【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

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Re: 【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

by 雨子庵 » 2019年4月10日(水) 18:41

宮指路さん まいど
あめちゃんです

あめちゃん、先日は大変お世話になりました。
噂の庵に一度は行ってみたくて主に無断でお邪魔致しました。
今度はちゃ~んと食えるものを持っていきます。

おじゃまいただきありがとうございました。 :D
『雨子庵』がまるでサザエさんのエンディングの家のよーにグニョグニョして喜んでいるのが分かりました、大歓迎でした
ちゃ~んと、食べるもの持ってきていただいたじゃないですか
あれが無ければ翌朝餓死するところでした :)

いずれにしても猥雑で無礼講な一夜でした。
爆笑するヒト、号泣するヒト、寝ちゃうヒト、大声で歌うヒトタチ、その前でクルクルクルクル回るヒト・・・これ見たときワタシ、ヤミテンの中に間違って『ハシリドコロ』が入ってて食べたのかと思いました・・・まあ、顔は笑っていたので問題なかったかな :mrgreen:
ワタシからすればキノコよりもチンプンカンプン
ワタシからすればキノコよりもチンプンカンプン
最初はしょっぱい思い出だったのですね。
このパターン多いかもです。
「こいつはダメダメ子ちゃんだから仕方ねぇか」・・・みたいな ;)

隊長、副隊長どちらも鼻たれ小僧ですか?
鼻垂れ小僧(?)のワンツーですね。
歩いているとき黙るタイミングがあれば、それはどちらかが鼻水でマーキングしているときです。
鼻水版『ヘンゼルとグレーテル』です。これでGPSも必要ありません、なんてウッソー :mrgreen:

天気予報が悪くても行きたい気持ちが強ければやはり行ってみるべし・・・ですね。
気圧配置は決して悪くなかったので「てんんきとくらす」にはあえて反抗してみました

予報が外れてラッキーでしたね
いつもなら「好天」が外れたら文句言ってるくせに、ですね :)

山の神様が味方してくれましたね
憐れんでくれたかな?あまりのポジティブに呆れたか? :lol:

二人で漫才やっとりなはれ
今年のM-1間に合うかなぁ 8-)

どっかっからそんな声でるの? ああ、あの声ね  お笑い芸人のような
これはワタシの発言ではありませんよぉ・・・プルプル :?

雪質も良かったですか?
午前中天気悪く太陽が無く、表面温度が上がらなかったみたいです。
スノーシューサクサクで下りでも快適でした

私も「のぶし」と読んでいました。
実は呆れてたけど、辞書的には読み方は『野伏』だけだと『のぶし』みたいですね

迷い岳もニセピークがありました。GPSを見れば分かるはずなんですが、もうそこがピークという気持ちが強すぎるのですかね?
シャリバテが追い打ち掛けてました

いやぁ~羨ましい~。ピークで展望に恵まれると疲れも吹っ飛びます。
単純な我々はなおさら :P

テン場のトイレ問題は重要です。野郎同士ならいざ知らず
野郎同士のほうがいやでした。ムカシみんなが笑いながらそれぞれを見てました。
ここで問題です。
そんな連中にあなたなら顔を向けるか、お尻を向けるか。♫あなたな~らどうするぅ~♫あなたな~らどうするぅ~♫ :lol:

一人でテン泊していたのだから度胸は据わっているのでしょう
あわてないあわてない、ひと休みひと休み(©一休さん)

良かったですね。
あい

庵で聞いた千秋社と乾留の話、興味ありました。昔、檜塚の谷間に工場があったのですね。その頃の写真はほとんど残っていないようですが庵に来る途中に昔の倉庫を復元したような建物がありましたが何か関係あるのでしょうか?
ワタシが話せなくて失礼しました。おそらくワタシ以外のヒトから聞いたのかと。
ワタシ、酩酊中でした。 :oops:
写真は・・・『乾留』は大正時代につきほとんどありません。『千秋社』はあの席に来てくれたオジヤンとマァチャンが以前働いていたので詳しいです。
途中にある建物は平成の物です。志半ば・・・途中です、門です。

モチロンこれ以外の、宮指路さんの頭の中の知識、
これからもイロイロ教えてください

あめちゃん



                                                                 

