【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

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Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by tsubo » 2024年9月01日(日) 19:09

skywalkさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。

白山に続けて二度登ったというから何とお好きなと思っていたのですが、ビワ爺がレスを寄せていたので改めてレポを読ませてもらうと一回目は天候や体調を考えて引き返したのですね。でも、すぐに再挑戦するところがすごいです。
山は逃げないと言いますが、また通行止めになるかも知れないし、自分も来年はどうなっているかわからない。どうしても釈迦新道を歩きたかったので、続けて行きました。

だが、長年通行止めだった釈迦新道が去年から通れるようになった。北縦走路を歩き終えて、来年は釈迦新道を歩きたいと思った。
釈迦新道は調べたことはあるのですが、通行止めになっていたのでそのまま行かずじまいです。

私も去年開通しなかったら行かないままだったかもしれません。北縦走路を歩けたことで、余計に残された釈迦新道を歩きたいと思いました。

釈迦新道は6月末のオオサクラソウの咲くころが人気だ。
へぇ~そうなんですか。私は大きくて鮮やかな花が好きだから見てみたいな。

残念ながら、それほど大きな花ではないようです。ハクサンコザクラよりは大きいようですが。

市ノ瀬から越前禅定道を登ったことはある。この道は途中から観光新道と呼ばれている。だが、別当出合から別当坂分岐を経て観光新道を歩くのは初めてだ。
私も越前禅定道や観光新道は一度しか歩いたことがありません。観光新道は展望が良くて快適な道でした。一ノ瀬から別山を経て白山を周回する計画の下見のつもりでしたが、本番は別当出会いから砂防新道を登って反対周りにチブリ尾根を下りました。チブリ尾根を登って反時計回りに周回する計画も諦めていませんが、体力も衰えたし、もう無理かなと思うこの頃です。

私は8年前にチブリ尾根から登って南竜でテント泊して翌日砂防新道で別当出合に下りました。
私ももうテントを背負ってこのコースを歩くのは無理かな。

今日は釈迦新道は止めなさいと言うことなのだ。無理に行って転んだりしたら大変だ。
もう迷わない。
決断が速い。吉と出るかな。

花は最盛期。クロユリ、ハクサンコザクラ、ニッコウキスゲ・・・見たい花が全部咲いていた。
私ならこれで大吉だ。クロユリとハクサンコザクラ見たかったな。

はい、花はちょうど見頃でした。
それに下山後satoさんにも会えたし。吉でしたね。

午前3時17分、真っ暗な中をヘッデンをつけて歩き出す。
市ノ瀬の駐車場から橋を渡るが、スズメバチに注意の張り紙がしてあった。
ワオ!富士山の弾丸登山みたい。スズメバチ!これはヤバい。蜂に刺されたばかりで抗体タップリの私は近づけないわ。

夏のロングコースは3時くらいに出るのは何度もしています。だんだんと明るくなってくる感じが好きです。
スズメバチも明るくならないと行動しないから、暗いうちに通るのは正解でした。

熊が心配だったが、彼らが賑やかに歩いてくれれば熊も逃げるかな。
熊も普通に苦手だ。なかなかハードルが高そう。しかしリベンジするのにハードルを上げて臨むとはどういう計算してるのかな。

何しろ目的は釈迦新道なので。2日目なら別コースと迷うかも知れないけど、1日目なら迷う余地がありません。
それに私は下りより登りが好きなのです。というより、長い下りが苦手で嫌いなのです。途中で飽きてきます。

木につけられたテープに「白山釈迦岳」と書いてあるが、他には山名板もない。
何とも素っ気ない山頂ですね。

ねっ!展望が良ければもっと待遇がよくなるんでしょうけど。

すると小さな花が目に飛び込んできた。ミネウスユキソウだ!
地味そうな花ですが、元気もらえましたか。

ウスユキソウは好きです。今まで白山で見た記憶がなかったので、うれしかったです。

14時過ぎ、歩き始めて11時間で室堂に着いた。予定通りだ。
予定通りって、私ならその時間を割り出した時点で諦めるけど。

休憩入れて12時間なら歩けると思います。そのために日帰りでもできるだけロングコースを歩くようにしています。

青空の下で飲む生ビールがおいしい。
そりゃ、そうでしょう。自分で自分を褒めてやりたい。

はい。缶ビール以上ですね!

宮司さんが登ってきた。結局この日はご来光を見ることはできなかった。見えない朝日に向かって万歳三唱を唱えた。
正に万歳の気分ですね。

7月末に行った時は宮司さんは上がって来られませんでした。

殿ヶ池避難小屋からは前日歩いた釈迦新道から白山釈迦岳がよく見えた。あそこを歩いたんだな。下山を観光新道にしてよかった。
充実した二日間を振り返るのにピッタリのところですね。
もし釈迦新道を下っていたら暑い中下らないといけない。きっとばてただろうな。やっぱり釈迦新道を登りにして正解だった。
もう、十分に挑戦は果たしました。

やっぱり、下っていて登った道が見えるのはうれしいです。
登っていて下る予定の道が見えるのとは違います。このコースにしてよかったと思いました。

越前禅定道、加賀禅定道、美濃禅定道、砂防新道、チブリ尾根、平瀬道、北縦走路、中宮道、楽々新道、釈迦新道。
現在歩ける白山への道をすべて歩いた。残りは岩間道だが、通行止めは解除されるのだろうか。歩けるようになったら楽々新道との分岐にある小桜平避難小屋まで歩いてみようか。それなら70代になっても歩けるかな。
夢は果てないですね。私は夢見ることさえ許されない気持ちでしたが、ビワ爺見習って挑戦しないとダメですね。
増々の御精進をお祈りします。

