【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

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Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by シュークリーム » 2018年9月13日(木) 06:49

山日和さん、おはようございます。
昨日、寝床で「山登りはこんなに面白い」を読みふけっていました。ご一緒させていただいた山もあり、懐かしく読ませていただきました。まだ行ったことがないコースへはまた機会を見つけて後追いをさせていただこうかと思ったりしています。しかし、こういうのは独自のコースを開発するという著者の意図とは違いますけど、まあ、全ては模倣から始まりますので、悪くはないかも。
これから山日和さんが有名になってあのサイン本にプレミア価格がつきますように :mrgreen:


私はマキノで出版記念の集いでした。ついでにどこか登ろうと思ってましたが、天気が悪いのでヤメ。 :mrgreen:

まあ、普通は天気が悪いとやめになるんですけど、私の場合は雨が降るとテニスの練習が休みになるので、沢にでも行こうかとなります。

そこが私と違うところですねえ。私は日が照ってないとモチが上がらないんです。濡れた後寒いし。

真夏は濡れたほうが気持ち良かったりします。まあ、良い天気に越したことはないですけどね。

ここは私も2年前に初めて登ったばかりです。あまりにも短いので、大阪から出向くには物足りない感じがして二の足を踏んでました。

山日和さんのように山をじっくり楽しみたい向きには物足りないでしょうね。他の谷と組み合わせる手でしょうか。
私の場合はある程度満足できればそれで良いので、満足したらなるべく早く下山して温泉でのんびりしたい口です。
お酒が弱いので、山ではお酒を飲みませんしね。


この滝はさすがに見応えありますね。矢原川の大滝より低いけど、全容が見えるだけに立派です。

はい、登れそうな感じがいいです。
滝そのものは、台高や南紀の大滝とは比べようがないですけどね。


確かに滝のワンダーランドです。 :lol:

初心者用のためのロープワークの練習にもいいかも。
通さんの昔の遊び場だったというのもうなづけます。


アゼリアでカレーうどんと生ビールを楽しもうと思ったら、早すぎてまだ開店してませんでした。 :mrgreen:

笑ってしまいますな


グリーンホテルで混みあった経験がないんですが・・・ :mrgreen:
とにかく贅沢な休日には間違いないですね。 :lol:


私、グリーンホテルで洗い場待ちをしたことがあります。
雨降りで1日家に閉じ込められるよりはよっぽどマシですよ。

Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by 山日和 » 2018年9月12日(水) 18:11

シュークリさん、こんばんは。

雨予報の土曜日、テニスの練習は休みだろうからと沢登りに行くことにした。こんな日はヒル君たちも活発なので、ヒルの多い谷は避け、ヒルが少ない御在所岳の東多古知谷に行くことにした。半日程度の短い谷だが、早めに降りて温泉でゆっくりすれば1日家で何もしないでいるよりはよっぽどマシだろう。

私はマキノで出版記念の集いでした。ついでにどこか登ろうと思ってましたが、天気が悪いのでヤメ。 :mrgreen:

天気はまずまずで、すぐに雨が降りそうな気配はない。沢に入ってしまえばどうせ濡れるので、土砂降りでなければ雨はそんなに気にならない。

そこが私と違うところですねえ。私は日が照ってないとモチが上がらないんです。濡れた後寒いし。

東多古知谷には沢登りを始めた7年前に一度行ったきりである。まだ沢初心者だったので、このゴルジュの滝をこわごわ登った記憶がある。

ここは私も2年前に初めて登ったばかりです。あまりにも短いので、大阪から出向くには物足りない感じがして二の足を踏んでました。

20m滝を登り切るとすぐに百間滝70mが目の前に現れる。歩き始めてまだ30分もたっていないが滝下で一休み。通さん達が設置したというベンチはもう跡形もない。滝の右側を登っていけそうだが、トップで登る気にはならない。

この滝はさすがに見応えありますね。矢原川の大滝より低いけど、全容が見えるだけに立派です。

さて、この上もずっと滝である。東多古知谷はあたかも谷全体が一つの滝でできているかのようで、びっしりと滝が連なっている。効率よく滝登りを楽しみたいという私のような人間にとっては願っても無い谷である。しかも百間滝以外はフリーで登ることができる。

