おはようございます、zippさん。
ここから林道を進み銚子川第二発電所駐車場に停めると、目の前に発電所のパイプが真っ直ぐに急斜面を駆け上がっていた。
わりばしさん、白倉林道に入るのは初めてかな?
水力発電所の遺物にトロッコ道の遺物がここまででも散見できたでしょう。
白倉林道は初めてです。
林道に古和谷林道と同じくトロッコレールのふたがありました。

- レール製のふた
ここからジグザグ道を進む。ブロックとセメントで作られているが下部はガレで埋め尽くされている所も多く、歩きにくい。昔は発電所用に使われていたみたいで、手すりがあったりする。おとなしめに石を落しながら猪の親子が5匹通りすぎて行った。
この道、一切整備放棄していますねぇ、中部電力。
そしてこの界隈、ホンマイノシシが多い。樫やシイの実が豊富ですもんね。
この日だけで、10頭以上見ました。
鹿は2頭だけでした。
尾根を回り込むとガレた谷に出て、その先には石積みの平坦地があった。zippさんの書いていた左岸の炭窯はガレで埋もれたようだ。
この平坦地はしゅくしゃでもあったんかな?茶碗とか落ちてと思ったけど。
この谷筋も荒れたんですね。
ここの谷筋は荒れていてzippさんが行った時とは雰囲気が違うんじゃないかな。
何度もツヅラ折れを繰り返す木馬道に飽きてきて、途中からショートカットして上っていく。
木馬道をショーッとカットする道もあったでしょ?
また、途中で終わってしまったような木馬道もあったと思う。
途中で終わってしまったような木馬道はありました。
ショートカットする道がいまいちはっきりしなかったんです。
石積みの木馬道が消えたあたりからは木の無いハーフパイプのような溝が頂上部に向かって真っすぐに伸びている。修羅にして木材を落したのだろうか。
修羅でしょうね。
ここだけは見事に木が生えていませんでした。
当初は、樫山木馬道の起点の貯水槽あたりから二つの架線で木材を下していたが、効率を考えて大正7年にはツミバから貯水槽まで2つの架線を増設して合わせて4つの架線でツミバから猪ノ谷に下すようにしたそうだ。
貯水槽から岩尾根を登るとその跡らしきものも追えますよ(^^)。
場所的にそうでしょうね。
ツミバからは尾根の岩井谷側に岩井谷軌道が設けられトロッコが走っていたようなので追っていくが、いまいちはっきりしない感じだった。
ん?トロッコ道は14年に辿っているけど、はっきりしてたよ。
ただ、はじめて辿った時より、谷筋二ヵ所で大きく崩壊してましたが。架線場までは辿れるはずです。
辿れるんですが、石積みのような明確な構造物が見つけられなかったんです。

- トロッコ道
飯場跡によるとビンや茶碗などのかけらがたくさん落ちていた。その中でも、便ノ山と相賀と書かれた貧乏徳利が印象的だった。紀北町の便ノ山と相賀の酒屋で日本酒を買って飯場まで運んできた証拠で嬉しくなった。
この飯場跡の遺物は拾って集められてたでしょ。当時のモルヒネなどを含有していた藍色の神薬小瓶が結構ありました。酒屋の貸徳利を「貧乏徳利」と云うのを初めて知りましたよ。
目立つ神薬の瓶はかけらだけで、形のあるものは無かったです。
樫山に向かう道すがら不動谷側を通っていた岩井谷木馬道の痕跡を探したがよくわからなかった。
この飯場の近くを通ってたんじゃなかったかな?
そうなんです。
でもはっきりしなかったですね。
広い山頂部から少し下った地点にある樫山に到着。三角点には錆びたちょうなの先が落ちていた。
新版の国土地理院の地図には、この三角点が抹消されている(^^;。
そうなんですか。
まあ、変わった場所の三角点ですが・・
当時、現役だった岩井谷軌道がはっきりせず、木材搬出という目的からはずされた樫山木馬道がしっかりと残っているのは皮肉と言える。それだけに樫山木馬道が地形をうまく使いしっかりと作られているということなのだろう。
トロッコ道はハッキリしてますよ。これは、もう一度わりばしさんは、岩尾根から行ってもらわないといけないなぁ
トロッコ道は今後のお楽しみに取っておきます。
岩尾根を押しますねえ。
500m地点に石垣があり400mで古道が横切る。
この古道、仁井田長群が木津の案内人を雇い大台ケ原に登った道、武四郎翁が最初に大台ケ原に登った時下りに使おうとしたが、少々迷いつつも使った道ではないかと推測しています。
歴史が古いだけに、おもしろそうですね。

- 古道
植林との境目を下って行くと荒れ果てた銚子川の堰堤上部に着く。水の無い河原を歩き
この不動谷左岸の二の俣林鉄跡を少しでも探ればいいものを
そうか、ここを通っていたのだった。
林道からは樫山が見えるが、岩尾根だらけでまともに取りつける所など無い感じだ。取りつけるのは上った発電所の尾根と下った南尾根ぐらいだろう。
是非今度は、岩井軌道を見に発電所の岩尾根を登られたし
岩尾根を押しますねえ・・・ 