【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

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Re: 【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

by 山日和 » 2019年10月11日(金) 20:49

biwacoさん、どうもです。

山もレポもご無沙汰です。なんだか週末ごとに台風騒ぎで待機たいきがタイギに変わって、何するにも大儀になって怠惰な毎日を送っております。

今回も超大型らしいですが、近畿地方への影響は少なそうでホッとしました。 :D

皆子山! 懐かしい名前を見て、たまにはヤブレスでも発射してみようか?なんて発奮してみたのですが、(今、ハップンと打ったら八分と出ました。8分で頓挫?かも)

トンデモ8分、歩いて10分?古い~ :mrgreen:

手許に1986年の京都北山1,2のエアリアマップがあるので、その頃かなあ…とは思うのですが、全く記憶がないということはやはり未踏なんでしょうね。隣りの八丁平~峰床山の記憶はかすかに残ってるんですが。

地図があるからと言って登ってるとは限りません。しかし昔の1と2に分かれた地図はよかったですね。

で、その皆子山にこの夏、行ってきたんです。みなさんのルートとは正反対で、軌跡を並べたらX(エックス)の字形になりそうですが、R367から足尾谷~ツボクリ谷~山頂~・941~・619~の周回。老兵にはけっこう辛い行程でありました。

おー、沢を歩いたんですね。登山道もあるけど今では結構バリっぽくなってるのかな?
P9290048_1.JPG
たぶん初めての皆子山山頂にやっと着いた!と思ったら、オフロードバイクが数代。山頂でライダーのオジサンたちがたむろしてはりました。なんだかな~(@_@
比良方面の眺望を楽しむ間もなく、そうそうに下山路に入りましたわ(^_-)

こりゃたまりませんね。でも向こうも休んでるんだったらいいんじゃない?
まさか全員で空ぶかししてたとか・・・ :mrgreen:

ところで~
下りの県境尾根は、まさか最後までライン通りに滑り降りたんですか? 右に振って尾根通しのほうが緩そうですが…、でも最後の数十mはキツイか(>_<)
百井川沿いの林道は地形図でも切れてますね。いっそ、沢の中を歩いたほうが楽だったんでは?

越前さんと違って県境コレクターではないので、さすがにそれはないです。 :lol:
本流と皆子谷出合の方へ下りましたよ。最後は急でしたが。
沢靴履いてりゃ本流通しでもよかったんですが。satoさんだけは長靴だったんで、それでもOKでしたが、渡渉で靴を濡らすのが嫌な人もいたもんで・・・
P9290072_1.JPG
先日、木曽駒の木曽前岳~麦草岳をつなごうと思って出かけたんですが、臆病風に吹かれて上松Aコースのピストンにしました。
もう、ハードな山歩きはできません。近くの比良や北山、鈴鹿で一人遊びでも…と思ってます。

木曽前岳と麦草岳の稜線はちょっぴり危険で面白いですね。
ご安全に・・・ :D

                  山日和

Re: 【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

by biwaco » 2019年10月11日(金) 12:29

こんにちは~(^^♪
山もレポもご無沙汰です。なんだか週末ごとに台風騒ぎで待機たいきがタイギに変わって、何するにも大儀になって怠惰な毎日を送っております。

皆子山! 懐かしい名前を見て、たまにはヤブレスでも発射してみようか?なんて発奮してみたのですが、(今、ハップンと打ったら八分と出ました。8分で頓挫?かも)
(気を取り直して…と)
そうなんです。皆子山が京都府最高峰!ってことは、長い間京都府エリアに縁があった者としてもちろん知ってたのですが、いつ登ったかな?と考えても浮かんできません。手許に1986年の京都北山1,2のエアリアマップがあるので、その頃かなあ…とは思うのですが、全く記憶がないということはやはり未踏なんでしょうね。隣りの八丁平~峰床山の記憶はかすかに残ってるんですが。

で、その皆子山にこの夏、行ってきたんです。みなさんのルートとは正反対で、軌跡を並べたらX(エックス)の字形になりそうですが、R367から足尾谷~ツボクリ谷~山頂~・941~・619~の周回。老兵にはけっこう辛い行程でありました。
P7280663.jpg
たぶん初めての皆子山山頂にやっと着いた!と思ったら、オフロードバイクが数代。山頂でライダーのオジサンたちがたむろしてはりました。なんだかな~(@_@。
P7280698.jpg
比良方面の眺望を楽しむ間もなく、そうそうに下山路に入りましたわ(^_-)

ところで~
下りの県境尾根は、まさか最後までライン通りに滑り降りたんですか? 右に振って尾根通しのほうが緩そうですが…、でも最後の数十mはキツイか(>_<)
百井川沿いの林道は地形図でも切れてますね。いっそ、沢の中を歩いたほうが楽だったんでは?

