【熊野】初沢はナメナメ天国と大滝の共演で 丸尾山南面無名谷〜赤倉谷周回

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Re: 【熊野】初沢はナメナメ天国と大滝の共演で 丸尾山南面無名谷〜赤倉谷周回

by シュークリーム » 2018年1月08日(月) 06:26

グーさん、おはようございます。

シューさん、こんばんは。
今日は穏やかな日でしたね。どこかスノーシューに出かけましたか?


昨日はいい天気でしたね。私は鈴鹿の方にスノーシューに行ってました。またレポしますね。

そんな所で昼寝をして風邪を召しませんように! 丈夫い体に生まれついてるのですね。

グーさんは長男として大事に育てられたんでしょうね。見ているとそんな感じが伝わって来ます。

その通りです。
1月3日に布引滝の氷瀑を見に行った時、林道終点では吹雪で車に雪が張り付いてきましたが、
水道取水口への巡視路に乗ったとたんに無風になりました。


今年は寒くなるのが早かったから氷瀑もよく発達しているんでしょうね。
私は氷瀑見物という事はしたことがないのですが、沢屋の冬の遊びとしてはいいかもしれませんね。今度行って見ます。
添付ファイル
昨日行った山
昨日行った山

Re: 【熊野】初沢はナメナメ天国と大滝の共演で 丸尾山南面無名谷〜赤倉谷周回

by グー(伊勢山上住人) » 2018年1月07日(日) 21:56

布引滝の氷瀑
布引滝の氷瀑
シューさん、こんばんは。
今日は穏やかな日でしたね。どこかスノーシューに出かけましたか?

気温が低いせいか岩が冷えていて背中が冷たい。背中の下にロープを敷くと暖かくなったので、しばらく昼寝する。

そんな所で昼寝をして風邪を召しませんように! 丈夫い体に生まれついてるのですね。

真冬に沢なんてと敬遠する向きもあるだろうが、実は谷中は風も吹かず、日当たりがいいとポカポカと暖かいのだ。

その通りです。
1月3日に布引滝の氷瀑を見に行った時、林道終点では吹雪で車に雪が張り付いてきましたが、
水道取水口への巡視路に乗ったとたんに無風になりました。

今年も安全を心がけながら、沢と戯れることができるといいなあ。

特異体質のレポにはレスも付けにくいなぁ~。


                    グー(伊勢山上住人)

【熊野】初沢はナメナメ天国と大滝の共演で 丸尾山南面無名谷〜赤倉谷周回

by シュークリーム » 2018年1月05日(金) 06:32

三ヶ日のうちに一度は山へ行きたいと思っているのだが、どこに行こうか。天気図は冬型。鈴鹿や台高は雪だろう。雪山は晴れてなんぼのもんだ。雪と強風の中での冬山登山は最悪だ。御在所の藤内沢や本谷はまだ雪不足だろうし・・・と、いろいろ迷った末、快晴が約束されている南方へ下ることにした。

【 日 付 】2018年1月2日(火)
【 山 域 】熊野・尾川川流域
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】 駐車地 9:04 --- 9:33丸尾山南面無名谷入渓 --- 9:58 スラブ滝 --- 11:00 丸尾山 851m --- 11:40 赤倉谷三ノ滝25m落ち口 13:30 --- 13:42 二ノ滝40m落ち口 --- 14:04 一ノ滝15m落ち口 --- 14:25 駐車地

家に忘れ物をして取りに帰った関係で、出発が遅れたが、それでも自宅から2時間で赤倉集落についた。熊野も近くなったものだ。下山予定の赤倉谷出合に車を置き、今はほとんど廃道化している一ノ水林道をゆるゆる登っていく。

