~ SHIGEKIも歩けばヤブメンにあたる ~
【月日】 2017/8/3,4
【山域】 若狭
【天気】 晴れ 予報では中、西日本でこの周辺だけ晴れマーク
【コース】8/3 林道P9:50-泊地-大産岩屋の滝-泊地
8/4 泊地-懐かしい二股-泊地-P16:00
タイトルもパクリなら、その行動自体もパクリやろ~
疑惑を持たれているかもしれない。
まず、タイトル シュークリさんのREPからコピペはした。(やっぱり~)
それは効率化のため(ジョーク)であり事実に反してはいない。
次にワンダーランド渓泊、最近のヤブコギネットを盗み見して実行を思い立ったのではなく、すでに11年を遡る。
山日和氏がこの地をワンダーランドと世に宣言して間もない2006/070/8 吊り橋地獄やスラブ鉄棒渡りなど関電が誇る
悪路バッチぃ~巡視路を乗り越え、栃と桂のワンダーランドに辿り着いたのである。
標高は400m、不肖Sの実家より100m以上低くてしかもほとんど海辺の山麓に素晴らしい森が広がっている。
そう、11年の時を経て7回目の訪問でワンダーランドと夜をともにした。
ま、拒否られないのをいいことに勝手に上がり込んで居座っただけのことだろう。
そんなオッサンにも静かな栃と桂の森は至上の2日間を過ごさせてくれた。
さて、駐車地には大阪ナンバーのバイクが1台、まさかの平日に先行者がいるとは!!
準備していた一眼カメラと交換レンズは自宅玄関に忘れてきた。所詮、腕がないのでコンデジで十分だろう。
3年前には崩れて危うかった林道も歩きやすく巡視路プラまで設置されていた。
甲森谷に入ったところで下ってくる男性に出会った。
バイクの方で「30年耳川流域に入っている。
京都山稜会の沢登りの人達とはよく出会った。谷の名前を特定してくれてありがたい。」とのこと。
しばらく話し込んで再会を期して互いに歩き始めた。
渓泊は、銚子ヶ洞以来、タープだけではどうかと思い、ツェルトとタープのハイブリットとした。
ランチは数年前の神崎川以来の渓ソーメンだ。いや、進化して今日のは「そうらーめん」と言うらしい。
これは当たりだ。桂クンも欲しそうにしていた。
たき火の準備もできまったりした後、上流を散歩した。
桂と大岩、大産岩屋の滝を見て降ってきたら、何と!!右岸特等席にオッサンがツェルトを張ろうとしているではないか!!
今まで土日に6回この地を訪れ誰にも出会ったことがないのに平日の今日、二人も出会ってしまった。
話はいろいろと盛り上がる。この人ヤブメンの臭いがプンプンするがヤブのヤの字ものたまわない。
最後の最後、「ヤブコギネット見てますか」と言うと強反応、雨ちゃんだった。
うれしい出会いに感謝
豊饒の森の夜に「菊水」は抜群の相性だ。
結局、ツェルトには入らず、タープの下で一夜を過ごした。
覆い被さるハートの葉の隙間から夏の星たちが煌めく。
ひぐらしの大合唱が耳に残る。熾きからわずかに立ち上る炎を見ながら朝のコーヒーの香りを楽しんだ。
散歩に出かけた雨ちゃんの後ろ姿を見て、上流へと向かった。
大産岩屋の滝は右の流れをクランク状にシャワーで登れば簡単だろうが朝一番、冷たそうだ。
真ん中も冷たそうなので左を登った。意外とヌメッてない。
帰ってから11年前の画像を見るとY氏は真ん中の流れを登っている。
合わさる支流の滝が美しい。出てくる滝は高くはないが、背後の樹木がすくっと立ち上がる光景が素晴らしい。
二股のちょとした広場に出た。
エゴラッピン「色彩のブルース」が頭をよぎる??!!。
ワンダーランド以降ここまではほとんど記憶にないのだが、そう、あの日ここで休憩した。
いつかまたこの先も辿ってみよう。
自宅?に戻り、二日目もランチはソーメンだ。正真正銘のソーメン。
またまた、ゆったり、まったりした。
近日中の再訪の予感を残しながら、2時間余の訓練歩行で渓泊第1弾を終えた。
では また どこか 星降るせせらぎのテン場で
SHIGEKI