ヤブこぎメンバーのよるスノー衆(山日和さん主催)に初めて参加させていただきました。私はこれまでオフ会にも参加したこと
がなく、ヤブこぎの常連さんとはあまり顔見知りでなかったため、今回のスノー衆に参加することができて本当によかったです。
山日和さんに参加の要件(昨年山レポ3本以上)を緩和していただいたおかげです。
今回の天狗山には一度も登ったことがありませんが、1週間前に近くの土蔵岳&猫ヶ洞+大ダワに登ったので、積雪の状況は
おおよそ分かっていました。 それでも北陸道の木之本ICからR303経由で集合場所の道の駅ふじはしに行ったのですが、八草ト
ンネルあたりは20㎝ほどの積雪があり、スノータイヤでも時速40キロくらいしか出せずノロノロ運転でした。
若干のトラブルがあり、参加人数は9人になりましたが、それでも大勢でのスノーシューハイクは楽しかったです。取り付いた尾
根には、最近作られている鉄塔の巡視路があり、 テープもかなりつけられていたので、登るのには楽でした。まだ雪が少なかっ
たため、800mくらいまでは小ヤブがありました。しかし、そう苦労するほどのヤブではないので、かき分けたり、迂回したりしなが
ら進みました。
建設中の鉄塔(まだ送電線が張られていない)を過ぎ、P527の手前付近でスノーシューを装着し、いよいよスノー衆ハイクの始
まりです。 最初は山日和さんのラッセルでしたが、その後順次交代してラッセルしました。もともと私はラッセル要員と思っており
ましたので、 たくさんラッセルさせてもらいました。その分、 山頂への到着時間が短縮できたようで、ランチタイムに費やすことが
できてよかったです。 ジャンクション・ピークまでやってくると、 天狗山の山頂が見えるようになり、あと一息というところでしたが、
後ろでズズーンという音が聞こえたので、振り向いてみると、左手の雪庇の一部が崩落し、雪面にヒビも入っていました。ちょっと
雪庇に寄り過ぎていたようです。しかし、落差は大したことはなく、もし落ちたとしてもすぐに這い上がって来られる程度でした。以
後は右寄りに注意して進みました。
- ジャンクション・ピークに向かってエッサホイサ
- 崩落した雪庇をみんなでつついている(帰り)
天狗山山頂まで4時間足らずでしたが、まずこんなものなんでしょうか。全員が一人の落伍者もなく到達できたことが喜ばしいで
すね。スノー衆のランチタイムは最低でも1時間ということでしたが、 いつもの山行は歩くことに時間をかけてしまうので、ランチタ
イムは早々に切り上げることが多かった私にとってはまた新鮮さを感じさせてくれました。 山日和さんの指示に従い、 ちゃんと鍋
具材を用意してきました。 といっても、セブンイレブンで買った一人鍋(ちゃんこ鍋)に、 スーパーで買ってきた豚肉ときしめんを追
加したくらいでした。 さすがに寒いときはあつあつの鍋はいいですね。 雪山では吹雪いていないときは、これからもそうしようと決
意した次第です。それに欠かせないのはやっぱりビールですね。ビール党の私としては、何はなくてもまずビールで乾杯なのです。
ランチタイムが1時間以上に及んだので1本では足りなかったです。(^^;) しかし、初対面の人ばかりでしたが、たくさん話もできて、
楽しかったせいか、あっという間に過ぎてしまいました。
- 天狗山山頂には山名プレートがありました
- ランチタイムは、ちゃんこ鍋+ビールです
下りはゆっくりと楽しみながらの下山でしたが、途中でミズナラの巨木に立ち寄るなどのオプションもあり、スノーシューを満喫で
きた山行となりました。最後は皆さんお疲れの模様で、雪がなくなり湿った落ち葉で転倒者続出でした。こういうときこそ気をつけ
なければなりません。何でもないときに何でもないところで怪我はするものですから。当日は、本当に楽しく過ごせたことを、皆さ
んに感謝しています。次も是非ともラッセル要員として使っていただければ幸いです。
- 尻皮兄弟の揃い踏みです