山日和さん こんばんは。
【山 域】但馬 三川山887.8m
【天 候】晴れ
【コース】三川蔵王権現社8:03---8:12二俣入渓点---9:30 8m滝---11:18ランチ場13:00---13:22三川山13:42---
14:44二俣---14:53駐車地
但馬の三川山? 佐津川?? 渋いちゅうか 味が全く見当もつきませんね
今回登る佐津川左俣は10年以上前に山仲間が遡行レポを書いていて、こんないい谷があるのかと気になっていた
谷である。前夜のパナスタのガンバ初勝利(私が今年観戦した中での)を受けて、何の脈絡もないがこれは行かねば
なるまいと思い立った。思わしくなかった天気予報も好転している。
なるほど~ 前段は フムフム納得 後段は 迷えるオッサンのあり得る話でんなぁ
詳しい話はついていけませんが、一体どの辺か?は気になるところで・・・
何と、神鍋のさらに向こうの尾根ですか・・!!
小滝とナメ滝が連続する美しい谷だが、とにかく林相が良い。標高はまだ300mほどしかないのだが、左俣に入っ
てからまったく植林がなく、トチを主体とした落葉広葉樹に覆われている。これは予想以上の渓相だ。
いい感じですね~
いい画像がベストに配置されていて、これだけ見たら、即追いかけたくなりますが・・・
下段を左から、上段を右の微妙なトラバースラインを巻いて滝上に出ると、続いて真
ん中にトチの大木が立つ2条の滝と対面した。何か変だと思ってじっくり眺めると、そのトチの根が滝つぼまで
伸びているではないか。こういう木と滝のコンビネーションは見たことがない。
沢を歩いていていつも思いますが、水の流れって素晴らしい造形主ですね。
その一本の水平に伸びたトチから水が落ちていた。木を伝って流れているのかと思ったが、驚いたことにトチ
の折れた枝から水が噴き出している。上に回ってみると、そのトチの根が浮き上がったところが取水口になって
いた。ここからトチの木の中に水路ができたようである。こんなのも初めてお目にかかった。
長いこと山をやっていても、見たことのないものがまだまだある。
もう滝も終わりかと思ったところで、この谷最大の滝が現われた。スラブを滑るように落ちる2条20mの滝だ。
ここは左から簡単に巻き上がる。落ち口に来て驚いた。ここで二俣になっており、しかも2条の流れはそれぞれ
違う谷の滝だったのである。
ここまで来るとランチ場をどこにするかが最大の関心事となる。山頂はランチには不適と思われる。
しばらく進んだところらお誂え向きの場所があった。サワグルミの林の中、結構落ち着けるところだ。着替えて
サッパリしたところでのんびりランチタイムを楽しんだ。
いい谷ですね~ しかも、圧倒的に 静か !!
この辺は、大昔に 神鍋スキー場に行ったのと、香住で蟹食ってゴルフしたくらいで
縁遠いところですが、日本全国いい谷があるもんですなぁ~
では また どこか 静かなる○○の名山、名渓で
SHIGEKI