【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

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Re: 【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

by SHIGEKI » 2018年11月12日(月) 21:26

山日和さん resをありがとうございます。
20181017-PA171678.jpg
[/color]
【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降
~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

桃洞沢!! なんという心地のいい響きの沢でしょう~ :mrgreen:
昔から知っていたけど、あまりに遠くて縁のない沢でした。

「響き」も重要な山や渓の魅力ですよね。

例えば 不肖Sが10年前山日和さんや洞吹さんの後追いした「美濃俣丸」

紅顔の美少年 みたいな

それと 「神童子」谷 とか・・・・



桃洞の滝までは遊歩道とのことだが、静寂の桃源郷だった。

私が初めて知った時には遊歩道はなかったような・・・

遊歩道と言っても、登山道レベルです。



黄葉した山毛欅の森と穏やかな流れは900km走ってきた甲斐があると思わせるに十分だ。

素晴らしいですが、片道900キロですか・・・ :oops:

プロパイロットが大活躍しました。


女滝とも呼ばれる美しい滝にオッサンがへばりついていては絵にならないのだろう。

女滝と呼ばれる所以はその造形にありますね。まさに大自然の神秘!! :mrgreen:

思わず、観音様に手を合わせました。


ここで遅めのランチとしたが、時間がおしているので温かい汁物は断念してビールとお握りで切り上げて
いよいよ赤水沢の降渓
ビールは呑むのかよって!!美しすぎる沢と山に祝杯を挙げずにはいられなかっただけなのだ。

そりゃ当然でしょう~。飲まなければ何しに来たのかわかりません。 :mrgreen:

ですよね~

楽しまなけりゃ   酔っ払ったらあきませんが・・ :mrgreen:

 
赤水沢の方が桃洞沢より川幅が広くて気持ちよく開けている。
もちろん全てナメ 5m~10mのナメ滝が3つ程ありその先で40mの兎滝が現れる。
陽が傾いてしまい陰となったが、兎滝は美しい滝だ。
ここから先も紅葉の林を縫うように流れるサラサラ、ピチャピチャのナメが延々と続く。
錦秋の彩りに見とれていると甌穴にはまりそうになる。

こちらも素晴らしい沢のようですね~。うらやましい限りです。 :D

赤水 エエです。 降渓 楽しいです。


 近くの車の主が我が愛車を見て「滋賀県!!??から・・」
沢装備を解きながら「桃洞沢赤水沢のために900km走ってきました。」
そんな期待に応えてあまりある静かで美しい感動の一日だった。

そりゃビックリしたことでしょう。
でも遠路はるばる来た甲斐がありましたね。
お疲れさまでした。 :D

帰路、遊歩道を歩きながら、涙がチョチョびれました。

    では また 泣けるような感動の沢で

        SHIGEKI

Re: 【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

by 山日和 » 2018年11月10日(土) 10:41

SHIGEKIさん、こんにちは。亀レス失礼します。

【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降
~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

桃洞沢!! なんという心地のいい響きの沢でしょう~ :mrgreen:
昔から知っていたけど、あまりに遠くて縁のない沢でした。

桃洞の滝までは遊歩道とのことだが、静寂の桃源郷だった。

私が初めて知った時には遊歩道はなかったような・・・

黄葉した山毛欅の森と穏やかな流れは900km走ってきた甲斐があると思わせるに十分だ。

素晴らしいですが、片道900キロですか・・・ :oops:

女滝とも呼ばれる美しい滝にオッサンがへばりついていては絵にならないのだろう。

女滝と呼ばれる所以はその造形にありますね。まさに大自然の神秘!! :mrgreen:

ここで遅めのランチとしたが、時間がおしているので温かい汁物は断念してビールとお握りで切り上げて
いよいよ赤水沢の降渓
ビールは呑むのかよって!!美しすぎる沢と山に祝杯を挙げずにはいられなかっただけなのだ。

そりゃ当然でしょう~。飲まなければ何しに来たのかわかりません。 :mrgreen:
  
赤水沢の方が桃洞沢より川幅が広くて気持ちよく開けている。
もちろん全てナメ 5m~10mのナメ滝が3つ程ありその先で40mの兎滝が現れる。
陽が傾いてしまい陰となったが、兎滝は美しい滝だ。
ここから先も紅葉の林を縫うように流れるサラサラ、ピチャピチャのナメが延々と続く。
錦秋の彩りに見とれていると甌穴にはまりそうになる。

こちらも素晴らしい沢のようですね~。うらやましい限りです。 :D

 近くの車の主が我が愛車を見て「滋賀県!!??から・・」
沢装備を解きながら「桃洞沢赤水沢のために900km走ってきました。」
そんな期待に応えてあまりある静かで美しい感動の一日だった。

そりゃビックリしたことでしょう。
でも遠路はるばる来た甲斐がありましたね。
お疲れさまでした。 :D

                    山日和

Re: 【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

by SHIGEKI » 2018年10月25日(木) 21:05

わりばしさん こんばんは。

遅くなりました。仕事で三重県津市に泊まっていました。
20181017-PA170234.jpg
悪天続きの9月から天候の潮目が変わったのを機に昨年果たせなかった東北の沢行きを決行することとした。
準備不足は免れないが、走り出せば先は開けるだろう。
23時前に森吉山野生鳥獣センターPに到着、広い駐車場に車は2台、星を眺めて眠りに落ちる。

東北ですか、いいですね。
2年前のこの時期に東北に行きましたが、寒くなかったですか?