先日、木曽駒の木曽前岳~麦草岳をつなごうと思って出かけたんですが、臆病風に吹かれて上松Aコースのピストンにしました。
もう、ハードな山歩きはできません。近くの比良や北山、鈴鹿で一人遊びでも…と思ってます。

                                ~びわ爺

Re: 【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

by 山日和 » 2019年10月03日(木) 20:43

satoさん、どうもです。
久し振りの著者の集い、楽しかったですね。

草川啓三さんが「わたしの山登り」を言葉で表現する機会をくださり、皆さまとご縁が出来ました。
昨年の出版記念会の日は抜釘手術後で山歩きが出来ない状態でした。今年は元気な姿で出席することが出来ました。
一年を振り返り感慨深い気持ちになりました。

まったく草川さんには感謝しかないですね。 :D

お世話になりましたヒノコ小屋は素敵な作りで築40年以上もなるのにきしみも無く、
随所に見られる手直しに金久昌業さんの想いを伝えていこうという北山クラブの方々の意志を感じました。

素晴らしい小屋でしたね。よく手入れされていて、北山クラブの皆さんの愛情が感じられました。
IMG_20190928_184542_original_1.jpg
私も皆子山に登るのは十数年ぶりでした。初めての南西尾根から見た皆子山は私の記憶の皆子山と重ならず新鮮でした。

satoさんも十数年振りでしたか。
私はよく考えてたら20数年振りでしたわ。計算間違いでした。 :mrgreen:

二次林の明るく気持ちの良い尾根で、眺望にも恵まれていました。
標高900mを越えた辺りからは尾根がくねくねと曲がり、弧を描いた谷のそれぞれには美しい源頭の風景が広がっていました。
カナクギノキの大樹が並ぶ風景が印象的でした。

いい尾根でしたね。いい意味で予想を裏切られました。
P9290032_1.JPG
安曇川の渡渉の時、長靴を履いてきてよかったと思いました。

satoさんだけがひとり悠然と渡渉してましたね。 :lol:

ヒル対策も兼ねて長靴で歩いたのに、私だけヒルにやられました。

ひとりだけ楽をした天罰ですね。 :mrgreen:

                     山日和

Re: 【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

by sato » 2019年10月02日(水) 22:06

山日和さま

こんばんは。土日はありがとうございました。
ヒノコ小屋での懇親会、翌日の皆子山登山と皆さまと思い出深いひと時を過ごすことが出来ました。
草川啓三さんが「わたしの山登り」を言葉で表現する機会をくださり、皆さまとご縁が出来ました。
昨年の出版記念会の日は抜釘手術後で山歩きが出来ない状態でした。今年は元気な姿で出席することが出来ました。
一年を振り返り感慨深い気持ちになりました。

皆さま個性に溢れ、ご自身の目とこころで山と向き合われておいでで、刺激をいただきました。
私の好きな作家の南木佳士が
「山歩きは人生の往路に入ってからのほうがより多くの五感の刺激をからだに受け入れられる気がする・・・
代謝の低下したからだは外部からのエネルギーを積極的に取り込むようになる」とエッセイで書かれていたのを思い出しました。
それぞれのスタイルで山を愉しんでいらっしゃる皆さまのお顔は輝いていました。

お世話になりましたヒノコ小屋は素敵な作りで築40年以上もなるのにきしみも無く、
随所に見られる手直しに金久昌業さんの想いを伝えていこうという北山クラブの方々の意志を感じました。

私も皆子山に登るのは十数年ぶりでした。初めての南西尾根から見た皆子山は私の記憶の皆子山と重ならず新鮮でした。
二次林の明るく気持ちの良い尾根で、眺望にも恵まれていました。
標高900mを越えた辺りからは尾根がくねくねと曲がり、弧を描いた谷のそれぞれには美しい源頭の風景が広がっていました。
カナクギノキの大樹が並ぶ風景が印象的でした。

安曇川の渡渉の時、長靴を履いてきてよかったと思いました。
青空が広がり天気予報と違ってよかったですねと言いながら歩いていましたが、最後に降られましたね。しかも大雨。
傘をさして歩く皆さまの後ろ姿がこころに焼き付いています。

ヒル対策も兼ねて長靴で歩いたのに、私だけヒルにやられました。

また皆さまとご一緒できる日を楽しみにしております。

sato

【京都北山】ヒノコ小屋の集いと皆子山

by 山日和 » 2019年10月01日(火) 21:47

【日 付】2019年9月28日(土)~29日(日)
【山 域】京都北山 皆子山周辺
【天 候】晴れのち曇りのち雨
【メンバー】草川啓三氏、横田和雄氏、sato、山日和 (懇親会のみ西原氏参加)
【コース】ヒノコ小屋8:35---10:10南西尾根P889m---P926m---11:25皆子山12:20---府県境南尾根---13:25皆子谷出合
     ---14:15ヒノコ小屋