Re: 【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

by 宮指路 » 2019年4月09日(火) 21:55

あめちゃん、先日は大変お世話になりました。
噂の庵に一度は行ってみたくて主に無断でお邪魔致しました。
今度はちゃ~んと食えるものを持っていきます。

まだ名古屋にきて日が浅いころ名駅前の「駅前アルプス」に通うようになった。田舎の少年には大きな登山用品店なぞ宝物のようで、それこそうれしくなってついつい登山靴を勝手に履いて叱られた。

最初はしょっぱい思い出だったのですね。

「鼻垂れ隊、隊長、行きますか・・・?」 :?

隊長、副隊長どちらも鼻たれ小僧ですか?
野伏ヶ岳は高丸の次に行きたい山でした。
3月中旬を狙っていましたが土日に天気予報がもう一つだったので諦めました。

「うぅむ、副隊長、悩むところよのう。おぬしはどう思われとるのじゃ」 :x
そうなのだ、明日の天気は荒れ模様。今夜からの天気は芳しくない、要するに下り坂。そしてこの時点ですでに空はどんよりとしている。山の白さより、雲の灰色のほうがクッキリ目立つ。選択肢は少ない。空荷で今日だけの日帰りでここから往復するか、途中の牧場跡(和田山牧場)までテントを担ぎ上げ、そこで判断するか。

天気予報が悪くても行きたい気持ちが強ければやはり行ってみるべし・・・ですね。


「うむ、期待は薄いが望むところじゃ。いくゾ、副隊長!」 :x
橋を越えての林道歩き雪はありません。やがてパッチ状に雪が出てくるもスノーシューの出番は無し。林道歩きも飽きてきたころ、ようやくスノーシューの出番に。右を見上げると明瞭な尾根が。あちらが登山道らしいので斜面をヒーコラ。尾根に出ると風景が一変。右眼下に流れる石徹白川向こうに大日岳がドーン。

予報が外れてラッキーでしたね

しばらくで平坦に、どうやら牧場跡の末端に到着。ナカナカのナイスロケーション。天気も良くも悪くもない現状維持。ここは持ち前のポジティブ思考そろい踏み。


山の神様が味方してくれましたね

「隊長、ここからならあした多少荒れても帰れそうですね、とりあえずGPSバッチリですか?」
「副隊長、私のGPSどうも調子が悪い。電源入ってなかった。電池を入れ替えてみる・・・ありゃりゃ、プラス同士になってた。ごめぇーん」 :oops:


二人で漫才やっとりなはれ

「みなさまの、みなさまのトレースのおかげで登れるのでございまぁ~す」 :P
いつもの選挙演説も滑らかだ。


どっかっからそんな声でるの? ああ、あの声ね  お笑い芸人のような

下から見上げたダイレクト尾根は少々ゲンナリするところはあったが、登り始めても少々ウンザリ。だけど、快適に高度を上げていくのでナカナカ楽しい。

雪質も良かったですか?

「だいたい分かった。別山、白山、銚子が峰、大日岳、そして、のぶしぃー!」 :x
「のぶせですよ」 ;)


私も「のぶし」と読んでいました。

登山者やらスキーヤーやら上からドンドン降りてくる。その上で太陽が我々に手招きをしている。頂上手前のニセピーク。本人が騙そうと思ってないはずなのになんてかわいそうな呼ばれ方。しかし、我々も「おのれニセピークめ」。 :x


迷い岳もニセピークがありました。GPSを見れば分かるはずなんですが、もうそこがピークという気持ちが強すぎるのですかね?

