【若狭】小栗

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Re: 【若狭】小栗

by 柳川洞吹 » 2017年6月07日(水) 11:01

六右衛門さん こんにちは

  ひょっとして「初めまして」かもしれません。

たびたび投稿を拝見していますので、初めての感じはしないんですが、
こうしてお話しするのは初めてのようですね。
よろしくお願いします。

  【ルート】 下根来八幡神社 8:50 → 10:00 556m標高点 → 10:40 小栗 10:55
   → 11:35 桜谷山 12:10 → 12:12 木地山峠 → 13:20 上根来 → 14:20 下根来八幡神社


六右衛門さん、歩くスピードが速いですね。
ワシが遅すぎ?

  今日も早速1頭駈けてゆきました。

六右衛門さんのホームページを拝見しましたが、
小栗の記事のトップにある鹿の写真、うまく撮れていますね。
ワシはいつも、カメラを出す間もなく素早く走り去られてしまいます。

  歩いていると何故かハングル文字の紙切れを発見。
  最近有名ドコロの山には韓国人がたくさん来てますが、とうとうここまで!


いったいこれはなんでしょうね。
何が書いてあるのかな。

  尾根が自然に曲がってココらへんがスポポンポンポンの場所かあ。
  と考えていたら、池を見にゆくのを忘れました。


それは残念。
雰囲気のいい池なんですよ。
ワシは今回は省略しましたけど。

  広場の周囲を高い木に囲まれて展望はありませんが、
  この山頂の雰囲気はとてもいいですね〜。
  脳みそが溶けるというか、自然に溶け込める感じがします。


なんだかホワッと心が安らぐ感じの山頂ですね。

  小栗からは洞吹さんのルートを外れ、南へ向かいました。
  ブナ林とまわりの谷への美しいアンジュレーションのある地形が
  とてもいい雰囲気を出しています。


こちらは以前に歩いたことがありますが、
ブナの林がすごくいい感じの尾根ですね。

  山頂で昼食をした後、左膝の調子が悪かったので
  木地山峠経由上根来に下ることにしましたが、この選択はいまいちでした。


初めて木地山峠から上根来へ下りたとき、
道が最初は山腹のトラバースで、どちらかというと登りぎみの道だったので、
「麓に下りたいのに、何で登りなんだ? この道で間違いないのか?」と思いました。

  上根来からは車道歩きで木陰の多い涼しい道です。
  1時間くらいかかりましたが、登ってくるバイク1台と車1台のみで、
  乗せてくれる車はいませんでした。(以前のレポにこの話題あったような?)


この区間、ワシも歩きましたが、
車の通行も少ないので、まわりの景色を見ながらのんびりポクポクと歩ける道ですね。
もし、のせてあげますよという車があったとしても、
「歩きたいので」と丁重にお断りする気分です。

  次回は北尾根も行ってみようと思います。

今度行かれることがあれば、
ぜひ一度、八幡神社から裏の尾根(357m、492mの尾根)を登ってみられることをお勧めします。
あの池の手前にある「巨岩のある谷と、谷のどん詰まりの小滝」から池にかけては雰囲気抜群ですし、
そこに至るまでも、今回よりさらにいい感じの尾根だと思いますよ。

よい山旅を!
                 洞吹(どうすい)

Re: 【若狭】小栗

by 六右衛門(YaS) » 2017年6月06日(火) 12:09

柳川洞吹さん こんにちは。
 六右衛門と申します。ひょっとして「初めまして」かもしれません。
昨日(6/5)洞吹さん追っかけをして参りました。(といっても前半の小栗までですが・・)
 
【メンバー】 六右衛門
【天 候】 晴れ 山上は晴れたり曇ったり
【ルート】 下根来八幡神社 8:50 → 10:00 556m標高点 → 10:40 小栗 10:55 → 11:35 桜谷山 12:10 → 12:22 木地山峠 → 13:20 上根来 → 14:20 下根来八幡神社
下根来(しもねごり)の八幡神社にクルマを止めた。
ここから裏手の尾根を登っていくのが、小栗への一般的なルートだが、
今日はまだ歩いたことのない、一本南側の尾根を登ることにする。
途中に、227m、386m、556mの標高点のある尾根だ。

