おはようございます、zippさん。
登山道はアップダウンを繰り返し、何度か沢筋に降りてきている。沢を歩いたほうが安全で楽だ。
初めて入った時は、テープを追いましたが、谷中行く方が沢靴じゃなくとも楽ですね。
テープ道はアップダウンがけっこうありますからね。
最後のロープ場は左手を回り込めば簡単に越えられ、どうしてここにロープが設置してあるのか不思議に思った。
ですね~、増水時には濡れないでは無理だろうけど。
増水時のためでしたか。
この巨大な壁を巻かなければならない。少し戻って右岸の小尾根を上る。
フェルトソールのままですか。高巻の厭らしいところは、ちと不安ですよね。
いざとなれば、zippさんに紹介してもらったスパイク地下足袋があります。
林業用だけあってグリップもよく効いて重宝させてもらっています。
私のはつま先に鉄チンが入っているので足が痛くならなくていいですよ。
- スパイク地下足袋
いつもは嵓のルンゼを上り左に追いやられながらガレの斜面を上るのだが、今回はルートを変えてみた。ルンゼを上がらず小谷に下りその先の小尾根に取りつくと木に見えにくい白いテープがつけられている。この小尾根をひたすら上る。途中には古いビニールテープも残されており歩きやすい。上部にはワイヤーも残されていたので木材搬出の中継点として使われていたのかもしれない。
よくわかりませんが、谷を少し奥まで入ってから登ったのかな?
谷を一つ越えただけで、取りつきはいつもの場所とさほど変わらない所です。
少し下ったコルから緩やかな斜面をトラバースし小尾根を越えると岩の詰まる谷に降り立った。
トロッコレールで作った飯場跡の谷の下流ですね。随分水越谷を巻いちゃいましたね。
尾根の取りつきは同じような場所だったのですが、尾根が滝見尾根側に向いていたので登りついた地点がかなり上部になってしまったようです。
今回の核心部と言える砥石谷の出合や二三の滝もすべて巻いちゃったようだ。さりとて10m滝のいやらしい巻きを下りる気にもなれず次回のお楽しみにとっておくことにした。
ですね~、風折滝滝口上の廊下は、ある意味核心部ですね~。結局、風折滝の巻ルートと降下地点が核心ですね。
次回、砥石谷遡行時にでも、ど~ぞ♪
ホンマに何をしているのやら。
ワイヤーの小尾根からコルを超えトラバースして左俣を経て二俣に着くこのルートは安全で早い。しかも水越谷の厳しい廊下や滝をきれいに巻いており作業小屋があった当時は使われていたルートのように思った。
この当時の伐採作業の中継点とかを結ぶと、風折滝を巻くルートはちょっと考えられないと思う。
それこそ、中継点のある風折天井桟敷ルート、犬戻滝見尾根破線ルートかと思われます。
破線ルートの一部でしたか。
谷は平凡になるが左岸は切り立った岩壁になっており、迫力がある。
こうした山域の雰囲気を肌で感じることができるのも沢登りの楽しみのひとつだろう。
ここは、左岸の壁が高いですよね。
肴の話は、わたしはしないようにしている。結構釣師は検索かけてるし…。源流部で絶やされたらたまらない。
少し気になっていました。今後気をつけます。
- 豊かな渓流
Co940mの二俣にはワイヤーや滑車がそのまま残されていた。
ここにも松阪労山のプレートがあったはずです。確か「水越原」と書かれていたはず。テン泊するのにいい場所です。
子の右岸の高台には、伐採作業の飯場跡・丙飯場跡があります。
「水越○」と書いてありました。この上に飯場跡がありましたか。
- 源頭部の二俣
単純作業に費やす時間が多かった昔はこうした時間がたくさんあったのだろうとふと思った。ただひたすら歩くというのも山歩きの楽しみの一つだ。
何度かあるいた道は、「単純作業」になりがちだけど、季節替えれば花も咲くし、山菜もあるし魚もいる。少し道を外せば、絶景が見られる展望地もある。そんな楽しみを作業してた人は、憩として過ごしてたんじゃないのかな。
その通りですね。
最近はこうした自然に向き合える場面が無くなり、人間が自然の一部であることを忘れてしまっている気がします。