比較的楽な別当出合からの道やロングコース。白山はいろいろな道があるのが魅力の一つです。
自分の体力に合わせてこれからも登りたいなあと思います。
でも、やっぱり人が少ないロングコースのほうが魅力的な道が多いです。まだまだそんな道を歩けるように極力体力を維持したいなあと思います。
白山はまだまだ私の目標の山です。

tsubo

Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by tsubo » 2024年9月01日(日) 18:05

びわ爺さん、こんにちは。
返信ありがとうございます。

tsuboさん、釈迦新道レポ、ありがとうございます。
体調のせいでヤブ板もご無沙汰でしたが、なんとか山レポを楽しめるまで回復しました。

去年、北縦走路を歩いたレポに「冒頭に書いた釈迦新道は数年前から壁面崩壊のため通行止めでしたが今季開通しました。それを聞き、30数年ぶりに行ってみたくなり、コースタイムなど考えていますが、今の自分の体力ではなかなか難しそうです。と言いながら、室堂の山小屋に泊まれば可能かな? などと、なかなか煩悩から逃れられません。(^_-)
また、郷愁をそそるようなレポを期待しております。」と書かれていたので、きっとこの釈迦新道のレポに何か書いてくださると楽しみにしていました。

白山釈迦岳…! このルートは私が初めて白山に登った忘れられないルートなんです。1987年7月、いつの間にか37年も経ちました。87年といえばパソコンどころかワープロも普及してなかった時代で、キャンパスノートに記録が残っていました。
37前の白山、どんな感じだったのでしょう。もっと人は少なかったのかな。
私は子育て真っ最中、山からは遠ざかっていました。

まったく同じことで頭を悩ませてたんですね(^_-)
市ノ瀬スタートとするとシャトルバスの運行、室堂の予約、どっち回りにするか? そして一番気になるのがお天気だ。
運よくというか、20日(土)の予約が取れたので21日(日)との2日間プランにした。今の体力なら初日は別当出合から室堂泊まりの方が無難な気がする。釈迦新道は下りに使おう。それにしても天候が…?
などと準備をしていたら、いきなりの入院で室堂の予約もキャンセル。先日やっと退院・自宅療養となりました。

わあ、入院!大変でしたね。
長い釈迦新道を登りにするか、下りにするかは悩みますね。

観光新道は眺望がいいので人気ですが、尾根までの登りがきつそうですね。私は市ノ瀬から別当坂分岐までの越前禅定道は未踏です。
私が登った時は雨で何も見えずきつかったです。おまけに水が足りなくなって、黒ボコ岩当たりの水場に着いた時にはほんの少ししか残っていませんでした。雨だからそんなに飲まないだろうと思ったのが間違いでした。
今年はそこの水場は枯れていたようです。

11時に室堂に着くが、ガスっていて何も見えない。自炊小屋の白山荘には13時にならないと入れない。食堂で本を読んだりして過ごす。
さすが早いですね。市ノ瀬をそんなに早く出なくてもよかったんでは?

市ノ瀬で車中泊しましたが、ゆっくりでいいからとアラームはかけませんでしたが、早く目が明きました。
でも、この時期は早く出た方が暑くならないで歩きやすいです。上で晴れたらお池めぐりをしようとも思いました。

だが、御前峰に登りだすとガスってきた。山頂に着いても晴れなかった。寒い。
どうしようか。とりあえず七倉ノ辻まで行ってから考えようと思って歩き出したが、風が強くなってきた。
止めよう。
今日は釈迦新道は止めなさいと言うことなのだ。無理に行って転んだりしたら大変だ。
もう迷わない。
せっかく勇んで登ってきたのに、ツイてないですね~(@_@。 モチベーションが急降下でしたか。せめて咲いててくれた花に感謝ですね(^^♪

ロングコースの下り、それも単独でならやめた方がいいなと思いました。転んで怪我をしたら大変ですからね。
帰りの車を運転しながらあれこれ考える。釈迦新道、いつ行こうか。
そうか! もう気を取り直して次のアタック計画ですか。なんともアグレッシブル(^^)/

なんだか、どうしても今年中に歩きたいと思ったんです。
北縦走路は歩こうと思ってから実現するまでにすごく時間がかかりました。satoさんは怪我するし、私は脊柱管狭窄症になるし。
延ばしたら行けなくなる気がしたんです。

木につけられたテープに「白山釈迦岳」と書いてあるが、他には山名板もない。藪の中の展望のない山頂だからといって、これではかわいそうだなと思った。そのうち誰かが立派な山名板をつけてくれるだろうか。
見つかって良かったですね。やっぱり「白山釈迦岳」ですもんね(^^♪ kitaさん、これ読んだら取り付けに行って下さい。(叱られても知らんけど…w)

多分来年には立派な山名板がつけられているんじゃないかな。地図には大きく出ているし。もしかしたら刈り払いして展望がよくなっているかなあ。

ガスの中に白山の主稜線が見え隠れしている。この見え隠れしているところがいい雰囲気だ。500m以上の高度差があるから、そびえている様に見える。どんな姿なんだろうと期待感が湧いてくる。
なんでも「チラ見え」が良いんですよ(^_-) いきなりド~ンと大公開!では情緒に欠ける。

そうですね。気を持たせるところがにくいですね。
簡単には見せないぞ!

12時前に七倉ノ辻に着く。ここで今まで歩いて来た登山道とつながった。うれしい。私としてはここをゴールにしたい気持ちだ。
七倉の辻、良いところですね♪ 昼寝でもしたいくらいですが…。
四塚山へは立ち寄らなかったですか。ああ、きっと加賀禅定道の時にでも行かれたでしょうが…。

はい、加賀禅定道を歩いたときはチングルマが草紅葉になっていて綺麗でした。
その後楽々新道から中宮道に行った時はハクサンイチゲやチングルマが満開でした。
その後も1回登りました。好きな山です。余裕があったら登りたかったけど、今回はそんな余裕はありませんでした。

14時過ぎ、歩き始めて11時間で室堂に着いた。予定通りだ。
受付で「どちらから登ってきましたか?」と聞かれた。
「釈迦新道からです。」
「この時間に着くなんて早いですね。」
「3時過ぎから登り始めました。」
「正解ですね。年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」
やったぜ―!感が溢れてます。釈迦新道から力を貰いましたね(^^♪
 >「年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」
これ、私のことかも?