沢の水はそれなりに冷たく、足はずっと冷えていました。

全般的には思ったほど寒くはなかったです。




 立派な建物の森吉山野生鳥獣センターから森に入った瞬間、歩が進まない。
桃洞の滝までは遊歩道とのことだが、静寂の桃源郷だった。
黄葉した山毛欅の森と穏やかな流れは900km走ってきた甲斐があると思わせるに十分だ。

東北は自然の大きさが違います。
きれいですね。

沢間で遊歩道を1時間  足早に通過しようと思っていましたが、あまりに美しくて

進めませんでした。



滝上からのナメと滝と呼ぶには小さすぎるナメの曲線、黄色や赤の山肌を縫って流れる水流も素晴らしい。
水深は10~20cm位ひたひたと歩く。
その後も延々とナメが続く。

寒暖の差の違いか鮮やかです。
大自然を独り占めですなあ~

カメラマン以降誰とも出会いませんでした。

静かで美しい いい日でした。


いよいよ赤水沢の降渓
ビールは呑むのかよって!!美しすぎる沢と山に祝杯を挙げずにはいられなかっただけなのだ。

祝杯とはいい言葉です。
飲みたいだけなのに・・ :mrgreen:

あの  純粋です。美しさに「乾杯」しました。

  
赤水沢の方が桃洞沢より川幅が広くて気持ちよく開けている。
もちろん全てナメ 5m~10mのナメ滝が3つ程ありその先で40mの兎滝が現れる。
岩自体はフリクションが極めてよく効くもののまだらに苔がついている。
角度があると突然10cm位滑って直ぐに止まったりする。
なので数メートルの滝もロープをセットした。
最初はゴボウで下っていたが、ハングした岩で落ちそうになり、兎滝は2ピッチ懸垂した。

ここが核心部ですね。

意外と簡単に降りられました。ロープは持って行ってよかったです。


陽が傾いてしまい陰となったが、兎滝は美しい滝だ。
ここから先も紅葉の林を縫うように流れるサラサラ、ピチャピチャのナメが延々と続く。
錦秋の彩りに見とれていると甌穴にはまりそうになる。
では また どこか 邂逅の森で

東北の大自然に抱かれるのはいいですね。
来年は釣行もいいかもです。
お疲れさまでした。

遠いですね~ 飛行機だと1時間らしいですが・・装備がね~

何度も通いたい東北です。

   では また みちのくのポイントで

        SHIGEKI

Re: 【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

by わりばし » 2018年10月23日(火) 18:06

こんばんは、SHIGEKIさん。

悪天続きの9月から天候の潮目が変わったのを機に昨年果たせなかった東北の沢行きを決行することとした。
準備不足は免れないが、走り出せば先は開けるだろう。
23時前に森吉山野生鳥獣センターPに到着、広い駐車場に車は2台、星を眺めて眠りに落ちる。

東北ですか、いいですね。
2年前のこの時期に東北に行きましたが、寒くなかったですか?


 立派な建物の森吉山野生鳥獣センターから森に入った瞬間、歩が進まない。
桃洞の滝までは遊歩道とのことだが、静寂の桃源郷だった。
黄葉した山毛欅の森と穏やかな流れは900km走ってきた甲斐があると思わせるに十分だ。

東北は自然の大きさが違います。
きれいですね。


滝上からのナメと滝と呼ぶには小さすぎるナメの曲線、黄色や赤の山肌を縫って流れる水流も素晴らしい。
水深は10~20cm位ひたひたと歩く。
その後も延々とナメが続く。

寒暖の差の違いか鮮やかです。
大自然を独り占めですなあ~

いよいよ赤水沢の降渓
ビールは呑むのかよって!!美しすぎる沢と山に祝杯を挙げずにはいられなかっただけなのだ。

祝杯とはいい言葉です。
飲みたいだけなのに・・ :mrgreen:
  
赤水沢の方が桃洞沢より川幅が広くて気持ちよく開けている。
もちろん全てナメ 5m~10mのナメ滝が3つ程ありその先で40mの兎滝が現れる。
岩自体はフリクションが極めてよく効くもののまだらに苔がついている。
角度があると突然10cm位滑って直ぐに止まったりする。
なので数メートルの滝もロープをセットした。
最初はゴボウで下っていたが、ハングした岩で落ちそうになり、兎滝は2ピッチ懸垂した。

