ川峠」って思ってたんですよ。こういうの惹かれますよね~。

今までどちらかというと通過点だった尾鷲
マイブームになりそうです


尾鷲道のマブシ嶺から眺めた尾鷲の町と海もすてきでした。
「愛しの尾鷲」、いつもマイブームです。
どこかでバッタリするかもですね!

 アオバ*ト

Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by 雨子庵 » 2020年2月03日(月) 18:10

アオバトさん
まいど あめちゃんです

正直、行ったことが無い場所のレポは深く読み込まないのでスイマセン。
しかししかし、地元の人に教えていただいた場所が出てくるではあ~りませんか。 :D
 
着いたよ~!先着のご夫婦さんにご挨拶して岩の上に立ちます。尾鷲湾の沖合に広がる紺碧の海!もう絶叫せずにはいられない超絶すばらしい眺めのここは「オチョボ岩」と呼ばれているviewpoint。私たちのあとからやって来た二人組の若者たちと先ほどのご夫婦と譲り合って写真を撮って、きょうはここでお昼です。
昨日の朝、おちょぼ岩で「サンライズ」(日本語で「日の出」といいます)を見てきました
尾鷲側。昨日歩いた九鬼も、先々週歩いた矢ノ川峠も見えてます
尾鷲側。昨日歩いた九鬼も、先々週歩いた矢ノ川峠も見えてます
引本側。きのう日の出を見た白浦は引本の向こう側
引本側。きのう日の出を見た白浦は引本の向こう側
フィックスロープ掴んでまたまた激登り。見上げると樹林の中に大きな岩が見えてきました。
アサメシも食っていない身にはこたえました :shock:

そして午前中には矢ノ川峠の明治道を歩きたかったので天狗倉には行かずショートコース(ボケシールート)であわてて下山しました。
天狗は次の目標です。

今までどちらかというと通過点だった尾鷲
マイブームになりそうです :mrgreen:

あめちゃん

Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by アオバ*ト » 2020年1月14日(火) 23:37

 わりばしさん、こんばんは。
レス下さり、ありがとうございます。


へえ~そうなんだ。
今でこそ近くなった東紀州ですが、高速が出来るまでは車でも大変でした。


へ~そうなんだ。って、そうか、やぶネットの皆さんは熊野古道なんか歩かないですもんねえ。
紀勢自動車道の半端ないトンネルの数が、高速ができる前はどれほど山越えが大変だったかを物語っていますね~。

関連会社を含めると尾鷲には大打撃でしょうね。
尾鷲工業高校もとっくの昔に無くなっているし・・


跡地活用の新たな構想もあるのでしょうが、あの塔(煙突)がなくなったら、東京タワーのない東京みたいな感じで、
なんか寂しい気がします。

オオカミの糞が狼煙には一番といいますが・・
本当かなあ?


気になって調べてみました。
入手困難なものを藁に混ぜれば、得難い効果が得られると信じていたらしいです。

昔は大きく栄えたであろう街
こじんまりしているけど何でもそろう感じで
見ごたえがあります。


再開発でまた新しく変わってゆくのかもしれないですが、
わたしは、今の眺めも好きです。

山の神はHな話が好きな女神ですからね。

また、みにくいオコゼを見せて山の神のご機嫌をとる祭りは尾鷲だと思います。


なんか山の神って人間くさいですね。神様じゃないみたいです。
なんて言うと、転んでバチ当たるかな。

  アオバ*ト

Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by わりばし » 2020年1月14日(火) 18:54

こんばんは、アオバトさん。

 あまりにも有名な熊野参詣道伊勢路の馬越峠。伊勢から歩いてきた旅人は海山の集落からこの峠を越えて尾鷲へ下り尾鷲神社でこの先の旅の祈願をして熊野へ向かった。

へえ~そうなんだ。
今でこそ近くなった東紀州ですが、高速が出来るまでは車でも大変でした。


 ふと気が付いたけれど、この白に青って、あの旧火力発電所の塔の白と青なんだろうか。役目を終えたあの塔もそのうち解体されてしまうのだろうかと思うとなんだか切ない。

関連会社を含めると尾鷲には大打撃でしょうね。
尾鷲工業高校もとっくの昔に無くなっているし・・


やっとこさ「小山浦の狼煙場跡」。日頃耳にしないコトバに触れるとなんか楽しくなりますね。今はここは展望はよくないのだけど、昔はここの櫓の上で「異国船がきたぞ~」って叫んでいたのかなぁ。所々で海が見え隠れして峠に下りたら、フィックスロープ掴んでまたまた激登り。見上げると樹林の中に大きな岩が見えてきました。

オオカミの糞が狼煙には一番といいますが・・
本当かなあ?