「釈迦新道からです。」は言いたかったです。聞かれなかったらどうしようかと思いました。(笑)
高齢者の遭難記事が多いです。疲労で動けなくなったり、遅い時間に救助要請したり。山は早出して時間と気持ちの余裕を持ちたいです。

青空の下で飲む生ビールがおいしい。
青空、ビール、大展望! これさえあれば疲れは吹っ飛びますね~(^^♪

はい!適当に暑くて美味しかったです。

別当坂分岐からの下りが急だった。2週間前に登った時は早い時間だったし、登りは好きなのでそれほど急には感じなかったのだが。やっぱり私は下りが苦手だ。
もしも機会があれば、やはり私は左回りだろうな。別当坂出合までの急登さえ我慢すればクリアできる…かな? 
下りの釈迦新道は西日がきついかな? 急下りは苦手だけど、マッタリ歩きなら楽々だと思うけど。

今回歩いて、急登はほとんどなかったから急な下りもあまりないでしょうね。これなら下りに使ってもいいかなとも思いました。
でも、私は下りが苦手だし、転ぶとしたら下りなので登りにして私には正解でした。
自分に合ったコース選びをすることが大切ですね。

越前禅定道、加賀禅定道、美濃禅定道、砂防新道、チブリ尾根、平瀬道、北縦走路、中宮道、楽々新道、釈迦新道。
現在歩ける白山への道をすべて歩いた。残りは岩間道だが、通行止めは解除されるのだろうか。
完歩ですね(^O^)/
岩間道は霞滝付近の崩壊箇所は自己責任で通れそうですが、新岩間温泉までの車道が崩壊しているみたい。もう開通したかな?
私は北縦走路(ゴマ平避難小屋以北)が残ったままです。いつも車に戻れるルート選定なんで、単独では馬狩まで下ったあとのアクセスが無いんです。(>_<)
いろんな顔を持つ白山、これからもおおいに楽しんで下さい。

はい。白山への夢はまだまだ広がります。前回は雨だったコースを晴れた日に歩きたいし、季節を変えて歩きたいし。
びわ爺さんも次回は万全の体調で歩いてくださいね。

tsubo

Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by skywalk » 2024年9月01日(日) 11:52

tsuboさん、こんにちは。
白山に続けて二度登ったというから何とお好きなと思っていたのですが、ビワ爺がレスを寄せていたので改めてレポを読ませてもらうと一回目は天候や体調を考えて引き返したのですね。でも、すぐに再挑戦するところがすごいです。

だが、長年通行止めだった釈迦新道が去年から通れるようになった。北縦走路を歩き終えて、来年は釈迦新道を歩きたいと思った。
釈迦新道は調べたことはあるのですが、通行止めになっていたのでそのまま行かずじまいです。

釈迦新道は6月末のオオサクラソウの咲くころが人気だ。
へぇ~そうなんですか。私は大きくて鮮やかな花が好きだから見てみたいな。

市ノ瀬から越前禅定道を登ったことはある。この道は途中から観光新道と呼ばれている。だが、別当出合から別当坂分岐を経て観光新道を歩くのは初めてだ。
私も越前禅定道や観光新道は一度しか歩いたことがありません。観光新道は展望が良くて快適な道でした。一ノ瀬から別山を経て白山を周回する計画の下見のつもりでしたが、本番は別当出会いから砂防新道を登って反対周りにチブリ尾根を下りました。チブリ尾根を登って反時計回りに周回する計画も諦めていませんが、体力も衰えたし、もう無理かなと思うこの頃です。
今日は釈迦新道は止めなさいと言うことなのだ。無理に行って転んだりしたら大変だ。
もう迷わない。
決断が速い。吉と出るかな。

花は最盛期。クロユリ、ハクサンコザクラ、ニッコウキスゲ・・・見たい花が全部咲いていた。
私ならこれで大吉だ。クロユリとハクサンコザクラ見たかったな。

午前3時17分、真っ暗な中をヘッデンをつけて歩き出す。
市ノ瀬の駐車場から橋を渡るが、スズメバチに注意の張り紙がしてあった。

ワオ!富士山の弾丸登山みたい。スズメバチ!これはヤバい。蜂に刺されたばかりで抗体タップリの私は近づけないわ。

熊が心配だったが、彼らが賑やかに歩いてくれれば熊も逃げるかな。
熊も普通に苦手だ。なかなかハードルが高そう。しかしリベンジするのにハードルを上げて臨むとはどういう計算してるのかな。
木につけられたテープに「白山釈迦岳」と書いてあるが、他には山名板もない。
何とも素っ気ない山頂ですね。

ここからがきつかった。急登ではないが疲れが出てきた。出発してから6時間、標高差1100mを登ってきた。普通ならこのあたりで山頂に着いてあとは下るだけだが、まだ登りは続く。
地図を見てシミュレーションした時もここはきつそうに思いました。
すると小さな花が目に飛び込んできた。ミネウスユキソウだ!
地味そうな花ですが、元気もらえましたか。

