【 日 付 】2025年5月8日
【 山 域 】 台高
【メンバー】tsubo
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大又林道終点駐車場5:25ー7:35明神平7:55ー9:40千石山あたりをうろうろ11:00ー12:40明神平12:50ー14:30大又林道終点駐車場
GWなんて関係ない私は、かなりよく働いた。田んぼの仕事も畑の仕事もひと段落。
お天気の良さそうな8日にどこか山に行こう。
今年はシャクナゲやツツジ科の花が当たり年らしい。私も見たいな。
大峰はまだ早いだろう。台高はどうだろう。2年前に行ってシャクナゲが見事だった古ヶ丸山にしようかな。
でも、他にどこかいいところはないだろうか。
なかなか決まらないでいると、グーさんのレポが目に入った。
「シャッポ尾根」?どこだろう。地図を広げてみる。
千石山への尾根だ。
そういえば、明神岳からはいつも桧塚奥峰に行くが、池木屋山への台高縦走路は歩いたことがないな。
そうだ。明神平から千石山に行こう。この時期、大又から明神平までは足元の小さな花がいろいろ咲いている。千石山あたりにはアケボノツツジやシャクナゲも咲いているらしい。
千石山は別名奥ノ迷峰ともなっている。どんなところなのだろう。シャッポ尾根も少し歩いてみよう。急にワクワクしてくる。
駐車場に5時に着く。3台目だった。
男性が一人スタートしたが、もう1台の車の人はすでに出発していなかった。みんな早いんだなあ。
明神平へのコースは渡渉が何回かあるのであまり好きではない。
林道横の川の水量がいつもより多い。今年は雪が多かったからだな。嫌な気がする。
だが、この時期は足元に小さな花が咲いているので、それが楽しみだ。
ネコノメソウの仲間やスミレやヤマルリソウやイチリンソウなどなど、いろいろな小さな花が出てくる。
「おはよう!」
渡渉その1が出てくる。ここが一番の難所だ。やはり水量は多い。
普通の人なら難なくぽんぽん渡るのだろうが、どの石に足を置こうかあれこれ考える。
ぽんと渡って滑るよりいいやと、ちょっと地下足袋を濡らす。
初めて来たときに一緒だった若くて運動神経もいい女性がドボンしたことがあると聞いて、必要以上に慎重になるのだ。
渡渉その2。ここもいつもより水量が多い。
渡渉その3。いつもなら全く問題ないのに、今日は水量が多い。はあ~~~
無事に渡渉終了と思ったら、さらに出てきた。いつもはこんなに水ないよねえ~~~
地下足袋を少し濡らしたが、すぐに乾くだろう。
明神滝も水量が多かった。
この冬に来たときは氷結していたな。
つづら折りの道になる。ここは冬は霧氷が出始めるあたりで好きな道だ。
明神平はもうすぐだ。
明神平に着くと、テントが一つ張ってあった。
東屋で休んでいると、大きなザックを背負った人が話しかけてきた。昨夜はここでテント泊したそうだ。
あれ、車の数が合わないなと思ったら、その人は木梶から登ったそうだ。では、もう1台の車はあのテントの人のなんだな。
前山に向かう。雪のある時とは全然違う。
稜線に出ると、大峰の山がくっきりと見えた。今日は大峰もお天気がいいな。
明神岳から南に向かう。さあ、未知の道だ。ワクワクする。広々とした尾根だ。
濃いピンクの花が目についた。近寄って見るとミツバツツジのようだ。
ちょっと薄めのピンクの花。もしかしたら?
薄いピンクの丸っこい花びら。アケボノツツジだ!うれしくなる。
たまに出てくるミツバツツジやアケボノツツジに心が躍る。
木にプレートがかけてある。1380m。支尾根が派生している。帰りは間違いそうだな。
ここまでテープはほとんどなかったが、ここからたまにテープが出てくるようになる。といっても、人気の山やコースからしたらとても少ない。
ここを歩く人の多くは台高縦走を目指す山慣れた人だろう。テープに頼る人はあまりいないのだろうと思った。
笹ヶ峰に出た。文字が消えそうな古い山名版がかかっていた。
三角点がある。千石山かな?
山名版がないなと思って見回すと、木の枝にわかりにくい山名版がついていた。
ああ、このあたりの山は本当に地味なんだなあと思う。
地図でシャッポ尾根を確認する。尾根は明瞭だった。
あっ!あれは!!
シャクナゲだ!!!少しだけだが、見たかったシャクナゲの花が咲き始めていた。
すぐ先の小ピークの木に小さな白いプレートかかっていたが字は消えていた。名前がある場所なのだろうか。
うちに帰ってからグーさんのレポをちゃんと読んで、多分千石山の東峰だろうと思った。
そこから少し下る。予定ではもっと先まで行くつもりだったが、あまり下っても登り返すのが面倒に思えてきた。あそこに咲いているアケボノツツジまで、と決めて少し下ったところから引き返した。
今度は池木屋山に続く台高縦走路を歩いてみよう。
千石山の手前まで引き返して縦走路を歩こうと思ったが、尾根が広くてわかりにくい。行ったり来たりしてから少し下ると尾根がはっきりしてきた。テープもあった。
これならシャッポ尾根のほうがよほどはっきりしている。間違う人もいるだろうなと思う。なんとなく降り口がわかったので戻ることにする。
1380pに戻る。行きに思った通り、支尾根に入りそうになった。
注意注意!
明神平に戻って東屋で休んでいると1匹のキツネが来た。そういえば2月にここで会った女性が、このあたりにキツネがいるらしいと言っていた。
そのキツネは堂々と私の前でくつろいでいる。カメラを向けても平然としている。よほど人慣れしているのだろう。
だが、帰ろうと思って立ち上がるとキツネも立ち上がって身構えた。私が少し歩き出すと安心したのかまたくつろぎ始めた。
大又に下る。また渡渉か・・・最後の渡渉の前で後ろから来た男性が追い付いてきた。朝会った男性だろう。先に行ってもらう。
その人の渡渉の仕方を見て、私も渡渉する。無事だった。もしかして私は自分で思っているほど渡渉が苦手ではないかもしれない。単に臆病なだけなのかもしれない。
大きなザックを背負った男性が登ってくる。今日はテント泊するそうだ。明日の雨はどうなんだろう。でも、私もまたどこかでテント泊したいな。
足元に咲く小さなかわいい花たち。
アケボノツツジ、ミツバツツジ、シャクナゲ。
新緑。
気持のいい尾根。
素晴らしい青空。
大峰山脈や台高山脈の展望。
ありがとうございました。
tsubo