けれどこの滑らかさ故、展望はバッチリ。白山はチト恥ずかしがって雲の中だけど、手前の別山から延びる三の峰、二、一、銚子、その右に大日、北方奥には北アルプス、左に目を転すれば、赤兎山やら経ヶ峰、荒島岳。それぞれが登った山を足していくと結構制覇している気分に。
薙刀山の向こうに別山.jpg

いやぁ~羨ましい~。ピークで展望に恵まれると疲れも吹っ飛びます。

ただ、平原ゆえの悲しさよ、
「俺がトイレに行ってものぞかないでね」
「大丈夫、私はそんな・・アストロだっけ?趣味は無いから」 :mrgreen:

テン場のトイレ問題は重要です。野郎同士ならいざ知らず

だが、未明になって雰囲気が変わる。『サァー、サァー』という聞きなれない音で目を覚ますとテントに降り積もる雪だった。目を凝らすとテントに積もってきている。中からつつくとザァバァー、ザァーと落ちていく。ただ降り続く音は止まない。そして、上空で飛行機が飛ぶような音がして、10秒後くらいにテントそして、上空で飛行機が飛ぶような音がして、10秒後くらいにテントがビャタビャタガシャガガシャと揺れる。時折稜線から風が吹き下ろしてきているのだ。この聞きなれない音と雰囲気で目がさえてトラウマがよみがえる。


昔、ブナ清水でテン泊したときにテントの横をソワソワという音がして亡霊でも出たのかしらと不安になりました。

変なことばかり頭に浮かび始める。あきんちょからは『先のことを考えてクヨクヨしても仕方がないゾヨ』と以前隊長訓話として聞いていたにも関わらず。悶々としてしまった(翌朝、目を覚ましたあきんちょに話したら、『夜はそんなに雪が降ったんだ?』 :D

一人でテン泊していたのだから度胸は据わっているのでしょう

大和店長との宿題が果たせた、彼が見た風景を堪能したいつもの充実した2日間だった。 :mrgreen:


良かったですね。

庵で聞いた千秋社と乾留の話、興味ありました。昔、檜塚の谷間に工場があったのですね。その頃の写真はほとんど残っていないようですが庵に来る途中に昔の倉庫を復元したような建物がありましたが何か関係あるのでしょうか?


                                                                          宮指路+2

Re: 【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

by 雨子庵 » 2019年4月08日(月) 18:38

kando1945さん まいど
あめちゃんです

小4から大学4年まで千種区に住んでいましたが「駅前アルプス」、記憶にないです。
昭和45年創業だそうです

お~野伏ヶ岳、いいですね。どうやら幸運に恵まれたようですね。羨ましい。。もう一度行きたいのですが、年々体力気力が :oops:
おっしゃるとおり山は天候次第ですよね。・・・kanndo1945さんならもう一度でもmore一度でも :D

「鼻垂れ隊、隊長、行きますか・・・?」 :?
「うぅむ、副隊長、悩むところよのう。おぬしはどう思われとるのじゃ」 :x
う~ん、時々どっちがどっちか分からなくなります。いくつか文章を読まないと理解できず、時間を食います。 :mrgreen:

隊長は絶対的な権力を持たれている方です。そして基本的に鼻垂れ隊ですのでその点でも上位者です。
普段はあまりしゃべらず、目とアゴで指示を出しているみたいです・・・これ以上書けませんので、とにかくあきんちょが隊長です :D

そうなのだ、明日の天気は荒れ模様。今夜からの天気は芳しくない、要するに下り坂。
こんな予報でここまで来ますか。素晴らしい根性です。 :lol:

あきんちょに教えてもらった『てんきとくらす』では無情にもC判定でした・・・見た瞬間ガックリ :cry:

、途中の牧場跡(和田山牧場)までテントを担ぎ上げ、そこで判断するか。無駄な歩荷になるかもしれないが、
やはりディナーは気持ちのいい場所で食べたい。
やぶこぎのメンバーには食事にこだわる方が多いですね。 :roll:

食べるために行くのです :P

「今夜はどこかで泊ろう、泊適地を探そう。どうせ帰りは林道歩きなのだ」
「ただ、隊長、念のためGPSオンにしてもらってもいいですか?明日吹雪かれたら、この平坦地、ルートロスするかもしれません」
「ラジャ、電池入れます」 :D
隊長と副隊長入れ替わっていませんよね。 :mrgreen:

決断事項以外はタメ口きかせていただいています ;)

