]【日 付】2014年10月25日(土)
【山 域】鈴鹿北部 御池岳
【天 候】晴れ
【メンバー】ひいちゃん、山日和
【コース】鞍掛橋8:08---9:21稜線---10:25鈴北岳---11:37丸山—12:14-南峰13:33---13:54東のボタンブチ---
14:34ボタンブチ---14:55丸山---15:45鈴北岳---16:18鞍掛峠---16:55鞍掛橋
山日和さん、ご一緒ありがとうございました。
遅い書き込みでごなんなさい。
鞍掛橋から御池に向かうのは10数年振りだ。通行止めになっている国道306号も来月からは開通するらしい。今日
は静かな御池を楽しむ最後のチャンスだろうか。
林道を見て度肝を抜かれた。斜面の崩落跡に土嚢のようなものがうず高く積み上げられて行く手を塞いでいる。近
寄ってみるとハシゴがあり、土嚢の山の左手に踏み跡ができていた。いきなりルート変更かと思ったが、ホッと胸をな
で下ろす。
東を見やると御嶽が相変わらず白い噴煙を上げている。
お天気にこんなはずじゃないとブツブツ言いながら歩いていたらだんだん良くなってくれましたね 笑
錦秋の絵巻も鮮やかになり始めました。
御嶽山の噴煙は去年登っていただけに胸が痛くなってしまいました 合掌
鈴北岳に着いた。北には霊仙と伊吹、能郷白山、そしてまだ全然白くない白山が並ぶ。御嶽の右には中アと恵那
山。左には乗鞍と穂高連峰。今日は空気が澄み切っているようだ。
登って来た尾根を振り返るとツアーなのか大勢の登山者が連なって歩いている。あれに巻きこまれてはかなわない
のでそそくさと山頂を後にした。
やっぱりこれでなくっちゃね。
素晴らしい展望にしばしうっとりでした。
ふと、見ると大行列が・・・
ひと足お先で良かったですね。
さて、ここからはどこを歩くも自由だ。池巡りのスタートは元池から。このあたりの地面を覆う苔はしっとりとして美し
く輝いている。鮮やかな緑色の苔の間に突き出すカレンフェルトの白さが眩しい。苔の間を割って辿り着いた元池は
水量も少なくやや風情には欠ける。
今日はあんぱんがないのであんドーナツをお供えして杣人さんを偲んだ。天狗の鼻からボタンブチを見ると、ちょうど
昼時とあって人が鈴なりだ。
ボタンブチは寄らずに奥の平に上がる。視界を遮るものは何もなく、1241m標高点まで一直線。20年足らず前にはと
てもできなかった芸当だ。
緑鮮やかな苔、青い空に映える白い岩を愛でながらの池のご案内ありがとうございました。
鈴鹿は笹があってこそ鈴鹿らしいですよね。
初めてご案内してもらった無雪期の鈴鹿が懐かしく思い出されます。
お参りもご一緒できて良かったです。
ランチは一番のお気に入りの場所、南峰で摂るとしよう。
テーブルランドの東半分を見下ろすこの場所は、御池で一番好きな場所である。藤原から続く鈴鹿中部の山々がテ
ーブルランドの奥に広がる。朝の曇り空が何かの間違いのように、暖かいと言うよりむしろ暑いぐらいの日差しだ。
解凍時間の案分を間違えてまだシャーベット状のビールを飲む。それでもぬるいよりははるかにマシである。
トレラン風の登山者がやってきて「滋賀県側からですか」と聞いてきた。こちらが聞きもしないのに「藤原から縦走して
来ました」と言って去って行った。何が言いたかったのか。
更に足を伸ばして南峰へ
絶景ののんびりお昼は最高でしたね♪
腹もふくれて体が重くなったが、とりあえず東のボタンブチまで行ってみよう。東池を経由して、「茶色のドリーネ」を
横目で見ながら奥の池を回り込み、東のボタンブチに立つ。足元から土倉谷、真ノ谷が落ち込んで藤原と天狗岩が
間近に迫るここは、本家ボタンブチに負けず劣らずいいところだ。頭陀ヶ平から真ノ谷へ落ちる急斜面がほど良く色付
いて美しい。
ここの落ち込んだ谷の紅葉も素晴らしい色付きでした(^-^)/
ここは一番のお気に入りの場所かな?
良い所でしたね♪
帰路は西側へ回ってマユミ池、ボタン岩、幸助の池、そして誰もいなくなったボタンブチでひと休み。
こちらもゴロ谷側斜面とT字尾根の紅黄葉が見頃だ。
この時間になっても単独者が続けて2人やってきた。大きな荷物を見ればテン泊のようだ。きっといい朝を迎えられ
るだろう。うらやましい限りである。
ノンビリしたご褒美でボタンブチは独占状態でしたね。
こんな静かな雰囲気が大好きです。
寄るつもりもないのに本日2回目の丸山。ここから登山道を真ノ谷へ下りて鈴北へ戻るとしよう。テーブルランドでは
ほとんど終わっていた紅葉もこの谷あいではいい色付きを見せている。
背丈以上に彫り込まれた谷底は歩くのが困難で、左右の台地を進む。鈴北に3時半と見ていたが、だいぶ時間が押
してきた。暗い谷底を離れて明るい県境稜線に逃げることにする。
P1146のあたりで尾根に上がって鈴北岳へ戻ったのは予定より15分遅れだった。明るい内に下山できるのは間違い
ないが、ちょっとペースを上げてみよう。
今日はのんびりのんびりのワタクシでございました。
鈴北岳を下るおふたりはゆっくり会話を楽しみながら下っていらっしゃいましたが、下山は何時だったのでしょうね。
当初は御池谷を下るつもりだったが、谷筋は荒れてそうで時間が読めない。往路を戻ることにした。
小走りで駈け進んで行く内に、あるはずのない鉄塔に出くわした。勢い余って登りの尾根の分岐を通り過ぎてしまった
のだ。戻るのも面倒なので鞍掛峠まで下りてからトラバース道を行こう。飛ばしたおかげで鈴北から30分で峠に着い
てしまった。もう急ぐ必要はない。
あらあら、走り降りすぎて違う鉄塔に出くわしちゃいましたね。
こんなんあったっけ?尾根にはなかったよねで、通過して鞍掛峠へ変更
随分楽な登山道で助かりました。
御池谷であれば私の足でしたら時間がかかっていたでしょう、選択に感謝でした(^-^)v
元の尾根に合流して尾根末端は谷へ道を辿り、鞍掛橋へ戻ったのは鈴北を出発して1時間チョイ後だった。足に不
安があると言うひいちゃんだったがなかなかどうして。このペースで下れれば大したものだ。
楽しい紅葉の御池岳、笹のない雰囲気に心痛みましたがこれも致し方ない自然の流れ。
いつか、いつか笹が復帰した御池岳を歩いてみたいものです。
登りは全くナメクジのごとし、下りは何とか得意の私。
時間内に降り立つ事が出来て安心しました。
素晴らしい紅葉の御池岳でした、ありがとうございました。
9日はオフ会の日。
残念ながら参加出来ませんが楽しいお時間お過ごし下さいませ。
☆ひいちゃん