 
役目を終えても海と町の境界に清々しく立つ白と青の塔、尾鷲駅の駅舎、幹線道路、スーパーマーケット、庁舎、斜面の夏みかん畑、魚の養殖場、etc、etc。そして湾の沖合にどこまでも続く紺碧の海。山手には大台ケ原の山々、遥か彼方には聖なる熊野に続く山並み。

昔は大きく栄えたであろう街
こじんまりしているけど何でもそろう感じで
見ごたえがあります。


 こんなのは初めて見ました。

山の神はHな話が好きな女神ですからね。

また、みにくいオコゼを見せて山の神のご機嫌をとる祭りは尾鷲だと思います。

今年もよろしくデス。 :mrgreen:

 

Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by アオバ*ト » 2020年1月13日(月) 14:20

SHIGEKIさん、こんにちは。
早々とレス下さり、ありがとうございます。

穏やかなお正月のやさしい山行き、いいですね。

不肖Sも去年、マブシ嶺や栂谷などこの辺へ何度か通いました。

海山の道の駅から周回できるんですね。

厳冬の雪山行きの合間にランチビュー山歩きに是非とも訪れてみようと思います。

「マブシ嶺」「栂谷」、どちらも極上ですね~。
天狗倉山、
車で日帰りなら、海山の道の駅から周回すると便利ですが、味わい深いアプローチ道は尾鷲側の水平道なんですよ。
 


この山、読みは「てんぐらやま」ですね。

海が見える山は雄大さを実感できますね。

「てんぐらさん」とも。
海が見える山はいいですね~。
でも、琵琶湖の見える山も大好きです。



アワランチしながら絶叫しましたか~ プシュー 「ウマ~」って

残念ながら、アワワランチできないタチなんですよ。プシュってしたら、もう根が生えて帰れない。
でも、ここでのアワワランチはきっと最高ですよ~。


そないに素晴らしいのですか~なら、ここで一泊 夕陽、星、朝日をみたいですね~


ポカポカ暖かいですし、ツエルト一枚あれば朝まで過ごせそうです。
ただ、翌朝、断崖の下のシダの叢に転がってイノシシさんにつつかれていたりして。
しかしながら、この近くの長楽院というお寺からの眺めは、「日本の朝日百選」に選ばれてるそうです。
 

やっぱ、人は多いんですね。正月だから??

お正月三が日だから、少し人出多めでしたね。でも多いと言っても10人くらい。


人の営みも自然の一部、ですね。

そうそう、そうなんですよ~。


気持ちのこもったガイド イヤ rep 読み込みました。

天狗倉山 観光案内 アオバ*トバージョン、お楽しみ頂きありがとうございました。


あの・・この画像、後の木をもう少し入れたら分かり易いというか・・・・最期になかなかのオチでんな~

SHIGEKIさん、よくお分かりで。
後ろの足、じゃなくて、木のことまで気が付いておりませんでした~。
これ、でも、尾鷲商工会議所の公式ガイドブックにも写真載ってるんですよ。

今年もよろしくお願いします。

アオバ*ト


                   

Re: 【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by SHIGEKI » 2020年1月12日(日) 22:34

アオバ*トさん こんばんは。

今年もよろしくお願いします。


【日付】2020年1月3日
【山域】東紀州・尾鷲 天狗倉山
【メンバー】Tさん、アオバ*ト
【天候】晴れ
【ルート】道の駅海山8:30、猪鼻、狼煙場、オチョボ岩、天狗倉山、馬越峠、道の駅海山14:30
 お正月、尾鷲に行きました。
いつの頃からか、グーさんと同じ、スノーシューの合間にぽかぽか暖かい南の国の海岸沿いの山歩きを覚えて、
お正月は、そんな「海は山の恋人」シリーズの中でもいちばんのお気に入り、尾鷲の天狗倉山に行くって決めていました。

穏やかなお正月のやさしい山行き、いいですね。

不肖Sも去年、マブシ嶺や栂谷などこの辺へ何度か通いました。

海山の道の駅から周回できるんですね。

厳冬の雪山行きの合間にランチビュー山歩きに是非とも訪れてみようと思います。


 あまりにも有名な熊野参詣道伊勢路の馬越峠。伊勢から歩いてきた旅人は海山の集落からこの峠を越えて尾鷲へ下り尾鷲神社でこの先の旅の祈願をして熊野へ向かった。
ハイキングのガイドブックに書かれてあるようなこと書き記すまでもないけれど、これを書かなきゃ始まらないのでお許しくだされ。

導入として必須なんですね。いい勉強になります。


 天狗倉山は、この馬越峠から稜線を東へ登ったところにある、町から見上げるとてっぺんに岩の冠をちょこんと被ったように見える美しいかたちの山。ネットには、「山頂は二重の岩場で中央の花を外縁の葉が取り囲むハスの花にたとえられ」と大変興味深い記述があった。岩に囲まれた真ん中に役行者の祠があって、海側の岩に登ると尾鷲湾と尾鷲の町並みが、鉄梯子で反対側の大岩に登るとそこがいちばんのてっぺんで360度のパノラマが開ける。