私が行ったときは大人数のパーテイが多数のテントを張っていました。
シュークリームさんによると三重県の高校生だったそうです。

ワタシのときは、三重県ナンバーの車の集団だった気がします。バランス崩したら大丈夫?くらいの縦長の荷物担いでる人もいました

「ここだ」
担いできた食材(隊長兼食料班長おつかれさまです)とかをテントでぐるぐるクルミ(テントは飛んでいく可能性ありなのでぺしゃんこに)、
「隊長、ここからならあした多少荒れても帰れそうですね、とりあえずGPSバッチリですか?」
「副隊長、私のGPSどうも調子が悪い。電源入ってなかった。電池を入れ替えてみる・・・ありゃりゃ、プラス同士になってた。ごめぇーん」 :oops:
相変わらずボケ担当ですな。まあ、俺のGPSでなんとか。
隊長と副隊長入れ替わっていませんよね。もう一つ分かりにくいのですが。 :mrgreen:

隊長兼『ボケ』担当なので :mrgreen:

下から見上げたダイレクト尾根は少々ゲンナリするところはあったが、登り始めても少々ウンザリ。
だけど、快適に高度を上げていくのでナカナカ楽しい。しかも尾根に乗ったとたん視界も開け、気分も和らぐ。
とにかく雲が高いので、空は灰色ながら遠望も利く。
ここは晴れていれば登りも下りも素晴らしいです。いいなあ。
ありがとうございます、素晴らしかったです

日ごろの功徳が女神の心をわしづかみ、どんな功徳だろうか。
『隊長、お互いの天気運はマイナスですが、マイナス×マイナスでプラスになりましたね』 :D
『だれがマイナスだって』 :x
『いぇっ、スミマセンッ間違えました!お互いプラス。プラス×プラスでプラスでした』 :roll:

私の時は、団体がいなかったらどこが頂上か分からないほどガスっていました。 :oops:
あそこでその状況はつらいですね

いいなあ。
いいでしょう

和田山牧場跡を見下ろしながら降りて行くのは気持ちいいですね。 :lol:
真正面に牧場、大日が岳、左右に別山、小白山したがえて。しばし空腹を忘れることができました

<・・・ムカシ、春スキーで乗鞍の頂上近くで天気が荒れ何日かテントに閉じ込められ、遭難沙汰一歩手前までいったことがある。あの時はあまりの烈風と豪雪で、テントの中にまで雪が積もってきた・・・。>
変なことばかり頭に浮かび始める。
意外とチキンハートなんですね。いつでしたかオフ会で、いきなり応援団長を演じられて度肝を抜かれましたが。 :mrgreen:

名古屋で、『今から警察へ』という瞬間になんとかゲレンデまで滑り降りてそこの公衆電話から職場に連絡できました・・・ケータイも無かったころの出来事です。
そのときは正直あまり恐怖心は無かったのですが、今になって冷静に考えると、運が良かっただけのような気がします
オフ会で裸になろうが何しようが死にゃあしませんので。今回は全裸でお盆一枚のハダカ芸練習してます・・・古すぎるかな、却下。

(翌朝、目を覚ましたあきんちょに話したら、『夜はそんなに雪が降ったんだ?』 :D と軽く言われた)。
女性は度胸があるのか、鈍感なのか、おっと気をつけないと地雷を踏むかも。 :lol:

隊長は常にドッシリと構えています :lol:

振り返ると野伏ヶ岳から薙刀山までの真っ白な稜線が素晴らしいですよね。
もう一度挑戦したい気持ちはありますが、私に来年という年があるだろうか。 :mrgreen:
正直あそこまでイロイロ見えるとは思いませんでした。
kando1945さん、時はすべてのヒトに平等にやってきます。
ワタシみたいにウダウダしてても・・・
それを『挑戦したい気持ち』が貴重なものに変えてくれますよね。
ワタシのほうこそ、十何年もほっぱらかしにしていたのが恥ずかしかったです。
ワタシは心の奥底に眠ってしまっていた、『野伏ヶ岳に挑戦したい気持ち』を掘り起こしてくれた隊長に感謝しながらレポを書きました。 :D
十六夜の夜。12時は12時でも真夜中の12時です。サッカーできそう。こんなに明るいんだ
十六夜の夜。12時は12時でも真夜中の12時です。サッカーできそう。こんなに明るいんだ
あめちゃん