駐車地から県道を南へ5分ほど歩くと、尾根の取り付きになる。
尾根の取り付きは両側が立っていて、ここしか上り口がないという狭いところから登り始めた。
最初50mの急登のあとは、下生えも少なく自然林の歩きやすい尾根になった。
まずは八幡神社にお参りして、駐車をお断りしようと思いましたが社務所はなく無人のようですね。
同じ尾根を登ります。尾根に乗り切るまでの急登でアキレス腱が切れそうに。
早速、鹿笛が響き、三頭のシカが白いお尻を魅力的に振って走り去る。
このあたりは広くもなく狭くもない尾根だが、
腐って倒れた木が多く、一本横に倒れると、ちょうど尾根を通せんぼするくらい。
何度も倒木をよけて進む。
 今日も早速1頭駈けてゆきました。どこでも歩けそうな尾根ですが、心眼で洞吹さんの足跡をさがして。でも冷静に見ると結構踏まれている感じです。歩いていると何故かハングル文字の紙切れを発見。
ハングル文字の新しい紙切れ
ハングル文字の新しい紙切れ
最近有名ドコロの山には韓国人がたくさん来てますが、とうとうここまで!しかもゴミを捨ててゆくとは。マナーを勉強してから来て欲しいですね。(ハングルは読めないので、カメラで撮ると同時通訳してくれるGoogleのアプリを使ってみたが、反応せず。
誰か教えてください。)ゴミは当然撤去!
ca540mの尾根合流左折点で進む方角が東に変わった。
すぐ横にヌタ場がある。
林相も雑木からブナ混じりの森に変わり、雰囲気がよくなってきた。
下生えもほとんどない。
「いいところじゃないか。」と、何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がしたので、
面白くなって、両手で複雑なリズムの腹鼓を打ちながら歩く。
「ポンスポ、ポンスポ、スポポンポンポン、ポポンポポンポポ、スポポンポンポン」
そういえば、どこかで「全日本腹鼓選手権大会」とかいうのをやってたのを、テレビで見たことがあるなあ。
しばらくしたらお腹が痛くなってきたので、やめた。
八幡神社からの登路との合流点に来た。
左下のほうにいい雰囲気の小さな池があるのだが、木の葉が茂る今の季節は、稜線からは見えない。
ここまではテープ類は一切なかったが、
ここには、「←登山道 小栗」という手製の道標とテープがつけられていた。
尾根が自然に曲がってココらへんがスポポンポンポンの場所かあ。と考えていたら、池を見にゆくのを忘れました。
辿ってきた尾根が眼前の大きな山体に吸収され、大きな山腹をゆっくり登ると小栗に着いた。
722.9m三等三角点。
学校遠足の集合地にでもなりそうな、だだっ広い山頂。
しかし、涼しい木陰が覆い、しっとりとした風情のある山頂。
日曜日だというのに、誰一人として来やしない。
今回でここは3度目になるが、小栗がますます好きになってしまった。
広場の周囲を高い木に囲まれて展望はありませんが、この山頂の雰囲気はとてもいいですね〜。脳みそが溶けるというか、自然に溶け込める感じがします。木洩れ陽の様子を写真で表現しようとしましたが、六右衛門のカメラ(腕前?)では無理。
小栗の山頂広場
小栗の山頂広場
小栗からは洞吹さんのルートを外れ、南へ向かいました。地形図ではここから破線路で記載されていますが、今まで登ってきた道とそう変わらず、逆に尾根はやや広くなり、少しルートを見つける楽しみが。ブナ林とまわりの谷への美しいアンジュレーションのある地形がとてもいい雰囲気を出しています。桜谷山の山頂は小栗を見た後だけに何かとりとめなく雑然とした感じがしますが、東南方面の展望はあって、今日は琵琶湖や伊吹山がくっきり見えてました。
美しい曲線を描く地形
美しい曲線を描く地形
桜谷山山頂から伊吹山
桜谷山山頂から伊吹山
山頂で昼食をした後、左膝の調子が悪かったので木地山峠経由上根来に下ることにしましたが、この選択はいまいちでした。木地山峠までは距離は短いが急下降だし、そのあと上根来までは沢沿いの細い道で大雨が降ったら壊れそうな道でした。「これが鯖街道?」と疑問に思いましたが、六右衛門は勘違いをしており鯖街道は、根来坂峠越えでした。
上根来からは車道歩きで木陰の多い涼しい道です。1時間くらいかかりましたが、登ってくるバイク1台と車1台のみで、乗せてくれる車はいませんでした。(以前のレポにこの話題あったような?)今日会った鹿は2頭です。(登山者は0人)いいルートを教えていただきましたので、次回は北尾根も行ってみようと思います。ありがとうございました。

     六右衛門(YaS)

