山日和さん こんばんは。
【日 付】2018年9月23日(日)
【山 域】伯耆大山周辺
【天 候】晴れのち曇り
【コース】一向平6:30---7:08大山滝---7:31地獄谷入渓点---9:45駒鳥小屋分岐10:05---11:52振子山12:53
---13:29野田ヶ山---13:56大休峠14:14---15:16大山滝15:31---16:00一向平
全くイメージできませんが、しっかり歩いてますね~
一向平(いっこうがなる)は大山の東麓、と言うより加勢蛇(かせち)川を遡った深い山中にある。
「・・たいら」じゃないんですね!
書き出しのこの一文、引きつけるフレーズですなぁ~
よく整備されたキャンプ場があり、日本の滝100選にも選ばれている大山滝散策の基地になっている。
今回初めて訪れたのだがなかなかいいところだ。
あらあら キャンプ場でっか~
途中でたたら師や木地師が住んでいた跡と書かれた看板などを見ながら大山滝に到着。本当なら流れま
で下りて滝と対峙したいところだが先は長い。滝の落ち口より高い展望台からの眺めだけで我慢して先
を急ぐ。
これはちょっと後ろ髪を引っ張り、倒されそうですね。
この画像で十分、エエ滝が見えてますやん。
入渓点から駒鳥小屋あたりまではまったくの平流で、
地獄谷の名にふさわしくない穏やかな流れだ。やはりその源頭部の様子から名付けられたのだろうか。
今日の地獄谷は水量もそこそこで流れが速い。このコースは登山靴で歩く人が多いようだが、登山靴な
ら入渓点で撃沈していただろう。ヒザ下あたりまで濡らさずに歩くことは不可能だ。
滝と呼べるものがまったくない代わりに崩れかけた堰堤をいくつも越えて行くのがこの谷のポイントだ。
要所にはロープがあり、越えるのに苦労することもない。
地獄谷、穏やかな流れ、崩れた堰堤???不思議な谷ですね~
テープも頻繁に付けられている。これは楽だ。ずっとあのヤブ沢を遡行
していたら気持ちが切れそうだった。
頻繁なテープにお怒りかと思ったら、今までの山日和語録では聞いたことがなかったような話ですな
その振子山とて一人座れば満席という狭い山頂だった。幸いなことに先客が出発して行ったので、わず
かなスペースに陣取ってランチタイムとする。
まさしく独占、ですね。
大休峠は登山道の十字路になっており、立派な避難小屋がある。小屋前のベンチでも数人の登山者が
憩っていた。ここまで来れば下山したも同然、大休峠で大休止としゃれこもう。
今日の最大の収穫は大休峠からのブナ林だったかもしれない。一向平からこの峠を経て北側の川床へ
と下る道は大山の古道であり、以前歩いた川床側の道は素晴らしい樹林の中の道だった。一向平側も同
様で、傾斜を最小限に抑えて付けられた、いかにも峠越えの古道らしい雰囲気の道だった。
朝の地獄谷分岐手前までずっとブナ林が続き、満ち足りた気分で山行の締めくくりを迎えた。
もう一度大山滝の展望台に立ってパンをかじる。キャンプに来た子供連れの家族が滝つぼへ下りて行
ったがこちらはもうその気力もない。長い間温めていたこのコースを歩き通せた満足感に浸りながら、
ずっと滝を眺めていた。
それにしてもREP読むだけで長大なルートのようですねぇ
滝を眺めている情景が満足感と疲労感を感じさせますね。
では また 色づく川のほとりで
SHIGEKI