Re: 【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

by kando1945 » 2019年4月06日(土) 17:43

あめちゃんこんにちは。

まだ名古屋にきて日が浅いころ名駅前の「駅前アルプス」に通うようになった。

小4から大学4年まで千種区に住んでいましたが「駅前アルプス」、記憶にないです。

あれから十数年、あきんちょから『野伏ヶ岳に行きたい、行かない?』とのお誘い。時が来た。

お~野伏ヶ岳、いいですね。2017.3.19にチャレンジし、天候が良ければやぶこぎにレポ上をげていたのですが
最悪の結果となり、レポ断念して自分のブログに上げただけででした。
      https://blogs.yahoo.co.jp/kando1945/19073729.html  
どうやら幸運に恵まれたようですね。羨ましい。。もう一度行きたいのですが、年々体力気力が
:oops:

「鼻垂れ隊、隊長、行きますか・・・?」 :?
「うぅむ、副隊長、悩むところよのう。おぬしはどう思われとるのじゃ」 :x

う~ん、時々どっちがどっちか分からなくなります。いくつか文章を読まないと理解できず、時間を食います。 :mrgreen:

そうなのだ、明日の天気は荒れ模様。今夜からの天気は芳しくない、要するに下り坂。

こんな予報でここまで来ますか。素晴らしい根性です。 :lol:

、途中の牧場跡(和田山牧場)までテントを担ぎ上げ、そこで判断するか。無駄な歩荷になるかもしれないが、
やはりディナーは気持ちのいい場所で食べたい。

やぶこぎのメンバーには食事にこだわる方が多いですね。
先日、トレーニングのため五月山を飲まず、食わず、休まずで5時間超歩きました。
:roll:

「今夜はどこかで泊ろう、泊適地を探そう。どうせ帰りは林道歩きなのだ」
「ただ、隊長、念のためGPSオンにしてもらってもいいですか?明日吹雪かれたら、この平坦地、ルートロスするかもしれません」
「ラジャ、電池入れます」 :D

隊長と副隊長入れ替わっていませんよね。 :mrgreen:

だだっ広いところにシンボルツリーが目立つ大平原に大所帯のパーティーが今宵の宿を設営中してた。そこはスルーしてさらに奥へ進む。待っていたのはサッカー場くらいの広さはあるこれまた平原。都合よく斜面が吹きおろし風も防いでくれそう。

私が行ったときは大人数のパーテイが多数のテントを張っていました。
シュークリームさんによると三重県の高校生だったそうです。


「ここだ」
担いできた食材(隊長兼食料班長おつかれさまです)とかをテントでぐるぐるクルミ(テントは飛んでいく可能性ありなのでぺしゃんこに)、
「隊長、ここからならあした多少荒れても帰れそうですね、とりあえずGPSバッチリですか?」
「副隊長、私のGPSどうも調子が悪い。電源入ってなかった。電池を入れ替えてみる・・・ありゃりゃ、プラス同士になってた。ごめぇーん」 :oops:
相変わらずボケ担当ですな。まあ、俺のGPSでなんとか。

隊長と副隊長入れ替わっていませんよね。もう一つ分かりにくいのですが。 :mrgreen:

下から見上げたダイレクト尾根は少々ゲンナリするところはあったが、登り始めても少々ウンザリ。
だけど、快適に高度を上げていくのでナカナカ楽しい。しかも尾根に乗ったとたん視界も開け、気分も和らぐ。
とにかく雲が高いので、空は灰色ながら遠望も利く。

ここは晴れていれば登りも下りも素晴らしいです。いいなあ。

あれ、空が青くなってきたぞ。そう、雲に切れ目ができている。その切れ目が少しずつ、少しづつ大きくなっていく。
待てば海路の日和あり、だろうか、太陽も出てきた。

日ごろの功徳が女神の心をわしづかみ、どんな功徳だろうか。

それを超えるとホントになだらかなやさしい丘に変わり、気がついたら頂上だった。

私の時は、団体がいなかったらどこが頂上か分からないほどガスっていました。 :oops:

「まだいいじゃん、兎夢さんは気分がいいところでは1時間は居たいものだ、それも気にならないってみたいなこと書いてたよ」
そうだな、これがテン泊の強みかもしれない。本日野伏ヶ岳最終下山者、そんな贅沢をユックリ堪能しよう。