確かに滝のワンダーランドです。 :lol:

ここで再び一休み。頂上まではすぐなのだが、どうせ上は舗装された遊歩道とロープウエーで登ってきた観光客がいるだけなので、行こうという気にならない。そのまま表道を降りる。

アゼリアでカレーうどんと生ビールを楽しもうと思ったら、早すぎてまだ開店してませんでした。 :mrgreen:

まだ昼前なので、いつものグリーンホテルの風呂に浸かってゆっくりすることにする。土曜日だが、まだ混み合う時間帯ではなくのんびりと風呂を楽しむことができた。自宅に戻り、ビールを飲んで一眠りする。こんな贅沢な休日の使い方も悪くはないと思った。

グリーンホテルで混みあった経験がないんですが・・・ :mrgreen:
とにかく贅沢な休日には間違いないですね。 :lol:

                                 山日和

Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by シュークリーム » 2018年9月11日(火) 13:49

わりばしさん、こんにちは。

半日山行にはいい沢です。
手ごろにこんな所があるなんてラッキーです。


そうですね。自宅から1時間くらいで石谷川、矢原川、池ノ谷、大岩谷、中ノ谷、カズラ谷などいい谷がたくさんありますからね。東多古知谷も集中して短時間で楽しみたい時にいいですね。他の谷と組み合わせてもいいしね。
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学生時代は武平よりこちらの方が登られていたんだけどなあ・・
公共交通機関で登る人が激減しましたしね。


そうなんですか。整備すればいい道なんですけどねえ。
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適度な水量で気持ちいいですね。

この谷はある程度水量があったほうが楽しいですね。
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通さんは松山谷の階段といいいろんな物作っているんですねえ。

通さんの昔のテリトリーだったんですねえ。東多古知谷は滝登りで遊ぶにはいいところです。
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大巻しすぎですが、よく考えられたルートです。

確かに楽に巻けましたね。

見どころがギュッと詰まった感じです。

はい、そのとおり。滝の継ぎ目がなくて、全体が一つの滝みたいな感じです。

ここからの百閒滝は大きいですよね。修験者が拝みたくなる気持ちがわかります。

あんなに大きい滝だったっけという感じでした。

いい一日でしたね。 :mrgreen:
また、どこかの沢で・・


いい沢でした。今度は紅葉の時期にもう一度行きたいなあ。

Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by シュークリーム » 2018年9月11日(火) 13:38

SHIGEKIさん、こんにちは。最近、FBもヤブレポもちょっとお休みかと思ったら、おとと釣りに精出しているみたいですね。写真のは鈴鹿で釣ったんですか?
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山とテニス ですか~  
やってることは、いっしょですね~
不肖Sの場合、癒やしばかりを求めてますが・・・


私も癒しを求めてやっているんですが、滝を見るとつい登りたくなったり、テニスもより上手にとストイックになったり、癒しになっていないかも。
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予報で人出がこんなにも変わるんですね。

もともと夏は人が少なくなる鈴鹿ですからねえ。
Keikokuさんみたいなヒルにたかられたレポを見るとますます少なくなるかも。
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いい判断で決行しましたね。沢独占ですがなぁ~

沢ではどうせ濡れるんで、決行するかどうかの判断は増水して危険かどうかで決まります。東多古知谷は増水したほうが面白くなりますんでね。結果的に、水量はまずまず、雨もそれほど降らなくて、いいコンディションでした。鈴鹿の他の場所ではヒルが大活躍していたようですが、東多古知谷ではみたくても見られない状態でした。
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老化を凌駕する進化!!素晴らしい。 :mrgreen:

進化しているのかどうか・・・慎重にはなりましたね。

結局、フリーで登ったんですね?

まあ、落ちない自信はありましたんでフリーで行きました。カム、スカイフック、ハーケン等フル装備だったんですが、使う機会ナシ。時間があったんでもっと遊んだほうがよかったかも。

長年歩いている鈴鹿ですが、実は この谷 登ったことないのです・・・

もったいない。お進めの谷ですよ。
短い谷なんで、他の谷と組み合わせるといいかもね。


いいですね。朝飯の後で出て、昼には登り切る ゆったり温泉 帰宅後アワワ  :D
では また どこか さわのエースを狙え??


