2017年1月2日(月)晴れ 弥高尾根より伊吹山 単独
上平寺駐車地8:45ー弥高山三角点9:50ー伊吹山三角点11:25ー
休憩11:30~12:05ー駐車地14:10
みなさん、明けましておめでとうございます。
初登りに伊吹山に行ってきました。
メジャーな山なので混雑を避けて上平寺の登山口から。
ここのところ,お山から遠ざかっていたので
体力的に不安を抱えつつ向かいました。
しかし、駐車地で準備をしていると不思議と心が沸き立つ。
山に登る時は何時もこんな感じ。
今日はどんな風景が目前に広がるのだろう。
今は伊吹神社となった京極氏の館跡から出発。
駐車地や歩道がここ数年で整備され更に改修中のようです。
神社から続く登山道は古道を利用したもの。
植林の登りが続き結構きつい。
穏やかになると冬枯れの樹林が広がります。
その下に上平寺城の遺構が続きます。
かなり明瞭な遺構で想像をかき立てる。
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対岸の尾根には弥高寺跡が段状になって見られます。
古蹟を見ながら登るあちらのルートも楽しい。
弥高山の三角点は薮に埋もれ分かりづらい。
以前は見つからずに諦めた事も。
今はその付近に目印が豊富です。
弥高尾根から表道の五合目へトラバースして
後は行儀よく登山道を歩こうと思っていました。
しかし,正面に続く尾根が「おいで、おいで」と誘いかけます。
それにあがなう事は難しい。
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五合目に通ずる踏み跡から離れて尾根筋を進みました。
ところどころ笹薮があるけど細くてそれほど苦にならない。
それにわずかながら踏み跡が見られました。
また,分厚い笹薮は脇から巻く事も可能でした。
時折、気がついたように目印もありました。
1000m付近からはブッシュがうるさくなります。
この辺りで以前、下山時に薮に引っ張られて尾根を外した事があります。
そのため、ルートを慎重に確認しながら登高。
樹林の中には雪が薄らと残ってました。
足を取られないように気を使いました。
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何時しか5合目小屋、7合目小屋を見下ろすところまで登ってました。
左手にはすぐ間近に登山道が見え登山者の姿も。
上部は急登が続きます。
芝草の上に薄らと雪がのりいやらしい。
下山に使うのは遠慮しようと思いました。
更に登るとブッシュにエビの尻尾の花が咲いて
目を楽しませてくれました。
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斜度が緩くなると既に山頂台地の一角。
取りあえず三角点に向かいました。
台地では幾人かの登山者が
まだ境界の分かる遊歩道を律儀に歩いていました。
雪はこの時季としてはかなり少なく
多い所でも20センチそこそこ。
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気温はそれほど低く感じないものの風がやや強い。
外で日差しを浴びて休憩しようかとも考えたが良いところが見つからず
やっぱり何時ものように覚心堂へ逃げました。
下山は登山道を通って行儀よく。
雪がある時は登山道横のルンゼをスキーで滑降しますが
雪がないとかなりの急斜面に見えます。
よくこんなところを滑るものです。
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8合目付近から登山道はドロドロ。
それに前後に下山者も結構います。
それを避け、雪崩留めの辺りから弥高尾根へトラバース。
結局、行儀のいい山歩きは不向きだったようです。
ふり返ると山頂付近はガスっていました。
この季節、はじめてスキー以外で伊吹山に登りました。
だけど,それはそれで存外楽しい山行となりました。