いいなあ。

見下ろすとはるか下にテン泊地(正確に言うとシンボルツリーと大平原)が見える。

和田山牧場跡を見下ろしながら降りて行くのは気持ちいいですね。 :lol:

ただ降り続く音は止まない。そして、上空で飛行機が飛ぶような音がして、10秒後くらいにテントがビャタビャタガシャガガシャと揺れる。
時折稜線から風が吹き下ろしてきているのだ。この聞きなれない音と雰囲気で目がさえてトラウマがよみがえる。
<・・・ムカシ、春スキーで乗鞍の頂上近くで天気が荒れ何日かテントに閉じ込められ、遭難沙汰一歩手前までいったことがある。あの時はあまりの烈風と豪雪で、テントの中にまで雪が積もってきた・・・。>
変なことばかり頭に浮かび始める。

意外とチキンハートなんですね。いつでしたかオフ会で、いきなり応援団長を演じられて度肝を抜かれましたが。 :mrgreen:

(翌朝、目を覚ましたあきんちょに話したら、『夜はそんなに雪が降ったんだ?』 :D と軽く言われた)。

女性は度胸があるのか、鈍感なのか、おっと気をつけないと地雷を踏むかも。 :lol:

「あっちの丘も行ってみない?」 :P ドンゾドンゾ、あなたの前に道はない、あなたの後ろに道はできる。
丘に登るたび風景が変わる。振り向くと野伏ヶ岳が見おろしている。

振り返ると野伏ヶ岳から薙刀山までの真っ白な稜線が素晴らしいですよね。
もう一度挑戦したい気持ちはありますが、私に来年という年があるだろうか。 :mrgreen:

【両白・加越】野伏で感じた春の中のなごり冬(冬と春の境界©)

by 雨子庵 » 2019年4月04日(木) 19:29

まだ名古屋にきて日が浅いころ名駅前の「駅前アルプス」に通うようになった。田舎の少年には大きな登山用品店なぞ宝物のようで、それこそうれしくなってついつい登山靴を勝手に履いて叱られた。それが店長、大和さん(故人)との出会いだった。それ以来、遊びに行くとカーテンで仕切っただけの応接室に通され、山のお話を伺った。ある日「あめちゃんよぅ、山スキーやるんなら野伏に行ってこいよぉ。俺も行ったけどよかったぞ。雪に埋まったテントの中から俺が出てくると目の前の登山者が驚いてたよ」細い目をもっと細くして笑ってたなぁ。
あれから十数年、あきんちょから『野伏ヶ岳に行きたい、行かない?』とのお誘い。時が来た。

【日付】2019年3月23・24日(土日)
【山域】両白・加越山地(野伏ヶ岳)
【メンバー】あきんちょ・あめちゃん
【天候】曇り~晴れ~雪~晴れ
【ルート】1日目:中居神社(8:30)~泊地(和田山牧場跡)(11:30~12:00)~野伏ヶ岳頂上(14:10~14:50)~泊地16:30 
     2日目:泊地(10:40)~駐車場(13:45)