Re: 【若狭】小栗

by 柳川洞吹 » 2017年6月02日(金) 21:34

グーさん こんばんは

  ダメダメダメ!!!
  ざるそばにして下さい。


今ごろ言われても、もう遅いヨ~ン。
エビフライ、おいしく頂きました。
そのせいじゃないと思うけど、山へ行ったのに「プラス1」とは、これいかに。 :roll:

それより、グーサンのこの写真、なんですか。
これって毒のあるやつじゃないの?
なるほど、こいつを練り込んだざるそばを食べさせて、遺産を狙おうというわけだな。
ワシの財産(24金の玉子)は誰にも渡さんぞ。
でも、脂肪やったら、なんぼでも持って行ってちょーだい。

よい矢場旅を!
             柳川養豚場

Re: 【若狭】小栗

by 柳川洞吹 » 2017年6月02日(金) 21:14

SHIGEKIさん こんばんは

  絶滅のかけ声 しかし、的を射てますね。

ワシ、いまだに、ときどき鼻血が出るんですけど……

  この展開 奇想テンカイいや天外
  やっぱり、脳みそ 融けてますなぁ 
  脳みそ溶かしの小栗 とはよく言うたもんです。
  言うたのは洞吹さんだけですけど :mrgreen:


昔、脳みそトロトロに融けたんは、太尾でしたなあ。

  予定にはなかったのに、吸い込まれそうですがなぁ!!
  ちょうど、朽木で仕事もあるし、その日のランチは、小栗定食に決めました。


思い立ったが吉日です。
旬のもの満載の定食は、おいしいよ。
小栗は年中「旬」でっせ。 :lol:

  ようある話、頭が先々と回ってるんですね。
  イヤ やっぱり 脳みそ 解けましたか??


対象をボーッと見ていただけで、観察してないんやなあ。
いやになりまんなあ。

  では また 理由なき徘徊の森で

ブナの森にやすらぎの郷を求めて
よい山旅を!
            洞吹(どうすい)

Re: 【若狭】小栗

by グー(伊勢山上住人) » 2017年6月01日(木) 22:58

20170528-48.jpg
洞吹さん、こんばんは~。

何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がした
フロ入って、エビフライ定食食って帰ろうっと。


ダメダメダメ!!!
ざるそばにして下さい。


                    グー(伊勢山上住人)

Re: 【若狭】小栗

by SHIGEKI » 2017年6月01日(木) 22:32

洞吹さん こんばんは

ぼんやりと、「あしたになっても降ってたら、何しようかな。」と思いながら、再び眠りに落ちた。

たぶん、そのまま二度寝、三度寝してフロ、メシ 帰路 だったりして・・・??

アサー。

絶滅のかけ声 しかし、的を射てますね。

「いいところじゃないか。」と、何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がしたので、
面白くなって、両手で複雑なリズムの腹鼓を打ちながら歩く。
「ポンスポ、ポンスポ、スポポンポンポン、ポポンポポンポポ、スポポンポンポン」
そういえば、どこかで「全日本腹鼓選手権大会」とかいうのをやってたのを、テレビで見たことがあるなあ。
しばらくしたらお腹が痛くなってきたので、やめた。

また鹿笛が響き、一頭また一頭と、都合3頭が駆け抜ける。
一瞬の喧噪、動の世界。
そして静寂が戻る。
静かに風のそよぐ音。
「山はいいなあ」と思う。

この展開 奇想テンカイいや天外

やっぱり、脳みそ 融けてますなぁ 

脳みそ溶かしの小栗 とはよく言うたもんです。 言うたのは洞吹さんだけですけど :mrgreen:

しかし、涼しい木陰が覆い、しっとりとした風情のある山頂。
日曜日だというのに、誰一人として来やしない。
今回でここは3度目になるが、小栗がますます好きになってしまった。

予定にはなかったのに、吸い込まれそうですがなぁ!!

ちょうど、朽木で仕事もあるし、その日のランチは、小栗定食に決めました。



ca300m、展望地の先にカレンフェルトが尾根を占めるが、左から巻く。
八幡神社の裏の尾根にも似たようなところがあるが、それのミニミニ版のようだ。
シカが2頭駆け抜ける。

この山域でも時々ブナとカレンフェルトのコンビありますね。


今朝、ここの着地点を下見に来ているのに、いったい何を見ていたのかなあ。

ようある話、頭が先々と回ってるんですね。 イヤ やっぱり 脳みそ 解けましたか??