私、山日和さんと違って家の居心地がいいんで、山であわわじゃなくて、家であわわしてしまいます :mrgreen:

         

Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by わりばし » 2018年9月11日(火) 06:20

おはようございます、シュークリームさん。

雨予報の土曜日、テニスの練習は休みだろうからと沢登りに行くことにした。こんな日はヒル君たちも活発なので、ヒルの多い谷は避け、ヒルが少ない御在所岳の東多古知谷に行くことにした。半日程度の短い谷だが、早めに降りて温泉でゆっくりすれば1日家で何もしないでいるよりはよっぽどマシだろう。

半日山行にはいい沢です。
手ごろにこんな所があるなんてラッキーです。


どうせ短い沢だからと朝飯を済ませてからゆっくりと自宅を出る。鈴鹿スカイラインや中道の駐車場には休日のこの時間とは思えないほどほとんど車がない。まあ、こんな雨予報の日に山に登ろうなんて物好きはいないわな。表道登山口の駐車場も一台も車が止まっていない。

学生時代は武平よりこちらの方が登られていたんだけどなあ・・
公共交通機関で登る人が激減しましたしね。


ゴルジュを超えると谷は右に屈曲し、20m斜滝をかける。ホールドがたくさんあるので、フリーで登れそうだが、釜のない滝なので落ちるといやらしい。初心者が一緒だとロープを出したほうがいいだろう。滝の左側を慎重に登っていく。水量が多いので、シャワー気味になるが気持ちがいい。

適度な水量で気持ちいいですね。

20m滝を登り切るとすぐに百間滝70mが目の前に現れる。歩き始めてまだ30分もたっていないが滝下で一休み。通さん達が設置したというベンチはもう跡形もない。滝の右側を登っていけそうだが、トップで登る気にはならない。

通さんは松山谷の階段といいいろんな物作っているんですねえ。

前回は巻き道がわからず急斜面を登ったのだが、今回は左岸の小尾根の付け根まで大きく迂回し、そこから小尾根を登っていく。大巻きしすぎたかなと思ったが、尾根上には真新しい赤テープがあるのでこのコースで間違いないのだろう。明瞭な踏み跡を辿っていくと難なく落ち口に導かれた。

大巻しすぎですが、よく考えられたルートです。

落ち口でまた一休み。正面に見える鎌ヶ岳のピークには雲がかかっている。さて、この上もずっと滝である。東多古知谷はあたかも谷全体が一つの滝でできているかのようで、びっしりと滝が連なっている。効率よく滝登りを楽しみたいという私のような人間にとっては願っても無い谷である。しかも百間滝以外はフリーで登ることができる。

見どころがギュッと詰まった感じです。


表道は登山客が多い御在所岳にしては珍しく忘れ去られたような登山道である。歩く人もほとんどいないようで、整備もされておらず荒れるにまかせている感じ。傾斜がきついので、仕事の早い道である。30分ほどで登山口まで降りてしまった。表道からは百間滝が望まれるが、滝下から見るよりもずっと規模が大きそうで、とても登れる滝には見えなかった。滝というのは見る角度によってずいぶん違うものだと思った。

ここからの百閒滝は大きいですよね。修験者が拝みたくなる気持ちがわかります。

まだ昼前なので、いつものグリーンホテルの風呂に浸かってゆっくりすることにする。土曜日だが、まだ混み合う時間帯ではなくのんびりと風呂を楽しむことができた。自宅に戻り、ビールを飲んで一眠りする。こんな贅沢な休日の使い方も悪くはないと思った。


いい一日でしたね。 :mrgreen:
また、どこかの沢で・・


                     わりばし


Re: 【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by SHIGEKI » 2018年9月10日(月) 21:41

シュークリームさん こんばんは。

今年3月に定年退職してから山登りは平日に、週末はテニスの練習に当てることにしているのだが、山仲間の大部分は現役なので、結局はテニスの練習に出られるのは2回に一度くらいである。私が所属しているテニス同好会には昔の山屋が多く、山へ行くというと何も言わずに送り出してくれる。それがかえって申し訳なく、なるべくテニスの練習を優先しようと思いながら、なかなかできないでいる。