室堂までに大汝峰と御前峰の山頂があるが、どちらも巻き道がある。今日はもう登りたくない。どちらも巻き道で室堂に向かう。
そりゃもう、巻道でオーケーだ。

14時過ぎ、歩き始めて11時間で室堂に着いた。予定通りだ。
予定通りって、私ならその時間を割り出した時点で諦めるけど。

「正解ですね。年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」
全く正解でしたね。

青空の下で飲む生ビールがおいしい
そりゃ、そうでしょう。自分で自分を褒めてやりたい。

宮司さんが登ってきた。結局この日はご来光を見ることはできなかった。見えない朝日に向かって万歳三唱を唱えた。
正に万歳の気分ですね。

殿ヶ池避難小屋からは前日歩いた釈迦新道から白山釈迦岳がよく見えた。あそこを歩いたんだな。下山を観光新道にしてよかった。
充実した二日間を振り返るのにピッタリのところですね。
もし釈迦新道を下っていたら暑い中下らないといけない。きっとばてただろうな。やっぱり釈迦新道を登りにして正解だった。
もう、十分に挑戦は果たしました。

越前禅定道、加賀禅定道、美濃禅定道、砂防新道、チブリ尾根、平瀬道、北縦走路、中宮道、楽々新道、釈迦新道。
現在歩ける白山への道をすべて歩いた。残りは岩間道だが、通行止めは解除されるのだろうか。歩けるようになったら楽々新道との分岐にある小桜平避難小屋まで歩いてみようか。それなら70代になっても歩けるかな。

夢は果てないですね。私は夢見ることさえ許されない気持ちでしたが、ビワ爺見習って挑戦しないとダメですね。
増々の御精進をお祈りします。

Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by biwaco » 2024年8月30日(金) 17:57

tsuboさん、釈迦新道レポ、ありがとうございます。
体調のせいでヤブ板もご無沙汰でしたが、なんとか山レポを楽しめるまで回復しました。

白山釈迦岳…! このルートは私が初めて白山に登った忘れられないルートなんです。1987年7月、いつの間にか37年も経ちました。87年といえばパソコンどころかワープロも普及してなかった時代で、キャンパスノートに記録が残っていました。
その後、白山のいろんなルートを歩きましたが釈迦新道は後回しになり、そのうち登山路崩壊で通行止めになってしまいました。
昨年の開通を聞いて「今年こそ!」と秘かに時期を窺がっていましたが、想定外の体調アクシデントでまたもオアズケとなってしまいました。「替わりにtsuboさんが歩いてくれたんだ!」との思いでレポを読みました。
登山口の市ノ瀬は標高830m、御前峰は2702m、標高差1900m。距離も長い。私の体力では日帰りは無理なので、室堂泊りにしよう。
登るか、下るか。あれこれ考えて、別当出合から観光新道を登って室堂に泊まり、翌日釈迦新道を下ることにした。土日は混むだろうが、月曜の午前中もシャトルバスがある。火曜は下山のみシャトルバスがある。
まったく同じことで頭を悩ませてたんですね(^_-)
市ノ瀬スタートとするとシャトルバスの運行、室堂の予約、どっち回りにするか? そして一番気になるのがお天気だ。
運よくというか、20日(土)の予約が取れたので21日(日)との2日間プランにした。今の体力なら初日は別当出合から室堂泊まりの方が無難な気がする。釈迦新道は下りに使おう。それにしても天候が…?
などと準備をしていたら、いきなりの入院で室堂の予約もキャンセル。先日やっと退院・自宅療養となりました。
市ノ瀬から越前禅定道を登ったことはある。この道は途中から観光新道と呼ばれている。だが、別当出合から別当坂分岐を経て観光新道を歩くのは初めてだ。
観光新道は眺望がいいので人気ですが、尾根までの登りがきつそうですね。私は市ノ瀬から別当坂分岐までの越前禅定道は未踏です。
11時に室堂に着くが、ガスっていて何も見えない。自炊小屋の白山荘には13時にならないと入れない。食堂で本を読んだりして過ごす。
さすが早いですね。市ノ瀬をそんなに早く出なくてもよかったんでは?
食事つきの部屋もチェックインが13時なので、それまで受け付けてくれませんね。(>_<)
山頂へ登ってみてもガスでは仕方ないし…。
だが、御前峰に登りだすとガスってきた。山頂に着いても晴れなかった。寒い。
どうしようか。とりあえず七倉ノ辻まで行ってから考えようと思って歩き出したが、風が強くなってきた。
止めよう。
今日は釈迦新道は止めなさいと言うことなのだ。無理に行って転んだりしたら大変だ。
もう迷わない。
せっかく勇んで登ってきたのに、ツイてないですね~(@_@。 モチベーションが急降下でしたか。せめて咲いててくれた花に感謝ですね(^^♪
帰りの車を運転しながらあれこれ考える。釈迦新道、いつ行こうか。
そうか! もう気を取り直して次のアタック計画ですか。なんともアグレッシブル(^^)/
【 日 付 】8月5,6日
【 ルート 】5日 市ノ瀬ー白山釈迦岳ー七倉ノ辻ー室堂 6日 室堂ー御前峰ー室堂ー観光新道ー別当出合
間髪入れずのリベンジですね。宿題は早く済ませるに限る。私など37年間もやり残したまんまですから(>_<)
ここから越前禅定道は山道を行くが、釈迦新道はしばらく車道を歩く。5時前に釈迦岳登山口に着く。
天井が破れたトンネルを潜って、崩壊したガケを見上げてきましたか。私の37年前にはなかった風景でしょう。
その先を登って行くと三角点があった。
木につけられたテープに「白山釈迦岳」と書いてあるが、他には山名板もない。藪の中の展望のない山頂だからといって、これではかわいそうだなと思った。そのうち誰かが立派な山名板をつけてくれるだろうか。
見つかって良かったですね。やっぱり「白山釈迦岳」ですもんね(^^♪ kitaさん、これ読んだら取り付けに行って下さい。(叱られても知らんけど…w)
ガスの中に白山の主稜線が見え隠れしている。この見え隠れしているところがいい雰囲気だ。500m以上の高度差があるから、そびえている様に見える。どんな姿なんだろうと期待感が湧いてくる。
なんでも「チラ見え」が良いんですよ(^_-) いきなりド~ンと大公開!では情緒に欠ける。
ちなみに私の37年前は、ズ~と雨の中で牛乳の中を泳いでいる気分でした(゜o゜)
七倉ノ辻までは2時間になっている。普通なら2ピッチで行けるところだが、無理せず2回休憩をとる。
四塚山がみえる。
大汝峰あたりの主稜線が見えてきた。
12時前に七倉ノ辻に着く。ここで今まで歩いて来た登山道とつながった。うれしい。私としてはここをゴールにしたい気持ちだ。
七倉の辻、良いところですね♪ 昼寝でもしたいくらいですが…。
四塚山へは立ち寄らなかったですか。ああ、きっと加賀禅定道の時にでも行かれたでしょうが…。
14時過ぎ、歩き始めて11時間で室堂に着いた。予定通りだ。
受付で「どちらから登ってきましたか?」と聞かれた。
「釈迦新道からです。」
「この時間に着くなんて早いですね。」
「3時過ぎから登り始めました。」
「正解ですね。年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」
やったぜ―!感が溢れてます。釈迦新道から力を貰いましたね(^^♪
 >「年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」
これ、私のことかも?
青空の下で飲む生ビールがおいしい。
青空、ビール、大展望! これさえあれば疲れは吹っ飛びますね~(^^♪
すっかり満足した気持ちになっていた。お池めぐりも大汝峰もパス!今回の目的は釈迦新道なんだから。
そうそう♪ 一度に何もかもはゼイタクってもん。次の機会にとっておきましょう。
別当坂分岐からの下りが急だった。2週間前に登った時は早い時間だったし、登りは好きなのでそれほど急には感じなかったのだが。やっぱり私は下りが苦手だ。
もしも機会があれば、やはり私は左回りだろうな。別当坂出合までの急登さえ我慢すればクリアできる…かな? 
下りの釈迦新道は西日がきついかな? 急下りは苦手だけど、マッタリ歩きなら楽々だと思うけど。
越前禅定道、加賀禅定道、美濃禅定道、砂防新道、チブリ尾根、平瀬道、北縦走路、中宮道、楽々新道、釈迦新道。
現在歩ける白山への道をすべて歩いた。残りは岩間道だが、通行止めは解除されるのだろうか。
完歩ですね(^O^)/
岩間道は霞滝付近の崩壊箇所は自己責任で通れそうですが、新岩間温泉までの車道が崩壊しているみたい。もう開通したかな?
私は北縦走路(ゴマ平避難小屋以北)が残ったままです。いつも車に戻れるルート選定なんで、単独では馬狩まで下ったあとのアクセスが無いんです。(>_<)
いろんな顔を持つ白山、これからもおおいに楽しんで下さい。
            ~びわ爺

Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by tsubo » 2024年8月12日(月) 12:34

satoさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。

今日、東北は台風上陸で大雨の所が出ているようです。
その雨がの全国の日照りの地域に分けられればいいのにと思います。どうか大きな被害が出ませんように。

釈迦新道、私はやっぱり往復の日帰りではなくて、七倉ノ辻までつなげて周回したいと思いました。
去年は無謀にもチブリ尾根との周回ができるかしらなんて思いましたが、今の私の体力では観光新道との周回で精いっぱいだと思いました。
satoさんは残雪の時期に日帰りで周回したんですね。さすが!!

23日、satoさんも白山を日帰りで登ると知ってうれしかったです。コースは違うけど、どこかで会えるかなと期待していました。
釈迦新道を下っていたら、私は遅すぎて会えなかったと思いました。
釈迦新道をあきらめたとき、もしかしたらsatoさんに会えるかもしれない、それが楽しみになりました。

お天気が良かったら私は釈迦新道、satoさんはお花松原とまた違った白山を味わえたと思います。
でも、お互いに霧の中に咲く花たちに感動し、それぞれの白山を満喫し、再会できたのですね。
satoさんが今回最後に出会った花でした。(笑)

どうしても今年中に釈迦新道を歩きたくて2週間後にまた白山を訪れました。どうしてそこまで今年にこだわったのかはわかりません。
7月に白山に行った時に、室堂の受付の人に釈迦新道を下る予定だと言ったら、歩く人が少ないからクマに注意してくださいと言われたのが頭にありました。
それでトレランのグループの人たちが追い越して行ったときはちょっとほっとしました。でも、彼らはとっても速くって、差がありすぎますね。
この日、すれ違ったのは3組4人でした。別当出合からの人に比べたらとても少なく静かな白山でした。

白山釈迦岳、しばらく登られなかったから山名板はどこかに飛んでしまったのでしょうね。地図にちゃんと大きく名前が載っているのですから、元々なかったとは考えられません。来年にはきっと新しい山名板が付けられているでしょう。
ミネウスユキソウ、今まで白山で出会えた記憶がありません。忘れただけかもしれないけど、私はとっても嬉しかったです。この日、ここを歩いてよかったなと思いました。
「月の輪のわたり」ですか。本当に風流で素敵な名前ですね。
湯の谷乗越からはガスも取れてきて上の稜線が見えてきましたが、今まで見た白山とは違ったたおやかな雰囲気を感じました。去年北側から見たあの荒々しい地獄尾根と同じ山の姿なのかと思うと思うと、本当に白山はいろいろな表情を持った山ですね。

最近ネットのニュースで、高齢者が体調不良や疲労で救助要請をしたというニュースをよく目にします。
私も高齢者なので、そんな風にならないように出発時間を早くしたり、コース配分を考えたり。自分の体力に合った歩き方をしないといけないなと思っています。
それで、大汝峰も御前峰もパスしました。巻き道がありがたかったです。
生ビールで生き返りました。ありがたいですね。