「鼻垂れ隊、隊長、行きますか・・・?」 :?
「うぅむ、副隊長、悩むところよのう。おぬしはどう思われとるのじゃ」 :x
そうなのだ、明日の天気は荒れ模様。今夜からの天気は芳しくない、要するに下り坂。そしてこの時点ですでに空はどんよりとしている。山の白さより、雲の灰色のほうがクッキリ目立つ。選択肢は少ない。空荷で今日だけの日帰りでここから往復するか、途中の牧場跡(和田山牧場)までテントを担ぎ上げ、そこで判断するか。無駄な歩荷になるかもしれないが、やはりディナーは気持ちのいい場所で食べたい。
(おずおずと)
「明日は吹雪の中の下山になるかもしれないけど、とりあえず家財道具担いで上で判断したいです」 :(
「うむ、期待は薄いが望むところじゃ。いくゾ、副隊長!」 :x
橋を越えての林道歩き雪はありません。やがてパッチ状に雪が出てくるもスノーシューの出番は無し。林道歩きも飽きてきたころ、ようやくスノーシューの出番に。右を見上げると明瞭な尾根が。あちらが登山道らしいので斜面をヒーコラ。尾根に出ると風景が一変。右眼下に流れる石徹白川向こうに大日岳がドーン。
しばらくで平坦に、どうやら牧場跡の末端に到着。ナカナカのナイスロケーション。天気も良くも悪くもない現状維持。ここは持ち前のポジティブ思考そろい踏み。
「今夜はどこかで泊ろう、泊適地を探そう。どうせ帰りは林道歩きなのだ」
「ただ、隊長、念のためGPSオンにしてもらってもいいですか?明日吹雪かれたら、この平坦地、ルートロスするかもしれません」
「ラジャ、電池入れます」 :D
だだっ広いところにシンボルツリーが目立つ大平原に大所帯のパーティーが今宵の宿を設営中してた。そこはスルーしてさらに奥へ進む。待っていたのはサッカー場くらいの広さはあるこれまた平原。都合よく斜面が吹きおろし風も防いでくれそう。
「ここだ」
担いできた食材(隊長兼食料班長おつかれさまです)とかをテントでぐるぐるクルミ(テントは飛んでいく可能性ありなのでぺしゃんこに)、
「隊長、ここからならあした多少荒れても帰れそうですね、とりあえずGPSバッチリですか?」
「副隊長、私のGPSどうも調子が悪い。電源入ってなかった。電池を入れ替えてみる・・・ありゃりゃ、プラス同士になってた。ごめぇーん」 :oops:
相変わらずボケ担当ですな。まあ、俺のGPSでなんとか。
豪華なヒルメシもあきらめて、行動食を持って出発。小さな池(もちろん雪の平原ですが)らしきを回り込むように進むと野伏ダイレクト尾根のとりつきに。手前から尾根に上がるトレースがあるのでそれを利用することに。
「みなさまの、みなさまのトレースのおかげで登れるのでございまぁ~す」 :P
いつもの選挙演説も滑らかだ。
下から見上げたダイレクト尾根は少々ゲンナリするところはあったが、登り始めても少々ウンザリ。だけど、快適に高度を上げていくのでナカナカ楽しい。しかも尾根に乗ったとたん視界も開け、気分も和らぐ。とにかく雲が高いので、空は灰色ながら遠望も利く。この時間になると上からの下山者も増えてくる。アイサツがてらあきんちょが山の名前を教えてもらっている。
「だいたい分かった。別山、白山、銚子が峰、大日岳、そして、のぶしぃー!」 :x
「のぶせですよ」 ;)
まだ先は長いのだけど・・・あれ、空が青くなってきたぞ。そう、雲に切れ目ができている。その切れ目が少しずつ、少しづつ大きくなっていく。
待てば海路の日和あり、だろうか、太陽も出てきた。
登山者やらスキーヤーやら上からドンドン降りてくる。その上で太陽が我々に手招きをしている。頂上手前のニセピーク。本人が騙そうと思ってないはずなのになんてかわいそうな呼ばれ方。しかし、我々も「おのれニセピークめ」。 :x
それを超えるとホントになだらかなやさしい丘に変わり、気がついたら頂上だった。
「えっ、ココ?」
あきんちょがあっけなさそうにつぶやく。
けれどこの滑らかさ故、展望はバッチリ。白山はチト恥ずかしがって雲の中だけど、手前の別山から延びる三の峰、二、一、銚子、その右に大日、北方奥には北アルプス、左に目を転すれば、赤兎山やら経ヶ峰、荒島岳。それぞれが登った山を足していくと結構制覇している気分に。
薙刀山へ続く稜線の向こうには別山
薙刀山へ続く稜線の向こうには別山
