【 日 付 】2012年10月14日(日)
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】くもり
【 ルート 】つづ田原橋7:10 --- 8:10 万歳橋 --- 9:30 奥山谷出会い --- 11:20 ボンサイ平 12:45 --- 13:25 明神平 --- 15:05奥山谷出会い --- 15:20 林道 --- 16:50 つづ田原橋
朝7時前に雨子庵さんの別荘を通りかかると,珍しく車が止めてある。素通りするのも何なので一言あいさつだけと思い,窓越しに遠慮がちに声をかけるが,なんの反応もない。きっとまだ寝ているんだろう。おこすのも悪いので,車に戻る。帰り際にまだ車があったら挨拶によればいいさ。
つづ田原橋手前の駐車場につくと車は一台もない。さっさと支度をして出発する。橋の手前にパワーショベルが横付けしてあって,厳重に通せんぼしている。橋はコンクリートで塗り固めたばかりのようだ。そろそろ開通する頃なんだけど,一体いつ開通するんだろうか。
歩き始めてしばらくして肝心のフライパンを忘れてきたことに気づく。今日は久しぶりに一人焼き肉パーティーをしようと思っていたのだが。もうタイぼけのせいにはできないし,やっぱアルツの初期症状かな。まあ,コッヘルについているフライパンもどきを使えばいいか。
もうそろそろ水も冷たくなってきたので,奥山谷出会いまで登山道を歩き,そこから入渓することにしていたのだが。川を見ながら歩くうちに,むしょうに川に入りたくなる。今日はぬれるのはひざまでと決めて,ヘルメットも,ロープも,ガチャも持ってこなかったのだ。奥山谷出会いまでのアプローチはちょっと長すぎてつまらない。結局,万歳橋の左岸から入渓することにする。難しそうな滝は全部巻けばいいさ。

- 深い滝壺を持った滝 前回は泳いで直登した
やっぱり沢を歩くのは気持ちがいい。おいしそうな滝をみつけて直登すると,結局下半身まで濡れてしまった。奥山谷手前の12m滝は右岸の固定ロープを使って巻く。奥山谷以降は源流の森の様相になる。滝もすべて直登できるので,源流の森の雰囲気を感じながらのんびりと歩く。テッポウ谷が左から連瀑となって落ちている。登ってみたいと思うが,まあ,今日は本谷をこのまま行ってみよう。しばらく行った二俣を国見山へ通じる谷へと左折する。

- テッポウ谷から落ちる多段の滝
しばらくして右の尾根にあがり,さらに登り続ける。この上がボンサイ平のはずなんだけど。斜面の緩やかなよさげな場所にでる。落ち葉が堆積していてテン場にすると快適そうだ。でも写真で見たボンサイ平とは違うな。どうも場所を勘違いしていたみたい。

- 国見山近くのテン泊適地
南東にそれらしい地形があるのでそっちの方だろう。国見山直下を南東にトラバースし,写真で見たボンサイ平に着く。大きなブナが根こそぎ倒れていて痛々しい。これらの木々が茂っていたころは名前通りボンサイを並べたような雰囲気のいいところだったのだろう。更新が進んで,元の雰囲気のいい場所に戻るといいんだけど。

- ボンサイ平
誰もいないボンサイ平で焼肉とプレモルで一人パーティーだ。ちょっと寒いがいい気分だ。食事を終ってから,草原に寝転んで三浦しおんの「まほろ駅前番外地」を読む。面白いが,服がぬれているせいでだんだん寒くなってきた。適当に切り上げて歩き始めることにする。
国見山に向かって直登していると,酔いのせいかすぐに息が切れる。面倒なので,適当な所でトラバースして国見山と水無山の鞍部に出る。しばらく雰囲気のいい縦走路を歩く。水無山を下るとそこは明神平。さすがに台高の繁華街だ。朝から誰にも会わなかったのに,いきなり10数人のグループに出くわす。この辺りはさすがに紅葉が始まっていて,もう少しすると見ごろになるだろう。

- 雰囲気のいい縦走路
小屋のところを左折し,奥山谷を下り始めるとまた誰もいなくなった。沢を下る。下りは上りよりもずっと気を使うので,周りの雰囲気を楽しむ余裕があまりない。のんびり歩けばいいところなんだけど。クマのうんこでも落ちていないかと探しながら下るが,見つけられなかった。獣臭もしないな。残念。
奥山谷出会いで,沢装備を解く。といっても,沢靴と沢スパッツを脱ぐだけなんだけど。ここから上の林道に向かって,崩壊地の横をしゃにむに登る。15分ほどで林道に出る。林道を終点に向かって少し戻ると赤テがあって,道もあった。やっぱり朝見かけた赤テが林道へあがる目印だったんだ。
この林道を歩くのは初めてだ。林道には割と新しいブルドーザのあとがあって,車が通れるように整地されている。四駆なら林道終点までこれそうだ。1時間半の林道歩きの末,駐車地に着く。今日はのんびりと癒しの森を歩くつもりだったんだけど,結構歩きごたえのある道だった。千秋林道が開通すると楽チンコースになるんだろうけど。
千秋林道を青田まで戻るとまだ雨子庵さんの車があった。ちょうど食事を作っている最中だった。あいさつしてすぐに帰るつもりだったんだけど,ジロニイに紹介するからと言われて,ジロニイの家までついていく。ちょうど酒盛りが始まっているところだった。ちょうどこの前三浦しおんの「神去なあなあ日常」を読んだばかりだったので,小説の雰囲気とこの場の雰囲気が重なって感じられた。
なぜかジロニイにアンパンを,雨子庵さんにシイタケをもらって帰路に着く。雨子庵さん,ありがとうございました。家で,焼きシイタケにして家内と一緒にいただきました。
ちなみに雨子庵情報によると今日10月15日に千秋林道が開通予定だそうです。