6日は白山の上は青空が広がっていましたが、東の空は雲に覆われていました。それを見て北アルプスはお天気悪いのかな、satoさんたちはどうしているかなと気になりました。
出発前に雨が止んだとのこと、良かったです。

殿ヶ池避難小屋から釈迦新道から白山釈迦岳を見ることができて感無量になりました。観光新道は歩き始めは別山がよく見え、正面には経ヶ岳や赤兎山などが見えて眺めのいい道ですね。花もまだまだきれいでした。

どうしてこんなに白山や福井の山に惹かれるのかなと思うと、やっぱり自分のルーツの山だからなのかなと思います。
でも、子供や若いころに福井に行っても、広い平野に田んぼが広がり、行くとしたら海の方。
福井は平野の場所、山があるなんて思いもしませんでした。(笑)

和歌山から福井は遠いけれど、毎年行って慣れてきました。
私が毎年福井に行っている様子を見て、福井が大好きだった天国の父は喜んでいるかもしれませんね。
まだまだ白山や福井の山通いは続きます。

tsubo

Re: 【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by sato » 2024年8月11日(日) 17:53

tsuboさま

こんにちは。
酷暑の日が続いていますね。
野菜や稲もぐったりなのではないかと気になります。
我が家の夏野菜は、カメムシだらけ。毎日、ギョッとしています。

二度の白山への山旅記を、しみじみと味わわせていただきました。
7月23日は、仕事が休みで晴れの予報でしたので、花の白山へと思っていたら、
tsuboさんも白山を計画されていてうれしくなりました。

釈迦新道は歩きごたえのある道ですね。オオサクラソウの時期は、たしかに上部は残雪の可能性がありますね。
日帰りで周回したことがありますが、七倉ノ辻に着いた頃には、雪面との境もよく分らないくらいの濃霧に覆われ、
その頃はGPSを持っていなかったので、緊張しながら方向確認した思い出が残っています。

7月22日は、微妙な天気予報でしたが、高島はカンカン照りのお天気で、今頃tsuboさんは、大汗をかき、
お花を愛でながら観光新道を登っているのかなと、仕事をしながら思っていましたが霧だったのですね。
夕方、市ノ瀬に着いた時、朱鷺色を帯びた薄花色の空にくっきりとそびえ立つ白山を仰ぎ見ながら、
tsuboさんも、今、同じ空を見上げているのだなぁ、と、胸が熱くなりました。
明日、お会い出来ないけれど、青空の下、一緒に白山を味わうのだとドキドキしました。

夜明け前に起きた時も、空にはまんまるお月さま。高揚感に包まれながら歩き始めました。
でも、甚之助避難小屋のあたりから、雲行きが怪しくなりました。
室堂は霧の中。小屋のホワイトボードに書かれた天気予報は、霧と雨。えぇっ?天気予報では晴れだったのに。
お花松原まで行く予定でしたが取りやめました。tsuboさんは、進まれたのかなぁと気になりました。

私が御前峰に着いた頃、tsuboさんは下り始めていたのですね。
あの天気予報を見ると、雨の中を歩くことになりそう、長い稜線歩き、無理して行くのはやめようと私も思います。
ぱぁっと思い立ってやってきた私と違い、想いを温め、この日と決められたtsuboさんの心中は察するにあまりありますが、
tsuboさんとお会いすることが出来て、私はうれしかったです。
お会い出来ないと思い、ゆっくりとお池巡りを楽しんだ後、室堂で1時間以上のんびりして、
観光新道もお花に見とれてなかなか足が進まなかったのですが、仙人窟を過ぎたあたりで、tsuboさんからの、
「12時半のバスに乗ります」というメールを見て、そこからは猛ダッシュで下りました(笑)。

ふたたびの白山は8月5日。私はお客様と穂高岳へ。また同じ時間、山を楽しむのだとうれしくなりました。
この日は、真っ暗な中を歩き出したのですね。そう、最近ひとりで歩く時は、クマが気になります。
砂防新道の中飯場でも連日クマが出没していたことを室堂で知り、遭わなくてよかったと胸をなでおろしました。
誰かが先に歩いている、後からも人が来るはず、と思うと、ちょっと安心しますね。

そう、そう、白山釈迦岳の山頂は、道から外れていてヤブに囲まれていたことを思い出しました。
湯の谷乗越周辺は、夏のこの時期、ミネウスユキソウに出会えるのですね。
七倉の辻が標高約2500m。市ノ瀬が830m。ここまでで1700m近く登られたのですね。
この周辺は「月の輪のわたり」という風流な名がついていたそうです。ここから聖なる白山の内院へという感じがしますね。

室堂には予定通りの時間に到着されたのですね。大気の状態が不安定な日が続いています。
思い描いた長丁場の白山への道をきちんと行程管理しながら、その通りに歩ききったtsuboさん、青空の下で飲んだ生ビールの味は格別だったのでは。
6日の未明は星空だったのですね。穂高岳周辺は本降りの雨でした。出発時間の4時半の少し前に止んでくれてホッとしましたが。

ご来光は見られなくても、夢見た釈迦新道を登り辿り着いた御前峰に立つtsuboさんのこころは、眩い光に満ちていたことと思います。
観光新道から望む釈迦新道と釈迦岳のうつくしいお姿は印象的ですね。歩いてきた道のりが分かり、感慨もひとしおですね。
最後、市ノ瀬の温泉で汗を流した後に飲んだノンアルコールビールも、五臓六腑に沁み渡ったのでしょうね。

tsuboさんが、いろいろな山を味わいながらも、白山に惹かれ続けているのは、
やはり、福井生まれのお父様と石川生まれのお母様の血が流れているからかもしれませんね。
「白山への夢」これからも、tsuboさんの源流への山旅は続いていくのですね。
私も私の旅を続けて行こう。夢をいただきました。ありがとうございます!