          では また 理由なき徘徊の森で

               SHIGEKI

Re: 【若狭】小栗

by 柳川洞吹 » 2017年5月31日(水) 21:45

山日和さん こんばんは

  よくある話ですね。鵜ノ瀬のあたりでしょうか?

いえ、小浜市街の北東のほうでした。

  誰も見てなくて良かったですね。完全に変質者です。 :mrgreen:

誰か見てたら、絶対にやりませんから。 :lol:

  さっきのスポポンポンとの落差はなんなんでしょう?二重人格?

突然、いにしえの「洞吹ワールド」が出現するのです。 :|

  池に下りなかったんですか?ここは必ず立ち寄らないと。

水がほとんどないような気がして、省略しました。

  私は何度訪れたかなあ。静かないい山頂ですね。
  やぶオフもできそうな広さですが、ここでやったら集まらんやろなあ。 :mrgreen:


やぶオフ会場としては一等地じゃないですか。
その立地には問題がありますけど。

  ちょっと南方向へ散策というのは考えなかった?

この日は北方向に気持ちが行っていたので、南は全く考えませんでした。

  私は小栗とCa680mピークの間しか歩いてませんが、いい尾根ですよね。

そう、いい感じなんですよ。
改めて気に入りました。

  私もこのあたりは植林だろうという先入観があって、
  どちらも歩いていませんでしたが歩いてみる価値がありそうですねえ。


ワシも、植林覚悟で行ったんですが、意外や意外。
嬉しい誤算でした。

  ここでクイズです。さて、今日見たシカは全部で何頭だったでしょう? :D

自分で数えなあかんとは思えへんかったなあ。
3 と 3 と 2 と 3 と 2 と 1 で、 14頭か。 :roll:

  小浜なら濱の湯かな?

そうです。
泡のでている浴槽に入ろうと左足を入れたら、
中にあると思っていた段がなくて、いきなり深かったので、
左足に体重がかかったまま、
浴槽のフチのタイルの角で太股の裏をズリズリズリと削りながら浴槽に落ち込んでしまい、
見るも無残な、大きなアザができてしまいました。
風呂では遭難注意です。

よい山旅を!
                  洞吹(どうすい)

Re: 【若狭】小栗

by 山日和 » 2017年5月31日(水) 16:16

洞吹さん、こんばんは。

小浜市某所、未明の車泊地。
ゴオーッという音で目が覚めた。
クルマの屋根を打つ土砂降りの雨。
天気予報は晴れ続きのはずなのに、どーゆーこと?


よくある話ですね。鵜ノ瀬のあたりでしょうか?

ここから裏手の尾根を登っていくのが、小栗への一般的なルートだが、
今日はまだ歩いたことのない、一本南側の尾根を登ることにする。


この尾根は未踏でしたか。私は2回ばかり歩いてます。

尾根の取り付きは両側が立っていて、ここしか上り口がないという狭いところから登り始めた。

その通り、実にわかりやすい取り付きです。

このあたりは広くもなく狭くもない尾根だが、
腐って倒れた木が多く、一本横に倒れると、ちょうど尾根を通せんぼするくらい。


尾根の下部はあまりスッキリ感がありませんね。

林相も雑木からブナ混じりの森に変わり、雰囲気がよくなってきた。
下生えもほとんどない。


だんだん良くなるホッケの太鼓です。 :lol:

「いいところじゃないか。」と、何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がしたので、
面白くなって、両手で複雑なリズムの腹鼓を打ちながら歩く。
「ポンスポ、ポンスポ、スポポンポンポン、ポポンポポンポポ、スポポンポンポン」


誰も見てなくて良かったですね。完全に変質者です。 :mrgreen:

また鹿笛が響き、一頭また一頭と、都合3頭が駆け抜ける。
一瞬の喧噪、動の世界。
そして静寂が戻る。
静かに風のそよぐ音。


さっきのスポポンポンとの落差はなんなんでしょう?二重人格?

シカがまた2頭、白いお尻がポヨンポヨンと揺れて……

あー、元に戻った・・・

八幡神社からの登路との合流点に来た。
左下のほうにいい雰囲気の小さな池があるのだが、木の葉が茂る今の季節は、稜線からは見えない。


池に下りなかったんですか?ここは必ず立ち寄らないと。

辿ってきた尾根が眼前の大きな山体に吸収され、大きな山腹をゆっくり登ると小栗に着いた。

山頂直下のこの斜面も味わい深いものがあります。樹林が実にいい。

日曜日だというのに、誰一人として来やしない。
今回でここは3度目になるが、小栗がますます好きになってしまった。


私は何度訪れたかなあ。静かないい山頂ですね。やぶオフもできそうな広さですが、ここでやったら集まらんやろなあ。 :mrgreen:

小栗から南へ向かうと、雰囲気のいい尾根が桜谷山、木地山峠へと続くが、
今日は、昼食のあと、ここから尾根を北へ向かう。


ちょっと南方向へ散策というのは考えなかった?

