【加賀】加賀の山花紀行 ガケ谷の頭から陶石山へ

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Re: 【加賀】加賀の山花紀行 ガケ谷の頭から陶石山へ

by 山日和 » 2025年5月05日(月) 21:35

satoさん、こんばんは。お疲れさまでした。

お孫さん達と賑やかな時間をお過ごしでしょうか。

嵐のような3日間が過ぎて、明日の朝から静かになります。 :D

今年は、シャクナゲの生り年ということで気になっていた陶石山に向かうことに。
それも、蟹の目太郎さんが、シャクナゲが素晴らしいとご紹介されている・568ガケ谷の頭を通って。

今年は雪が多いので、陶石山はまだ少し早いかなと思ってたら、蟹の目太郎さんのブログを見て「ここだっ」と思いましたよ。

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登山口の蟹の目の里は、手作りのカラフルな案内板や矢印、花壇や池などもあり、蟹の目太郎さんの地元愛が伝わってきますね。

ホントに頭が下がります。

ガケ谷の頭までは、見事なシャクナゲ林が続いていきましたね。
急坂の痩せ尾根でしたが、丁寧に整備されていて安心してお花を愛でることが出来ました。

これほどいい道が付けられているとは思いませんでしたね。完全に一般登山道レベルでした。


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ガケ谷の頭からは、ゆるゆるとした気持ちのいい道が続いていきましたね。
シャクナゲ林はなくなりましたが、ちょうど咲き始めたタムシバの木が多くてうれしかったです。

代わりにブナ林が増えてきたのでよかったですね。

杉水からの尾根との合流地の少し手前では、シュンランとセイバオウレンに出会えて感激しました。

前を歩いている私がいつも見逃したヤツを後ろから大声で指摘するので、うれしいやら悔しいやら。 :mrgreen:

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昨年、千束川を遡った時に下った尾根を見送り、下った広い鞍部は、夏は、深緑の海の中に淡い紫色の花が浮かぶ楽園なのだろうなぁ、と想像してしまいます。

ナツエビネの葉がたくさんありましたね。

新緑のブナが立ち並ぶ雪の残った谷の源頭もうつくしかったですね。

谷間の雪の白さがいいアクセントになってました。


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山頂手前は雪で覆われていて、どこが道か分らなくなりました。
たっぷりの雪だとどこでも歩けるのですが、まだらに残る雪だと道が分からなくなりヤブにも邪魔され厄介です。

道のラインも中途半端な雪で枝が被さって歩きにくいですよね。

山頂は、雪が残っていて、愛する山やまも見渡せて、しかも誰もいなくてうれしかったですね。
雪の上でお昼を楽しめるとは思っていませんでした。

昨年はどうってことない山頂だと思ってましたが、意外に好展望で見直しました。
ただ山頂は日差しが暑かったので、手前の雪原がお誂え向きのランチ場になっててよかったですね。

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下りで出会ったグループは、雪とヤブで道が分からなくなったので、ここで引き返そうと思っていた時に、
私たちが現れ、「山頂まで5分ですよ」などと言ってしまったので、リーダーの方はムッとされたのかも。


真相はどうなのかわかりませんが、あの態度はないでしょう。 :evil:

杉水の集落は趣がありましたね。村を存続させようという人々の思いも感じられました。

ノスタルジーを感じさせる集落(店だけど)でした。

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そう、車道はお花探しが楽しいです。
山中では見られなかったキクザキイチゲ、シロバナイカリソウ、ヤマルリソウが至る所に咲いていて目を奪われ、何度も立ち止まってしまい、予定より時間がかかってしまいました。


最後は外反母趾が痛み出したこともあり、ずいぶんのんびりペースになってしまいました。
それにしても花県道でしたね。 :lol:

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昨春も思いましたが、昨日の淵は今日の瀬、世の中もわたしも明日のことは分からない。
その理の中、時は移ろい、季節は巡る。
この春も、お気に入りとなった加賀の山で、春の歓びの声に包まれることが出来て、しあわせです。ありがたいです。


