おはようございます、zippさん。
炭焼き道を通って行合。沢装束の人が三脚にカメラを据えている。「生憎の天気ですね~、通らせてもらいますね」と挨拶したはいいが、行合の中ほどで砂利が掘られ、長靴・靴下を脱ぐ羽目に。そういえば、わりばしさんも脱いだとレポしていたっけ。もたもたして行合を抜けた。
冷たい水の中ですが、しかたがないですねえ。
今日の目的の一つは、さらに上流部にある右岸炭焼き道を見つけること。3段18mの滝を巻き、石谷滝手前に通じていたそうだ。
七万石滝のかかる枝谷から先、右岸を注意しながら進む。右から枝谷が入って、3m程の滝。そして大きな丸い淵の先に、急激に谷幅が狭まって小さな斜瀑を掛けた場所。ここまでの何処かに、山腹を巻く炭焼き道の入口があったはずだが、それらしきものは見つからない。そもそも右岸を登れる箇所はそう多くはない。岩壁以外は、ガレ地が三ヵ所あるのみだ。復路、もっとも道がありそうなガレ場を登ってみる。苔の生えた大岩さへ足を置けば動いてしまう。落石に注意しながらしばらく登るが、上部は新たな削石のガレに岩峰。きょうは無理する気はなく、炭焼き道を見つけるのは諦めて谷に降りた。
前に行かれた時のレポに書いてあった石積みの所ですね。
獣くんたちが使ってくれていると残るのですが、ここはどうでしょう。
当時、無名の大滝としていたが、松坂山岳会の「奥香肌渓谷踏査報告書」(1964年)には、「七万石滝」と記されている。ただし、この報告書の絵馬小屋谷の踏査隊は、左俣にかかるモジマイ滝を本流から見て12mとし、七万石滝に関しては、「七万石滝着」とは書いてはいるが、滝の高さを10mとしている。たぶん、本滝を見ずに下部の滝を下から見て報告しているのだと思う。
ちなみに五所ヶ滝下枝谷に掛る滝を、山高地図では「モジマエ滝」としているが、上記報告書は、「シバゴヤ滝」としている。
このあたりの名前は谷を使っていた集落が無くなっているだけに、確定するのが難しいです。
出合から岩の詰まった傾斜の強い谷。左岸から取りつき右岸に渡り、高い岩壁下のザレ地を登り易そうなところを選んで登ると、前衛の8m滝に七万石滝の滝飛沫が見えだす。この滝は下流側からでは、全貌をうかがいしれない滝なのだ。滝しぶきを浴びて滝下を渡渉し、今まで辿った谷筋から90度角度を変えて最下段の正面に立ってやっと滝姿が拝める滝だ。
右俣の支谷ですね。
それとて、ここから見える一段目は90度角度を変えて二段目、二段目は滝壺を持ち、二筋の長瀑の滝となって落ちている。見える範囲でも30mは越えようかという滝である。
今回はこの滝を巻きあがる。前回に来たときに簡単に巻けそうだと感じていたのである。
滝は高い岩壁に囲まれていて、唯一滝の正面側が登れるところ。灌木を頼りに登って、安全なところを選んでいくと、どんどん右方向にに追いやられてしまう。いつの間にか本谷に直接落ちる尾根に乗ってしまい、尾根先にはどう見ても取りつきようのない一枚壁が正面に立っているのが見え、斜面を左に灌木を頼りに厭らしいトラバース。
すると、左下には穏やかな渓相が見え、随分高巻してしまったものだと、また巻き終えたと安堵した。そうして斜面を降りはじめた時、目の前に現れたのは、10m以上の滝だった。
斜め上から見ているが、どうもしようも登れない滝であることは一目瞭然である。
七万石滝上にさらに滝があるなどとは、一切思っても見なかった。七万石滝滝口は、谷上部を何度か歩いていて目にしていた滝口だと思っていたのだ。
新しい発見ですね。
このあたりは地質の関係か一ひねり二ひねりしている滝が多いのでしょうね。
谷にに降りてシートを広げる。今日の強風も上空の梢の唸りが聞こえるだけだ。
フライパンで焼き豚を温め、ワインを開ける。
びぃちゃんは「じゃがりこ(サラダ)」をお湯で練り始めた。ポテトサラダを作る実験だと。…出来は上々、けどこれだけで食べるには、物足らないかな?
そしてメインは、すきやき。美味しゅうございました。最後にうどんを入れて、お腹がちくひ(^^;。
豪勢ですなあ。
それにワインときましたか。
じゃがりこサラダは有名ですが、なにせ量が・・・
炭焼き道を通って二俣。今回は五所ヶ滝、シバゴヤ(柴小屋)滝は、パスだ。五所ヶ滝を巻いて谷に降り立った。さらに大岩にをつたって谷を降りて行く。
右岸枝谷の観音滝。なんと、こんなところにも三脚を持ち込んだカメラ屋さんがいてびっくり!!長靴を履いた二人組だ。こんなに江馬小屋谷って、有名だったっろうか?
肝心の観音滝は、紅葉が滝を引き立て、ちょうどいい時期に来たようだ。
おなかもいっぱいだし紅葉にもめぐまれ、いい山歩きでしたねえ。
わりばし