前回、3年前にこの北尾根を一度歩いているのだが、今回歩いてみて、
どんな尾根だったのかまったく覚えていなかったのには、自分でも驚いた。
ここって、こんな尾根やったんか。
一言で言うと、なかなかいい尾根だった。
広い尾根に雰囲気のいい森が続いたあとには、ちょっとヤセた岩場風味のところもあり、
楽しく飽きさせない、気持ちのいい尾根が続く。
ca680mP。
ここは左折だが、右折するとすぐ桜谷山~駒ヶ岳の主脈稜線が展望できる。
展望を楽しんだら、さらに北へ進む。


私は小栗とCa680mピークの間しか歩いてませんが、いい尾根ですよね。

ca610m、下降する支尾根の分岐点。
3年前は、さらにこの先の567mPから鵜の瀬へ下る尾根を降りたが、
今回はここca610mから、246mを通って下根来へ下る尾根を歩く。
ここはきっとほぼ植林の尾根だろうなと思って、あまり期待していなかったのだが、
いい意味で期待を裏切られた。


私もこのあたりは植林だろうという先入観があって、どちらも歩いていませんでしたが歩いてみる価値がありそうですねえ。

ca300m、展望地の先にカレンフェルトが尾根を占めるが、左から巻く。
八幡神社の裏の尾根にも似たようなところがあるが、それのミニミニ版のようだ。


ほう、そんなところもありますか。

ここでもシカが一頭。
今日はどれだけシカを見たのだろう。


ここでクイズです。さて、今日見たシカは全部で何頭だったでしょう? :D

植林地と言っても、きちんと手入れされ、枝は高い位置まで下打ちされているので、
日差しもよく届いて明るく気持ちのいい植林だ。


放置植林は気分まで暗くなりますが、良く手入れされた植林は気持ちがいいですね。歩きやすいし。

フロ入って、エビフライ定食食って帰ろうっと。

小浜なら濱の湯かな?

                 山日和

【若狭】小栗

by 柳川洞吹 » 2017年5月30日(火) 22:10

【日 付】 2017/5/28(日)
【山域山名】 若狭/ 小栗 722.9m (福井県小浜市)
【地形図】(1/25000)遠敷(おにゅう)
【メンバー】 単独
【天 候】 曇りのち晴れ
【ルート】 下根来駐車地8:05---尾根取り付き8:10---386m標高点9:40/9:50
---556m標高点10:45/10:50---小栗11:45/12/35---ca610m支尾根下降点
--- 246m標高点14:35---林道着地15:00/15:05---駐車地15:20

小浜市某所、未明の車泊地。
ゴオーッという音で目が覚めた。
クルマの屋根を打つ土砂降りの雨。
天気予報は晴れ続きのはずなのに、どーゆーこと?
ぼんやりと、「あしたになっても降ってたら、何しようかな。」と思いながら、再び眠りに落ちた。

アサー。
目覚めるとどんよりと曇った空だが、
そこは一応天気予報どおり、市街地の上空は青空が見え始めていた。
やがて山手も晴れてくるのだろう。
下根来(しもねごり)の八幡神社にクルマを止めた。
ここから裏手の尾根を登っていくのが、小栗への一般的なルートだが、
今日はまだ歩いたことのない、一本南側の尾根を登ることにする。
途中に、227m、386m、556mの標高点のある尾根だ。

[attachment=6]s-R0027946.jpg[/attachment]
駐車地から県道を南へ5分ほど歩くと、尾根の取り付きになる。
尾根の取り付きは両側が立っていて、ここしか上り口がないという狭いところから登り始めた。
最初50mの急登のあとは、下生えも少なく自然林の歩きやすい尾根になった。
早速、鹿笛が響き、三頭のシカが白いお尻を魅力的に振って走り去る。
このあたりは広くもなく狭くもない尾根だが、
腐って倒れた木が多く、一本横に倒れると、ちょうど尾根を通せんぼするくらい。
何度も倒木をよけて進む。

