2012年6月9日(土) 雨 奥美濃 倉ノ谷から高天神 沢登り 単独
8:00 春日川合駐車地 → 8:25 倉ノ谷大滝 → 11:30 高天神直登沢出合 → 12:15~30 高天神 → 13:20~14:00 東長谷三角点 → 15:00 駐車地
東海地方も梅雨入りした模様でシトシトと雨が降り続く。当初は天狗山・葦原谷を予定していたが雨ではちょっと自信がなくて変更。倉ノ谷をリベンジする事にした。
川合の小学校脇を通る道路に車を駐車。カッパの上着を着て出発。長谷川の本流はそれほど増水しているようには思えない。
倉ノ谷出合の渡渉も問題なかった。前回はこの辺りでもきついなあと思っていたから前日の松谷洞の下見でよっぽど疲れていたのだろう。
いやだなあと思っていた堰堤を巻くトラバースも問題ない。2つ目、3つ目の堰堤巻きも前回なんであんなに腰が引けていたのか分からないくらいだった。
すぐに豪快に水を落としている倉ノ谷大滝に出る。前回の写真と比べるとその水量が全然違う。直登はもちろん無理なので左岸から巻いていく。

- 倉ノ谷大滝…水量が多くて豪快
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すぐに3段ネジレ滝が現れる。一説には15mと言われているがとてもそんなにある風には思えない。せいぜい10mといったところか。
前回はここを登るのが嫌で手前の尾根から巻こうとして結局下降点が見つからずそのまま稜線まで出て帰った。そういった経緯があるから今回はどうしてもここを越えたい。しかし水量が…。

- ネジレ滝その1…水圧に巻けそうになりながらクリア
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濁って下の見えない淵に腰までつかって滝に取り付く。しかし流れが激しく、前回イメージしていたようには取り付けない。それでも探り探り半身流水に打たれながら一段目をクリア。
2段目に近づく為に水流の中に足を突っ込んでみたがとても水圧に耐えられそうにない。しかたなく右手の前傾した棚に靴のフリクションを信じてあがる。そこから2段目の右端に移動しなんとかクリア。3段目は左手の岩を簡単に登れた。これで最低ノルマは達成した。
滝上は小滝の混じるゴーロですぐにまたネジレ滝が現れる。しかし今度のは一段目が高い。それに上部にとても越えられそうもない水流。ここは右手から巻く事にした。

- ネジレ滝その2…上の深い淵を足感を頼りに渡った
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巻いてあがったところは深そうな淵になっていた。どうあってもこの淵を越えないと先には進めない。下半身を濁った水の中につけ足探りで進んで左手の岩場に辿り着いた。そのすぐ奥にも同じような場面があってなんとかこのネジレ滝をクリア。やれやれ。
ネジレ滝の上すぐに取水施設があった。コンクリート製の漕からは水が溢れまくっていた。
取水施設の上の堰堤より先は巨岩がゴロゴロしている。しかしそれほど越えていくのに難しさはない。途中、淵になったゴルジュがあって試しに渡ってみると腰までつかってなんとか渡る事ができた。
その後、2~4m程度の小滝がちょこちょこ現れる。何れも今日は水量が豊かで見栄えがする。
何でもないところで足を滑らし岩で膝を強打した。かなりの痛さでしばらくまともに歩けなかった。その後、この痛さを引きずる事になってしまった。
左右に植林が迫ったところの先に広い淵をもった小滝が現れる。ここは滝の左手壁をよじ登ったがその手前からトラバースする古いフィックスロープがあった。釣り師のものだろうか。こんなに奥まで入っているのだろうか。
次の滝も大きな淵を持っていた。滝自体は6m程だろうか。水量が少なければ問題なさそうだが今日はどうだろう。
淵をへつって滝の下に出る。間近で見るとますます豪快だ。シャワークライム覚悟で取り付く。水流の中にホールド、スタンスを求めてよじ登っていく。途中の岩を越えるのがちょっとヒヤヒヤしたがなんとかクリア。カッパの中も少し濡れたが冷たさは感じない。

- 雨の中で更にシャワークライム
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ここから先、沢は細くなって幾つかの枝沢が入り組んでいるところを抜けていくと植林帯の中に高天神直登沢が現れる。
植林帯の先は小滝がちらほら現れていい感じだ。明瞭な二俣を左へ進んですぐに6m程の滝が現れる。直登も可能そうだったが今更シャワークライムするのが嫌で右から巻いた。

- シャワークライムはもういいやと巻きました
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水流が切れてからわずかで林道に出た。そこを横切って植林の尾根に取り付く。結構な急斜面だ。ここを一登りで見事高天神直登。
高天神は以前、川合から尾根を辿って登った事がある。その時は伊吹山の姿を見る事ができたが今日は望むべくもない。風も吹き抜けて濡れた身体にはちょっと寒くすぐに退散。
下山は川合に下りる尾根を下っていった。途中のピークで広い尾根に誘われて道を間違えたがすぐに気付いてGPSで確認し修正。東長谷の三角点で大休止をした。近くには池もあり感じのいいところだ。
古い道型を辿って尾根を下っていくと中腹に小紫陽花が優しい色合いの花を咲かせていた。シトシトと降り続く雨にその葉が青く濡れていた。雨の中にしては楽しい山行となった。