ふ~さん、やっと出てきましたね。こんばんは~
この大作をいかに世に出そうかと、頭を捻って2週間。あまりの雨模様にカビでも生えてきたらもったいない(@_@;)と、やっとアップする気になりましたか?(^^)/
大無間山か…
いつだったかふ~さんが言ってたよね。「深南部の大無間山に行かない?」
biwa爺は「シンナンブのダイムゲンとか聞いてもなんのこっちゃ?とチンプンカンプンで、有り難いお経でも聞いてる感じでありました。
シャイなふ~さんのこと、それ以上編隊の相棒を探すのを躊躇って、結局論理―山行となったんですね。実に論理にかなってるワ。
ボチボチ読ませてもらいます。
【同行者】 単独
ああ、同行者おられましたか(@_@;)
単独さんですね。Mr.論理~
【ルート】 諏訪神社(6:12)~小無間避難小屋(8:32/44)~小無間山(10:39/59)~中無間山(11:33)~大無間山(12:40)~前無間山(12:54/13:07)~大無間山(13:19/40)~小無間山(14:55/15:02)~小無間避難小屋(16:28/43)~諏訪神社(17:49)
小、中、大、前…と、ゴジラの背中みたいにコブが次々…
たまには山行を華麗にキメてみたいのだが、無念にも朝からゲロゲロである。大体からして自ら運転する車に酔うというのが情けない。睡眠不足も手伝ってか、高速を降りてから、夜のぐにぐに道に早くもグロッキーならぬ、ゲロッキーである。
居眠り運転に酔っ払い運転とは、無限ループを彷徨ってるのかも…
小無間避難小屋前の扉には、ちぎれた葉っぱが一杯張り付いてる。一旦鞍部に降り立ってから岩っぽい尾根を登り返すが、さっそく南白山で痛めた膝の皿がうずき始めた。ペースを落とす言い訳には好都合かも。小ピークから下ると固定ロープがある。
単独さんに言い訳しても仕方ないでしょうに。
それにしても強烈なのはジュウイチの選挙演説だ。奴をようやく振り切って、その一辺倒な声が遠のいたかと思ううち、再び行く手にジュウイチの声が迫るから参る。同じ個体にストーカーされているわけではなかろうが、強迫神経症患者の気分がよくわかる。
シンナンブ党のジュウイチ候補はオ○ワ新党よりシタタカかも?
鋸歯を順に辿る。P3からP1へ。ガレ縁を通過。イワウチワに和みながら歩くが、やがて右手に強烈なガレが牙をむいた。地図で見るよりガレは明らかに進行しており、登山道は左手のガレにも容赦なく浸食されて、きわどい浮き石の馬の背になっている。台風の影響下で崩落が進んだ可能性も高いなぁ。
鋸歯の表記のピークがP1?
ここを通過すると再び深山の、のんびり歩きに転じる。ツツドリの鳴き声を伴奏にコルリの軽快なさえずりを聞くうち、小無間山の山頂に立った。
山頂を後にすると唐松ナギの上端に飛び出す。吹き上げる風が肌寒い。このあたりから素晴らしいイワカガミの回廊だ。ダケカンバの古木もある。散策気分で歩くうち中無間山の山頂へ。
気分よさそうな縦走稜線ですね。見晴らしとかどうなんでしょう?
小より中が低いってのは、中の沽券にかかわるんでは?
ここはまだまだ通過点だ。ルートは直角にターンする。大無間山へは、ゆるく鞍部に下ってから再びゆるやかに登り詰めていく。見事な森だ。朽ちゆく古株にはみずみずしい萌芽が木漏れ日に輝いている。
目標はもうすぐ。(^^)/
ヤブの記述はないけど、ふ~さんの歩く尾根やから、書くまでもないってことかな?
ウソやホトトギスの声を聞くうち、展望地に立つが、湧き立つ雲に光岳方面の遠望がきかないのが悔しい。だが、それを補ってあまりある原生林と言うべきであろう。大無間山の山頂方面を確かめて先を急ぐ。「三方嶺を経て大タル沢・樺沢へ」の登山道が合流してくる。そうこうするうち、待望の小広い大無間山頂である。
この合流登山路のことが分からなかったので、市販地図を見たらガッテン! 寸又峡への縦走路ですね。
相棒が単独さんでなければ、車デポして縦走できたのにね。(^_-)
一人万歳(注;決して漫才ではない)して、そそくさと次の目標を目指す。いざ、前無間山へ。展望は望めないにせよ、風イラズへの偵察にもなるだろう。
苔むした倒木を越えて日本庭園の森を下り、キレット状に降りて登り返せばナギの迫る前無間山だ。ガスの山頂に不思議な満足感を覚えるから病気っぽい。
南東のピーク? 病気ついでに、そのまんま、長島ダムまで下るってのはどう?
大無間山にとんぼ帰り。ご満悦の表情でパンをほおばっていると、単独の登山者が現われた。いかにもベテランの猛者という風体だ。彼は地元の方で、何とこれが七度目の大無間山だという。
ジモターですもんね。グーさんなど何度目の桧塚やろ?
一足お先にご無礼する。雨が降り始めた。寸又左岸林道への道に入らないようにして下山路を選ぶ。唐松ナギで涼風を入れ、小無間山で休憩するうち、先ほどのベテラン猛者氏が再び登場した。
下山路、そんなに複雑なんですか? 引き返すだけじゃないの?
この先、前後しながらの下山になるが、両側がガレにそぎ落ちた浮き石の馬の背が鬼門だ。先に発った彼が難所を通過する際の、ガラガラと地獄に堕ちていくような落石の音が虚空に響き渡る。その絶望的な音は、かなり離れた後続の私の耳にも届くからたまらない。
ガスに巻かれたガレ縁は視界がきかないだけに気味が悪い。おまけにこの雨だ。スリップには命取りだ。慎重に通過する。浮き石が全部落ち切るまでは難所であり続けるのだろうか。
♪帰り道は怖かった~、来た時よりも…(@_@;)
辛抱強く鋸歯を辿り直して小無間避難小屋へ。小屋の中がにぎやかだ。中を覗いてみる。明日の登頂を期して大宴会になだれ込まんとするパーティーの姿。挨拶して小屋を後にする。
パーティーに幸あれと祈る。クソッタレ(;一_一)と唾を吐いたのはだれ?
三角点広場には、ここにも明日の登頂を目指すソロテントが二張り。テントのカップル二人と、例のベテラン猛者氏が情報交換の真っ最中。私も加わって談笑する。
雨も止んだ。ここからの帰路は、ベテラン猛者氏から山の情報をもらいながらの足早の下山。諏訪神社に着く頃には、心地よい疲労感に包まれた(=へろへろってことね(^_^;)。
何の情報を交換してたんです?
CIAや隣国諜報員でもあるまいに、日本の山岳情報集めてもたいした成果はないでしょうに…。
彼の車は私の隣だった。って言うか、この登山口からの登山者は我々二人だけだった。隣同士の車でそれぞれ着替えながら、言葉少なに互いの労をねぎらう。
同じ山を歩いた者同士の感慨が、言葉を通さなくてもしみじみと伝わってくる。
以心伝心、慰労に献身(いろうに剣心)ってことですか?
また、山へ連れてってね。
~biwaco