【湖北】横山岳 ~ プチラッセルで大展望 ~
【日時】2020/1/6
【天 候】快晴
【コース】東尾根登山口 8:20-ca900 東尾根9:45-東峰 11:50/13:45-P 15:30
穏やかな年の瀬を過ごした我がふる里でも「三重、奈良展望の三国塚」や「鶏鳴八滝 と大層に名付けられた里川の溯行」で
山と渓を楽しめたが、雪はかけらもない。
世間では長い休み明けとなる6日、快晴予報に誘われて進路を北に取った。
横山岳は20年ぶりだろうか?雪が積もるのを待ちきれずに山スキーの下見にやってき たのだ。
R303はもちろん、林道にも全く雪はなく見上げる尾根すら乾いている。
尾根末端の取り付きの偵察はイメージすら湧かずそのまま林道を登山口まで来てしまった。
頂上部分は雪が着いているが、担ぐだけになりそうなのでスノーシューはおいてゆく。
金居原尾根まで登っても雪はない。「今日はこのまま散歩して展望ランチやな」
気楽に歩を進め、楢の林に山毛欅が混じりかけた頃、やっと雪がでてきた。
東尾根分岐から若いが一面の山毛欅林を登り出したら、ハマりだした。
たかだか標高差200m余り ラッセルと言うほどのものでは決してありはしないが、老体には厳し過ぎるお年玉だった。
東峰はなだらかな稜線上の大展望地だった。
もちろん誰も居ない。
眼前には
「三国、三周、お~高丸がこんなに大きい、白山は真っ白流石や!その前にちょこん と行けなかった烏帽子、
能郷白山はまだらで大きいな~、白い北アのどっか、先日抱 かれた乗鞍、蕎麦粒かっこええで~、御嶽、
中ア、遠く黒い大きな恵那山、南アも見 えてる~、それらの手前には、湖北や奥美濃の山々・・・・」
も少し首をひねると
「金糞、伊吹、霊仙、御池・・・」
そして 「琵琶湖の北湖と周辺の山々・・・・」
快晴、微風ポカポカ、このうえないビヤーランチを終えた頃やってきた単独男性は奈良のお人、大峰台高はよく歩いておられるようで、
雪を求めて福井周辺にもよく来るとのこと、長話となった。
その後にやってきた男性2人組、何とそのお一人は20年ぶりに出会った知り合いだった。
スキーを楽しむには、更に1m以上の積雪が欲しいところだが、さすが、湖北の名山、最短往復でも大展望といい出会いで楽しませてくれた。
では また どこか 伝説の雪稜で
SHIGEKI