知られていない花の場所を明かすのはいかがなものかと思いますが、こちらは既にWeb等で公表されているところなのでいいかなあと。
【 日 付 】 2019年3月20日(水)
【 山 域 】 中越
【メンバー】 六右衛門 単独
【 天 候 】 晴れ
【ルー ト 】 北陸道・不動寺PA(車中泊) 4:30 → 西山IC → 7:40 妙法寺 7:50→8:50 久田城址 9:15→10:00 妙法寺10:24 →10:27 池浦酒造さん(和楽互尊) 10:48 → 11:35角田浜 12:10 → (桜尾根コース) → 13:20 角田山 13:55 → (灯台コース) → 15:20 角田浜 15:35 → 彌彦神社 ~ 弥彦温泉(泊)
春の花を求めてはるばる新潟へ。ある山で出会った先輩のブログで多分ここだろうなという長岡市(旧三島郡和島村)にある妙法寺の裏山に向かいます。こちらはJR越後線の妙法寺駅から徒歩10分の位置にある日蓮宗のお寺ですが、寺域である裏山が雪割草(オオミスミソウ)の咲くところです。お寺の駐車場横の階段を登って、まずは村岡城址を目指します。お寺は標高25mくらいで、尾根が最高90mくらいなので、すぐに尾根に乗り到着〜。石碑があるだけで何もありません。
つづいて出雲崎方面に向かい日本海に突き出している崖上にある久田(くった)城址を目指します。
道はなだらかな尾根道で、そこここに雪割草やキクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、カタクリが咲く絶好の散歩道です。
特に雪割草は様々な彩りで本当に素晴らしく、また平日のせいか人が少なく、山中2人と出会ったのみ、静かな里山を満喫できます。
- 各種彩りの雪割草(オオミスミソウ)
- ピンクの縁取り
花を撮影しているとなかなか進まず、ちょうど1時間かかってようやく久田城址に着きました。快晴無風で絶好の休憩地です。
遠くに真っ白な雪山が見えるので、北アルプスかと思いましたが、よく考えるとそんな遠くが見える訳がなく米山(993m)のようです。今シーズンはどこも雪が少なかったようですが、さすがに新潟で1000mクラスの山にもべったりの残雪です。
- 久田城址からの眺め 遠くに小さく雪の米山
同じ道を戻りますが、一眼レフカメラで地面に寝転がって雪割草を激写している女性に出会いました。
妙法寺に戻ると本堂のすぐ裏手にはキクザキイチゲの群落があり、こちら(本堂左手)から登ったほうが近かったですね。
社務所で記念に御朱印を頂き、お茶も御馳走になり、駐車場(無料)も使わせて頂いたので、少し志納致しました。
この地は良寛さんが晩年の5年間を過ごされた場所なので、良寛さんもきっとこのお寺にお参りされ雪割草をご覧になったのではないでしょうか。
次に向かったのが、妙法寺からわずか2分の「池浦酒造」さん。
こちらは「和楽互尊」というお酒を醸されており、楕円形のラベルで以前から知っていましたが、関西では見たことがありませんでした。 東京に進出したときに酒名の字が読めないという指摘があったそうですが、先代がこのラベルにこだわったそう。
(他に楕円のラベルというと同じ新潟の朝日山くらいか。)今は「吟醸」以外は読みやすい字の四角ラベルにしたんだそうです。六右衛門はこだわりの楕円ラベルの吟醸を購入。
- 池浦酒造さんの吟醸「和楽互尊」
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六右衛門