この山、読みは「てんぐらやま」ですね。

海が見える山は雄大さを実感できますね。



 尾鷲湾の沖合に広がる紺碧の海!もう絶叫せずにはいられない超絶すばらしい眺めのここは「オチョボ岩」と呼ばれているviewpoint。私たちのあとからやって来た二人組の若者たちと先ほどのご夫婦と譲り合って写真を撮って、きょうはここでお昼です。

アワランチしながら絶叫しましたか~ プシュー 「ウマ~」って


ポカポカ暖かくて、もうこれ以上はないっていうくらいの大絶景。お正月からなんて幸せなことか。

そないに素晴らしいのですか~なら、ここで一泊 夕陽、星、朝日をみたいですね~



 またまた大きな岩が現れてきたかと思うといよいよ天狗倉山の山頂です。ハスの葉の外側を行ったり来たり。あれ、祠はどこだっけ。あったあった。手を合わせて海側の岩に登る。やっぱりお正月、ここは老若男女でにぎわっています。

やっぱ、人は多いんですね。正月だから??


標高の高さと眺めのすばらしさがけっして比例しないこと、ここに立つと納得します。

師匠が良く仰る、山高きがゆえに・・・のアオバトバージョンですね :mrgreen:


そしてここに立って天狗倉山を好きにならないひとはきっといないと思う。

この言い切りがとても重要です。

 海と山と、それだけじゃなくて。
ここに暮らしてきた人たちが自然と対峙して作り上げてきた美しくて、あたたかな町の景観。
天狗倉山の岩のてっぺんに登るとそんな眺めがパノラマとなって心に迫る。

人の営みも自然の一部、ですね。

 見えない糸に引かれるように、ある日、わたしは天狗倉山にやって来た。
信仰心なんかちっともなかったけれど、何かをお祈りしたくて祈りの道を歩き始めた。祈りの道から美しい熊野灘を眺めて、異国のような風光明媚な南の町に憧れた。小さな「縁」が少しずつ絡み合って、今ここで海と山と町を眺めている。今年はどんなことに出会うのだろう。出会うことひとつひとつ大切に、歩きたいと思います。
 きょうは、海山の道の駅発着で、海山側から周回しましたが、
尾鷲神社発着で尾鷲側の水平道からアプローチして、下りに岩屋堂へ下りる道を使うコース取りもとってもすばらしいです。

なんだか、ガイドブックのようなレポになってしましましたが、皆さま、ことしもよろしくお願いします。

気持ちのこもったガイド イヤ rep 読み込みました。


(山の神)
こんなのは初めて見ました。

あの・・この画像、後の木をもう少し入れたら分かり易いというか・・・・最期になかなかのオチでんな~

                   SHIGEKI
添付ファイル
20200110-P1102971.jpg

【東紀州】お正月の尾鷲・天狗倉山

by アオバ*ト » 2020年1月11日(土) 22:30

【日付】2020年1月3日
【山域】東紀州・尾鷲 天狗倉山
【メンバー】Tさん、アオバ*ト
【天候】晴れ
【ルート】道の駅海山8:30、猪鼻、狼煙場、オチョボ岩、天狗倉山、馬越峠、道の駅海山14:30

 お正月、尾鷲に行きました。
いつの頃からか、グーさんと同じ、スノーシューの合間にぽかぽか暖かい南の国の海岸沿いの山歩きを覚えて、
お正月は、そんな「海は山の恋人」シリーズの中でもいちばんのお気に入り、尾鷲の天狗倉山に行くって決めていました。Tさんにはまた行くのとあきれられましたが、お正月はここに行かなくちゃ気が済まないアオバ*トです。

 あまりにも有名な熊野参詣道伊勢路の馬越峠。伊勢から歩いてきた旅人は海山の集落からこの峠を越えて尾鷲へ下り尾鷲神社でこの先の旅の祈願をして熊野へ向かった。
ハイキングのガイドブックに書かれてあるようなこと書き記すまでもないけれど、これを書かなきゃ始まらないのでお許しくだされ。
 天狗倉山は、この馬越峠から稜線を東へ登ったところにある、町から見上げるとてっぺんに岩の冠をちょこんと被ったように見える美しいかたちの山。ネットには、「山頂は二重の岩場で中央の花を外縁の葉が取り囲むハスの花にたとえられ」と大変興味深い記述があった。岩に囲まれた真ん中に役行者の祠があって、海側の岩に登ると尾鷲湾と尾鷲の町並みが、鉄梯子で反対側の大岩に登るとそこがいちばんのてっぺんで360度のパノラマが開ける。

