柳川洞吹さん こんにちは。
六右衛門と申します。ひょっとして「初めまして」かもしれません。
昨日(6/5)洞吹さん追っかけをして参りました。(といっても前半の小栗までですが・・)
【メンバー】 六右衛門
【天 候】 晴れ 山上は晴れたり曇ったり
【ルート】 下根来八幡神社 8:50 → 10:00 556m標高点 → 10:40 小栗 10:55 → 11:35 桜谷山 12:10 → 12:22 木地山峠 → 13:20 上根来 → 14:20 下根来八幡神社
下根来(しもねごり)の八幡神社にクルマを止めた。
ここから裏手の尾根を登っていくのが、小栗への一般的なルートだが、
今日はまだ歩いたことのない、一本南側の尾根を登ることにする。
途中に、227m、386m、556mの標高点のある尾根だ。
駐車地から県道を南へ5分ほど歩くと、尾根の取り付きになる。
尾根の取り付きは両側が立っていて、ここしか上り口がないという狭いところから登り始めた。
最初50mの急登のあとは、下生えも少なく自然林の歩きやすい尾根になった。
まずは八幡神社にお参りして、駐車をお断りしようと思いましたが社務所はなく無人のようですね。
同じ尾根を登ります。尾根に乗り切るまでの急登でアキレス腱が切れそうに。
早速、鹿笛が響き、三頭のシカが白いお尻を魅力的に振って走り去る。
このあたりは広くもなく狭くもない尾根だが、
腐って倒れた木が多く、一本横に倒れると、ちょうど尾根を通せんぼするくらい。
何度も倒木をよけて進む。
今日も早速1頭駈けてゆきました。どこでも歩けそうな尾根ですが、心眼で洞吹さんの足跡をさがして。でも冷静に見ると結構踏まれている感じです。歩いていると何故かハングル文字の紙切れを発見。
- ハングル文字の新しい紙切れ
最近有名ドコロの山には韓国人がたくさん来てますが、とうとうここまで!しかもゴミを捨ててゆくとは。マナーを勉強してから来て欲しいですね。(ハングルは読めないので、カメラで撮ると同時通訳してくれるGoogleのアプリを使ってみたが、反応せず。
誰か教えてください。)ゴミは当然撤去!
ca540mの尾根合流左折点で進む方角が東に変わった。
すぐ横にヌタ場がある。
林相も雑木からブナ混じりの森に変わり、雰囲気がよくなってきた。
下生えもほとんどない。
「いいところじゃないか。」と、何の気なしにお腹を叩いてみたら、意外に「ポン」といい音がしたので、
面白くなって、両手で複雑なリズムの腹鼓を打ちながら歩く。
「ポンスポ、ポンスポ、スポポンポンポン、ポポンポポンポポ、スポポンポンポン」
そういえば、どこかで「全日本腹鼓選手権大会」とかいうのをやってたのを、テレビで見たことがあるなあ。
しばらくしたらお腹が痛くなってきたので、やめた。
八幡神社からの登路との合流点に来た。
左下のほうにいい雰囲気の小さな池があるのだが、木の葉が茂る今の季節は、稜線からは見えない。
ここまではテープ類は一切なかったが、
ここには、「←登山道 小栗」という手製の道標とテープがつけられていた。
尾根が自然に曲がってココらへんがスポポンポンポンの場所かあ。と考えていたら、池を見にゆくのを忘れました。
辿ってきた尾根が眼前の大きな山体に吸収され、大きな山腹をゆっくり登ると小栗に着いた。
722.9m三等三角点。
学校遠足の集合地にでもなりそうな、だだっ広い山頂。
しかし、涼しい木陰が覆い、しっとりとした風情のある山頂。
日曜日だというのに、誰一人として来やしない。
今回でここは3度目になるが、小栗がますます好きになってしまった。
広場の周囲を高い木に囲まれて展望はありませんが、この山頂の雰囲気はとてもいいですね〜。脳みそが溶けるというか、自然に溶け込める感じがします。木洩れ陽の様子を写真で表現しようとしましたが、六右衛門のカメラ(腕前?)では無理。
- 小栗の山頂広場
小栗からは洞吹さんのルートを外れ、南へ向かいました。地形図ではここから破線路で記載されていますが、今まで登ってきた道とそう変わらず、逆に尾根はやや広くなり、少しルートを見つける楽しみが。ブナ林とまわりの谷への美しいアンジュレーションのある地形がとてもいい雰囲気を出しています。桜谷山の山頂は小栗を見た後だけに何かとりとめなく雑然とした感じがしますが、東南方面の展望はあって、今日は琵琶湖や伊吹山がくっきり見えてました。
- 美しい曲線を描く地形
- 桜谷山山頂から伊吹山
山頂で昼食をした後、左膝の調子が悪かったので木地山峠経由上根来に下ることにしましたが、この選択はいまいちでした。木地山峠までは距離は短いが急下降だし、そのあと上根来までは沢沿いの細い道で大雨が降ったら壊れそうな道でした。「これが鯖街道?」と疑問に思いましたが、六右衛門は勘違いをしており鯖街道は、根来坂峠越えでした。
上根来からは車道歩きで木陰の多い涼しい道です。1時間くらいかかりましたが、登ってくるバイク1台と車1台のみで、乗せてくれる車はいませんでした。(以前のレポにこの話題あったような?)今日会った鹿は2頭です。(登山者は0人)いいルートを教えていただきましたので、次回は北尾根も行ってみようと思います。ありがとうございました。
六右衛門(YaS)