【 日 付 】2012年10月16日
【 山 域 】布引山地
【メンバー】単独
【 天 候 】曇り時々晴れ
【 ルート 】笹子川林道12:50---赤鉄杭のある沢13:20---嘉嶺の頭14:20---東尾根取り付き15:00---笹子川林道15:30
嘉嶺の頭は、三重県津市にある経ガ峰から北笠岳に至る北西尾根の中程にある小ピークである。尾根歩きの通過点に過ぎないと思われている。
以前、冷たい雨の尾根道を歩いた時に、雷を避ける為にエスケープルートとして嘉嶺の頭から東へ降りたことがあった。
地形図には点線で道が表示されているが、道は失われ踏み跡もはっきりせず、急傾斜の痩せ尾根を黄色テープ頼りに笹子川林道に降りた。この降下地点は、林道工事に伴って分かり難い。今回、かすかな記憶を頼りにこのルートを再確認することにした。
笹子川林道は、大雨の後には落石が多い道であるが、今日走ったところでは落石は片付けられ窪みには砂嚢が置かれ整備されていた。
Y字分岐の駐車地点から、12:50経ヶ峰登山口への未舗装林道を歩き出す。この秋の豪雨で未舗装林道の路面は荒れており、軽トラックでも入りたくないだろうなと思う。
左右は杉桧の植林地帯で、尾根筋等に自然林が混じっているところもある。
北笠岳登山口の水溜りでは、水位が下がって底にオタマジャクシが見えていた。この季節に大丈夫かな。
経ガ峰笹子コースへの分岐となる2つの橋があるところで右手の舗装林道へ進み、落石や路肩崩壊で荒れたアスファルト舗装林道をクネクネ登って、2番目に赤い鉄杭が並ぶ沢へ到着。13:20右手・左岸から沢に降りる。沢の水量は少なく靴を濡らす事はない。

- 水量が多い方の沢を塞ぐ岩.JPG (51.88 KiB) 閲覧された回数 5003 回
記憶にある尾根先が沢の先に見当たらず、豪雨で沢の形が変わったのかなと考え、沢を遡るうちに大きな岩により行く手が遮られてしまった。踏み跡を見付けて左岸の尾根に登って高巻きして岩より上部の沢に着地。すると、右岸の尾根に続く踏み跡を見付けてしまった。その上の方に大きな自然木があったので、旧道の目印かと考えて杉植林の急斜面を這い登る。しかし、旧道らしき地形は無く、尾根筋に黄色テープも無い。おっと、やっぱり鹿道だったのか。
まあ、尾根を登れば頂上へ辿り着く筈だよね、と考える。
痩せ尾根を登って行くと、左手から合流した小尾根に黄色テープを発見してしまった。うーむ。
取り敢えず登って、14:15北笠岳からの主尾根分岐に到着。左折して14:20嘉嶺の頭(かれいのかしら: 788.8 m)山頂に到着。
曇り空の下、南の経ヶ峰・青山高原から北西の錫杖ヶ岳・北笠岳まで見える。

- 嘉嶺の頭 山頂.JPG (31.8 KiB) 閲覧された回数 5003 回
下山には登って来た尾根を戻って東尾根取り付きを確認する事にする。頂上近くの東斜面には最近の伐採跡があり、東尾根の薮が切られていた事から、林業作業道として簡易整備されていたのではないかと推測。
14:25東尾根分岐で右折し、さっきの痩せ尾根を戻る。黄色テープを辿って東尾根先端を確認する。
東尾根先端近くの自然林になっている辺りに到着すると、この急傾斜地では左手・北斜面の枯れ沢側へ降りて、尾根先端の小岩崖を巻く形で尾根先に立つ。この辺りから、前方下の谷の向こうに林道の明るさが見える。もう一度左側の枯れ沢側へ降りて、そのまま沢を降り、沢の真ん中に座っている花崗岩を越えると、さっき登った水量のある沢に合流し、林道は目の前だった。

- 東尾根取り付きと その下の花崗岩.JPG (45.67 KiB) 閲覧された回数 5003 回
15:00林道のガードレールの向こう側に到着。振り返って見ると、東尾根取り付きは、向かって左手・南側の水量の少ない側の沢を少し登ったところにある花崗岩のその向こうに見えていた。さっき登った時は、向かって右手の水量の多い側の沢を登っていたのだった。
林道をテクテク歩いて、15:30 Y字分岐の駐車点に戻った。今まで曖昧だったエスケープルートの記憶が再確認できてスッキリした。
なんか大袈裟な記事ですが、冬の日だまり山行向き低山です。
ついでに、私は、ちゃんとした道歩きを指向しており、やぶこぎは計画しません。
でも、時間がなくなったり道を間違えたりしてやぶこぎになってしまうのが常なのです。