昨秋の事故を思えばホントにそうですね。加賀の山で追った傷をこうして加賀の山で癒すことができました。

今年も素敵な加賀の山花紀行をありがとうございました。

こちらこそです。 :D

               山日和

Re: 【加賀】加賀の山花紀行 ガケ谷の頭から陶石山へ

by sato » 2025年5月03日(土) 19:54

山日和さま

こんばんは。
お孫さん達と賑やかな時間をお過ごしでしょうか。
恒例となった加賀の山花紀行、今年も満喫出来てうれしかったです。
今年は、シャクナゲの生り年ということで気になっていた陶石山に向かうことに。
それも、蟹の目太郎さんが、シャクナゲが素晴らしいとご紹介されている・568ガケ谷の頭を通って。
蟹の目太郎さんの名は、一昨年の鈴が岳加賀大日山花紀行の後、この山域のことをくわしく紹介している方がいると
山日和さんからお聞きして知りました。
登山口の蟹の目の里は、手作りのカラフルな案内板や矢印、花壇や池などもあり、蟹の目太郎さんの地元愛が伝わってきますね。
「ようこそ」という札がかけられた建物もありました。

ガケ谷の頭までは、見事なシャクナゲ林が続いていきましたね。
急坂の痩せ尾根でしたが、丁寧に整備されていて安心してお花を愛でることが出来ました。
大好きなユキツバキとユキグニミツバツツジも多くて、うっとりため息をつきっぱなしでした。

ガケ谷の頭からは、ゆるゆるとした気持ちのいい道が続いていきましたね。
シャクナゲ林はなくなりましたが、ちょうど咲き始めたタムシバの木が多くてうれしかったです。
咲きかけのタムシバは、ほんとうにまっ白で清楚で、なんてうつくしいのだろうと胸がきゅんとなります。
杉水からの尾根との合流地の少し手前では、シュンランとセイバオウレンに出会えて感激しました。

昨年、千束川を遡った時に下った尾根を見送り、下った広い鞍部は、
夏は、深緑の海の中に淡い紫色の花が浮かぶ楽園なのだろうなぁ、と想像してしまいます。
紅葉の頃も素敵でしょうね。

イワウチワも増えてきてにんまり。
新緑のブナが立ち並ぶ雪の残った谷の源頭もうつくしかったですね。
山頂手前は雪で覆われていて、どこが道か分らなくなりました。
たっぷりの雪だとどこでも歩けるのですが、まだらに残る雪だと道が分からなくなりヤブにも邪魔され厄介です。

山頂は、雪が残っていて、愛する山やまも見渡せて、しかも誰もいなくてうれしかったですね。
雪の上でお昼を楽しめるとは思っていませんでした。
下りで出会ったグループは、雪とヤブで道が分からなくなったので、ここで引き返そうと思っていた時に、
私たちが現れ、「山頂まで5分ですよ」などと言ってしまったので、リーダーの方はムッとされたのかも。

△711・6から先も歩きやすい道が続いていきましたね。
最後もヤブに捕まらずに着地できました。
杉水の集落は趣がありましたね。村を存続させようという人々の思いも感じられました。

そう、車道はお花探しが楽しいです。
山中では見られなかったキクザキイチゲ、シロバナイカリソウ、ヤマルリソウが至る所に咲いていて目を奪われ、
何度も立ち止まってしまい、予定より時間がかかってしまいました。

昨春も思いましたが、昨日の淵は今日の瀬、世の中もわたしも明日のことは分からない。
その理の中、時は移ろい、季節は巡る。
この春も、お気に入りとなった加賀の山で、春の歓びの声に包まれることが出来て、しあわせです。ありがたいです。

今年も素敵な加賀の山花紀行をありがとうございました。

sato

【加賀】加賀の山花紀行 ガケ谷の頭から陶石山へ

by 山日和 » 2025年5月02日(金) 00:05

【日 付】2025年4月26日(土)
【山 域】加賀 大日山周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】市谷7:20---8:25ガケ谷の頭8:40---11:45陶石山13:10---14:25△711--15:30-杉谷町15:45---16:20市谷

