【山 域】鈴鹿
【日 付】2017年11月19日(日)
【天 候】曇り時々雪
【メンバ】kasaya
【コース】八風射撃場跡地7:51---9:35中峠---9:43仙香池---10:09八風峠11:01---11:24三池岳—大桜
---12:57駐車地
昨日は雨だったが今日は晴れの天気予報。期待して鈴鹿にやってきたが遠くから見ると山は厚い雲に隠れている。菰野辺りから見ると上の方は雪がある感じ。おやまあ。あまり雪の準備はしてこなかったが大した積雪ではないしまあいいか。八風射撃場跡地に着くとちょうど二人のトレラン風の人たちが出発するところ。彼らはどこまで行くのかな。見送って出発準備をしていると一台の軽トラックがやって来てこれから登るのかと聞いて来る。山は雪だよというその人は山を仕事場にしている様子。日本海側が荒れる時はいくら天気予報が良くても山はしぐれるのだとか。あんたらは遊びだからいいけど仕事でこういう天気はかなわんといって去っていった。そう我らは遊びなんだよなあ。でもそういっていたら雨が降ってきた。合羽を着ようかななどと考えるがそこまでの悪さではないと思い、とりあえず出発する。
林道から山道にはいるが上空は厚い雲に覆われている。あまりうれしくない天気。そしてしばらくしたら雨が降ってきた。帰ろかなーと思ったが、上は雪だよ。今年初の雪にお目にかかれるチャンスではないかと思い直し合羽を着て再出発。そう言えば最近合羽を着た記憶がない。天気が悪いと行かないからなあ
- 大滝あたりの紅葉
- 峠に向かう道
でも今日は寒いので合羽を着てちょどいいくらい。窯跡のある辺りではしっかり雪がついている。今季初めての雪景色。いい感じである。ただ稜線に出たら風が冷たいかなあとちょっと心配する。そして中峠着。真っ白で何も見えない。こんな時の仙香池はどんな感じだろう。凍っているかなと思って行ってみるが意外に凍っていない。冷えていないということか。水はいっぱいあっていい感じ。せっかくなのでぐるっと周囲を回ってみる。そこで仙香池の看板にきづく。そう言えば前からあったなあ。
- 雪化粧の仙香池
その後稜線を行くが相変わらず何も見えない。とりあえず八風峠でランチかなあと思いながら行くと前から人が来た。挨拶するとお菊池方向からやって来て釈迦へ行くそうだ。帰路は岩ヶ峰が段木らしい。向こうは人に会えてよかったなどといっている。このあたりが初めてでこの天候じゃ結構不安に感じることだろう。でもこの頃から雲が切れ東側が見えてきた。少しはよくなるかな。
- 八風峠
八風峠に着くと赤い鳥居が目立つ。ほんときれいになっている。そして風をよけてランチ開始。今日も味噌煮込み。ビールも持ってきたが寒くて飲む気になれない。持ち帰ろう。味噌煮込みを調理しちょうど食べる頃に南から団体がやってきた。男性一人で年配の女性が4人ぐらいいたかな。聞けば釈迦から竜までの縦走だそうだ。この天気の中での縦走か。前から予定していたのだろう。ここで少し休んだ後彼らは去っていた。そしてそれと前後して男性が一人八風谷から上がってきた。二人きりになったのでちょっとお話。今日は新人を連れてくるつもりだったが寒そうといって昨夜断ってきたとか。初めてだとこの寒気はちょっと引いてしまうかも。冬でもここによく来ることや鈴鹿の笹が消えた話、奥美濃の藪山の話になる。不意にソムギに登ったことがあるかと聞いて来る。新道から周回したらしいがやはり藪がひどいらしい。でもそういうところを平気で歩く人のようだ。また会ったら話をしたいものだ。食事をせずにその人は去っていった。自分はコーヒーを飲んで出発。気づけば結構回りが見えるようになってきた。三池の頂上からも結構見える。冬の季節が始まったような雰囲気だ。
その後お菊の池に向かうとそこで先刻の人が食事中、といってもパンのようでもう終わったらしい。ゆっくりしているようなのでそのまま先に行く。
その後ca500mあたりでルートをはずれて大桜を見に行く。
- 桜の大木
別に桜が目的ではないがこの標高なら紅葉がいいのではないかと思ってのこと。辺り一帯は植林のされていないところであり、期待するがそれほどでもなかった。ふだん人が来ないこともあって、シカが多くいたようだ。盛んにピーピーと鳴き警戒している。パカッと開けた場所に出ると、こんなところで泊まったらどうだろうと思うが、それほど広くもないのでやっぱりパス。奥の畑やダイラぐらいの広さがあると面白いのだが。
また登山道に戻り道なりに行けば射撃場跡地にでてそこのもみじが一番きれいだった。
- 射撃場のもみじ
八風峠―三池は気軽に山歩きの楽しめるいいコースだな。やっぱり。
Kasaya