山とテニス ですか~  

やってることは、いっしょですね~

不肖Sの場合、癒やしばかりを求めてますが・・・


どうせ短い沢だからと朝飯を済ませてからゆっくりと自宅を出る。鈴鹿スカイラインや中道の駐車場には休日のこの時間とは思えないほどほとんど車がない。まあ、こんな雨予報の日に山に登ろうなんて物好きはいないわな。表道登山口の駐車場も一台も車が止まっていない。

予報で人出がこんなにも変わるんですね。


天気はまずまずで、すぐに雨が降りそうな気配はない。沢に入ってしまえばどうせ濡れるので、土砂降りでなければ雨はそんなに気にならない。滝が多い谷なので、登攀道具を使う機会もあるかと思い、フル装備を持っていく。

いい判断で決行しましたね。沢独占ですがなぁ~




表道登山口を入り、大きな堰堤の横を越えて入渓する。入渓してすぐにゴルジュの滝である。東多古知谷には沢登りを始めた7年前に一度行ったきりである。まだ沢初心者だったので、このゴルジュの滝をこわごわ登った記憶がある。7年後の今回は流石に怖いとは思わないが、朝イチで身体がまだ十分に動かないので、「なんだかなあ」と思いながら登っていく。シャワーで身体が濡れるとようやくシャキッとしてきた。

老化を凌駕する進化!!素晴らしい。 :mrgreen:


ゴルジュを超えると谷は右に屈曲し、20m斜滝をかける。ホールドがたくさんあるので、フリーで登れそうだが、釜のない滝なので落ちるといやらしい。初心者が一緒だとロープを出したほうがいいだろう。滝の左側を慎重に登っていく。水量が多いので、シャワー気味になるが気持ちがいい。

結局、フリーで登ったんですね?


落ち口でまた一休み。正面に見える鎌ヶ岳のピークには雲がかかっている。さて、この上もずっと滝である。東多古知谷はあたかも谷全体が一つの滝でできているかのようで、びっしりと滝が連なっている。効率よく滝登りを楽しみたいという私のような人間にとっては願っても無い谷である。しかも百間滝以外はフリーで登ることができる。

長年歩いている鈴鹿ですが、実は この谷 登ったことないのです・・・




ここで再び一休み。頂上まではすぐなのだが、どうせ上は舗装された遊歩道とロープウエーで登ってきた観光客がいるだけなので、行こうという気にならない。そのまま表道を降りる。

速っ

まだ昼前なので、いつものグリーンホテルの風呂に浸かってゆっくりすることにする。土曜日だが、まだ混み合う時間帯ではなくのんびりと風呂を楽しむことができた。自宅に戻り、ビールを飲んで一眠りする。こんな贅沢な休日の使い方も悪くはないと思った。

いいですね。朝飯の後で出て、昼には登り切る ゆったり温泉 帰宅後アワワ  :D

   では また どこか さわのエースを狙え??

          SHIGEKI






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これは渓流の女神
これは渓流の女神

【鈴鹿・沢登り】雨のやみ間に東多古知谷

by シュークリーム » 2018年9月10日(月) 10:13

10m滝 落ち口
10m滝 落ち口
今年3月に定年退職してから山登りは平日に、週末はテニスの練習に当てることにしているのだが、山仲間の大部分は現役なので、結局はテニスの練習に出られるのは2回に一度くらいである。私が所属しているテニス同好会には昔の山屋が多く、山へ行くというと何も言わずに送り出してくれる。それがかえって申し訳なく、なるべくテニスの練習を優先しようと思いながら、なかなかできないでいる。

雨予報の土曜日、テニスの練習は休みだろうからと沢登りに行くことにした。こんな日はヒル君たちも活発なので、ヒルの多い谷は避け、ヒルが少ない御在所岳の東多古知谷に行くことにした。半日程度の短い谷だが、早めに降りて温泉でゆっくりすれば1日家で何もしないでいるよりはよっぽどマシだろう。

