コノ藪ヲ漕ゲバ、ドウナルモノカ。漕ゲヨ。漕ゲバ、ワカルサ。1、2、サン、ダー 杉山(^^)
・・・ということで、トウシローヤブコギストの激ヤブ山行1、2、3位ダー。
1位 烏帽子山、高丸(黒壁)
ルートは、椀戸谷左岸側からエイ、ヤット、尾根(ダム湖から川の左岸を北へ歩き、北東に向かう支尾根だったかな・・、うろ覚えで申し訳ありません。)に取り付き、トガスから烏帽子に向かう北西稜線へ漕ぎ上がり、稜線もひたすら漕ぎ進みます。
ジャンクションピーク(JP1)に到達後、烏帽子へ漕ぎ上がり、その後もJP1⇒P1161⇒JP2まで、笹、潅木、蔦の3重奏をひたすら漕ぎ、潜り、越えを繰り返し、高丸に到達後、帰りはJP2から南尾根へ降りるルートをとりました。
しかし、最後まで根気が続かず、ついに、P1114界隈で藪を避けるように椀戸谷へ逃げました(沢下りの恐ろしさを知らない素人の頃の話です。今もその域を超えていませんが。(^^;)
後はご想像のとおり、生きた心地のしない滝が時々顔を出します。必死になって生きて帰る術を考えた末、滝を避けるため草、木につかまり上へよじ登り、迂回して下っていきました(後になって高巻きという言葉を知りました)。
上の作業を何度か繰り返し、椀戸谷林道へ出たときは、脳内快感物質が音を立ててあふれ出しました。「生きて帰ったドーーー!!!」
全行程の6~7割がヤブこぎだったような感覚が残っています。
さて、当時の苦行を呼び起こす作業で、脳内疲労物質が相当量たまってきました(脳みその襞が人より少ないので限界が早いのです^^)ので、2、3位は又の機会にさせてくださいませー。ふらふら。