 「山登りはこんなにも面白い」の出版から1年が経った。1周年を記念してというわけではないが、久しぶりに著
者が一同に会するともいいだろうと、草川啓三氏の音頭で集まることになった。
場所は京都北山のヒノコ小屋。安曇川源流の百井川べりに建つ、北山クラブ所有の山小屋である。
どこから来ても山深い感の強いここは、携帯も繋がらない場所だ。
 今回は残念ながら壇上氏が所用のため欠席。草川氏をはじめ、横田和男氏、satoこと中西さとこさん、私と、北山
クラブの代表である西原氏の5人で宴を催すことになった。
この小屋は非公開の山小屋なので、西原氏のご厚意により一夜の宿としてお借りできることになったのである。
 ヒノコ小屋は丸太作りの非常に雰囲気のある小屋だ。まわりが植林オンリーなのがちょっと残念ではあるが、大
き過ぎず小さ過ぎずのちょうどいいサイズで、電気も引かれている。
紅一点の中西さん以外はみなさん私の1世代上の先輩だ。山の話題はもちろん、本の話、北山クラブの創設者である
金久昌業氏の話、政治の話等々、酒を飲み鍋をつついているうちに、いつしか日付が変わろうとしていた。
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 所用で先に帰られる西原氏を見送って、残りの4人で皆子山を目指す。
この山は京都府の最高峰(と言っても971mしかないが)である。前に訪れたのは15年ほど前、その前は30年以上前だ
ろうか。山の中身についてはまったく記憶がない。京都北山全般に言えるのであるが、どうも植林のイメージが強く
て、近年は足が向かなかったのだ。
当時は北側のツボクリ谷と南側の皆子谷と寺谷という沢沿いのルートしかなかった。それから尾根にルートが拓かれ、
今日辿るのはその中でも比較的新しい南西尾根だ。
P9290022_1.JPG
 尾根の末端から植林の道に取り付く。実に緩やかで歩きやすい道だ。昨日までは夜から朝にかけて雨の予報だった
が、来てみないとわからないもので、頭上には秋らしい雲を浮かべた青空が広がっている。
よく手入れされた植林の中を登って行くと、意外な早さで植林から自然林に切り替わった。
雑木林の尾根は下生えも少なく、自分の想像とは全く違う北山の姿を見せてくれた。
ただ、ブナの姿はまったく見ることができない。その代わりというわけではないが、クリの木が非常に多い。
但し、クリの実はあまり見ることができなかった。トチの実は今年不作らしいが、クリもそうなのだろうか。
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 889mのピークに着くと皆子山の山頂部が見えた。多少のアップダウンがあるとは言え、ここと山頂の標高差はわ
ずか80mほどしかない。
ゆったりとした尾根を進む。草川氏が「スノーシューもいいですよ」と言うのが理解できるいい尾根だ。
 
 登りらしい登りもないうちに山頂に到着。それなりに人気の山のはずだが、誰にも会わなかった。
正面には武奈ヶ岳の姿を望むことができる。以前は樹林の中で、展望は皆無だったような気がするのだが。
雨模様で涼しいだろうとカップ麺を用意してきたのだが、日なたは暑い。こんなことなら冷たい麺にすればよかっ
た。珍しくビールを持って来なかったのも失敗だった。

P9290047_1.JPG
 下山は京都と滋賀の府県境ラインが引かれた南尾根を選んだ。これなら最後に皆子谷へ下りれば林道歩きで楽勝
だと思われた。
この南尾根は可もなく不可もないといった印象だ。最後は強烈な急斜面を皆子谷へ急降下。
こんな場面でもみなさん平然と下るところがさすが百戦錬磨のメンバーである。
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 対岸の林道に乗って鼻歌気分で歩き出したが、ここからが本日の核心部だった。途中から伐採した木が道に倒れ
かかり、前進が困難になった。そこで左手の安曇川本流への踏み跡を辿るとそこでストップ。対岸に道らしきもの
があるように見えたので、これは渡渉した方が早いとザブザブと水の中を歩いた。
ところが道と見えたのは錯覚だった。植林なので歩けることは歩ける。もう少しというところで崖状に阻まれ、ま
たもや渡渉する羽目になってしまった。対岸には地形図にもあるため池が見えている。

 渡り終えたところで雨が降り始めた。やれやれだが、山の中で降られなかっただけマシというものだ。
今度は車の走れるまともな道をヒノコ小屋へ。小屋の手前から雨が一段と激しくなってきた。
急いで小屋へ逃げ込む。前夜に続いて小屋のありがたさを実感した2日間だった。

                     山日和

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