【 日 付 】2018年9月8日(土)
【 山 域 】鈴鹿 御在所岳
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り時々雨
【 ルート 】御在所岳表道登山口駐車地 8:37 --- 8:56 百間滝下 9:07 --- 9:19 百間滝落ち口 9:33 --- 10:50 登山道出会い 11:00 --- 11:30駐車地

どうせ短い沢だからと朝飯を済ませてからゆっくりと自宅を出る。鈴鹿スカイラインや中道の駐車場には休日のこの時間とは思えないほどほとんど車がない。まあ、こんな雨予報の日に山に登ろうなんて物好きはいないわな。表道登山口の駐車場も一台も車が止まっていない。

天気はまずまずで、すぐに雨が降りそうな気配はない。沢に入ってしまえばどうせ濡れるので、土砂降りでなければ雨はそんなに気にならない。滝が多い谷なので、登攀道具を使う機会もあるかと思い、フル装備を持っていく。
ゴルジュ入口の滝
ゴルジュ入口の滝
表道登山口を入り、大きな堰堤の横を越えて入渓する。入渓してすぐにゴルジュの滝である。東多古知谷には沢登りを始めた7年前に一度行ったきりである。まだ沢初心者だったので、このゴルジュの滝をこわごわ登った記憶がある。7年後の今回は流石に怖いとは思わないが、朝イチで身体がまだ十分に動かないので、「なんだかなあ」と思いながら登っていく。シャワーで身体が濡れるとようやくシャキッとしてきた。
20m滝
20m滝
ゴルジュを超えると谷は右に屈曲し、20m斜滝をかける。ホールドがたくさんあるので、フリーで登れそうだが、釜のない滝なので落ちるといやらしい。初心者が一緒だとロープを出したほうがいいだろう。滝の左側を慎重に登っていく。水量が多いので、シャワー気味になるが気持ちがいい。
百間滝
百間滝
20m滝を登り切るとすぐに百間滝70mが目の前に現れる。歩き始めてまだ30分もたっていないが滝下で一休み。通さん達が設置したというベンチはもう跡形もない。滝の右側を登っていけそうだが、トップで登る気にはならない。

前回は巻き道がわからず急斜面を登ったのだが、今回は左岸の小尾根の付け根まで大きく迂回し、そこから小尾根を登っていく。大巻きしすぎたかなと思ったが、尾根上には真新しい赤テープがあるのでこのコースで間違いないのだろう。明瞭な踏み跡を辿っていくと難なく落ち口に導かれた。

落ち口でまた一休み。正面に見える鎌ヶ岳のピークには雲がかかっている。さて、この上もずっと滝である。東多古知谷はあたかも谷全体が一つの滝でできているかのようで、びっしりと滝が連なっている。効率よく滝登りを楽しみたいという私のような人間にとっては願っても無い谷である。しかも百間滝以外はフリーで登ることができる。
二俣の10m滝
二俣の10m滝
二俣にかかる10m滝は、まず右俣の支谷を登り、左俣の本谷にトラバースする。さすがに人気の谷で、巻き道やトラバース道は明瞭で、赤テープもしっかりある。このあとも滝が続き飽きることがない。滝が終わったと思ったら表道が横切っていた。
8m滝?
8m滝?
なおも滝が続く
なおも滝が続く
ここで再び一休み。頂上まではすぐなのだが、どうせ上は舗装された遊歩道とロープウエーで登ってきた観光客がいるだけなので、行こうという気にならない。そのまま表道を降りる。
表道との交差
表道との交差
表道は登山客が多い御在所岳にしては珍しく忘れ去られたような登山道である。歩く人もほとんどいないようで、整備もされておらず荒れるにまかせている感じ。傾斜がきついので、仕事の早い道である。30分ほどで登山口まで降りてしまった。表道からは百間滝が望まれるが、滝下から見るよりもずっと規模が大きそうで、とても登れる滝には見えなかった。滝というのは見る角度によってずいぶん違うものだと思った。

まだ昼前なので、いつものグリーンホテルの風呂に浸かってゆっくりすることにする。土曜日だが、まだ混み合う時間帯ではなくのんびりと風呂を楽しむことができた。自宅に戻り、ビールを飲んで一眠りする。こんな贅沢な休日の使い方も悪くはないと思った。

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