あきんちょは特に能郷白山がお気に入りみたいで
「のーごーはくさぁーん」やたら呼びかけている。
日は射すのだが、やはり時々吹く北からの風は冷たい。
「そろそろ降りようか」
「まだいいじゃん、兎夢さんは気分がいいところでは1時間は居たいものだ、それも気にならないってみたいなこと書いてたよ」
そうだな、これがテン泊の強みかもしれない。本日野伏ヶ岳最終下山者、そんな贅沢をユックリ堪能しよう。
小白山方面には恐ろしいくらいの雪庇が
小白山方面には恐ろしいくらいの雪庇が
ダイレクト尾根に下りで乗ると結構傾斜が急なのに気づく。特にニセピークの下は、オーバーに言うとダイブするカンジ。まあ、そんなに雪も腐っていないのでそのままスノーシューで。あきんちょは大事をとってアイゼンに履き替えた。
下りはアイゼンで
下りはアイゼンで
見下ろすとはるか下にテン泊地(正確に言うとシンボルツリーと大平原)が見える。シャリバテのカラダにはきついが、互いの行動食をチビチビつまみながら池横の林道にランディング。残念ながら夕焼けは見えなかった・・・というくらい天気は予想に?反して穏やか、無風。泊地で二人が動きを止めると、音は全く聞こえてこない。あきんちょの心臓の音が聞こえてきそう。
ただ、平原ゆえの悲しさよ、
「俺がトイレに行ってものぞかないでね」
「大丈夫、私はそんな・・アストロだっけ?趣味は無いから」 :mrgreen:
「それを言うならスカトロです」 ;)
つい少年ジャンプの昔の漫画(アストロ球団)を思い出すオレ。
夜、トイレに外に出たらそこには十六夜が。ホントに照明なしでサッカーができるくらい明るかった。
だが、未明になって雰囲気が変わる。『サァー、サァー』という聞きなれない音で目を覚ますとテントに降り積もる雪だった。目を凝らすとテントに積もってきている。中からつつくとザァバァー、ザァーと落ちていく。ただ降り続く音は止まない。そして、上空で飛行機が飛ぶような音がして、10秒後くらいにテントがビャタビャタガシャガガシャと揺れる。時折稜線から風が吹き下ろしてきているのだ。この聞きなれない音と雰囲気で目がさえてトラウマがよみがえる。
<・・・ムカシ、春スキーで乗鞍の頂上近くで天気が荒れ何日かテントに閉じ込められ、遭難沙汰一歩手前までいったことがある。あの時はあまりの烈風と豪雪で、テントの中にまで雪が積もってきた・・・。>
変なことばかり頭に浮かび始める。あきんちょからは『先のことを考えてクヨクヨしても仕方がないゾヨ』と以前隊長訓話として聞いていたにも関わらず。悶々としてしまった(翌朝、目を覚ましたあきんちょに話したら、『夜はそんなに雪が降ったんだ?』 :D と軽く言われた)。朝4時、隊長のアラームが鳴ったみたいだ。天候良ければ薙刀山アタック、と目論んでいたが、まだ雪の余韻が。入り口のフライも雪でつぶれている。もうひと眠り。5時、ウソみたいに雪も止んできた、朝焼けはしていないが好天だ。
まあ、ここは方針変更マッタリとアサメシ。朝日が差し込むとテントの中は暑いくらいだ。太陽は偉大だねぇ。
泊地の玄関
泊地の玄関
急ぐ旅でもなくなったので、下山を兼ねて牧場跡をそぞろ歩く。結構起伏はある
「あっちの丘も行ってみない?」 :P ドンゾドンゾ、あなたの前に道はない、あなたの後ろに道はできる。丘に登るたび風景が変わる。振り向くと野伏ヶ岳が見おろしている。
「のぶしぃ~」 :x
惜しい、けど正解率は50%くらいまでアップです。
ダイレクト尾根をなぞるとピークが野伏ヶ岳です
ダイレクト尾根をなぞるとピークが野伏ヶ岳です
ただ天気晴朗なれど風強し。立ち止まると吹きおろし風は強烈に冷たい。野伏ヶ岳~薙刀山稜線はよく見ると雪煙が舞い上がっている。今日登る人、上は大丈夫かしらん。
長い林道歩きのあと、中居神社に無事のお礼を。そのあとは1年前に諸般の事情で入り損ねた「美人の湯しろとり」へ。その道中、1年前にカレーを食べた食堂とやはり1年前にお世話になった病院も見ることができ、懐かしかった。

大和店長との宿題が果たせた、彼が見た風景を堪能したいつもの充実した2日間だった。 :mrgreen:

あめちゃん

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