これからお盆に入りますが、南海トラフ地震が心配で気になります。
何事もないことを祈っています。

sato

【白山】白山再び~釈迦新道を登る~

by tsubo » 2024年8月08日(木) 19:46

大好きな白山。
その登山道を全部歩きたい。白山のいろいろな姿、表情を見てみたい。
去年satoさんと念願の北縦走路を歩いた。それで目的は達成されるはずだった。だが、長年通行止めだった釈迦新道が去年から通れるようになった。北縦走路を歩き終えて、来年は釈迦新道を歩きたいと思った。
釈迦新道は6月末のオオサクラソウの咲くころが人気だ。だが、周回しようとすると、上部にはまだ残雪が多いだろう。雪が消える梅雨明けの頃に行こうと思った。
登山口の市ノ瀬は標高830m、御前峰は2702m、標高差1900m。距離も長い。私の体力では日帰りは無理なので、室堂泊りにしよう。
登るか、下るか。あれこれ考えて、別当出合から観光新道を登って室堂に泊まり、翌日釈迦新道を下ることにした。土日は混むだろうが、月曜の午前中もシャトルバスがある。火曜は下山のみシャトルバスがある。
7月22,23日で行くことにした。天気予報では22日も24日もお天気はイマイチだが、23日は晴れ予報だ。さらにsatoさんが23日に日帰りで白山に登ると言う。どこかで会えるかな。

【 日 付 】7月22,23日
【 山 域 】白山 
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】22日 別当出合ー観光新道ー室堂 23日 室堂ー御前峰ー室堂ー砂防新道ー別当出合

市ノ瀬から越前禅定道を登ったことはある。この道は途中から観光新道と呼ばれている。だが、別当出合から別当坂分岐を経て観光新道を歩くのは初めてだ。
市ノ瀬を5時半のシャトルバスに乗って、別当出合から歩き出す。ガスがかかっている。別当坂分岐まではけっこう急な道だった。
殿ヶ池避難小屋に着くと、少し青空が見えてきた。だが、またすぐにガスに覆われた。見えるはずの白山釈迦岳はガスの中だった。

11時に室堂に着くが、ガスっていて何も見えない。自炊小屋の白山荘には13時にならないと入れない。食堂で本を読んだりして過ごす。その後も晴れないので、小屋でストレッチやツボ押しなどをして時間をつぶす。
夕方になって晴れてきた。夕日を見る。明日はご来光を見られるかな。

3時過ぎに起きたときは月が見えた。晴れていそうだ。
だが、御前峰に登りだすとガスってきた。山頂に着いても晴れなかった。寒い。
どうしようか。とりあえず七倉ノ辻まで行ってから考えようと思って歩き出したが、風が強くなってきた。
止めよう。
今日は釈迦新道は止めなさいと言うことなのだ。無理に行って転んだりしたら大変だ。
もう迷わない。
ゆっくりと花を愛でながら室堂に戻った。
お天気は良くなかったが、花は最盛期。クロユリ、ハクサンコザクラ、ニッコウキスゲ・・・見たい花が全部咲いていた。

8時に室堂を出て、砂防新道で別当出合に下る。下るにつれて晴れてきて暑くなった。シャトルバスで市ノ瀬に戻った。バスがある日でよかった。
市ノ瀬で日帰りで白山に登ったsatoさんと会い、勝山の道の駅で少しおしゃべりをした。
この日はお天気は良くなかったが、お花が真っ盛り、まさに百花繚乱だった。satoさんもたくさんの花に出会えて満足そうだった。
秋に山に行く約束をして別れた。

帰りの車を運転しながらあれこれ考える。釈迦新道、いつ行こうか。
ロングコースだから、日の長い夏場がいい。
登りがいいか下りがいいか。今回は下りにしようと思って歩けなかった。やっぱり登りにしよう。ご来光を見てから下ると遅くなる。暑い時間に標高の低い所を下るのはばてそうだ。
疲れて転んで怪我をするかもしれない。登りで転ぶことは滅多にない。
そして、何よりも私は下りよりも登りが好きだ。
できたら今年行きたい。よし、8月初めに行こう。

【 日 付 】8月5,6日
【 山 域 】白山 
【メンバー】tsubo
【 天 候 】曇り時々晴れ
【 ルート 】5日 市ノ瀬ー白山釈迦岳ー七倉ノ辻ー室堂 6日 室堂ー御前峰ー室堂ー観光新道ー別当出合

午前3時17分、真っ暗な中をヘッデンをつけて歩き出す。
市ノ瀬の駐車場から橋を渡るが、スズメバチに注意の張り紙がしてあった。こんな夜中には活動しないだろう。少し車道を歩いてから登山道に入る。しばらくは越前禅定道と重なる。やがてまた車道に出る。ここから越前禅定道は山道を行くが、釈迦新道はしばらく車道を歩く。5時前に釈迦岳登山口に着く。

釈迦新道はあまり急登がなく登りやすい道だ。
1時間ほどで水場に着く。水場が2ヶ所あって、どちらもしっかりと水が出ていることがヤマレコに出ていたので、今回は飲料は2リットルにした。ここまでで500mlほど飲んでいたので、水を足す。
休んでいると、話し声が聞こえてきた。5人組のトレランの人たちだった。4時半に市ノ瀬を出たそうだ。もう追いつかれてしまった。日帰りで周回するそうだ。熊が心配だったが、彼らが賑やかに歩いてくれれば熊も逃げるかな。

