導師さま、ご無沙汰です。
夏と秋がお空で押し合いへしあいの相撲とってます。
おっとっと、この週末は秋に押し込まれましたが、なんとか踏みとどまって、「まだまだ負けへんで~」と夏はしぶとい。
来週はまた暑くなるそうですので、沢は賑わいますね。(^^)/
待ち合わせの春日もりもり村に、ムラムラ・メラメラと燃え上がるふ~さんが到着した。
早速入渓点へ向かう。粕川西谷の竹屋谷を訪れるのは7年振り3回目だ。
ブンゲンの谷は風日和? えらい暑そうな風さんですねえ(@_@;)
7年ぶり3回目って、1回目からなら何年ぶり?
前回は林道が延びてどこを走っているのかわからず、かなり下の方から入溪して林道の橋を土管くぐりで抜けたもので
ある。今回はちゃんと学習しているはずだったが、出合を見落として林道終点まで行ってしまった。林道がどこまで続い
ているか確かめられただけでも良しとしよう。
そりゃ7年も前のこと、biwa爺なら行ったことすら忘れてますワ…。
そしていよいよ核心部の登場だ。まずはワイドに広がる多段10m滝。ふ~さんが右から斜上を狙うも上部水流際のホ
ールドが乏しいようでチェンジ。なんとか慎重に登り切ってスリングを出す。最後は左の大岩を力技で抜けて滝をクリア。
続く似たような印象の2段滝は下段を右から巻いて、上段の瀑水を浴びて水ごりの修行と洒落込む。滝の落ち口には形
のいいトチが見下ろすように立っていて雰囲気のある場所だ。
ミニゴルジュを突破すると二俣。本流の左俣は多段の滝が続いている。右俣も兔夢さんのレポによると面白いらしい。
3段12mほどの斜瀑が現われた。思わず歓声が上がる。下2段は気持ちよく登っていくが、最上段はヌメって手が無く左
の壁際を立ち木にスリングでセルフビレイを取りながらジリジリと抜けた。ここで初めてロープを出してふ~さんが続く。
なかなか面白いところだ。次から次へと滝の応接にいとまがなく、退屈するヒマがない。
そしていよいよ竹屋谷のハイライトのひとつ。50mも続くトユ状の滝のお出ましである。
狭くて湿ったところの好きなふ~さんが突っ込んで行った。ひたすら水流の中を突き進み、岩の間に体をねじ込んで人間
チョックストンと化している。ゴリゴリと滝頭に立つと、今度は延々続くナメ床だ。嬉々として歩を進める。
へえ~、なかなか攻め甲斐のある沢なんですね。
ドキドキワクワクさが伝わってきます。
コケに覆われた3mほどの滝は突破できず、少し戻って右岸からトラバース。落ち口にたったところでスリングがないの
に気が付いた。どうやらさっき現在地確認のためにザックを降ろした時に置き忘れたようだ。長い間愛用していたスリング
だけに惜しいが、取りに戻る気力もなくあきらめて前進。
好事魔多し。銚子に乗ってるとお酒がこぼれます。(@_@;)
「山さん、これ見て。」ふ~さんが後ろで叫んでいる。戻ってみると水晶のようだがずいぶん透明度が高く、見たことの無い
ような石がふ~さんの手の上に載っていた。「これは高価な石かも。」
重いので迷いながらもふ~さんのザックに収まったが、鑑定結果が楽しみだ。
水晶より透明って? きっとクリスタルガラスだわ。
ブンゲンまでは一投足。2人組がくつろいでいる山頂に到着した。ヘルメットをぶら下げているのを見て「岩登りですか?」
と聞かれたが、登るような岩はこの辺には見当たらない。
「沢ですわ。」と言うと「2級ぐらいですか?」とわかったようなわからんような質問を受ける。
「鈴鹿の沢と同じくらいですか?」と言われても、どの沢と同じなのか答えようがないのだ。
biwa爺並みのトンチンカンな質問には答えに窮するでしょうが、「まあ、そんなもんかなあ…」くらいでいいんでは? 彼らは決してマネしようとは思ってないでしょうから。
まだ日差しが強くなく、風もそよそよと吹いているのでだいぶマシだ。やや霞みがちながらも天狗や黒津、蕎麦粒、小津
権現、花房、貝月、虎子、伊吹といった奥美濃南部のおなじみの山々が並ぶ。
1本のビールを分けて素晴らしき奥美濃に乾杯だ。
お決まりの山座同定ですね。教壇から生徒の顔を確認してる気分…かも?
ヤブのないナメが続いた。いよいよ来たか。北谷のハイライト、双門の滝の登場である。
上から見ると15mほどのナメ滝だ。右から入る支流にも滝が掛っているがここからは見えない。ふ~さんのロープと繋い
で40mとし、立ち木をピンにして懸垂下降に取り掛かった。傾斜が緩いので楽勝だ。
やっぱり出ました、懸垂! これがメインディッシュですもんね、お二人さん。!(^^)!
下から軽トラが上がってきて我々の前でストップ。漁協の関係者らしく、禁漁になっているこの流域の密漁を監視してい
るようだ。どう見ても釣り師には見えない我々に警戒の色もなく、しばし歓談。いやあ、ご苦労さまです。
「アマゴの替わりに自分を釣り下げました」と、ロープを見せてイワナ。
夏の終わりを感じさせる一日を楽しませてくれた沢とパートナーに感謝。
これでryuさんが加われば、風流沢日和とシャレこめるのにね。(^_-)
まだまだ元気な夏ですので、タップリ沢を楽しんで下さいマセ~。
~biwaco