おはようございます、zippさん。
今日の目的は、まだ歩いていない赤倉山(1,394m)ピークを挟んで南北に対置する台高主稜ピークから奥ノ平谷に落ちる二つの尾根を歩くこと。
数年前にこの両尾根の間をトラバースしたことがある(未レポ)が、二次林ながら眺望も随所にあり伸びやかないい尾根だと感じたのだ。
zippさんならでわの渋いコースですね。
早朝の雲も何処へやら、千石林道のゲート前に着く頃には、真っ青な青空が広がった。陽に輝く新緑がまばゆひ。
奥ノ平谷左岸につけられた「摂津林道(歩道)」を進む。途中の山ノ神では、本日の無事をお願いし、谷から声高らかに囀るオオルリやミソッチョを聞きながら、ヒルチェックも怠りなく進む。
サスケ滝前の空間は、もう新緑に囲まれてしまっていて、自分も新緑に染まってしまいそうなほどの清々しさだ。大岩の上でしばし、その空気を吸った。
いい緑です。サスケ滝も秋と違い雰囲気もかなり違うのでしょうね。
が、こんなに登ったろうか?と不安になり、一端登った尾根を降りて確認に行くがそれらしきものはない(10分ロス)。そして再び、こんなに登らなかったよなぁ、と思った矢先に赤テープのマーキングを見つけ、古道が尾根を横切っていた。
このマーキングはわたしが数年前に付けたものであり、昨年の奥ノ平谷上の廊下を遡った時に、帰路はここを使っているにもかかわらず、この尾根の感触を覚えてないのだ。
私も治田鉱山の古道歩きで同じようなことをしました。
記憶に残るポイントは覚えていても人間の記憶なんてあいまいなもんですね。
それとも年齢のなせる進化か・・・
古道にのっても、谷筋は深く抉れて通るには難儀する。また中ノ滝あたりでは、道が落ちてしまっている。まぁ尾根(奥ノ平峯北尾根の末端)をのっこせば、古道に復帰するんだけど。
ワサビ谷の流れを右に見るようになると、大規模な山ヌケが連続して道は消滅し、崩壊地を適当に降りると、左岸の台地にキラキラと陽を反射する大量に打ち捨てられたビン類が残るワサビ谷の飯場跡だ。ここでランチ用の水を汲んだ。ニリンソウの残り花が咲いていた。
古道歩きも山抜けがなければ楽なんですが、年々増えてますからね。
左岸尾根を登れば、右に材木の集積場&架線場、左にトロッコ道が続く。このトロ道は短いが、赤倉谷側の山腹を切って、小広場(集積場)で終わるようだ。きょうは、尾根芯を歩いていく。
この架線はどこにつながっていたのですか?
間違わないようにと子尾根にのり降りて行くと、右側から滝音が近づいてくるのに安心して降りていくと、ドンピシャ!6m滝の滝口だ。
滝を巻き降り、新緑に包まれた釜に突き出た平な岩にシートを広げた。風は大滝滝口から谷を登るように吹き、蟲に煩わされることなく極楽な新緑ランチ場だ。
虫に煩わされない場所が一番です。
1206pの南尾根に登ると、太いブナにシロヤシオの古木が多い。このピークの東側は、ブナ・ミズナラ・ツガの大木が多くいい感じのところで、いつも休まずにはいられないところ。
初めてここを訪れた時は、稜線から少し外れたツガの巨木は、なんとか立っていたのだが、いまや中ほどで倒れてしまった。そうしてその倒木には、びっしりとブナの落花が積もっている。
そう云えば、この間花付の良いブナ、ブナの落花をいたるところで見ているのを思い出した。アケボノツツジ、シャクナゲ、シロヤシオ、それにサラサドウダン(もたぶん?)などのツツジ類の花付が今年は悪いが、ブナの花付はわたしの記憶にない程今年は良かったように思う。
ブナの花ってどんなんです。
この二週間ほどの間に、台高主稜線まで新緑が駆け上った。
芽吹きの遅いヒメシャラはまだだけど、主稜線のブナの花はこれからかな。
しかし、アケボノツツジもシャクナゲも、それにシロヤシオ、お前もか!…と今年は不作なツツジ類です。
お疲れ様でした。
御在所の花付はどうでしょうね。
オフ会でお会いしましょう。
わりばし