【鈴鹿】御池岳 ~ ゴロ谷から薄雪のテーブルランドそしてアザミ谷 ~
【日時】2019/11/21
【天 候】快晴
【コース】御池橋P 7:58-3尾根取付 8:22-テーブル端 10:19-ボタンブチ10:33-御池岳?11:05-
ランチ11:30/12:25-アザミ谷源頭 13:00-P 16:00
北部晴れ予報を信じて高速に乗ったが、通行止めで八日市ICで降ろされた。
鈴鹿へ行くしかあるまい。永源寺ダム湖周辺の紅葉は真っ盛り。
あてもなく音楽を聴きながら走っていると御池橋に着いた。
未だ目的ルートも決まらないままゴロ谷を歩き出す。
アザミ分岐、1尾根、2尾根とやり過ごして3尾根を回り込んで見る4尾根は暗く、見返りの3尾根は色づいた木々が朝日に輝いていた。
踏み跡のない急登、ツゲとシャクナゲを少しかき分けると気持ちのいい尾根に乗った。
右斜面の透過光に煌めく紅葉が美しい。
陽だまり、錦秋ステンドグラスのコルでいっぷく。小春の陽射しが背中にあったかい。
♫ Sunshine on my shoulders makes me happy ♪
急登に備える。
果たして老兵ゴロ直の急登を乗り越えられるのだろうか?
ダブルストックとチェーンスパイクで一旦凍って溶け出したズルズルの急斜面をあえぎ登る。
左手のガレ地から聞こえる自然落石の音を聞きながらしばらくの踏ん張りで霜と薄雪で化粧したテーブルに辿り着いた。
ボタンブチには福井からの単独男性、御池岳は初めてのご様子、周遊ルートを話す。
流雲すらない蒼穹の空と遙かなる山並み
ウロウロと散歩しているとご夫婦らしい登山者のおられる展望地に出た。
アルプス、御嶽、白山はしっかり雪を被っている。
フト見ると「御池岳」の標識!?何とここは頂上だった。
御池の頂上は、展望のない林の中の小広場・・・だったはず
無雪期に御池の頂上に来たのは、笹の海を泳いで迷いながらボタンブチへ辿り着いた20年以上前のことだ。
平日だがこの快晴、流石に頂上は騒がしくなってきたので西端の陽だまりでランチとした。
お花池、鈴ヶ岳展望廊下からアザミ谷源頭へとゆったり歩を進める。
伊勢尾に乗るつもりが、源頭の支尾根の紅葉に引き込まれてそのまま谷へと下った。
せせらぎの音を聞きながらやさしいアザミ谷を降る。
冠谷のゴルジュを見上げたらもうすぐ朝のゴロ谷分岐だ。
川面に散り敷く色とりどりの落ち葉を踏んで膝まで水に浸かってしまったが車はもうすぐだ。
モンベル500円割引の八風の湯へ急ごう。
では、また、どこか落ち葉散り敷く小春陽のコルで
SHIGEKI