今日はロープもハーネスも使う機会はないだろうが、これらは沢屋の制服。いつものように30mロープと一揃いのガチャ類を身につけていく。丸尾山南面無名谷にかかる白い橋のところから谷に入り、堰堤を越えたところから入渓。しばらくはゴーロ帯が続く。michiさんじゃないけどやっぱ沢はいいなあ。このゴーロ帯の奥にあんなナメナメ天国が潜んでいようとは誰も思うまい。丸尾山はおそらく全山が固い岩盤で成り立っていて、その上に薄く土壌が覆っているだけなのだろう。

そういえば、最近、関西の某沢グループがこの谷に入ったと書いてあった。おそらくzippさんか私の記録を読んで入ったのだろうが、沢の世界は狭いものだ。皆、お互いに記録を読みながら面白そうなところを探している。

30分ほどゴーロ帯を歩くと谷がひらけ、滑らかな一枚岩でできたスラブ滝が現れる。ここがナメナメ天国の始まりだ。スラブ滝を右から小さく越えると、その上は二股に分かれ、両方からスラブ滝が落ちている。右俣、左俣とも頂上近くまでナメが続くナメナメ天国なのだ。前回は右俣を登って、左俣を下ったので、今回は左俣を登ることにする。
丸尾山南面無名谷のスラブ滝
丸尾山南面無名谷のスラブ滝
左俣の滝を左から巻き上ると、延々とナメが続く。と言っても傾斜がかなりあるので、ナメ滝と言ってもいいようなところも多い。フリクションを信じて登っていくが、登れないところは脇に逃げる。
延々と続くナメ
延々と続くナメ
長いナメが終わるとそこはもう丸尾山頂上のすぐ近くだった。頂上の東面がひらけており、昼食にはもってこいの場所なのだが、今日は赤倉谷三ノ滝のテラスでのんびりする予定なので、そのまま西尾根を下る。鞍部まで下ってから右折し、赤倉谷に降りる。
丸尾山頂上
丸尾山頂上
しばらくはゴーロ帯だが、三ノ滝近くになると綺麗なナメが現れる。こちらのナメは傾斜が緩く、ルンルン気分で下ることができる。三ノ滝落ち口のすぐ上には三方からナメが出会っている。ナメナメ天国だ。
三ノ滝上流のナメ
三ノ滝上流のナメ
三ノ滝は南に開けており、そのテラスで昼食にする。南国の陽光が惜しげなく降り注ぎ、風もないので暖かい。今日の昼食はおでんセットと久しぶりのビール。今日はのんびりなのだ。昼食後、のっぺりした岩の上に寝転ぶが、気温が低いせいか岩が冷えていて背中が冷たい。背中の下にロープを敷くと暖かくなったので、しばらく昼寝する。
三ノ滝落ち口
三ノ滝落ち口
目がさめるともう1時を過ぎている。そろそろのんびりお昼もおしまいだ。三ノ滝を左岸から巻き降りるとすぐそこが二ノ滝の落ち口。ここも広々していて昼食休憩にはもってこいの場所だ。今度機会があったらここでのんびりしよう。
三ノ滝
三ノ滝
二ノ滝を左岸から巻き降りる。二ノ滝、三ノ滝とも滑らかな一枚岩でできたスラブ滝で、いかにも南紀に多い滝だ。赤倉谷の3連滝の中では二ノ滝の姿形が最もいい。二ノ滝も左岸を巻き降りる。
二ノ滝
二ノ滝
二ノ滝
二ノ滝
一ノ滝を右岸から巻き降りる。一ノ滝は、申し訳ないが、一番見劣りのする滝なので、見に行かない。一ノ滝のすぐ近くまで2011年の水害で廃道になった林道終点が来ているので、林道を降りる。ススキが伸び放題で、崩落した土砂に覆われているので、もうほとんど林道の形態をなしていない。林道を降りるとすぐに駐車地だった。

南国沢でののんびり沢歩きを満喫した1日だった。真冬に沢なんてと敬遠する向きもあるだろうが、実は谷中は風も吹かず、日当たりがいいとポカポカと暖かいのだ。今年も安全を心がけながら、沢と戯れることができるといいなあ。

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