【日 付】2012年9月1日(土)~2日(日)
【山 域】会津 会津駒ケ岳
【天 候】晴れのち雨
【メンバー】単独
【コース】豊橋0:18+(ムーンライトながら)+4:57品川5:02++5:19上野5:35++6:30栗橋7:06++7:31新大平下7:34++9:25会津高原尾瀬口9:50=10:55駒ケ岳登山口バス停11:05—11:30滝沢登山口—12:45水場12:55—14:10駒の小屋14:15—14:32会津駒ケ岳—15:00中門大池—15:06中門岳—15:50駒の小屋(泊)
駒の小屋7:30—8:25大津岐峠—10:05キリンテバス停11:17=12:35会津高原尾瀬口12:53++15:38栗橋15:46++17:36大船17:42++18:51熱海18:54++21:29浜松21:39++22:12豊橋 23:50自宅
7月に車を走らせて、只見湖からシルバーラインで桧枝岐村から会津駒ケ岳を目指そうとしたら、シルバーラインが通行止めであえなく頓挫してしまった。大失敗であったのだ。
そんな中kasayaさんの会津駒ケ岳のレポを見ていたら、やっぱり行きたくなった。池塘よ待っていてくれ!
前回の失敗があるので夏限定発売の青春18きっぷで行くことにした。ムーンライトながらも数年前から夏限定となっている。なかなか座席指定の予約が取れないのだが、なんとかインターネットで調べて、プッシュホン予約で最後の一枚が確保できた。
名鉄で豊橋に向かうとJRの改札口には0:00の改札を待つ人が20人ほど。日が明けるのを待っているのだ。これも青春18きっぷの風物詩であろう。
久しぶりのムーンライトながらではあったが、比較的よく眠れたと思う。はっと目を覚ますと横浜についていた。
白んでいく都会の高層ビルを眺めながら、JR、東武鉄道、野岩鉄道と乗り継いで会津高原尾瀬口駅に降り立った。
15人ほどの登山者がバスを待つ。水を確保して僕もバスに乗り込んだ。
会津駒ケ岳登山口で降りたのは5人。整備されたトイレを使わせてもらって歩き始めた。
車利用者はここからの歩きが25分ほど短縮できる。晩夏といえるのかどうなのか、汗が噴出してくる。ひと汗書いて滝沢登山口の急な木造階段前にたどりついた。
登山道は高度差1200mをとにかく登り一辺倒だ。わずかでも下った記憶がない。
登山道から谷に5分ほど下った水場で水を補給する。冷たくておいしい。調理用の水をペットボトルに汲んでいこう。今夜のねぐらは自炊の山小屋だ。
天気予報が一日前と違って急に悪くなっていた。湿った風の風上のほうが暗い。明日は曇りの予報になってしまっていた。
これは明日の頂上と中門岳の予定を、今日に前倒ししなきゃいけないなと思いつつ見上げると会津駒ケ岳と中門岳のたおやかな稜線が目に入ってきた。
「竜ヶ岳みたいだ!」直感的にそんなことをつぶやいた。ここまで来ても鈴鹿なのかよヲイと自嘲してみる。

- 登山道から駒ケ岳が顔をのぞかせた
しかし緑のいい稜線だ。まさに池塘のありそうな丘だ。
そう思って歩いていくと駒の小屋が見えてきた。
「アルプスの少女ハイジの家だ!」緑の稜線に立つこげ茶色の小屋のシルエットがまたいい。
このあたりから登山道は木道になる。

- 駒の小屋
小屋に到着して受付を済ませ、管理人に「中門岳」まで行けるか相談した。管理人いわく「天気が下り坂ですから、空が暗くなったら引き返したほうがいいですね。」とのこと。
ザックの中身を雨具、ヘッデン、ツエルトぐらいに減らして駒ケ岳~中門岳へと向かう。
木道をひたすら歩く。Kasayaさんの探検路を気にしながら行くが残念ながら今回はパスだ。
駒ケ岳の頂上から中門岳方面を見れば青年登山者が一人。意外に静かな山行きとなってきたぞ。

- 会津駒ケ岳山頂から中門岳方面
三角点にタッチして中門岳を目指す。お目当ての池塘があちらこちらに現れる。赤とんぼも飛んで~花も咲いて~♪
鼻歌交じりに歩くと最大池塘の中門大池についた。先ほどの青年がニコニコしている。いい風景は人を和やかにさせてくれるようだ。

- 中門大池
中門岳最高点で木道はUターン。ずいぶんガスってきてしまった。ひうち岳もぜんぜん見えない。
小屋に戻って宴会の真っ盛りの脇で、食事。とはいってもカップラーメンとサバの缶詰だ。あとは缶ビール1本と酒2合も飲んじゃった。
その後は当然のごとく8時前には爆睡していた。
明け方は横殴りの雨に目が覚める。あら~~
さらに縛睡して起きたのが6時半ごろだ。アルファ米とカップ味噌汁に湯を注いで簡単な朝食は終わり。
雨の中迷ったが来た道を戻ろうか迷いに迷ったが、予定通り大津岐峠を目指すことにした。
晴れていれば展望がすばらしいであろう富士見林道と呼ばれる尾根道も、横殴りの雨で左の耳の穴に雨が吹き込んでくる。
濡れた木道に足を取られないように歩く。御池からの登山者と合流する大津岐峠まではあまり歩かれていないのが踏みあとでわかった。

- 大津岐峠には大きな道標がひっくり返っている
大津岐峠からは立派な登山道となって、意外や意外、ブナのすばらしい森になってきた。あっちこっちに下っても下っても立派なブナブナブナ~だ。
予想外の展開にやっぱりこっちに来てよかった。と思うのだ。ただ50年ほど前の年号と一緒に幹に名前などが刻み込まれている。50年前の傷を消すように育つブナの生命力もすごいが、残念でならないと思った。

- 予想外のブナの穴場的なキリンテ登山道
やがて国道352号線に出て登山道は終わる。キリンテという変わった名前のバス停についた。
バスの到着時刻までに一時間ぐらいあるので、バス停前の「みやまえ食堂」に立ち寄って「裁ちそば」なるものをいただくことにした。細く平たいざるそばであったが10割そばで実においしいそばであった。
ついでに雨にぬれた合羽や服など着替えさせてもらい、またしてもビールをグビグビ。最近は山に入ったときだけは飲んでしまっている。
ここのご主人と話が弾んで檜枝岐村のことをいろいろ教えてもらう。
「檜枝岐村の住人の苗字はほとんどが『星』『橘』『平野』の3つしかない」
「平家の落ち武者伝説がある。」
キリンテ登山道のブナのすばらしい森と落書きのことを残念がると
「昭和初期の開拓で大津岐峠を越えて大津岐ダムあたりまで農地を開墾しに行った、その時の道しるべがブナの傷跡。キリンテはその前衛基地だった。」
「やせた土地だったので農作物はソバぐらいしかなかった。」
話が尽きることがなかったが、バスの気配がした。傘に入れてもらってバス停でお別れとなる。これもまた楽しい思い出となった。
さてとまた12時間ほど揺られて帰るとするか。
おまけ、今回スマホと連携させながらGPSのログをHOLUX m-241 で取ってみた。それが以下。二日目スタート時の10分間はログが暴れまくっていたので、編集カットした。
見た感じルートラボはログを間引くのかな??
[latlanglab]b3353150eae4ce466fc0e7ee4ecb56b8[/latlanglab]
つう