ここが核心部ですね。

陽が傾いてしまい陰となったが、兎滝は美しい滝だ。
ここから先も紅葉の林を縫うように流れるサラサラ、ピチャピチャのナメが延々と続く。
錦秋の彩りに見とれていると甌穴にはまりそうになる。
では また どこか 邂逅の森で

東北の大自然に抱かれるのはいいですね。
来年は釣行もいいかもです。
お疲れさまでした。


                                 わりばし

【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~

by SHIGEKI » 2018年10月22日(月) 23:43

【東北・秋田・森吉山塊】 桃洞沢遡行、赤水沢下降
~ 煌めく黄紅葉のなか、ナメ100%の美渓をひた歩く ~
20181017-PA170128.jpg
【年月日】  2018/10/17
【天候】  曇時々晴れ
【コース】 森吉山野生鳥獣センターP6:50-桃洞滝8:15-男滝9:40-コル12:05-赤水沢出合12:50/13:20
-兎滝下14:55-桃洞沢出合16:20-P17:10

悪天続きの9月から天候の潮目が変わったのを機に昨年果たせなかった東北の沢行きを決行することとした。
準備不足は免れないが、走り出せば先は開けるだろう。
 当初の予定は「桃洞沢~赤水沢周遊」これは鉄板 +αで「連瀬沢から森吉山」を即座に計画した。
遠距離での連チャンの沢!!思い直して登山道歩きで「黒石川から森吉山下りはヒバクラ」さらに弱気の虫が出て
「ヒバクラ登山道往復避難小屋泊」または、近くの遊歩道から紅葉の滝見物の妥協案も考えた。

 23時前に森吉山野生鳥獣センターPに到着、広い駐車場に車は2台、星を眺めて眠りに落ちる。

 立派な建物の森吉山野生鳥獣センターから森に入った瞬間、歩が進まない。
桃洞の滝までは遊歩道とのことだが、静寂の桃源郷だった。
20181017-PA170063.jpg
黄葉した山毛欅の森と穏やかな流れは900km走ってきた甲斐があると思わせるに十分だ。
20181017-PA170112.jpg
広い流れに入りナメを行くと桃洞の滝 カメラマンが一人三脚に一眼レフをセットして
スローシャッターを切っている。
木々の色づきは今が盛りだが、残念ながら空は薄雲が広がっている。
 「滝の右側を登ります。」 「3分待ってください。」
熱心にシャッターを切っておられる。
女滝とも呼ばれる美しい滝にオッサンがへばりついていては絵にならないのだろう。
「周遊しますので・・・」と言って右側のステップを登りだした。
高度感はあるがフリクションがよく効いているので快適に登れた。

滝上からのナメと滝と呼ぶには小さすぎるナメの曲線、黄色や赤の山肌を縫って流れる水流も素晴らしい。
水深は10~20cm位ひたひたと歩く。
20181017-PA170243.jpg
中の滝を気持ちよく登り、男滝はロープとステップ 最後の2mは軽い緊張感で乗り越えた。
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その後も延々とナメが続く。
倒木の瀞は急登のヤブを少しだけ巻いた。
ヤブコギなしでコルを乗っ越し、赤水沢の支流を下る。
ここも全てナメだが、少し角度のあるところはフリクションだけでは心許なく、両脇の笹や灌木を掴んで降った。
 赤水沢出合は開けた気持ちのいいところだった。
ここで遅めのランチとしたが、時間がおしているので温かい汁物は断念してビールとお握りで切り上げて
いよいよ赤水沢の降渓
ビールは呑むのかよって!!美しすぎる沢と山に祝杯を挙げずにはいられなかっただけなのだ。
  
赤水沢の方が桃洞沢より川幅が広くて気持ちよく開けている。
もちろん全てナメ 5m~10mのナメ滝が3つ程ありその先で40mの兎滝が現れる。
岩自体はフリクションが極めてよく効くもののまだらに苔がついている。
角度があると突然10cm位滑って直ぐに止まったりする。
なので数メートルの滝もロープをセットした。
最初はゴボウで下っていたが、ハングした岩で落ちそうになり、兎滝は2ピッチ懸垂した。
20181017-PA170402-HDR.jpg
陽が傾いてしまい陰となったが、兎滝は美しい滝だ。
ここから先も紅葉の林を縫うように流れるサラサラ、ピチャピチャのナメが延々と続く。
錦秋の彩りに見とれていると甌穴にはまりそうになる。
20181017-PA170423.jpg
遊歩道に出てからの闇下は覚悟していたが、16時台に山毛欅の森を歩き、明るいうちに車に戻れた。
 近くの車の主が我が愛車を見て「滋賀県!!??から・・」
沢装備を解きながら「桃洞沢赤水沢のために900km走ってきました。」
そんな期待に応えてあまりある静かで美しい感動の一日だった。

では また どこか 邂逅の森で

SHIGEKI

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