ホントはこちらを最初に出すべきだったけど、書いた順番でアップしたので順序が逆になりました。
前回の三岩岳とほぼ同じ山域です
【山域】南会津 会津駒ヶ岳
【日付】2012年8月15日
【コース】駒ヶ岳登山口8:00---10:09駒の小屋---10:22湿原分岐---10:58 2098北西地点---ウロウロ---13:10会津駒ヶ岳
---13:40中門岳の池---14:30駒の小屋---15:10水場---15:50駐車地
【メンバ】kasaya
今日は先年途中までいった大戸沢岳まで行ってみよう。そういきこんで会津駒にやってきた。お盆のさなかの駒の駐車地は
どうかなと思ったが比較的空いている。割と登山口近くの路肩に駐車することができた。
さあて出発だ。暑いには暑いが快調に歩く。途中で早くも降りてくる人に出会う。早いですねえというと100名山を目指して
いるからねえという。おとといは早池峰、昨日は鳥海山、そして今日会津駒とものすごいハシゴ登山である。イヤーすごい。

- 未踏の湿原
駒の小屋まで来て今日のコースを確認する。鞍部辺りから笹ヤブコギだ。他人に見られたら恥ずかしいようなところ。此処から
丸見えだ。予定の場所で辺りを見渡すと誰もいない。今だとばかりに笹薮に突っ込む。此処はだいいた登山道を外していい
ものだろうかと思うようなところだ。まあ答えは出まい。
笹薮をしばらく行くと草地に出る。湿原の一部である。やはり駒の頂上から行くより何倍も楽な感じ。湿原を伝いながら
上がっていけば、前回来た場所に早くも到達した。やはり誰もいない湿原地帯。いいもんだねえ。いい時間だったので此処で
ランチだ。ノンビリと湿原を一人占め。でも今日はさらに先に行く予定。どこから取り付くのがいいのだろう。稜線上の藪は
手ごわそう。もう一度南斜面の草地に戻る。小屋方面から撮った写真を見るとこちらは結構進めそうだ。どんどん歩いていくと
目の前にどうにもならなそうな藪が現れた。写真で見ると丁度草地の果てのようだ。うーん。此処からまた藪漕ぎか。しかし
どこまで続くか分からんぞとの思いがのしかかる。ひとたび草地を軟弱に歩いてきた身にとって先の見えないヤブコギはどうも
取り付く気になれない。

- 立ち塞がる藪
ふと稜線上はどうかなと藪の比較的薄そうなところから登りかけると、突然藪の中ですごい音がした。一瞬こちらに向かって
くるかと思ったその音は高速で遠ざかる。しかしこちらもびっくりで思わず藪から草原に駆け戻る。何だったろう。鹿ではない。
もっと重量感のある音だ。おそらく猪か熊だ。やっぱりいるんだろうなあ。普段人間など入り込まないところに突然来たので
向こうもさぞ驚いたことだろう。しかしやっぱりこうなると不安が募る。先へ進む気持ちが萎えてくる。もう帰ろうか。
未練もあるが所詮こんなところだろう。闇雲にヤブコギしても埒があかない。今度来るなら航空写真かなんかでもっとルートを
丹念に調べたほうがいいよなあ。それにやっぱり一人ではしんどい。そんな思いになってくる。

- 藪と湿原が混在する場所
そして引き返すことにしたのだが、来た時のルートを外したらまた随分ひどい藪になった。おかしいなー。GPSの軌跡を
見ると20mばかり下を歩いている。ちょっと外しただけでこのざまである。しかも藪で全く周りの状況が分からない。強引に
元のルートに戻るとまた歩きやすい湿原である。ホント天国と地獄が点在している場所である。
このまま登山道まで忠実に戻ろうかと思ったが、よく見ると駒の頂上はほんの30mばかり上である。これならちょっと寄って
行こう。藪が厳しいことが分かっているが、ここまで来て頂上を踏まないのも癪である。バリバリと枝を書き分け進んで
行くとやがてポンとピークに飛び出した。もし大勢の人が休んでいたら相当好奇な目で見られるかなと心配していたが、
頂上に居たのは年配者が2人だけ。そのうちの一人が三石からですかと聞いてくれたので、ホッとして、「とんでもない、
大戸沢にもいけずに戻って来ました」と返事をする。普通の会話ができてよかった。
後はチンタラだが多少時間もあるので中門岳に行くことにした。もう時間も遅いので歩いている人は少ない。緩やかな
稜線を行けば程なく、大きな地糖のある中門岳にでた。中門岳はおそらく2060ピークだろうが、池のある看板ではここら
いったいを中門岳というと書いてある。それをいいことに此処でティータイム。誰もいない静かな池のほとりでボーとする。
ズボンはヤブコギで真っ白。やっぱり普通の道は楽だなあ。
Kasaya