 石川県でシャクナゲの山と言えば、富士写ヶ岳と並んでメジャーになったのが陶石山だ。
今年は雪が多いため開花が遅れ気味のようだが、情報を得て陶石山の尾根続きのマイナーピークへ向かった。
大聖寺川上流の市谷町に車を止めた。ここは蟹の目(がんのめ)の里という看板があり、地元の蟹の目太郎(もちろ
んハンドルネーム)という人が登山道の整備やお花畑の管理をしてくれている。地元の山愛にあふれた人である。
名前の由来はこの北側にある蟹の目山なのだろう。
駐車地の対岸には宿泊施設のような建物があり、一帯を蟹の目の里と呼んでいるようだ。


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 建物の裏手から尾根に取り付く。いきなりの胸を突くような急登だ。
少し登るとシャクナゲが出始めた。尾根上も満開だが、特に東側斜面が見事で、急斜面の下の方までシャクナゲ
が続いている。蟹の目太郎さんのブログでは「爆咲き」と表現されていたが、まさにその通り。去年が裏年だっ
ただけに、余計に見事な咲きっぷりに感じたのだろう。
地形図通りの急激な登りだが、満開のシャクナゲに慰められてあまり気にならない。
シャクナゲと並んでユキツバキの赤とミツバツツジのピンクもいいアクセントを添えていた。


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 登り切ったピークが568mのガケ谷の頭である。切り開かれた樹林の間から大日山の姿を眺めることができる。
ここまで1キロの間に320mの標高を稼いだのだが、ここから陶石山まで5キロの間で多少のアップダウンがある
ものの、330mの標高差しかないのだ。
登山道は実によく整備されていて頭が下がる。基本は雑木林だがところどころに端正なブナ林があり、北側から
ゆるく谷が上がってくる源頭には雪渓が残って美しい景観を見せていた。
途中でシュンランを見つけたが、イワウチワとスミレを除いてそれ以外の草花を見かけることはほとんどなかった。
シャクナゲはこの区間ではあまり見られなかったが、その代わりにブナの間にタムシバの白が目立つようになった。

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 陶石山の山頂手前にはまだ雪が残っていた。このあたりは山腹を巻くように道が付けられているので、雪のせい
で道がわかりにくい。雪の上には県民の森から上がってきたと思われる登山者の足跡があった。
 昨年千束川を遡行した時に辿り着いた山頂は、なんの感慨も湧かないような平凡なイメージだったが、今日は
大日山や鈴ヶ岳、頭だけ出した白山や北方稜線も見えて、それほど悪くないと感じたのが面白い。
 山頂は地肌が出ており日差しが暑いので、少し手前の雪の上にザックを降ろした。
陶石山北尾根のブナ林と背後の白山北方稜線を眺めながらのランチタイムである。
これだけ雪があるのならビールの保冷対策をしてくる必要もなかった。
 シャクナゲ目当ての登山者で賑わっているのではと思った陶石山も、先ほど単独者とひとりすれ違っただけで
静かなものだったのは意外だった。朝、何台かの車が県民の森方向へ走って行ったのだが、登山者ではなかった
のだろうか。ともあれ、静かなことはいいことである。


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 元来た道を引き返し始めてすぐに賑やかな声が聞こえた。5分ばかり歩いたとろで10人近くのパーティーが休ん
でいたのだ。もう山頂まで行く気がないのだろうか。
リーダーと思しき唯一の男性に挨拶したが無視されてしまった。satoさんも同じように知らん顔されたらしい。
失礼なヤツだ。女性ばかりのパーティーでお山の大将気取りなのかもしれないが、こういうところで人間性が出
るものである。

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 往路を戻って711.7mの三角点西住から北の尾根に入る。杉水町へ下るこの尾根にも明瞭な道が続いていた。
最後は歩き始めてから初めて見る植林を経て県道に着地。このあたりには新しい(といっても古民家だが)蕎麦屋
や宿ができて、結構人気を集めているようだ。
 後は県道をポクポク歩いて駐車地へ戻るだけである。
この県道脇にはここまで見られなかった白いイカリソウやキケマン、キクザキイチゲ、ヤマルリソウ、カタバミ
といった花々が迎えてくれて退屈はしなかったが、今日一番多くの種類の花が県道で見られたというのも皮肉な
ものだ。

                   山日和

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