今年は、ほんとに雪が少ない… が、少ないながらも 鈴鹿は800mから上なら まだ雪を楽しめそう。
この時期で 中道駐車場に雪が無いのも気分が下がるが こればっかりは自然相手なので受け入れるしかない。
前日から 何処へ行くか考えてたが、雪の一ノ谷(本谷)はまだ今年は行ってないなぁ~
はい!登り確定!後は、郡界尾根で雨乞までかな と考えたが 御在所西側にP1066~御在所西峰~御在所岳 ここの地形ってスノーシューに最適のような… そう思うなら行けよ!と天の声が…
【 日 付 】2019年 2月16日(土)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り時々雪
【 ルート 】中道駐車場 8:25 ~一ノ谷(本谷)~山上公園 10:37 ~ 国見峠 10:55~上水晶谷~地獄谷出合 11:16 ~ 尾根取付き 11:30~ P1066 12:35~ 御在所岳西峰 12:59 ~ 御在所岳山頂 13:59 ~ 一ノ谷新道~ 中道駐車場 16:04
雪の全くない中道駐車場に車を停め ザックにアイゼン、ピッケル、スノーシュー、ストック、そしてビッグフット(足の絵がデザインのミニスキー)、どんだけ持ってくねん(笑)
やっぱりかなりの重さ(^^;; 修行のつもりで 一ノ谷(本谷)を進む 所々凍ってるが雪は無し、不動滝まで来ても雪はない 滝の巻道を登り切る前からようやく雪が姿を見せたので、ちょっとホッとした。
大黒滝は、ボリュームは小さいが凍っている 去年凍ってる大黒滝を撮ろうとしてシャッターを切る直前で 砕けて落ちて残念な思いをしたのが思いだされる(笑)
- 大黒滝
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ジョーズ岩を越えると景色がガラッと変わり 雪の
量が少ないながらも雪と氷の世界に、ここでアイゼンを装置して 綺麗な天然の氷瀑を観ながら進む 今回はガスってるので大黒岩はパス、点検道もパス 雪あるから最後まで詰める。
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難なく一ノ谷新道へ合流 ガスで視界も悪く帰ろうかなと思ったけど、背中の荷物がそれを許さない。体は勝手に国見峠へ(^^;; 程よく締まった雪道を進み 国見峠からは上水晶谷を下りる ほとんどトレースはない あんまり歩いてないと思われる。地獄谷出合を過ぎて 取り付き易い尾根を探し 適当に登り始めた、考える事は皆同じか、ちゃんとテープが着いている やっぱりこの辺りは 歩いてるか… それにしても 急登でかなりしんどい(><) まぁ 方向は間違ってないと言うことで、テープに導かれる。
早くスノーシューを履きたいところだが、何せ雪が繋がらない、P1066の手前でようやく繋がり スノーシューを履けた 雪も締まってて沈み込みはほとんど無いが、スノーシューの爪とヒールリフターのおかげで快適に歩ける。P1066を過ぎると スノーシューにはピッタリな快適ルートになる やがて御在所岳西峰に到着 意外に風も少なく ここで遅めのランチにする、ここからは晴れていれば雨乞が綺麗に見えるはずだが… また晴れた日にリベンジか、また来シーズンの楽しみにしよう。
- 御在所岳西峰 雨乞岳が見えるはず…
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そこからは御在所岳に向かって快適な歩きやすいルート ちょうど長者池から登った所の石碑がある場所に出た。 スノーシューツアーみたいな事をやってたらしく10人くらいの団体に遭遇、どこから来るんや?みたいな目で見られてしまった(笑)
とりあえず御在所岳山頂に到着、さぁ ここからは スキー場のゲレンデを滑るぞ~ビックフットの出番だ、ちゃんと滑れるなら プチBCとか出来そうだが… 装着した瞬間 これはあかんなと…ヤバい汁が出始める。スキーブーツで滑った時は短いながらカービングターンが普通に出来たのだが、今回は登山靴 わかってた事だが 登山靴で横剛性はスキーブーツに比べて 話にならんくらい弱い(><) 何が怖いって エッジが立てれないのがこれほど恐ろしいとは、3才の頃の記憶が蘇る 初めて父親に与えられたスキーは、今で言う パンダスキー 時代的に木製でエッジは無し ベルトで長靴を固定するタイプ 曲がらない止まらない その時の記憶が(--;) 緩斜面ならともかく 御在所山頂からはかなりの斜度がある もう歩こうかとも思ったが、スキー歴50年のプライドが邪魔をする(何のプライドや) 誰が見ても初心者以下状態でなんとか滑り下り 即外した、もう二度とやりたくない ガスってたのと、誰も見てなかったので良かったが(笑) 初心者ゲレンデは、視界の悪い中でもなかなかの賑わいだ 1本でもいいからまともに滑りたいなぁ~と思いながら スキー場を後にするとしよう 下りは一ノ谷新道を利用
- 下山途中から見た鎌ヶ岳
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見晴台を過ぎるとすっかり雪も無くなり 現実に引き戻された。