[attachment=5]s-R0027954.jpg[/attachment]
ca540mの尾根合流左折点で進む方角が東に変わった。
すぐ横にヌタ場がある。
林相も雑木からブナ混じりの森に変わり、雰囲気がよくなってきた。
下生えもほとんどない。
「いいところじゃないか。」と、何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がしたので、
面白くなって、両手で複雑なリズムの腹鼓を打ちながら歩く。
「ポンスポ、ポンスポ、スポポンポンポン、ポポンポポンポポ、スポポンポンポン」
そういえば、どこかで「全日本腹鼓選手権大会」とかいうのをやってたのを、テレビで見たことがあるなあ。
しばらくしたらお腹が痛くなってきたので、やめた。

[attachment=4]s-R0027967.jpg[/attachment]
また鹿笛が響き、一頭また一頭と、都合3頭が駆け抜ける。
一瞬の喧噪、動の世界。
そして静寂が戻る。
静かに風のそよぐ音。
「山はいいなあ」と思う。
シカがまた2頭、白いお尻がポヨンポヨンと揺れて……
行ってしまった。

[attachment=3]s-R0027982.jpg[/attachment]
八幡神社からの登路との合流点に来た。
左下のほうにいい雰囲気の小さな池があるのだが、木の葉が茂る今の季節は、稜線からは見えない。
ここまではテープ類は一切なかったが、
ここには、「←登山道 小栗」という手製の道標とテープがつけられていた。
またシカが3頭、すぐ先を駆け抜ける。

辿ってきた尾根が眼前の大きな山体に吸収され、大きな山腹をゆっくり登ると小栗に着いた。
722.9m三等三角点。
学校遠足の集合地にでもなりそうな、だだっ広い山頂。
しかし、涼しい木陰が覆い、しっとりとした風情のある山頂。
日曜日だというのに、誰一人として来やしない。
今回でここは3度目になるが、小栗がますます好きになってしまった。

[attachment=2]s-R0027993.jpg[/attachment]
小栗から南へ向かうと、雰囲気のいい尾根が桜谷山、木地山峠へと続くが、
今日は、昼食のあと、ここから尾根を北へ向かう。
前回、3年前にこの北尾根を一度歩いているのだが、今回歩いてみて、
どんな尾根だったのかまったく覚えていなかったのには、自分でも驚いた。
ここって、こんな尾根やったんか。
一言で言うと、なかなかいい尾根だった。
広い尾根に雰囲気のいい森が続いたあとには、ちょっとヤセた岩場風味のところもあり、
楽しく飽きさせない、気持ちのいい尾根が続く。

ca680mP。
ここは左折だが、右折するとすぐ桜谷山~駒ヶ岳の主脈稜線が展望できる。
展望を楽しんだら、さらに北へ進む。

[attachment=1]s-R0027998.jpg[/attachment]
ca610m、下降する支尾根の分岐点。
3年前は、さらにこの先の567mPから鵜の瀬へ下る尾根を降りたが、
今回はここca610mから、246mを通って下根来へ下る尾根を歩く。
ここはきっとほぼ植林の尾根だろうなと思って、あまり期待していなかったのだが、
いい意味で期待を裏切られた。
一部、急斜面のところがあるが、全体的にヤブもなくゆったりとした自然林の尾根が続いていて、
なかなかお得なルートだった。

[attachment=0]s-R0028017.jpg[/attachment]
ca300m、展望地の先にカレンフェルトが尾根を占めるが、左から巻く。
八幡神社の裏の尾根にも似たようなところがあるが、それのミニミニ版のようだ。
シカが2頭駆け抜ける。

248mで植林地に入った。
なんと、ここまですばらしい自然林だったのだ。
ここでもシカが一頭。
今日はどれだけシカを見たのだろう。

植林地と言っても、きちんと手入れされ、枝は高い位置まで下打ちされているので、
日差しもよく届いて明るく気持ちのいい植林だ。
急斜面が続くようになり、だんだん傾斜が増していく。
足元に積もった杉の枝葉がときどき全層なだれを起こして、そのたびに尻もちをつきそうになる。
この傾斜でこの先大丈夫なのかと思うが、赤いプラ杭が続いているので、それに沿って下る。
やがて左下に林道が見えてくると、尾根を左右に横切る杣道が現れたので、
それに乗って左の山腹から林道へ降り立った。

林道を下って尾根の末端へ来てみると、あのままプラ杭に沿って直下降していても、
ちゃんと林道に降りられるようになっていた。
今朝、ここの着地点を下見に来ているのに、いったい何を見ていたのかなあ。
フロ入って、エビフライ定食食って帰ろうっと。

             洞吹(どうすい)
添付ファイル
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