おはようございます、zippさん。
岩尾根を登って809峰を越えて行くと、また岩場があって驚いた。すっかりこのイワカガミ生える岩場のこと忘れてしまっていたのだ。ここも日陰部分に残雪があるだけだ。陽の差さないシャクナゲのヤブ下には残雪が残り、数日前にトレースを残した単独者はチェーンアイゼンを付け、ストックで入ってるようだ。
唐谷ルート分岐。トレースの主は復路を唐谷ルートを降っている。細尾根から広尾根になると一面に雪が着いた、それでもくるぶし程度。広尾根の岩稜の急登はうっすら雪が付き、凍っている。アイゼン出すのも面倒で、ザックに付けたたピッケルを手に持ち登る。
この時期にこんな所に入る人がいるんですねえ。
荷物が増えそうですが・・
迷い大池は、期待にたがわずに雪をたっぷり貯め込んでくれていた。ここから始まる二重三重尾根は、積雪を貯め込みスノーハイクにうってつけの場所でもあるのだ。
大池から北に上がると、脹脛ほどまで埋まったアイゼンを付けた足跡が尾根沿いに稜線へと向かっていた。こんなところで当日入った人の痕跡を見ようとは!
その尾根筋を行くトレースと別れて、積雪が多くアップダウンの少ない谷筋を北上する。
このあたり雪がこれだけあると綺麗でいい感じですね。
961峰手前の大岩重なるコルで休憩し、布引滝展望の伐採地を目指す。
眺望する布引滝は、ここ数日の気温の上昇で随分氷瀑の溶け落ちた姿のようだ。
二日前なら、今季一番の氷瀑が見れたことだろう。但し積雪が付きすぎて氷瀑は見栄えがしなかったろうが。
この時期に氷瀑が落ちちゃいましたか。
水が流れてますもんね。
今年の氷瀑は期待薄かなあ。
展望地から布引谷まではしっかりとした杣道があったのだが、下りで使うにはいまや非常にわかりずらくなっている。
布引谷には、岩の上にはまだ雪が解けず残り、節制してた水を汲み、崩壊が落ちつつある杣道を通って迷岳布引谷ルート合流し、植林小屋から蓮ダム下流の平瀬橋に向かった。
このルートの残雪にも当日の足跡が残っていた。多分布引滝の氷瀑見物なのだろう。
雪のかぶった展望地の下りはめんどくさそうですね。
布引谷道も崩落が進んでいないようで良かったです。
この時期に入る人が結構いるのにビックリです。
p.s.布引尾根でみた女性を思わせる単独者のトレース、その思い当たる人に連絡をとったが、彼女ではないと云う。こんな山歩きができる女性の単独者が他にもいるんだ。
…ん?もしかして鈴鹿のY女史???
サラバ姫じゃないですか?
わりばし