水場を過ぎてしばらく行くと別山が見えてきた。
やがて釈迦岳前峰に着く。ここは展望がいいらしいが、ガスがかかっていた。
白山釈迦岳は登山道から外れていて踏み跡をたどると書いてあった。まだかなと思いながら歩くと左下に小さな池があった。池を過ぎたところで、あれ?と思い、スマホで確認すると行き過ぎていることがわかる。踏み跡がないか気を付けながら少し戻る。
「市ノ瀬→ 室堂←」の標柱の後ろに踏み跡があった。

その先を登って行くと三角点があった。
木につけられたテープに「白山釈迦岳」と書いてあるが、他には山名板もない。藪の中の展望のない山頂だからといって、これではかわいそうだなと思った。そのうち誰かが立派な山名板をつけてくれるだろうか。

2.JPG

ガスの中に白山の主稜線が見え隠れしている。この見え隠れしているところがいい雰囲気だ。500m以上の高度差があるから、そびえている様に見える。どんな姿なんだろうと期待感が湧いてくる。

花が多くなってくる。湯ノ谷乗越の水場に下る。ほとんど登り一辺倒の登山道で貴重な(笑)下りだ。水場で10分ほど休んでまた登りだす。
ここからがきつかった。急登ではないが疲れが出てきた。出発してから6時間、標高差1100mを登ってきた。普通ならこのあたりで山頂に着いてあとは下るだけだが、まだ登りは続く。
すると小さな花が目に飛び込んできた。ミネウスユキソウだ!
今まで白山でミネウスユキソウを見たことはあったかな。
元気をもらう。

8.jpg

七倉ノ辻までは2時間になっている。普通なら2ピッチで行けるところだが、無理せず2回休憩をとる。
四塚山がみえる。
大汝峰あたりの主稜線が見えてきた。

9.jpg

12時前に七倉ノ辻に着く。ここで今まで歩いて来た登山道とつながった。うれしい。私としてはここをゴールにしたい気持ちだ。

4.JPG

ここから先は何度か歩いた道だ。大体の様子はわかっている。一歩一歩ゆっくりと登って行く。
室堂までに大汝峰と御前峰の山頂があるが、どちらも巻き道がある。今日はもう登りたくない。どちらも巻き道で室堂に向かう。

14時過ぎ、歩き始めて11時間で室堂に着いた。予定通りだ。
受付で「どちらから登ってきましたか?」と聞かれた。
「釈迦新道からです。」
「この時間に着くなんて早いですね。」
「3時過ぎから登り始めました。」
「正解ですね。年配の方の中には7時過ぎに着く人もいるんですよ。」

青空の下で飲む生ビールがおいしい。今まで3回室堂に泊まったが、登っているときは汗をかいて室堂に着いたらビールを飲もうと思うのだが、室堂に着くと肌寒くてビールを飲む気になれなかった。だが、この日はそこそこ暑くてビールを飲みたいと思った。
2週間前はきれいな夕焼け空を見た。だが今日はもういい。早めに布団に入る。明日はご来光が見られるだろうか。

10.jpg

3時半過ぎに物音で目が覚める。3時40分に設定しておいたアラームを解除する。ザックに必要なものだけ入れて山頂に向かう。星が綺麗だった。
山頂に着くと、晴れてはいるが、東の空には雲が広がっていた。
宮司さんが登ってきた。結局この日はご来光を見ることはできなかった。見えない朝日に向かって万歳三唱を唱えた。

すっかり満足した気持ちになっていた。お池めぐりも大汝峰もパス!今回の目的は釈迦新道なんだから。

観光新道を下る。
殿ヶ池避難小屋からは前日歩いた釈迦新道から白山釈迦岳がよく見えた。あそこを歩いたんだな。下山を観光新道にしてよかった。

6.jpg

ふと、このまま越前禅定道を市ノ瀬まで歩こうかなんて欲が出てきた。だが、別当坂分岐に着くと、水が500mlしか残っていなかった。これでは足りないな。ちょっとホッとする。やっぱり別当出合からシャトルバスで帰ろう。
しかし、別当坂分岐からの下りが急だった。2週間前に登った時は早い時間だったし、登りは好きなのでそれほど急には感じなかったのだが。やっぱり私は下りが苦手だ。もし釈迦新道を下っていたら暑い中下らないといけない。きっとばてただろうな。やっぱり釈迦新道を登りにして正解だった。

別当出合からシャトルバスに乗って市ノ瀬に向かう。
市ノ瀬で永井旅館の温泉に入る。冷たいノンアルビールを飲む。
無事釈迦新道を歩き通せたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。

越前禅定道、加賀禅定道、美濃禅定道、砂防新道、チブリ尾根、平瀬道、北縦走路、中宮道、楽々新道、釈迦新道。
現在歩ける白山への道をすべて歩いた。残りは岩間道だが、通行止めは解除されるのだろうか。歩けるようになったら楽々新道との分岐にある小桜平避難小屋まで歩いてみようか。それなら70代になっても歩けるかな。

私が白山にこんなに惹かれるのは、父が福井の生まれ、母の両親が福井と石川の人だからだろうか。私の中には福井と石川の血が流れている。
白山は越前の泰澄が開山した。廃藩置県で以前は福井県側だった白山一帯は石川県に帰属するようになったそうだ。
父は若いころ白山に登ったことがあると言っていた。越前禅定道だと思うが、どこから歩き出したのだろうか。ちゃんと話を聞かなかったことが悔やまれる。

いろいろな道を歩いて、白山の様々な姿、表情を見ることができた。そしてますますその魅力に取りつかれた。
6月末のオオサクラソウの咲く頃に白山釈迦岳を往復したい。
前回は雨だった越前禅定道を晴れた日に歩きたい。
細切れに繋がった美濃禅定道を石徹白から別山までちゃんと歩きたい。
トイレが綺麗になったという南竜ヶ馬場でテント泊がしたい。

白山への夢はまだまだ続く。

tsubo

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