雨子庵さん、早速のレポアップご苦労様でした。
- GPS軌跡図
8:10駐車地→8:25神岳ダム→10:00椀戸林道終点10:00→11:30P1114→11:55JCTピーク→12:35▲高丸13:00
→13:15ランチ14:25→15:15P1114→15:45P928→16:00▲朽ヶ洞→16:30P869→17:30神岳ダム→17:50駐車地
まあ、やぶこぎのスノー衆ときたら、初参加のメンバーにはレポ担当という「掟」が定着しているようですね。だから、
あの休憩のときに、そっと耳打ちしたのですが、それを聞きつけたグーさんが「書け書け」とたきつけました。もともと
レポの指名をしていたのはグーさんなんですから。
レポとは言っても、それぞれが参加して感じたことを書けばいいんですよね。楽しかったこと、苦労したこと、何でも
素直に書いたらいいのですね。それをみんながフォローしてくれるもんです。
さて、今回のスノー衆は奥美濃の重鎮とも言える「高丸」でした。今回の参加者11人のうち、これまで登ったことの
あるメンバーは、主催者の山日和さんは当然ですが、あとはクロオさんと私の3人だけでした。おどさんが未踏なの
が意外でした。確かに、積雪期の高丸は難度が高いと思います。私も、2014/3/15に初めてクロオさんと二人で登
りましたが、それは1週間前に山日和さんが登ったという情報を得たからです。あの神岳ダムまで車が入ったのです
ね。そのときのレポはブログにアップしていますので、雨子庵さんがご覧になったとおりです。
http://kitayamawa.exblog.jp/21795410/
今回は天気に苦労させられましたね。私は2013年からの参加なんですが、ほとんど天気は晴れていました。多分
今回の天気が最も悪かったのではないかと思います。これまでのスノー衆は、天気の関係で、当日行き先を変更し
たことはありますが、中止になったことは一度もないと聞いています。今回も、道の駅「さかうち」では回復してきて、
モチベーションが上がってきましたが、夜叉龍神社にやってきたときは、雨が降ってくるわ、霙が降ってくるわ、ガス
ってくるわで、モチベーションはだだ下がりでした。自分一人だったら、そのままあねがわ温泉に直行したと思います。
が、そこは多人数が集まったからこそ、暫く待機して、少し回復してきたことを待って、決行となりました。ただ、その
とき、誰も高丸山頂まで到達できるとは思っていなかったでしょうね。
- ヤブからブナ林に変わった尾根
今回のことを今振り返ってみると、登りのときは比較的天気がましだったこと、稜線での風も思ったより強くなかっ
たこと、1000mを越えると雪質が変わってスノーシューにとっては歩きやすかったこと、そしてみんなが山頂まで行こ
うという気持ちを維持したことなどが山頂到達を可能とした要因だと思います。
- P1114辺りから烏帽子岳のラインを眺める
高丸-烏帽子のラインには大きな雪庇が発達します。前回は雪庇を踏み抜いて転落した苦い経験があります。
今回は雪庇もあまり大きくなかったことから、そんな危険もありませんでした。高丸へは一度下ってから急登を登り
返すという難儀があります。でも、みんな、へこたれることなく、無事完登しましたね。私は少し早く到達したもので
すから、高丸山頂から少しだけ北にあるピークまで行ってみました。左手には三周ヶ岳や三国岳、正面には美濃
俣丸やそれに続くロボットピークは笹ヶ峰、さらに金草岳と冠山が白く輝いて見えました。それから不動山や千回
沢山などの難しい山も確認できましたね。もちろん、近くには烏帽子岳も。前回は烏帽子岳まで行きましたが、烏
帽子岳も山頂直下が壁のような急登になっています。直登することもできますが、左から巻いて登るのが一般的
なようですね。
- めざす高丸が目の前に見える
- 高丸山頂の山名プレート
- 高丸山頂にて記念撮影
- 美濃俣丸が近くに見える
下山は、いつものように、何かアトラクションがあるのですが、今回もありました。檄ヤブというわけではないにし
ても、そこそもヤブになるのはいつものことです。最後の最後で懸垂下降ならぬ「灌木下降」というアトラクションを
経験させていただきましたね。五十肩には堪える修行になりましたか。肩に身が入るのは当然でしょう。でも、何
とか「闇下」にならなくてよかったです。これに懲りずに次回も参加して下さいよね。
- ランチタイム-火事だ!