【山域】鈴鹿 御池岳
【日時】2012年7月14日(土)
【コース】コグルミ谷駐車地10:08---10:30タテ谷分岐---11:35キハダ池---12:12鈴北---12:20元池---13:19ボタンブチ---
13:31南峰---14:30カタクリ峠---14:45長命水---15:18駐車地
【メンバ】単独
今日は遠出しようかと思っていたが前日までの天気予報ではあまり芳しくなさそうなのでとりあえず遠出は止め。朝起きて
実際の天気を見るとそれほど悪くもないのではと思い直し、出かけることにした。こういうときに近場に山があるというのは
ありがたいものだ。春のコグルミ谷は駐車に困るがこの時期ならまず問題なかろうと車を進めていくと、コグルミ谷駐車地は
先客ゼロ。天気予報が悪かったこともあるが、梅雨以降のこの山は人気が無い。
さっさと準備して出発する。登山口には一台の車があり誰かが入っているようだ。しばらく行くと谷に数名の人がいる。
ヘルメットを被っている人もいる。なんかの調査でもやっているのかなと思って通り過ぎようとすると前方から人が来た。
お客さんが来たとびっくりされる。なんかの調査ですかと聞くと単に花の写真を撮っているだけとか。比較的珍しい花らしい。
自分も一枚パチリ。ちょっと話をするが足元を見ると皆長靴をはいている。ヒル対策だ。やられないようにね。さっき歩いて
行った人もやられていたみたいとのこと。まあこの時期はある程度はしょうがない。
タテ谷分岐まで来て、たまにはこっちへ行って見ようかと右折する。この道はいつも不明瞭で、下りでは絶対迷うよなと思って
いるので最近はあまり歩いていないところ。風も吹かないし案の定不明瞭な道を辿っていくと汗が噴出してくる。そして
首筋の汗をハンカチで拭うとするとグニャッとした嫌な感触。ハッと思って手を当てればヒルが一匹食いついていた。
急いでつまみ上げ捨てた後、ハンカチで首筋を拭うが幸い血は出ていない。良かった、まだやられていない。ホッとして歩き
かけると今度は腹部にチクリと痛みが走る。ウォッと。今度はTシャツの上から食いつこうとしている。けしからん。こいつも
つまみ出す。Tシャツをめくってみるが幸い被害なし。それにしても上半身に攻撃を受けるとは。これでは仮に長靴を履いていたと
しても効果なしだと思いつつ行くと、今度は足首がむずがゆい。パッとズボンのすそをめくりあげると靴下の上から入ろうと
する奴がいる。こいつもポイッ!全く油断も隙もない。ふと見れば靴にも一匹くっついている。堪らんなあ、5分ぐらいの間の
出来事である。もう帰ろうかと思ったが引き返せばまた攻撃を受けるだけ。進んじゃえ。その後も全身の皮膚に神経を集中させ
ながら進んでいく。
タテ谷との出合いに来るが此処も陰気な感じ。休んでいるとヒルが襲ってきそうなのでそのままパス。そしてここからはタテ谷
左岸尾根を行く。谷道もいいところだがこの尾根道も緩やかで好きなところだ。それに尾根ならばヒルも少ないだろう。
グルッとまわって行けばキハダの池に着く。この梅雨時でも殆どヌタ場状態の池。そのうち池でなくなるかもね。
ここで現在位置を見るため地図をポケットから取り出したらまたウワッ!地図にヒルがくっついている。透明なカバーに吸盤の
様に吸い付きなかなか剥がれない。全くヒルたちは独り歩きの自分をよく遊んでくれる。
尾根伝いに鞍掛け尾根の1056ピークに出ると意外に展望がよい。いつの間にかガスも切れたようだ。空は雲だが暑くなくてよい。
先週に比べると大した登りでないが今日は身体がしんどい。ふうふう言いながら鈴北に着いた。誰もいない頂上。日本庭園方面は
いつものようによく見える。此処まで2時間ぐらいか。御池は近くていいところだな。
今日はどこまで行こうか。お花池かと思ったがもうお昼なので元池まで行って食事とする。普段なら御池の銀座通りとも言うべき
この辺りだが今日は無人だ。天気とヒルに嫌われているのだろうか。静かな池のほとりで食事。ただ少し小雨がぱらつきだしたので
そそくさと終わってしまった。

- 静かな元池
さてボタンブチ辺りまで南下しよう。いつもは西端を歩くのだが、今日は真ん中歩いて見よう。そう思いながら適当に下るが、
何時もと逆周りなのと余り歩かないところの所為か随分と方向がおかしい。変だなあと思いコンパスとGPSを見ると大きく蛇行
している。途中で北に向きかかってもいる。なんといい加減な歩きだろう。ちょっと気を引き締めてボタンブチ方向に向かうと
急に視野が開けて見慣れた風景が出た。天狗の鼻の手前である。雲ってはいるもののいい展望だ。ボタンブチまで来るとさすがに
先客がいた。ちょっと挨拶をして回りの景色を楽しむ。

- この日は鹿が多かった
後はどうしようかな。幸助の池に寄った後南峰を目指す。此処から見渡す御池台地の南面がいつもいいなあと思う。すぐに立ち去る
つもりだったが展望が良かったのでコーヒータイムにしてしまった。さすがにこの乾いた展望台ではヒルはいまい。

- 南峰からの眺め
さてお散歩はこのぐらいかな。帰ろうと1241ピークから真の谷へ下る。尾根を外さないようにと思ってコンパスを持つが行く方向には
しっかりと赤テープがつけられている。割と大き目のテープだ。どこまで続くのかなと思ったら殆ど真の谷まで続いていた。気になる
程ではないが、この斜面のこのテープは果たして必要だろうか。

- 峠に着くとガスでいっぱい
真の谷からゆっくり歩いてカタクリ峠に着くと急にガスが沸いてきた。コグルミ谷はガスに包まれているようだ。明るかった谷が
急に暗くなる。そして蒸し暑い。湿度100%といった感じ。さっさと下るがやはり長命水はパスしにくい。ここでまた冷たい水で
喉を潤す。うまいうまい。ついでに自宅で飲むべくペットボトルに水を満タンにする。後はホントに帰るだけ。この梅雨時の雨の所為
だろうか少し道が崩れたようなところもあるが、大して支障も無い道をさっさと下り駐車地に着いた。車は朝と同じく自分一台のみ。
この時期はホント人が少ないね。
自宅に戻り荷物の整理をしていたら干からびて死にそうになっているヒルを一匹発見。あれだけのヒル攻撃を受けた割には
なんら実害を被ることがなく散歩終了。御池はやっぱり近くていい山だな。
Kasaya