 きょうは、海山の道の駅に車を置いて、海山側の水平道から歩きます。この水平道も海山と尾鷲をつなぐ道で、こちらは明治時代に作られ大八車が行き交っていたと。海山側はあまり展望開けないけれど、よく手入れされた檜の植林と羊歯の林床の中を清々しい朝の木漏れ日を浴びて、朝のお散歩をされている地元の方にご挨拶したり、あれやこれやとおしゃべりしながら、のんびりと猪鼻(岬)に到着。
 さてここからは一仕事ですよ。尾鷲道を整備してくださっているNTRCさんが、ここも整備してくださっているようで、白地に青い文字の「尾鷲トレイル」の道標。
P1010024(道標).jpg
 ふと気が付いたけれど、この白に青って、あの旧火力発電所の塔の白と青なんだろうか。役目を終えたあの塔もそのうち解体されてしまうのだろうかと思うとなんだか切ない。それにしてもこの岬の末端からの登りはなかなかハードです。額から汗がポタポタ落ちてくる。真冬だっていうのに。ヒートテックなんか着てくるんじゃなかった。ところでここら辺の樹林は何だろう。葉っぱがツルツルした照葉樹。ウバメガシかなと考える余裕が出てきた頃、やっとこさ「小山浦の狼煙場跡」。日頃耳にしないコトバに触れるとなんか楽しくなりますね。今はここは展望はよくないのだけど、昔はここの櫓の上で「異国船がきたぞ~」って叫んでいたのかなぁ。所々で海が見え隠れして峠に下りたら、フィックスロープ掴んでまたまた激登り。見上げると樹林の中に大きな岩が見えてきました。
 着いたよ~!先着のご夫婦さんにご挨拶して岩の上に立ちます。尾鷲湾の沖合に広がる紺碧の海!もう絶叫せずにはいられない超絶すばらしい眺めのここは「オチョボ岩」と呼ばれているviewpoint。私たちのあとからやって来た二人組の若者たちと先ほどのご夫婦と譲り合って写真を撮って、きょうはここでお昼です。
オチョボ岩より.jpg
ポカポカ暖かくて、もうこれ以上はないっていうくらいの大絶景。お正月からなんて幸せなことか。
いつまでもここにすわって海をながめていたい気持ちをリュックに仕舞って、いよいよ天狗倉山のピークへ向かいます。ここからは標高差のほとんどない気持ちの良い「尾鷲トレイル」。
P1010061(トレイル1).jpg
 またまた大きな岩が現れてきたかと思うといよいよ天狗倉山の山頂です。ハスの葉の外側を行ったり来たり。あれ、祠はどこだっけ。あったあった。手を合わせて海側の岩に登る。やっぱりお正月、ここは老若男女でにぎわっています。岩の上から尾鷲湾と町並みを眺めてうっとりしたら、鉄梯子でてっぺんの岩に登る。
P1010071(地図).jpg
役目を終えても海と町の境界に清々しく立つ白と青の塔、尾鷲駅の駅舎、幹線道路、スーパーマーケット、庁舎、斜面の夏みかん畑、魚の養殖場、etc、etc。そして湾の沖合にどこまでも続く紺碧の海。山手には大台ケ原の山々、遥か彼方には聖なる熊野に続く山並み。
P1010067(天狗倉山より2).jpg
 たった標高522m。
標高の高さと眺めのすばらしさがけっして比例しないこと、ここに立つと納得します。
そしてここに立って天狗倉山を好きにならないひとはきっといないと思う。

 海と山と、それだけじゃなくて。
ここに暮らしてきた人たちが自然と対峙して作り上げてきた美しくて、あたたかな町の景観。
天狗倉山の岩のてっぺんに登るとそんな眺めがパノラマとなって心に迫る。

 見えない糸に引かれるように、ある日、わたしは天狗倉山にやって来た。
信仰心なんかちっともなかったけれど、何かをお祈りしたくて祈りの道を歩き始めた。祈りの道から美しい熊野灘を眺めて、異国のような風光明媚な南の町に憧れた。小さな「縁」が少しずつ絡み合って、今ここで海と山と町を眺めている。今年はどんなことに出会うのだろう。出会うことひとつひとつ大切に、歩きたいと思います。
P1010083(トレイル2).jpg
 きょうは、海山の道の駅発着で、海山側から周回しましたが、
尾鷲神社発着で尾鷲側の水平道からアプローチして、下りに岩屋堂へ下りる道を使うコース取りもとってもすばらしいです。

なんだか、ガイドブックのようなレポになってしましましたが、皆さま、ことしもよろしくお願いします。

 帰りにこんなところにも寄り道しました。
P1010088(又口つり橋).jpg
まだぜんぜん渡れそうでしたが、残念ながら通行止めのロープが張ってありました。
P1010095(山の神).jpg
こんなのは初めて見ました。

 アオバ*ト

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