
- 焼け尾根の禿尾根渡り
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【日付】2012年11月4日(日)
【山域】台高北部 ヒキウス平 桧塚
【メンバー】単独
【天候】晴時々曇
【ルート】千石林道ヌタハラ谷出合7:26~焼け尾根9:19~ヒキウス平11:02~明神岳12:08~桧塚13:15~千石林道ヌタハラ谷出合14:57
ヌタハラ谷を時計方向に回るように、千石林道ヌタハラ谷出合を起点に、ヌタハラ右尾根を登り、ヒキウス平から桧塚を経てヌタハラ左尾根を下る計画です。本当は紅葉に映える滝を見ながら谷筋を行きたかったが、情報不足だったので比較的安全な尾根ルートにしました。今年5月に千石林道をつめて篠ヶ峰を経て桧塚へ行ったが千石林道が長く崩落が凄まじいのも右尾根登りにした要因の一つです。蓮(はちす)ダムから地道の千石林道を進みヌタハラ橋手前に駐車しました。
ヌタハラ橋を渡って倒木だらけの林道をちょっと行き、尾根端をカーブする所の踏み跡から尾根へ取り付く。急坂だが藪もない植林帯と雑木林が混在している稜線を息を切らして登る。P933付近から少しなだらかになった岩尾根もある稜線をしばらく進むと、樹林帯が途切れて眼前に岩稜が現れる。焼け尾根の始まりです。岩稜をよじ登り、行く手をふさぐ倒木を乗り越えながら両側が切れ落ちた稜線を進む。振り返ると登ってきた錦の稜線とその彼方に迷岳の山脈が連なり、右下には紅葉に囲まれた不動滝が小さく見え、焼け尾根は抜群の見晴しポイントです。

- 焼け尾根岩稜
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- 焼け尾根から振り返る
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稜線には雷起因と推定される黒焦げの木が散乱しているが、これから焼け尾根の呼び名がついたと思われます。しばらくイバラと倒木と格闘しつつ稜線を進むと、ハイライトの岩稜の風化した禿尾根だ。たった2、3メートルの禿尾根の核心部を四つん這いで渡るとあとは危険な所はなく、倒木の稜線を周囲の景色を眺めながら進み、樹林帯に入る。少し尾根を登ると岩壁で尾根は通せんぼです。左側は通れるかも知れないが谷へ向かって相当下っている、中央の岩壁は専門用具が必要、と言うことで右側からアタックすることにしました。しっかりした岩角を選び、小木を確かめながら掴んで、両手両足総動員で約10メートの岩壁を上りきると、危険地帯終了です。

- 岩壁の左側をよじ登る
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しばらく岩稜もあるシャクナゲやアセビの稜線が続くと幅広のなだらかな広葉樹林の落ち葉絨毯尾根です。適当にぶらぶら歩いていくと冬の装いの寒々としたヒキウス平です。紅葉しそうな木々も点在しており、半月位前には天国の風景が見られた筈です。ヒキウス平から広葉樹の高原地帯を明神岳方面に向かい、途中から明神平へ向かう巻道に入る。これは明神平から桧塚方面へスノーシュー漫歩の時に明神岳登りを避ける巻道を確認したいためです。巻道は明神岳の下あたりで落葉絨毯にまぎれて行方不明、適当に稜線をめざして進み、明神平から明神岳へ向かう登山道に出合った。後は登山道通りに桧塚奥峰で展望を楽しんでから桧塚へ向かった。
マナコ谷分岐辺りで二人連れ登山者と話し合ってる山慣れた人らに挨拶だけを交わして桧塚で腹ごしらえだ。そこへ先ほどの長靴の人が見えたので、この辺りの様子を聞いたが、えらい詳しいのに感心し、ひょんなことから新ルートを色々開拓されているやぶこぎのTrail Walkerさんと判明、更に色々と台高や大峰について説明して頂いた。一緒に桧塚を出発、尾根道をヌタハラ谷への下り口の説明を聞きながら東進し、尾根直進のTrail Walkerさんと別れてヌタハラ左尾根を下った。尾根から約30分でポストのある林道登山口だ。ここから大回りの林道で下ると崩落部もあって面白くないので踏み跡もある尾根を下った。ところが下り途中で別の尾根を下りかけて林道へ舞い戻ったりしつつヌタハラ谷千石林道出合へ戻った。

- ヌタハラ左尾根の紅葉
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きょうのハイライトはヌタハラ右尾根の焼け尾根と岩壁の二つだ。焼け尾根の禿尾根渡りがちょっとスリル満点だが、申し分のない展望が売りだ。その先の岩壁は左か右かどちらが正解か判りませんが、右は久しぶりに四足で頑張りたい人向けだ。ただし、僕は下りには使いたくない尾根です。
Amagami